人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

私は何故不倫しているのか

最近不倫に飽きている。飽きていると言うかプライオリティが確実に下がっている。

もうそうゆう歳なのかもしれない。性欲に翻弄されなくなって数年経つし、自称‘‘恋愛哲学者‘‘としても、不倫を通じて心の在り様がよくわかり、男達との関係にも動じなくなった。

 

寿クンは私との関係を、現実からの逃避として利用している。それが良いとか悪いとかじゃない、ただ今は時々逃避しなければならないほどには彼の人生が辛かったのだろうと思うし、向き合うべき家族との対峙を先延ばしにしたいのだろうとも感じてる。恋愛はそれに溺れていれば他の事は考えなくて済む便利なアイテムなので、今は必要なのだろう、彼がそれに気付くまで付き合うのが私の役割。

 

宮迫クンは、私との時間を自分のルーティンにすっかり組み込んでいる。多くの男性がそうであるように、仕事では意地と見栄を張り、友達との付き合いは気薄になり、家族の中では父親としての役割を果たして、男としての存在意義を求めてたのだろう。だから私は宮迫クンの前では、世間知らずな可愛い女を演じて、猫可愛がりされている。

何の肩書も持たない一人の男としての時間を堪能するため、私は存在する恋人。

 

石田さんは恋愛していることが日常で、なんだか私みたいな人。逃避でも承認欲求でもなく、まるで友達を作るみたいに恋人を作り、恋人と別れたらまた新しい恋人を探す。混んでる駐車場で運よく空きスペースを見つけるみたいに、タイミングよく許容範囲の女と出会う運の良さを持ってる(実際駐車場もいつもタイミングよく良い場所に停められる人)私と初めて会った時、元カノと別れて5日目だったのも今となってはよくわかる。彼女が去るまで待つ人だから、心は随分前からケジメをつけてたみたいだけど。

本来、彼みたいなタイプはセフレと割り切って付き合ってるほうが良いのだろうとも思うし、彼も相手がそうなら合わせることが出来るタイプなんじゃないのかな。今は私がカレカノに拘るタイプだとわかってて、合わせてくれてる気もする。まぁカレカノでもセフレでも、やってることは同じなんだけど。

そう言う私は、何故不倫しているのか。

最初は本当にただ夫に放牧されて、寂しかったのだと思う。

そのうち恋が楽しくて夢中だったし、性欲にも翻弄されていた。

恋愛の心の動き、嫉妬や執着や自尊心。自分の心にも相手の気持ちもあるけれど、それらはどこから湧いて、何故揺らめくのかを知りたくなった。心的な男女の違いにも興味が湧いた。観察して考察するのは楽しくて、自らの体験は貴重だった。

そんな不倫は最高の娯楽で、刺激的で楽しかった。

 

そうしてるうちに、私は男達を愛してしまってることに気付いて、いや愛してるって感覚が、私の場合は既に一般的な理解を超えてる感覚なんだけど、とにかく私流に愛を注ぎまくっているうちに、今の状態になって長い事続いてる。

等しく同じに愛して欲しいとは微塵も思ってないし、恐らく私以上に愛する事は出来ないとも思ってる。多くの人が思う『愛する』というレベルは、恋の延長線にある感情だろう、私もそうだった。

でも私はそこを越えてしまった。だからもう恋愛は娯楽でもないし刺激的でもない。ただ愛が故に終わりがない。いつか別れは来るだろう、でも愛は終わらないからずっと続いてる。

 

そのことに気付いてしまって、私は今、不倫に飽きている。

新しく出会えば、それなりに刺激もあって楽しいとは思うけど、愛してしまえばこの愛の輪がまた一つ増えるだけで終わりも無い。永遠に愛は愛だ。そのことに気付いてしまった。だから私は、自分が愛した男達を上書きしない。ずっと愛したままだから。

 

恋と愛の狭間で翻弄されてるのが、一番楽しかったなぁ(一般的な『愛する』ってそこら辺の事だと思うんだけど)

 

男が去るまで私も続ける覚悟だけしてる、愛したほうの責任だから。

この感情、石田さんはわかるんじゃんかなって思うけど言えない。石田さんと違うのは、恐らく私は今の男達が自分から離れたら、もう積極的に恋を探さないこと。まぁそう言ってるだけで、その時が来たらどうなるんだろうね、私よ

 

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復縁の可能性

X(旧Twitter)で思いついたことをpostするけど、今朝はセフレってどんな人が理想だろうって考えてたら、シマリス君のことを思い出した。

 

で、それからずっと復縁願望シリーズをアレコレ考えてたけど、不倫に置いて復縁したい人はいなかったなぁと改めて思う。また会いたいとは思うことはあっても復縁は望んでない、今のところは。

あんなに恋焦がれてた彼氏でさえ、復縁してSEXすることを考えると無いなぁって思う。まぁ付き合ってた時点でもSEXそのものは良いとは思っていなかったのもある。

復縁の可能性で考えたら、愛人クンが一番ありそうな気もする。某SNSで未だ繋がってて、たまに(多分酔っ払って)私のpostにファボしてくる。曖昧にフェイドアウトしたから、何気に再び会う事に違和感は無さそう。

 

ちなみにこれはペットのこと⇓

こんな人と復縁は望まないわよw
バカなのかなぁ、それとも特性的に言葉通りに受け止める人なのか?

