人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

他力本願な淋しいブス

年上で、数年前に未亡人になった先輩と久々に会った。

諸事情により、春は割と行動を共にすることが多いのだけど、この人のこと実は嫌い。嫌いなのにまだ付き合っちゃう私も、お人好しというかご縁と言うか…男と同じで、今まで私は自分からスパッと切れなかった。

私は同性に嫌われやすい。彼女に限らず女同士で上手く付き合えなかったのが長かったから、同性との付き合いって私が我慢しやすいんだよね、自覚はある。

 

特に彼女の夫が亡くなってからはどうしても無下に出来ない。それが憐れみなのか同情なのかわからないけど、彼女が私と会うのをとても楽しみにしているようなので、結局断り切れずに一緒に出掛けたりする。私にとって親しい人の死は、自分事のように大きく重なる部分がある。だから彼女の中に見る自分を救いたい気持ちになるのかもしれない。

ただ、最近は春限定。夏や冬にも声はかかるけど、私も忙しい時期なので何となく上手くすり抜けられる。だから忙しさの隙間の春に、何度か一緒に行動することは、私の中でも‘‘修行‘‘とか‘‘徳を積んでる‘‘と思って耐える。

…と書いてて思ったけど、まさに耐えるほど嫌なら付き合わなきゃいいのになぁ。私、自分を好いてくれる人を断ち切る事がほんとヘタクソ。まとわりついて家までついてきちゃう野良犬見てる気持ちになっちゃう。このまま野垂れ死にされても困るし、だからと言って家の中までは入れられないみたいな。

 

でも、人として彼女はとても優秀だし良い人なのだ。私にもとても気遣ってくれる。別に何にも悪くないんだけど、何故か私は嫌い。嫌いと言う気持ちさえ、最近まで気づいていなかったかもしれない。何故か一緒にいるととても疲れて、エネルギーを吸い取られてる気がしてたけれど、それと自分の感情とが繋がっていることに気付かなかった。

結局私が彼女を嫌いだから、彼女と一緒にいるのが苦痛なのだと分かったのはここ最近。

一昨年の春はコロナ初期であまり会わなかったのでとても快適で、それで気付いた。この人の事、私はあまり好きじゃない。ってか嫌いなんだ、と。

 

不思議なモノで、嫌いって一度自分を肯定してあげると前より楽になった。楽になった分、彼女とは無関係に一緒にいてもその場は楽しめるようになった。なので今回会った時も、色々と面倒ではあったけどそれなりに楽しく過ごせたし、帰宅してからも今までよりは疲労感が無い。なーんだ、結局私次第なのね。

だけどだからって彼女と一緒にいるのが快適な訳ではない。だから出来るだけ会わない方向で流れを作る。私の予定を尋ねて『私も誘って』『それいいな、私も行きたい』『もしも私もご一緒出来るなら連れてって』と言い出す。だったら自分で企画してよ。企画した人に自分で連絡取れよ。何で私マターにしたがるのか、他力本願でしかないと思うしメンドクサイ。しかも大勢での企画に誘うと、自分が構って貰えないからイヤだと言い出す。

 

なので今年は私もハッキリすっぱり言ってみた。微笑みながらグリグリと腹をナイフで刺すように。

 

だったら、自分で企画者に言ってくださいよ。自分でみんなを誘って企画してください。そして私にも声かけてください、私の都合が良ければご一緒します。何でも私経由にされて、私に頼まれても、私もご存知の通り忙しいのでね。

 

彼女は一瞬ハッとした顔をしたけど、何事もないように「そうね」と微笑んだ。

 なんだかその事を後々振り返り、恋愛も同じかもしれないなぁと思ったりする。

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おんぶにだっこの女は、友達にも男にも自分で行動を起こそうとしない。誘われれば乗っかって、誘われなければ『誘って誘って』と騒ぐ。

類は友を呼ぶのか、彼女の周りの男はろくでもないのばかり。そして相手の提案にすべて任せると言いながら、ああでもない、こうでもないと文句ばかり。私の少し上の世代ってバブルにどっぷり浸かってた人達だから、女は余計にワガママで依存的なのかなぁって思うけど、それにしてもワガママが酷い。別の女友達にそれを愚痴ったら、友達の別のコミュニティに属する同じ世代の女性も、やっぱり同じように手を焼いてるらしい。しかもどちらも悪いけどブス。なんでブスがこんなに偉そうなのか…

 

年齢と共に、人は見た目に、その経験値が滲み出るものだと最近思う。なのでブスって、顔が整ってないってことじゃないんだなよね。正直もう私も若くは無いし、華やかさや性的魅力は昔より相当衰えていると思う。でもだからブスかと言われると、そこまでではないと思う。努力して勝ち得た人当たりの良さと、嘘が無いと言われる訓練の末に会得した笑顔。そうして人の心に上手く入り込む技術を年齢と共に磨いたおかげで、ビジネス上ではよく『じゅりんさんの人垂らし』と言われる。そんな人垂らしな私は、それなりに‘‘美人オーラ‘‘を醸し出せてる気がする。私が美人ってことじゃないの、美人オーラ(笑)これ寿クンがよく言ってくれるんだけど、私には美人オーラが漂ってるんだって。

 

で、美人オーラの元となる経験って何だろうってよく話してるけど、人とたくさん関わったり、自分を磨いたり、身体を作ったり大事にしたり、知識を深めたり、好奇心を満たしたり、日々の生活を豊かにしたりと、細かい日常の積み重ねなんだろうなぁって思う。そうやって自分を成熟させてきた。そうして自分のオリジナリティを確立してきた。それがエイジレスなオーラを纏うことになるんじゃないかな。

私は若いころから『物事を深く考えすぎる』とよく言われて、それが生き辛さに繋がってるのではないかと言われてたけど、今となっては深く考えるからこそ、それなりに自分の拘りを持って毎日を暮らして、そうしてそれが経験となって価値を生んできたと思う。

 

彼女は何にも考えて来なかった人。彼女の夫が生きてる時は、夫に守られてノホホンと暮らしてた。それが良いとか悪いとかじゃない。ただ何も考えず生きてきた結果、彼女の人格的魅力はかなり薄い。話していてもまるで少女のようで面白くも無いし知性も感じない。それが容姿にも如実に現れてる。人として揉まれても来なかったし、自分で何かをしようとしてこなかった。薄っぺらい上っ面な付き合いだけをしてきてるから、信頼できる人もいない。でも淋しいから知り合いばかりを増やしていく。

未亡人となってからは、それなりに周りに男を置いてるけど、どの人も彼女に心底惚れこんではいない。お金を無心する男もいる。なんかそれってすごく淋しいね。

 

私も、嫌な事なんかしなくていいって最近は思ってるから、私が嫌なら彼女と会わなくても良いなぁって思ってるんだけど、来月もう一度会わなきゃならないハメになって、今年はこれっきりになってくれたら良いなぁってちょっと思ってる。去年はゴールデンウィークも一緒ですごく疲れちゃったから、今年のゴールデンウィークは予定パンパンにだからってかなり強引に牽制しまくってた。

 

会ったら私もブスになりそうな気がする。なんだかそこまで嫌っちゃう人ってなかなかいないから、自分で思いながら苦笑い。

 

嫌な事はしない人生にしよう。嫌いな人には会わなくていいよね。

そんなシンプルな事が出来なくて、今までクヨクヨしてて、なんだかバカみたいな気分の春の終わり。

 

今日からゴールデンウィークだよ。みんな楽しんでね。

私は、友達と旅に行き、帰ってきたらデート×2して仕事して、今度はプラトニックボーイフレンドと旅!そして最後の一日は休息日の予定。

 

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絶好調(意味不明です)

たまにあるけど、今日も私はイッちゃってる感じの文章を書いてる(自覚はある)

だから、わけわからなくてごめんね。でも溢れる思いを書き留めておきたいし、殆ど意味不明だけど分かる誰かには届く気がしてるので、敢えてブログ更新。

 

最近の私は絶好調。彼氏とお別れした今年の初めの、あの落ち込み具合はどうしたんだろう…と自分でも思う程。何というか現実を受け入れる作業が終わった、そしてどんなに頑張っても、誰とでもいつか終わると言うことをしっかり心に刻んだ。その‘‘いつか‘‘は今日かもしれない、改めてそう思う。人の命だってどうなるかわからない。

 

私は元彼にとって、理想的な(都合の良い)彼女だったと今でも思う。だからこそ彼からは捨てられるハズがないとも思ってた。会う頻度も、デートの費用も、セックスも、会わない時間の過ごし方も、全て男にとって理想的だったはず。それでも互いに心が離れかけてることは気付いてた。でもだからこそ、彼から捨てられることは起き得ないとも過信してた、だってこの恋を失って困るのは彼の方だから、私程に都合の良い不倫相手なんかそんなに簡単に見つかる訳ないから。

だけど彼の方が私より、ずっと純粋に恋愛してたんだろうなぁ。好きで一緒にいて、冷めたら離れる。そんな当たり前のことを選んだだけ。そうして最後にきちんとフラれて、そうして私は沢山の事を学んだ。

 

今までも、どの恋もいつかは終わると思ってた。でもその‘‘いつか‘‘を自分で決めると自惚れてた。いつだってどんな終わり方になるかわからない。私自身の命さえ、明日どうなるかなんてわかんない。そうしっかりと覚悟を決めて、日々を生きていこうと誓った朝、彼氏に心から感謝の気持ちが湧いてきた。そうして新たな希望と目標を持つことが出来た。

ああ学びきった、この体験を、あの人との恋を、私はもうここで過去にする…そう思えた。転んでもタダじゃ起きない。人生には無駄な経験は一つもないって言うけど、私は違うと思う。無駄にしないように学び切る、それが出来なきゃ同じことの繰り返しなんだ。

 

その後、リラックマと距離を置けたのも良かった。一度付き合うと決めた男に対して、グズグズと続けてしまう自分の無駄な正義を捨てて、自分を大事にすることを選べて、そう告げることが出来た。私的にはあり得ない短期間の恋だった、まぁまだ終わっては無いのかもしれないけど、もし再会することがあっても、私はもう彼を恋人とは思えないだろう。そもそも再び連絡が来るとは思えない。ブスブスと彼の心にナイフを突き刺した自覚はあるから、後は彼の学びのチャンス。ご縁あって一時は恋した人だから、しっかり学んでほしい。

 

それで今の私は、殆ど男達の事を考えないで暮してる。たまに思い出すことはあるし、LINEが来たら返事はする。用があれば私からLINEをすることもある。でもそれだけ。

結局ね、愛が小さかったんだと思うんだ。男に好きでいてもらいたくて‘‘男がずっと好きで居続けられる女‘‘というのを演出してたんじゃないのかな、って過去の自分を分析してる。よく『愛されたければ、まず自分を愛すること』って言うじゃない?その意味では私は十分に自己愛過多だから自分を愛してるし、愛される資格はあると思えてた。でも資格なだけで、充分に愛されてるかと聞かれたら、自信を持ってイエスとは言えなかったんだと思う。