コロナ初期に会えなくなって別れたから、もう3年以上会ってない。

 

二度と顔も見たくないのはチャラと先生なので、2022年の狩りは本当についてなかった。でもそう思う程に好きだったのも確かなんだろうな。愛憎とは表裏一体、顔も見たくない相手が、劇的に変わって私の目の前に現れたら好きになるかもしれない(などアマプラの‘‘Love transit‘‘みながら想像してる)

因みに今年2023年からはろくに狩りにも出ていない。気まぐれで復活してみたハピメで運よく石田さんと出会ってしまったので、2024年もろくな狩りをしていないのでネタも無い(幸せな事だけど)

 

ブログには登場しない私の不倫初期のセフレ達も、SEXがイマイチだったので会いたくない。ということは、やっぱりSEXで復縁願望が起きるんだろうか?いや、ペットもシマリス君もSEXは良かったよ?でも復縁したくないんだから、やっぱりSEXだけじゃないんだよね。ただSEXが最低だと再会もしたくないことは分かった気がする。

今はそれぞれの男達との距離感も程好くて、私の不倫に置ける心の置き方も上達したのを感じてるし、それぞれの時代の私のレベルに応じた男達だった。お別れするたび私が成長するから、もう過去の男達とはレべチってことにしておこう。

まぁ過去の男達がすごく心的成長して再会したら、私もどうなるかはわからない。一度は好きになった人だし。

 

でも私じゃなくても良かったであろう男って、私を雑に扱かってたよねって時々思う。だからMクンとだけは、彼がどんなに変わって再会したとしても絶対に復縁しない。

 

 

Mクンなんか、私の何も見えてなかったと思う。ただ自分の好みのテンプレに収まって都合よく会えて、更に彼の性癖に応える私は彼にとって、とても良かったのであろうと勝手に思ってる。私がだんだん彼に合わせなくなって、自分の言い分を主張するようになって、彼にとって不都合になったからお別れした。それはそれで良いの、私も彼の見た目だけが好きだった。たまたまドМだったからそれも良かった。それだけなんだよね。

絶対に復縁しないとMクンにだけは言い切れるのは、私の事何にも見えてない人って分かってたのに、それを受け入れてずるずると続けてたのは私だから。彼だけは棚ボタみたいな気分で、仕方ないと自分に言い聞かせてでも観賞用に傍に置きたかった。

それ位、見た目が私のタイプだったわけだけど、本当に見た目だけのクズだったわけで、分かってたのに付き合い続けてしまう自分が本当にイヤだし悔しい。彼の甘い言葉も、全然信じてないくせに心地良く感じてたのも、自分で自分が一番ムカつく。

ただ、それに縋るような事をしてこなかった事だけは、私が自分で偉いと思う所だ。見た目であろうが何であろうが自分が惚れた男だから、彼が飽きるまで傍に居ようと決めたのは私。でもやっぱりあの頃の私は弱気だったなぁ、今なら見極めてすぐ捨てる。そう出来なかった自分の脆さが、今はとてもよくわかる。

 

人は誰でも寂しい、だから心を寄り添える他人を求める。家族が在る身で不倫するのは世間的にはダメな事だとはわかってるけど、無くならないって事は一夫一婦制の婚姻制度に問題があると何故思わないのかな~とも思う。

寂しいからって誰でもじゃないし、私をちゃんと見てくれない人はやっぱり嫌だし、そうゆう自分の望むことがやっと明確に言語化できるくらいには私も成長した。色々考える秋ですなぁ🍂

ご縁の不思議。更に再会して復縁するってすごいドラマ。だけどなかなかそう思える人もいないし再会もザオラルもほとんどない。狩りより復縁のほうが楽しそうだなーなど他人を見て思うんだけど、そうもいかないよねぇ。ハンターじゅりん、最近すっかり低迷中。。

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金の切れ目②

今日はもう絶対に私は一銭も払わない。

そう心に誓って出かける決戦のデート日、付き合う始めには、経済は男性にお任せしたいと告げてはいるけれど、私はちょいちょい支払う方だとは思う。ただカッコつけて欲しいし男らしく振る舞って欲しい。不倫なんだもの、贅沢な遊びを享受できない相手ならいらない。私が財布を出すのは男らしい振る舞いに対する感謝と気遣い。情けで支払う気は微塵もない。