そのことを直視できなくて、男を愛することに夢中になって、自分の方は『いやいや、私はそれなりに足りてるし』って物分かり良いポーズを取って、自分が枯渇してる部分を上手に隠してた。いや、自分でも気づかなかったのかな。

 

どうしようもなく惚れてた彼氏に捨てられて、私は私をイチから組み立て直した。

ガラガラと音を立てて崩れた自分自身を、しっかり抱きしめて温めて治して、前よりずっと丈夫に綺麗に組み立ててあげた。そうして私は強くなり、自分の中に愛を溜めて、溜めた愛は溢れるようになった。誰かに愛されたい私は、既に愛されてる私。

そんな私を一番近くで寄り添って、褒めそやすのも私。

 

もう、どんな価値づけをしなくても、充分に愛されてる。頑張らなくてもカッコつけなくても私のままで、ただ目の前の男に恋しているだけで、それで良いと思える。

なんか脱力っていうか。

 

男に優劣は無いけど、愛し方が違ってもいいんだな、とも思ってる。って事は、今までは同じ愛し方をしようと無駄に頑張ってたのかもしれない。同じように愛されようと願ってたのかもしれない。ひとつステージを上がってから見える世界からは過去の自分の幼さも良く分かる。

どの男も可愛いし、大好きで愛してるのは変わらないけど、それぞれに愛し方もセックスもコミュニケーションも違う、それで良い。どれも好き。

 

全員結婚したいよ♡

今の感覚は、今まで持ってた自分の概念をぶっ壊す作業の中で、新しい自分の感覚を育ててきたことで生まれた確固たる自信のようなもので、それをどう説明していいのかよくわからない。

ただ私は、少なくとも自分自身の愛と期待を裏切りたくは無かった。誇り高く自分を一番大切に扱いたかった。自己犠牲で成り立つ、偽物の愛は私には要らなかったし、相手にもそうして欲しくなかった。

そのためには、誰かで埋めてもらうのを止めて、誰かに認めてもらおうとするのを止めて、誰かの愛を乞うのを止めて、ただもう既に満たされてる自分を‘‘知る事‘‘だけだった。

 

よく『ホンモノの愛』って言うじゃない?『恋愛ごっこ』とも言うよね。

あれ意味が全然わかんなかった。恋は全部真剣な遊びだし、愛には嘘もホンモノも無いと思ってた。で、あれは‘‘自分にする言い訳‘‘なんだなって気付いた。わざわざホンモノとかごっことか、そうゆうエクスキューズ付けて自分を納得させるアイテムなんだなってわかってきた。

私はずっと真剣に恋愛で遊んで、男を愛してきたよ。言い訳してるから学べないんだよね。環境で制限があるのも、プライオリティがあるのも分かってる。でもそれと真剣なのとは無関係、その範囲の中で真剣に遊んで愛しなよって思う。じゃないと何にも学べないじゃん、勿体ないわ。時間は一瞬一瞬が繋がって出来てる。その一瞬を言い訳して過ごすなんて、すごく馬鹿馬鹿しい。

 

本当は全部持ってた。望むもの全ては私が握ってた。ただそれらを育てて来なかった。

とても未熟で恥ずかしくて、可愛かった幼い私。なんかそんな気分。

 

でもそんなこと考えてた日に、変な夢を見て(笑)

私も色々言いたい事我慢してきたのかなぁ、なんて思う。

 

過去の男達、名前を思い出せない人もいるけど、みんなずっと大好きなまま。

酷い別れ方した男もいるけど、愛してるんだよね。もちろん今の男達も。

今の男達は、今も続いてるんだから大事にしたい。この瞬間を満たしたい。

 

あーやっぱり私、なんかどこか別の世界にイッてる気がする(笑)

自分の記録用ってことで、意味不明でごめんね。

 

 

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プラトニックな一夜

プラトニックで6年越しのボーイフレンド。時々ブログに綴ったこともあるけど、彼とは蜜月も倦怠期もあって、今また再蜜月。なんだかまた距離感が縮まってる。

この人↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

彼の提案で一泊二日の春スキーに行こうって言われて、一応他の友達も誘ってみたりしたけど誰も行けなくて、結局二人で行くことになった。ってか、お互いわざと行けなさそうな人に声をかけて、断られて内心ホッとしてたとこもある。

でも実は、少し前まで彼は別の子がお気に入りだったし、彼もそのお気に入りの子も独身だから、私も二人を応援してた。だけど結局彼女のほうは全然その気がない上に、後足で砂をかけるようなことをしたので、彼も私も心底ガッカリしたのがキッカケで(私もそれまでは、とても良い子だと思ってた)何故か私と彼が再蜜月。と言っても、もう6年もプラトニックだし、彼は私の夫とも親しいから今更男女になることは無いんだけど。

何故だろう、プラトニックも長くなると、お互いにその関係を崩せなくなる。友達以上恋人未満の距離感が心地よくて、それが無くなってしまうほうが怖くなる。だけど何か一瞬の気の迷いで、そうなる可能性も秘めている。その危うい線の上に二人揺れながら立ってる感じが、何とも言えない距離感。

 

私は男女の友情はあり得ない派。だけど実際はこうして成立してしまう。でもそれはこの距離感で、どこで踏み外すのかわからないから友情ごっこごっこなのに女友達よりは強い絆を感じるのも不思議なんだけど。

 

そんな男友達との一泊二日の旅、結果的にはメチャクチャ楽しかった!
宿泊したのはスキー場近くの温泉宿、二部屋取って別々に使う。完全に健全なんだけど、眠る以外はずっと一緒。夕食の後は彼の部屋で夜中まで飲みながら話してた。

酔った勢いで

 

「ねぇ、私達、何で付き合ってないの?」

 

と顔を覗き込んで尋ねてみる。多くの男が‘‘色っぽい‘‘と賞賛する、少し目がトロンとなって、小首を傾げるポーズ。この台詞自体は、今までも彼に何十回も告げた台詞なんだけど、今日はスーパースペシャルで、高確率で男が落ちる顔で告げてみた。

 

「ねぇ何で?」

 

無邪気な酔っ払いのフリして顔を近づけてみる。彼の困った顔が面白い。

 

「アナタは、あの人の奥さんだから」

 

これもいつもの返し。

 

「じゃあ奥さんじゃなくなったら、付き合うのかなぁ?」

 

「奥さんじゃなくなったらどうだろうね。だってじゅりんさんにはファンがたくさんいるから、みんな狙ってるんじゃない?」

 

「えーもしかして、他の男の子達のこと、少しは妬いてくれるのかなー?」

 

今なら、お互いちょっと飲みすぎたって言い訳で、一夜の事故ってことにして抱かれてもいいなって思う反面、この中途半端な居心地の良い関係を失うのが怖いとも思う。きっと彼も同じ事考えてて、泣き笑いみたいな困った顔をしてる。少し手を伸ばせばお互いに触れられる場所にいるのに、どっちもそうしない。
そうしていつも始まらないから、永遠に終わらない関係がプラトニックなボーイフレンドなんだよね。

 

結局二人で、ビール2缶、日本酒四合、ワイン2本飲んで、その後ウィスキーを飲んだ気がする。朝出発が早くて、今日一日雪の上で、その後温泉も入って体力は充分に使い果たしてたハズだけど、テンション高くて飲む飲む…ちょっと飲みすぎ。

 

翌朝、気付いたら自分の部屋で目が覚めた。だけど何故か、目覚め良く二日酔いでもない。ゆっくり朝風呂に浸り支度を整えて、朝食の時間に彼の部屋をノックして、二人で朝食へ。

 

超健全。また何も起きなかった、でもこれで良かったし、これからもこうなんだろうな。

このプラトニックな関係を崩した後の不幸を何度か経験してるから、もしも二人がそんな雰囲気になれば、私はきっと逃げてしまうんだろう。それでも可能性はゼロじゃないから、ちょっとは口説かれてみたい気もする。だけどまた健全なまま、朝が来てホッとしてるのも事実。

 

仲良く朝食を食べてまたスキーして。帰り道に地酒やお土産のお買い物して、食べたいスイーツを半分ずつにして食べたりして。ホント私達、恋人同士みたい。なのに友達、それがずっと続いてる。

 

本当に失いたくないのはボーイフレンドなのかもしれないなぁ、なんてボンヤリ思う。だって男達とはいつか終わる恋だもの。終わらない友情ごっこって大事だよね。

またいつか、彼も別の人を好きになったり、私も彼から気持ちが離れるかもしれないけど、それでもまたこうして近づく時もあって、それが無理なタイミングでもなく、お互い必要になったら寄り添うような。

そう思えるのはお別れの無い関係だからなんだろうね。だとしたら、また健全に一夜を過ごせたことに感謝せねば。

 

また来月二人で出かけることにしたから、この健全な夜を更新し続ける。多分…

 

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不倫しなければ気付けなかった事

部署異動した寿クンが、連日午前様で痩せてやつれてた。それでも片道2時間かけて会いに来てくれた。お互いの日程も上手く噛み合わなくて、私の仕事都合で午後から夕方までしか会えないと言ったら『ランチでもどう?』との返事。待ち合わせ駅近くは、私の方が詳しいから『じゃあお店予約しておくね』と返事をした。サプライズで誕生月の寿クンをお祝いしようと思ってた。

 

久しぶりに私服の寿クンを見た。
いつも思うけど、本当にこの人のどこが良かったのか謎でしかない。初めて会った時も私服だった。もうコロナでお互いマスクをしていて、会った瞬間少しだけマスクを外して挨拶した私に、寿クンもマスクを外して微笑んだその瞬間、キュンとしたのは覚えてる。

でも何故だろう、顔もスタイルも好みでは無いし、仕事は私が嫌いな公務員。条件だけで人を好きになる訳じゃないけど、何が良くて惹かれてるのかは、未だに自分の謎のまま。それなのに好きなんだ、この人が好きって強く思う。

 

予約していたイタリアンで乾杯する。予め軽いランチのコースを予約していたので、次々出される料理を食べながら最近の近況を報告する。少し痩せた顔が微笑む度、なんだか痛々しい。

 

「ごめんね、忙しくて疲れてるのに、私の都合で午後からだし、こっちまで来てもらって」

 

「いや、俺が来たくて来たんだから。りーちゃんに会いたかったから嬉しいよ」

 

春が過ぎると出会って一年半になる。寿クンが何故私の前に現れたのかなと時々思う。人との出会いには意味があって、学び終われば関係性は変わると思ってるから、このご縁の意味を考える。多分私のために現れてくれた人、釣書や見た目じゃなくて、心が惹かれ合う人。その意味で私は本当に寿クンと出会えてよかったと思ってるし、感謝してる。

 

「お誕生日おめでとうございまーす」

 