この続き↓

jurinrin.hatenadiary.com

2週間ぶりの寿クンはいつもと変わらないように見えた。軽く飲み物を買ってホテルにチェックインする。真夏のデートはとにかくまずお部屋で、涼んでからランチやお出かけに出る。グズグズになる前に本題を切り出す私。

 

「あのね、これから暫くは会うのは月イチにしよ。寿クンが時間もお金も余裕がないのは見ていて辛いし気になる。正直楽しめない」

 

「うん、八月も九月も一度ずつ約束してるから、ひとまずそれでいいのかなって俺も思ってた。りーちゃんも気にしてるんだろうなって」

 

「寿クンに何があったのか知らないけど、小遣い少ないとか言われちゃうと私も責任感じるし、もう会えなくなるよ」

 

「なんで、俺の問題だからりーちゃんは関係ないんだよ」

 

「だったら言わないでよ」

 

「・・・うん」

 

「聞きたくない」

 

「うん」

 

「私達、全てを曝け出して支え合うような関係じゃない」

 

「・・・」

 

「だから会ってない時間を干渉し合ってはいけないと思うし、余裕が無いなら会わない方が良いよ。私は贅沢したいんじゃない、寿クンと楽しく会いたい。でも楽しく会うって学生でも独身同士でもないんだから、大人で余裕があるからできる事なんだよね、この関係は。それにさ、もうちょっとかっこつけてよ、お願いだよ」

 

「うんじゃあ、少しだけ恰好つけていい?」

 

「うん?」

 

「りーちゃん、少し早いけどお誕生日おめでとう」

 

小さな花束とメモリースティック

 

「え、これもしかして」

 

「そう!去年の続き。一緒に見よ」

 

欲しいものは自分で買えるから、ギフトは唯一無二のものを頂戴。私は彼にそう言い続けてきた。今まであらゆる唯一のギフトをくれたけど、去年は手作りのデジタルアルバム。出会った日からの私達の思い出を写真付きでまとめたものをメモリースティックに入れてくれた。その続きを今年も作ってくれた。

デートの日と行った場所と、その日の会話と一緒に食べたものと、寿クンの感想と私達の写真が、一年分綴られてた。時々会ってない間に私がLINEで送った写真や、その時の出来事も織り込まれてる。

正直アルバムそのものは、それほど上手に仕上げられてはいないんだけど、だからこそ寿クンの一生懸命な気持ちが伝わる。これを家で作ってて、家族にバレたりしないんだろうか…ちょっと不安。

 

私が少し元気がない日、仕事が忙しそうな日、夫との事で凹んでた日も、寿クン目線で私の事が綴られている。私は自分の身に起きたことを殆ど話さないけど、その日のテンションが高くない理由として、簡単に寿クンに説明することはあった。それ以上話さない私に特に何も尋ねて来なかったし、この関係だからこそ話す必要も無いと思ってた。

 

〇月×日。

りーちゃんは少し元気がない。旦那さんの事で振り回されていると言っていた。それは私の問題でアナタには関係ないし、あなたのせいじゃない事だけど、上手く切り替えられなくてごめんねと言ってた。夫婦の事は立ち入れないけど、りーちゃんを応援してる。

 

×月△日

新しいチャレンジで新しい仕事を始めたりーちゃん、とても疲れてるみたい。覚えることが沢山あるみたい。いつもりーちゃんは頑張ってる、少しりーちゃんを知れた気がした。

 

〇月〇日

これを書いてる今は、少し早いけどお誕生日おめでとう。

僕はりーちゃんと出会って様々な世界を知って、沢山の体験が出来ました。りーちゃんと出会えて本当に良かったよ。これからもよろしくね。趣味に仕事に全力のりーちゃんが大好きです。

 

なんだか胸が熱くなって、涙が零れそうになってしまった。

寿クンなりに頑張って、私との距離感をちゃんと保って、言いつけ守って見栄張って頑張ってたんだなぁって思うと、些細な一言で目くじら立ててごめんねって気分。

いや、それはそれだしやっぱり言いたいことは言ってよかったとも思う。ただ、私は寿クンをありのままに受け入れてないんだろうなぁっても思う。

ありのままに受け入れるなんて、男女の関係では夫婦だけ。将来どちらかが寝たきりになっても、その姿を受け入れられるのは夫だけ。だから受け入れられない事そのものは、わたしにとって悪じゃない。ただ、寿クンは彼に私が見せる一面を、全部赦して受け入れようとしてくれてるんだなぁって感じた。同じ量で愛を返せなくてごめんねって気持ち。

この瞬間、寿クンがとてもとても愛おしかった。ギュってハグキスしてありがとうって伝えて、私のわだかまりも解消。恐らく彼は、私との関係に逃避も依存もしたいんだと思う。そこそこの趣味があり、少なくても友達はいるけど、実生活が充実してるタイプだとは思えない。でもだからこそ、私との時間をご褒美だと思って頑張ってる。