コーヒーと一緒に、予め頼んでおいたバースデープレートが運ばれた。もっと驚くかと思ってたのに、ニコニコしてる寿クン。今月は彼の誕生月、少し早いけどお祝いしたかった。プレゼントは欲しいものを尋ねてるけど、忙しすぎて考える暇がないみたいで用意できなかったのが悔しい。でもおめでとうって言葉は、早い方が良い。そして何度でも言いたい、お誕生日おめでとう、出会ってくれてありがとう。私を捜してくれて感謝しています。

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「りーちゃん、ありがとう。嬉しいよ」

 

あまり驚かないと思ってたけど、寿クンの目が潤んでる。当日は一緒にお祝い出来ないけど私も嬉しい。いつもいつも、私を大事に扱ってくれてありがとう。こうして会いに来てくれてありがとう。いつも私を気遣ってくれてありがとう…お祝いのつもりが、いつの間にか私が感謝を伝える時間になっちゃった。

 

寿クンと出会う前の私は男を甘やかせてばかりで、結果雑に扱われてた気がしてる。当時はそんなこと微塵も思わなかったし、私もマメではないのでそれで良いと思い込んでた。不倫初期のダメンズな独身セフレ、奥さんにバレてもずるずるキープされ続けた男、いつも金欠でデート代が殆ど無かったペット、自分からデートに誘えない愛人、プライドだけが高かった元彼、一泊二日の恋人のシマリス君…

こう書き出してみると、みんなクズだな(苦笑)でも愛すべきクズだった。今も大好きな男達、でも寿クンは彼等とは最初から全然違った。私を大事に大事にしてくれた。

この記事書くのに過去ブログを読み直してたら、3回目のデートで私がかなり寿クンにけしかけて、4回目のデートで試乗って運びになってたけど、まるで私の方が身体目当てみたいにグイグイ押してて笑う。それに比べて寿クンは、いつも私を気遣い、優先してくれて、大事に扱ってくれてた。そのことに苛立って文句ばっかり綴ってる私…どんだけ傲慢だったんだろうなぁ。すごい反省。

愛することにばかり夢中になって、愛されることを受け入れられなかった私を、変えてくれたのは寿クンだと思う。本当に感謝。きっと寿クンも、愛されることをうまく出来なかった人で、だから私達はお互い愛し合って、それで丁度になって満たされる。

そりゃ一年もだいぶ過ぎて、前よりはマメではなくなったところがお互いにあるけれど、寿クンが私への見捨てられ不安から起こす行動はだいぶ減った。最近は寿クンのほうが自信満々になってて、色んな恋をし続けてきた私としては、少し胸が痛い。この恋だって永遠じゃないから。

 

それでも私はきっと、永遠に寿クンを愛してる。自分の気持ちだけは自信がある。そうして永遠に愛する男が増えることを誇りに思う。大事な大事な私の男。

 

私は寿クンに、私が女として大切に扱われる特別な存在だと気付かせてもらったし、寿クンには私が、彼が性的にも人間的にも沢山の魅力を持ってることを伝え続けた。こうゆう人と出会えることが何より私の狩人としての成果であって、だから恋愛をし続けたくなるんだと思ってる。

私が不倫しなければ、気付けなかった事ばかり。

恋愛はいつでも大きく私を成長させてくれたけど、不倫は未来が無いだけに、ピュアな今を培養し続けるから、本当の自分の望みに近づける気がしてる。もちろん自分の弱さも脆さも全部暴かれる。だからこそ向き合い寄り添い、自分を強くしていけるんだ。

 

寿クンとの出会いを境に、私は自分を大事に扱えるようになってきた。それはきっと寿クンも同じこと。こうゆうのをソウルメイトって言うのかな、ちょっとかっこつけすぎかな(笑)

 

寿クン、これからもよろしくね。死ぬまで愛してるよ、そっと心で誓う。

 

・・・

マスクしてるとマスクに残った自分の口臭が気になりだして、これ買ってみた。クーポン使うと398円!私が買ったのはローズ。効果が出たらまたお知らせするね。


 

 

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恋から愛の変換器

宮迫クンの希望は月イチデートだったし、元カノともそれ位の頻度だったと聞いてた。元カノとはコロナになって考え方が食い違って、それで疎遠になったらしい。

宮迫クンは、あんまり好き好き言うタイプじゃなかったし、どちらかというとセフレっぽい付き合いを望んでるんだと思ってた。私もそれで良かった。初彼氏に似てるってだけで口説こうと決めた男だし、抱かれてみたら予想外に良かっただけ。顔も身体もセックスも好み、だけど宮迫クンの中身は全然面白くないって思ってた。なのに今、宮迫クンが熱い(笑)

私の中で男達の優劣は無いけど、その時々の依怙贔屓はある。全く身体目当だった宮迫クンが、私の中で超絶可愛い男になりつつあるのが不思議だけど、私も彼に恋してるんだろうね。

 

宮迫クンはけっこう無理して会おうとして、最初の希望の月イチどころじゃない。チャンスがあれば週イチ会おうとする。年度末と新年度で忙しいのに、ホテルに仕事を持ち込んででも私と会う。この情熱は付き合い始めの頃の元彼みたい。だから可愛いけど怖い。

きっと宮迫クンは私に恋してる、熱に浮かされてる。何がどうしてこうなったのかよく分からないけど、この熱はいずれ冷める。男の熱は持続力無い事は分かってる、女みたいに、炭みたいにジリジリと熱を保てないから、彼との終わりは早いんじゃないかと不安になってしまう。

まぁ、先の事なんか心配したって、明日どうなるかわかんないんだけど。

 

週末に一緒に桜を見ながらお散歩した。私は単純に宮迫クンが週末お散歩するって聞いたから、一緒に歩いてみたくて同行をお願いした。でも彼の中でそれは特別な提案だったみたいで

 

「普通(不倫で)こんなデートしないでしょ」

 

と、嬉しそうに何度も言ってた。彼の‘‘普通の不倫デート‘‘ってどんなだか分からないけど、確かに不倫は、人目に付く場所に出向かないのが普通なのかもしれない。他の男とも観光地に行ったり買い物したりする私は、今まであまり気にしたことも無かった。

桜が満開を過ぎて散り始めだったからそれはそれは美しくて、確かに沢山の人がいたけど、お互いの生活圏外だったし、例え誰かと会っても堂々としていればそれで良い。過去の経験からオドオドするほうが疑わしいのはわかってる。さっき偶然会って一時一緒に歩いた、そう言えば良いだけ。

宮迫クンにもそう伝えたけど彼の顔がずっとデレデレで、これは一目見て不倫ってわかるやつだなぁって苦笑い。こんなに素直に態度に出る人って、やっぱ可愛い。桜と私を見比べて

 

「どっちが綺麗かなぁ、比べようが無いけど、じゅりちゃんが綺麗」

 

と何度も言ってる。私の事を好きって言う時は、遠くを見ながら恥ずかしそうに呟く癖に、こうゆうお世辞は顔を見ながら言えるのね。お世辞と分かっていても嬉しいし可愛いんだから、私もやっぱり結構イカレてるのかも。

この日のデートがよほど楽しかったみたいで、翌週もお散歩デートに誘われたんだけど、生憎私は仕事が少しあって。一度はそれで諦めたんだけど、今度は私の仕事の終わる時間に合わせて近くまで来たいと言われて。

結局私も仕事を午前中で終わらせて、翌週も午後からデート。ちょっと歩いて、ランチしながら飲んでラブホで抱き合う。心の中は複雑で『こんなに頻繁に会ってたら飽きられちゃう、宮迫クンの熱が冷めちゃう…』と思いつつも、私も会えるの嬉しくて。

あれ、私達の蜜月ってもう過ぎたよね?まだ継続中?

 

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もう何度も恋してるから、私はこのパターンが最も怖い。じりじりと私が温まりきった頃には、男の熱が冷めそうで怖い。

だから恋から愛の変換器、宮迫クンには強制的につけとかないと。浮かれてる恋が終わっても、互いに大事な他人として繋がれる変換器。もちろん変換器付けたからって永遠じゃないけど、私は恋から愛に変わっていく過程も好きだし、その安定した安心感が一番好き。いつだってどの男だって、始まってしまえば細く長く付き合いたいと願ってる。変換器付けても上手く変換しきれないでお別れすることもあったし、相互変換できて上手く行ってたのに他の事情で続けられないこともあった。いつも多頭飼いだから沢山色んなケースの別れを経験した。それは数が多ければ傷が浅いことは無くて、いつだって辛いし悲しい。それでも恋愛を止めないのは、やっぱりそれだけ恋には魅力があるから。

 

変換器の有効率、私調べでは60%位かなぁ。でも、付けなきゃ恋の終わりにそのまま二人の関係も終わっちゃう。私の中で、変換できるかできないかは付き合って1年が目処で、そこで続かないと恋で終わったなぁって感じてる。

もちろん誰でも変換したい訳じゃない。宮迫クンも最初は恋だけで良いと思ってた。恋っていうか身体だけでも良かった。だけどジワジワ来てるのが何となく悔しくて、負けた気がして、だけど負けるが勝ちだと思ってて。

 

そう言っておいて私の方が冷めたりして…まぁ自分の気持ちが一番自信が持てない。

 

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お肌とお股のエステ、VOSの三田さんがお久しぶりに5月に東京来るよ!
冬に施術希望のお問合せ頂いた方、お待たせしました~私も冬は超絶忙しくて全然三田さんに会えてなかった(涙)

5月15~17日、都内で施術してもらえます♡
私は一応16日に予約しようかなぁ(まだ確定ではない)同日施術なら私とも会おうよ!

ご質問・ご予約はコチラから三田さんにアクセスしてね↓

jurinrin.hatenadiary.com

・・・

このブラ届いた!可愛いし超絶盛れる!
そしてクーポン500円引きで、1,980円だったのよ♡(この色も可愛いし持ってる)


 

 

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私からのギフト

M男のM度が会う度増して、私のS度もどんどん高まる。

最近じゃ、ぺ二バンつけてM男を犯してる。最初は無自覚のMだと思ってたのに、バリバリ開発されてたのは驚き。ただやっぱり好きな男なので、顔を叩いたり罵ったりは出来なくて、前戯的にはちょっと焦らしたり意地悪したりする程度なんだけど。

性交そのものはしないし、ぺ二バンには神経は通って無いから感覚も無いはずなのに、M男を犯してる瞬間、私もかなり感じてるのが不思議。それは倒錯的な甘い悦びで、これだけはM男としか感じ合えない。

 

「俺達、もう離れられないよ」

 

とM男が言う度に、彼にとって私で良いのかな、と思ってチクリと胸が痛む。

私は確かにSではあるけれど、彼が望むようなこれ以上のハードなプレイには興味は無い。そもそもこの人が私を選ぶ理由がわからない。M男に対しては『私が選んだ男』という自覚が無い。長身で実業家で見た目も悪くなくオシャレな彼が、実年齢も告げない年上の私と付き合う理由がわからない。SMだって中途半端だし。

 

「前の彼女に開発されたの?」

 

「前の前の彼女。その時は俺も独身だったから‥」

 