まぁ、だったら完璧に頑張って見栄張ってくれたら良かったんだけどなぁ。もう4年になると無意識に甘えも出るんだろうな。

 

この日のランチはサイゼ。

 

「お小遣いが少ないからじゃなくて、サイゼに行きたいから行こうよ。寿クン、いまサイゼってスマホからオーダーするの知らないでしょ?マグナムワインも飲んだことないでしょ」

 

「え、なにそれ全然知らない。スマホからオーダーってどうやって?マグナムって何?」

 

初ガストも偉い感動してたけど、今回のサイゼもめちゃくちゃ感動してた寿クン。やっぱり可愛いんだよね。若い女の子に贅沢させて育てる男の気持ちもわからんでもないわ。

だけどやっぱり、私にとって不倫は娯楽。もしもお金の切れ目が出来れば、その時はあっさり捨てるかもしれないし、私自身の金の切れ目が来たら、その時は全ての不倫を解消する覚悟はできてる。男に集って遊びたい訳じゃない。

この覚悟こそ、私は自律だと思う。
不倫を解消するのは、不倫相手と結ばれるか別れるかの二択。だからこそ相手には依存しない、自分の譲らない条件を守り通す。それでも好きなんだから他の誰かに迷惑をかけない範囲で全力で愛する。可能な限り彼等の希望を叶える。

 

覚悟も無いのに不倫に片足突っ込んだら、辛い目に合うのは自業自得。だからお金も精神も余裕が無いとやっちゃいけない娯楽なんだよね。そう思える人だけが不倫を楽しめる。だって手軽で身近な遊びなんだもん。簡単に手に入るからこその覚悟は必要。

改めて寿クンにもそう話した。伝わってると良いんだけど。

とりあえず私達はまだ続くみたい。生温く見守ってください(笑)

*デート代の支払いについては私の美学であり正解ではありませんので悪しからず!

・・・

寿クンとも石田さんとも、出会ったのはハピメだよ↓

・・

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金の切れ目①

なんとなく寿クンの、お金に関するぼやきが多くなってきたのは気付いてた。

娘の進学とか車の買い替えとか、出費が多くて困るみたいな。

 

寿クンとはもう4年で長いから、お互いライフスタイルも変化して当然だとは思う。だけど経済的な愚痴をこぼされるのはあまり好きじゃないし、他の男ならともかく寿クンだけは、どうか私の理想の男で在って欲しいって願いもある。だって彼は生涯付き合った女性が二人で、一人は妻、もう一人は初めての不倫相手の私なんだもの。

不倫において手垢のついてない男を、自分の思い通りに躾けていく喜びを感じる人、私の情も深い。だからそう簡単に捨てたくはない。

 

〇日デイユース予約しました、3日前までキャンセル無料です。じゅりちゃんの都合はどうかな。10時にチェックイン出来るので都合の良い時間に来てください。

最近お小遣い少ないから、ランチはサイゼでいいかな?

 

デートの前の週にそんなLINEが来たのがきっかけで、私はもう寿クンとお別れしなきゃならないかもしれないとまで考えてた。多分本人は何気なく無邪気にLINEしてきたんだと思う。

 

ランチはサイゼでいいかな?

 

私はサイゼが嫌いじゃないし、寧ろ好んで行く方だと思う。コスパ良いし、好きな男とならどこでも楽しいし一緒の食事は美味しい。だからサイゼが嫌なんじゃない。その理由が

 

お小遣い少ないから

 

と前置きされてるのが、どうしても気になる。そう言えばその前会った時も、お小遣いが少ないって話をしてたし、そもそも去年の年末あたりから出費が嵩む事と、妻からの春闘さながらの、家計に入れる金額の値上げ要求も話してた。そうゆう話題は好きじゃないから聞かないふりしてきたんだけど、LINEであからさまにこう書かれたことに、私は静かに怒り、悲しくなった。

 

私はデート代の全てを男に集りたい女ではないし、贅沢したい訳でもプレゼントが欲しいタイプでもない、気紛れに食事代を払うことも多い。だからそれほどお金はかからないと思う。

私の希望は月一回会えればそれで良し、それはどの男にもそう伝えていて、それ以上の頻度で会う殆どの理由は男からの希望であり、彼等の気持ちを私が叶えたいから。多頭飼いで仕事も趣味も忙しい私が、彼等の希望を叶えるために時間を割くのは簡単ではないけれど、みんなそれぞれに愛する男だから可能な限りどうにかする。

寿クンはだいたい月2ペースで、多い時は月3の事もある。それは『会えなければ溺れてしまう』と彼が言うから。私はどうにか時間を作るんだから、経済はある程度お任せする、これは付き合う最初に約束した。だから寿クンが私にデート代を支払って欲しいと言った事は今まで一度もない。