って事は、その人は今の奥さんなのかなぁと、ぼんやり考える。前の彼女は初不倫の相手。彼女とのセックスはノーマルだったらしい。勿論私とも最初はノーマルなセックスをしてたわけだから、私がS性を発揮し始めなければ、そのままノーマルなセックスをしてたんだと思う。

でもSMの師弟関係で結ばれた夫婦なら、私と浮気なんかしそうにないけどな。まぁ彼を開発した女王様が奥さんとは限らないけど、色々気になる程度には私もM男が好きなんだろうな。

 

そんなM男は、デートは必ず一緒にお酒を飲みたがる。渋い居酒屋が好きで、そこで彼の悩みや相談をされる。私は彼の話を聴くのが好きだし、男の役に立てるのは嬉しい。

自分で経営している男はいつも仕事のアイドリングがかかっていて、どんなヒントでもビジネスにつなげようとする。そうして自分自身も向上したい意欲があるのが私には好ましい。

その意味では、彼にとっては私と付き合ってるメリットは大きいのかもしれない。だけど何故かいつも、会う度に私は『私でいいのかな』という心のつぶやきを止めることが出来ない。自信が無いのではなくて、違和感でも無くて、不安でもなく、なんだろう。もしかしたら前世で彼に私がこっぴどくフラれたとか?

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他の男にはまるで感じないから、私のレアな琴線にM男が触れてるのかもしれない。男も恋もそれぞれに違う。ただこの感情は今までにないから、その意味では彼も、私にとってレアな存在。様々な新しい体験をくれる男。可愛い可愛い私の男。

 

私達の関係はいずれ終わる。勿論誰とでも永遠には続かない。ただ、今この瞬間、彼のために私が出来る事は何だろうと考える。どんな影響をギフトできるのかなと考えてる。

他の男達はそれほど思わない、単純にパワーチャージが私の役目とわかってる。でもM男はそれだけじゃない気がして、何か私を引き寄せた意味がある気がして、それが何かわからなくて。

ただ、必要だから出会ったのはわかってる。私は永遠に意味を考えて果てるんだろうか。意味が分かったところで何も変わらないし、愛し愛されてるのは感じてるのにね。

 

多分、私が男を育てたい欲を叶えてくれてる。ただいつも一緒に居る訳じゃないから、育ててる感覚は薄いけど。男が成長していくのを見てるのは楽しい。M男の場合はビジネスも一緒に成長させていくのが見ていて嬉しい。

 

こうして女の快楽とは別のところに、恋愛の愉しみが増えていく。

いつかセックスと言いう手段無しでも、こうして在れたらいいなぁ。

 

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私と夫の事

たまには私の夫について。

夫は殿堂入りで特別枠の私の男なので、不倫相手とは格が違うわけだけど、もちろん今も大事で愛してる(身バレ防止のために多少フィクションにしてるのは悪しからず)


夫は、私よりひとまわり以上年上で、出会った頃は別の家族を持つ既婚者で、ITバブルの成金だけど、ホリ●モンや三●谷さんみたいに有名に成り損なった人。で、そうゆう成り損ないは割と沢山いるし、大概は足元救われて借金抱えて貧乏になったり、逮捕されちゃったり、事件や事故と見せかけて殺されたりしたのを見てきた。

裏の世界は恐ろしく容赦ない。その意味で無事に夫は生き残って、ビジネス的にもV字回復して、晩年は成金に拍車がかかって、そこそこ裕福にもなって今は幸せだろうと思う。

 

夫と初めて会ったのは、私がクラブホステスをしていた頃。まだ20代前半だった。

 

「俺の金融資産は●億円」

 

ってクラブで大声で自慢していた当時の夫に対して、私は軽蔑しかなかった。一言でいうと下品な男、大嫌い。

使い切れない財産を持つ本物のお金持ち達の相手を務めてきたホステスの私には、30代の若造がちょっとバブッて、勘違いしてこの店に来ちゃったんだなぁって程度にしか記憶にない。そんな軽蔑してた男と結婚するんだから、人生ってわかんないよね。

 

一方当時の私は、昼間は会社勤めをしながら夜はホステスをして、週2はクラブが終わってから朝までスナックのバイトをして、休みはSMクラブで女王様をしてた。その頃付き合ってた男の事で酷く傷つき、この先は自分の人生をどうにか自分で切り開きたいと願い、何をするにも資本金が必要と考えて、とにかく稼ぐことだけを考えていた頃。生活費の殆どを色んな男から援助してもらい、どっぷり水商売にハマりながらも昼間の仕事を辞めず夜を本業にしなかったのは、そのほうが男の受けが良いから。抜き差しならない事情があって夜も働く健気な私に、お金持ちはこぞって生活費を援助した。

身体の関係はある人も無い人もいたけど、無い人のほうが圧倒的に多かった。お金持ちの暇つぶし、ホワイトナイト症候群。だけど彼等は私にビジネスチャンスはくれない。不幸で健気な女を支える役が好きだから、私が抜きんでる事は許されない。だからビジネスの資金は自分で捻出しなきゃ。そうしていつかこの男達を蹴落として見せる。本気でそう思ってた、若かったなぁ。

 

私達は内縁関係が長くて、入籍したのは出会ってから数年後。私達が法的に結婚した時、夫は前妻に財産を殆ど奪われた後で、業界から干されて無職で、おまけに投資に失敗した甲斐性なしだった。やり手だった故に沢山恨まれていたし、訴訟も嫌がらせも多かった。

仮に、10人私の友達がいたら10人とも『早く別れなさい』と忠告するほど、物理的にもお荷物のオジサン、ってか頑固オヤジ。年齢差から『介護婚』とも呼ばれた。ワガママで偉そうで嫉妬深くて、強烈な男尊女卑の亭主関白で、少しだけDVもあった。だから当時の私には自由な時間は無かったし、稼いで夫を養って家事をするだけで精一杯。今とは真逆の生活だった。

私が夫と暮らしてる事も入籍した事も、仕事関係では一切言えなかった。ある一部の業界では、悪名高い有名人の妻になったのだから仕方ない。私は再び稼ぐことに必死だったけど、ちょっと自分を『森瑤子みたい』って思って浮かれてたな。作家の森瑤子さんも旦那さんが無職の時に結婚したから、私は夫の稼ぎやステータスじゃなく人格そのものを選んで結婚したって自惚れてたところはかなりあったと思う(後にそれが‘‘攻略ゲーム‘‘と気付くのだけど…それはまた改めて)

 

だから、今の私が自由気ままに暮らしてることを、最初から自由にさせてもらってると思われると不愉快。色々あって、夫婦で話し合い認め合って、時に血を流す喧嘩をしながらも、やっと自由を手に入れた。今の私達夫婦の関係に落ち着いた。それは私が望んで手に入れたものだから文句だけ言って日常を変えようとしない人たちにアレコレ言われたくはない。

 

夫婦は相手を変えようと思ってもダメだし、原因を全部自分のせいにしても進まない。私がしてきたことは、夫の自由をとことん受け入れる事。夫の幸せを誰よりも喜ぶ事。

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夫が帰宅したら

 

「今日は楽しかった?」

 

と尋ねる。最初は私を罵倒したり、不機嫌な日は手が出ることもあった。機嫌が良い日は良く喋る。何か話してくれたら、それを聴きながら彼の一日を私も楽しむ。そうして

 

「あなたが楽しめたら私も嬉しいのよ」

 

と告げる。

でも機嫌が良い日より悪い日のほうが圧倒的に多いし、仕事も上手く行ってない時期は精神的にも弱ってた。それでも根気よく尋ねる私に、夫は次第に一日の中の僅かでも楽しかったことを探しながら帰って来るようになり、そうしていつの間にか私にも、同じように楽しんでほしいと願うようになった。

 

ある日、友達とゴルフ旅行に行く夫がこんなことを言い出した。

 

「他の奴の奥さんは、男同士でゴルフ旅行行くって言ったらすげー嫌がるらしいよ。じゅりんはどうして嫌がらないの?」

 

「だってあなたが楽しい時間を過ごすのに、何故私が嫌がる必要があるの?」

 

「自分だけズルいって言われるらしいよ。奥さんも遊びたいとか、家事手伝わないとか、子供置き去りとか、色々文句言われるらしい」

 

「だったら奥さんにも別の日に、したいことさせてあげればいいのにね、その旦那さん」

 

そんな会話をした数日後、夫から『俺の事は心配しないで、数日好きに過ごしていいよ』と提案された。今から10年位前の話。

11年前に3.11が起きて、私は復興支援に行きたいと願ってて、だけど夫は『俺の世話が出来ないなら離婚する』が口癖だったから言い出せなかった。思い切って希望を伝えても、支援に行くのは霊媒体質の私を心配した夫が嫌がって、その代わり被災地でお金を使うって名目で初めての一人旅の許可が出て、一緒に暮らし始めて初めて一人で遠くに出かけた。古い友人に会って、お世話になった人の墓参りをして、被災地も訪問して地元の人の話を聴いた。

 

その頃から夫は私を自由にさせてくれるようになったと思う。それまではプラトニックのボーイフレンド達の事は隠すことは無かったけど、会うのは夫が出張とか不在の時。仕事だって夫のスケジュールを最優先に調整するためにフリーランスになった。私には夫に尽くしてるとか犠牲になってるって感覚はまるで無くて、ただ夫が好きでそうしてきたし、結婚するって事はそうゆうもんだと思ってたところがある。

だから楽しかった、全然苦じゃなかった。そりゃたまには愚痴をこぼすこともあったけど基本的にはそんな自分が好きだったし、何より夫が幸せそうで嬉しかった。

 

私は男を幸せにしたい。でもそれは私の傲慢な願いでおこがましいとも思う。それは依存なのかと疑うこともある。それでも目の前の男が嬉しそうに笑うのは、やっぱりすごく幸せな気分になる。だから私のために、男には幸せになってほしい。出世して欲しいし癒されてほしい。別に誰に自慢しなくてもいい、分かってもらえなくても構わない。

ただ、私の愛し方ってそうゆうスタイルじゃないと私が満足しないんだ。

 

そうしてお互いの人生にどっぷり関与できる関係、それが私の思う夫婦。その意味で私達はもう役割を果たし終わった。だけど私は離婚しないと決めている。私のもう一つの夢は、夫を看取ることだから。

人生の最期に立ち会うって、これ究極じゃない?最高じゃない?だって心から愛した人なんだよ。その人の最期に自分が居るってめちゃくちゃ至福。そのためには私も健康で長生きしなきゃ、いつもそう思う。

 

私は夫に不倫を認められて始めた訳だけど、夫が私をセックスまで自由にしたのは、夫の思いやりだと思いたい。そうゆう夫婦も在っていい。もちろん夫に彼女がいても良いと思うし、それで夫が幸せな時間を過ごせてるなら素晴らしいと思ってる。

一夫一婦制って面倒だね。私達が良ければそれでいいんだけどね。

 

たまにはこんなこともあって(笑)まぁ言わなくても知ってるけど。

 

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