ただ、私は情けなかった。サイゼに行くのは行きたくて行くテイにしてほしかった。

お小遣いが少ない=お金がない、それを認めてしまう男が私の男なんて、カッコ悪すぎて切ない。稼げない男は嫌いだし、経済を妻に握られてる男はもっと嫌いだ。だから小遣い制の人とは付き合わない。寿クンも夫婦の財布は別だったハズ。

今時の子は割り勘世代だし宮迫クンなんかは少し私に払って欲しいタイプで、割とシビアにお金の話をするし、それはそれで納得してる。でも寿クンは違う、私が育てた不倫童貞、それまで散々、男とはどう振る舞うべきか、どう生きるかを何度も話して聞かせた。彼が成長して素敵な男性になる時は私の元からは巣立つ時かもしれない。だとしても将来、他の誰と付き合っても恥ずかしくない男に成長してほしかった。
未熟な男の楽しさとは育てる事。今までも喧嘩とまでは行かなくても、デートの事で小さな衝突はあったし、その度寿クンは学び、成長し、立派に育ってきたと思ってたのに…

はぁ情けない、悲しい。ランチに見栄も張れなければ、サイゼに行きたい気分って嘘でも提案できないバカ正直さ。その正直で素直な所が可愛かったんだけど、なんかもうただのバカに思えてきた。

後々考えると、寿クンだって色々悩んでいたのかもしれない。本当は私に相談もしたかったかもしれない。だけど私達は不倫、お互いの生活や人生を分かち合う相手ではない。

だって不倫は高尚な遊び、お金も時間もない人は手を出しちゃいけない。そこは勘違いしちゃいけない。それも常々寿クンには話してたからこそ、余裕ない発言は私にとってめちゃくちゃ傷付いた。しかも最近は解散の時間も割と早めだったり、色々おうちに嘘ついて出てきてるみたいな話もするし。

少し前から色々ひっかかってモヤモヤしてる。そこを曖昧にしたままだと私の美学に反するし、分かり合えないなら仕方ない。

 

 

とりあえずやんわりと忠告をLINEで。

 

色々無理そうなら、次の予定はキャンセルで大丈夫だよ。お金も時間も無理してまで会ってたらお互い辛くなるから、ペースを考え直そう。

 

ハッキリ言わないとわかんないタイプだから、どうせ伝わって無いとは思うけど、いきなり本題切り出すよりはジャブ打っておこうって思って。呑気な寿クンは

 

お気遣いありがとう、予定通りに会いたいな

 

って返事。

文字のやり取りだと、どこまで寿クンが何を感じているのかはわからない。この呑気な返事が私を更にイラっとさせる。だけど寿クンは上手く返せないだけで私の気持ちを汲み取ってることは今までも多かったので、とりあえず会って話そう、そう思ってた。

だけど会うまでホント、夢にまで見て吐きそうに辛かった。それほど寿クンには私の期待も大きかったのかもしれない。

会って話す決戦まで、私はめちゃくちゃ荒れてたし、久々にハピメで狩りにも出て新規と飲んだりしてた。もう私も動揺しすぎ。色々考えすぎ。

(続く)

・・・

マチアプより出会いサイト派。

寿クンも石田さんとも出会ったのはハピメだよ↓

 

 

 

年上の余裕

石田さんは本当につかみどころが無い。

一応毎日何らかのLINEはくれるし、会えばそれなりに甘々なのだけど、決して私を褒めないし愛の囁きも無い。だけど何故だろう、きっと私の事は好きなんだと思う。それが例え自惚れでも良い、ただ愛の深さみたいのを私はちゃんと感じていて、それは何ていうか私と似ている。だからもしも他に女がいても、それぞれにちゃんと愛せる人なんだろうとも感じてる。

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最初に抱かれた時は、とてもとても優しかった。

 

二度目のデートはランチの約束。お互いに車なので駐車できる場所で待ち合わせして、ちょっとお買い物に付き合って貰ってから、小回りが利く私の車に彼が乗り込む。お店は石田さんが何件か探してくれたので、その中で私が行きたいお店。ちょっとロハスなカフェって感じのところ。

少し離れた駐車場に車を停めに行く時も一緒に行こうとしてくれるし、小雨が降ってたので傘もさしてくれる。前回抱き合ったから素面で逢うのが少し恥ずかしいけど、話題もお料理から世界経済まで幅広くて面白い。楽しく食事をしてお店を出て、私の車に乗り込むと

 

「ラブホ行く?」

 

とすごくナチュラルに言われる。まるで『コーヒー飲む?』とさっき言われたのと同じテンション。ああ、この人慣れてるよなぁと、地味に傷つく(私が言えるギリはないけど)まぁ行くんだけどね。

ホテルの部屋に入った途端、抱きしめられてキス。

キスしながら私の背中を弄られ、思わず吐息が漏れる。

 

「あぁ…」

 

とそれが合図のように、セーターの下から石田さんの左手が触れて激しく胸を揉まれ、右手でスカートを捲られる。キスはずっとしたまま。

 

「え‥ちょ‥シャワー‥」

 

「ダメ」

 

「え‥待って‥お願い‥」

 

「ダメ」

 

私は衣類の下にスリップを着る派なのだけど、そのスリップが邪魔らしく苦戦してる石田さんと、シャワーを浴びたい私で部屋の中を彷徨う感じで、逃げてもすぐ捉えられ、キスして絆されてまた逃げてと繰り返し、いつの間にかスリップも上手く捲られてる。石田さんもいつの間にか自分の服をちゃんと脱いでる。

 

 

私は半端に脱がされた着衣のまま、そのままベッドに倒される。荒々しい、この前と全然違う。だけどやっぱりこの人は、女をどう抱けば泉が湧くかを知ってる。もう私も充分に潤っていた。腕を手で、足を足で組み敷かれてじっと見つめられると、その色っぽい瞳に吸い込まれそうな気持になる瞬間、本当に嬉しそうに子供のように微笑んで私にキスする。なんだろうこのアンバランスな魅力、そして愛おしそうに大事そうに私の髪を撫で頬を摩る。

 

私はSで加虐好きではあるが、殆どの男には見破られない。スイッチャーという言葉は好きではないが、どちらかを極めた人は反対にもなり得る、私もそうだ。だからどちらの役割もこなせるので大概Mと思われる。男の8割は自分をSだと思いたいものだし。

石田さんも私をMだと認識してるのだろう。やや乱暴に始まったように感じたものの、その後は丁寧に、寧ろ焦らされて卑猥な言葉を私が言うように命じたり(言う事そのものは全く抵抗が無いけれど、シチュエーション的には躊躇う振りをした方が良さそうだったので、恥ずかしそうに言ってみたり)甘く噛まれたり軽く拘束されたりした。

好きな男がしたいことなら自分的NG事項でない限りは乗っかるタイプなので、石田さんも満足そうだったし私も楽しめた。

 

「どう?たまには逆の立場もいいんじゃない?」

 

事後石田さんにそう言われて、私のS性を見抜いてた事に驚いたけど、素知らぬ顔で

 

「たまには…って言われても、久しぶりのSEXがこの前で、その次が今日だし、こんな攻められたことも無いしひどい。大事にしてねってこの前言ったのに」

 

なんて答える。この人はどこまで私を見破ってるんだろうと思いながらも、拗ねてるポーズで甘えてみる。

 

「いつも大事にしてるやん」

 

そうなのね、彼なりに毎日のLINEのやりとりは、私を大事にしてる証なんだろうね。この人は言葉じゃない所に気持ちを乗せる。LINEだってすっごくマメな訳でも面白い内容って訳でもないんだけど、彼なりの気持ちの表れなんだろうな。どっちかというと私がLINE苦手で、上手く話を振れてない気もするけど。

 

会えばノンバーバルでも、私を大事に思ってるのはとても伝わる。むしろ余計な飾り言葉が無い分、視線や表情で感情が手に取るようにわかる。今まで男達には、散々好きとか可愛いとか言われ続けてきたし、バーバルコミュニケーションは最も大事と思っていたけど、こんなに熱く麗しく見つめられたら、言葉の方が浮ついて感じてしまう程。

‘‘目は口ほどにものを言う‘‘って真実だなぁと、この歳になって初めて思う。ってか口以上じゃない?他の男達に適当に褒められてるのが嫌になってくるほど。だって太陽みたいに、ずっと愛情いっぱいの視線を注がれるんだもの。お決まりの褒め言葉と愛の囁きを並べられるより、ずっと心地よく温かい。そしてこの瞬間だけは、彼には私しか見えていないのも何故かわかる。愛し方が私に似てる人、こんな体験も初めて。

 

ちなみにこの後のデートは、割とノーマルにちゃんとシャワーを済ませてから、優しく抱き合った。バリエーションを楽しんでいるのか、私がドМにハマり切れないのを悟ったのかわからないけど、このパターンが一番好き。

3度目のSEXをしてから、何となく石田さんとは大丈夫な気がしてきた。何が大丈夫って、すぐに捨てられたりはしない確信みたいな?本当につかみどころが無い人だから、続けていく意思があるのかないのかよく分からないと思ってたけど、愛情は深い人だと今は思ってる。漠然とした蜜月の不安感も(それは私にはかなり珍しい事だけど)かなり落ち着いて次の約束を待てる気がする。

 

石田さんが変わらないのは、事後一緒にお風呂に入って他愛もない話に付き合ってくれることと、バイバイする時に小鳥キッスをしてくれること。バイバイのテンションってその後に寂しくなるか嬉しいまま帰れるか、全然変わってくる。チュってして頭ポンポンってされて「じゃあね、またね」って言われるの最高過ぎる!

なんかやっぱり年上の余裕みたいのを感じちゃう。先生も年上だけど、こうじゃなかったのよね。それなりに遊び人で今も遊んでるのかもしれないけど、それでもいい。

お互いこう思えるパートナーだけなら、ポリアモリーにもなれるのかしら…とは言っても、やっぱり自分の多頭飼いは絶対にばらさないんだけど。

 

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★じゅりんおススメアイテム★

 

最近お気に入りのクレンジングオイル、アテニアスキンクリア。マツエクにも使えるよ!メイク落ちも良いけど、肌も角質取れて綺麗になって来た。お得な在庫処分は送料無料なのでおススメ!

 

メイクキープミスト好きでいろいろ買うんだけど、今これが一番お気に入り。ちょっと冷たくて気持ち良いし、スプレーがきめ細やかでメイクも崩れないし、メイク直しにも便利!たまに品切れになるから夏用に買い足しした!

 

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素敵なザオラル

私には、疎遠になった男からの連絡、所謂ザオラルは滅多にない。

最初の不倫相手とは、お互い期せずしてお別れすることになったので、極たまに連絡を取り合うけど、ザオラルとはちょっと違う、生存確認みたいな感じ。

友達のザオラルを見聞きしては、何となく羨ましいなと思っていた。

 

付き合っていたわけでもなく、4度会ってキスした男から、2年半ぶりにメッセージが来た。これはザオラルよね?初ザオラル。ちなみにこの人から↓

jurinrin.hatenadiary.com

ファイターとは、結局彼が煮え切らずグダグダになって、私が痺れを切らして連絡を絶った。私にとって4度会うって事はそれなりに進展したい意志表示だったのに、キスまでしておきながら怖気づくなんて、ほんとメンドクサイと思った記憶。その直後にMクンと宮迫クンと出会ったので、私の中ではすっかり記憶から抹消されていた人。

 

じゅりんさんお久しぶりです。

以前何度かご飯をご一緒した、当時ファイター?って呼ばれてた男です 笑

覚えてないかな?

じゅりんさんが忘れられず、ずっとモヤモヤしていたので思い切って連絡してみました。もう一度会いませんか?

 

メッセージの履歴を見たら2021年10月末が最後。二年半もモヤモヤしてる訳ないよね。

この翌月にMクンと出会って3月にお別れしたんだから、多分ファイターも誰かと付き合って最近別れて、それで寂しくなってザオラルしてきたんだろうな。全く誰が都合よく返事するかよ!

…って思ったけど、なんだかやっぱこのザオラル面白いし、ネタ的にも笑えると思って、返信してみた。

 

ザオラルウケるwww

元気?

 

ザオラルって 笑

元気です。じゅりんさんは?

 

元気だよ、まだ近所に住んでるよ

 

元気で何より!

今、彼氏はいますか?

 

そうね5人位(笑)

 

ってやりとり再開。

最初はちょっとからかってるつもりだったし、何なら約束だけして、すっぽかしてしまおうかとも思ったんだけど、真面目に私を接待しようとしてくれてるので、それならば美味しい物ご馳走になろうかなと約束した。石田さんと4度目デートの頃だったから、私の気持ち的にもかなり余裕があって、まぁご飯位は誰とでも食べるしねって思ったりして。

 

懐かしい待ち合わせの場所に、背の大きな男が一人立ってる。

あれ、なんか雰囲気違う、いつもカジュアルな服装だったのに、ジャケット姿。

 

「あれ、ファイだよね?全然違う、どうしたの?」

 

「いや、仕事帰り」

 

「いやそれいつもでしょ、前もっとカジュアルだったじゃん。なんかいいね、馬子にも衣裳って感じ」

 

「じゅりんさんの毒舌、相変わらず。なんか嬉しい」

 

2年半も経ってると思えない程、ナチュラルに再会。とりあえず乾杯して飲みながら、会ってなかった時期の事を話す。

 

「いま彼氏は?」

 

「アナタにブチ切れた直後、合コンで知り合った人(Mクン)と2年半付き合ってフラれたの、3月に」

 

「え、3月?ついこの前?じゃあ傷心?」

 

「そうでもない、もう元気。ってか目茶イケメンだったんだよ!写真見る?」

 

「え、うん見る…ホントだ、じゅりんさんの好みの顔。いしだ壱成の若い頃っぽい。タイプの顔って言ったよね」

 

「そうなのよ、ってかよく覚えてたよね、私のタイプ。最初ね、向こうからグイグイだったの。あまりにもタイプの顔だし、付き合ってるって感覚あまりないまま、こうなちゃって」

 

「そっか、そんな時に俺がお誘いして…」

 

「またしんみりしないでよ、どうせファイも誰かと付き合って、ふられてザオラル送って来たんでしょ」

 

ザオラルって言葉もわからなくて調べたよ。専門用語使いすぎ!でも返信してくれてありがとう、また会えた」

 

「ご馳走になります♡」

 

「それはもちろん。俺、少し別の人と付き合ってたのはその通りだけど、俺が別れたくて別れて、それで連絡した」

 

「嘘だぁ」

 

「嘘じゃない、証拠も見せるよ」

 

見て良いのかな、と一瞬思ったけど好奇心のほうが勝ってしまった。

 

「あの時は、近所に住んでる方がヤバいと思ったし、じゅりんさんの言ってた事がわからなかったんだよ『私、手間かからない女だから』とかさ、言ってたじゃない。不倫慣れしてるのかなぁって思ったり、サッパリしてて遊びなのかなとか。でも頭の片隅にはずっと覚えてて…」

 

「ふぅん」

 

「付き合ってた人は遠方で、最初は拗ねたりするのも可愛かったけどさ、何ていうか‥あのさっぱりした人の感覚と違うとかさ、結局じゅりんさんのこと思い出して」

 

「それで?」

 

「でも返信来ると思わなかった。俺の気持ちがケジメつけられなくて、笑われるの覚悟して連絡した。あの時じゅりんさんの名刺貰ったのに、俺の名刺渡さなかったから、今日は持ってきたんだ。本名だからこれ、ほらこれも見て」

 

と、私に名刺を渡し、免許証まで見せてくれる。良いのかな、住所も丸見えなんだけど…

 

そうだった、この頃までは私は付き合う時に名刺を交換してた。自分を知って欲しかった。この後、本名も年齢も告げなくなった。4度目に会った時ファイターに名刺を渡して怯まれて、正直な事が相手を警戒させることもあるんだなって思ったから。私も傷つく位には、この人の事好きになってたんだな、あの時。

初めて見るファイターの本当の名前、全然聞いたことのない名前。

 

改めまして初めまして、本名のファイター君。

思いがけない名刺が嬉しくて、なんだかニヤニヤしちゃう。

 

なんか時間が巻き戻ったみたいな気分でブランクなんて嘘みたいで、だけど会ってない時間に、確実にイイ男に成長してきたんだなぁって少しだけ甘えたくなって、もう一軒行こうって私が言い出した。

お店出て歩いて、二軒目は私の知ってるバーで私だけ飲んで(そうだった、ファイはお酒は強くはなかった)そのまま二人で歩いて帰る。ホント家が近いんだけど、前は近所すぎてビビッてばっかりだったのに、今夜は私の家の前まで遠回りして送ってくれると言い出す。

 

「あの時さぁ、緊急事態宣言でやってるお店少なくて、あの色気無い居酒屋ばっか行ってたよね」

 

「そう、じゅりんさん良く飲んでたね」

 

「ファイ、煙草止めた?」

 

「いや…」

 

「止めてよ、良いことないし」

 

「そうゆう風に強く言われたいのかもしれない」

 

「前、禁煙したからってキスしたね」

 

「そう、あの駅のホームでね」

 

「覚えてる?」

 

「ピンクのニットにグレーのスカートで、じゅりんさんすごく綺麗だった、シルバーの揺れるピアスしてたね、あの時」

 

どちらともなく立ち止まり、キスする。

 

「あの日満月だったよ」

 

「帰り道、満月だねってメッセージし合った」

 

またキス。

 

「また会ってくれる?」

 

「そうね、またね」

 

またキス。ファイのキスは優しい。

長く優しいキス。気付いたら抱き合って、見つめ合って何度もキスしちゃう。

 

「もうダメおわんない、ここめっちゃ近所」

 

「あ、そうだった、ごめん」

 

「じゃあホントにまたね、バイバイ。送ってくれてありがとう」

 

何度も振り返って手を振るファイターを見送って家に入った。

こんなことになるなんて。

 

ザオラルの仕返しに、めちゃくちゃ苛めて奢ってもらおうと思ってたのに、ミイラ取りがミイラになったよね(笑)でも悪くない。アリかもね、アリかもよ?

でもどうだろう、もう会わないかもしれない。良い思い出のまま、このまま胸に仕舞いたい気もしてる。

 

ただ、ザオラルも悪くない、いやむしろ素敵かもしれない、なんて思ってる。

私の初ザオラル、5度目のデートで2年半ぶりで、二度目のキス。

・・・

最近のデートは波巻きにしてるんだけど、とにかく直毛すぎてすぐ巻きがとれちゃう。オイルの後にケープひと振り!やっぱケープ最強!雨や湿気の多い日も絶対マスト!

このフォーアクティブがお気に入りだよ↓

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最近買って良かったシリーズのシートマスク。なんか楽しくて好き!

 

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ファーストクラスのSEX

石田さん、一応私のスタメン入りしたって𝕏では速報した。

そのことをまとめておく。この人ね↓

jurinrin.hatenadiary.com

一度目にお茶して二度目に飲みに行ってキス、これは三度目に試乗だよね?
SEXは肌を合わせてみないとわからない。ただこの流れでこの人に抱かれて、好きになって捨てられるのは嫌だし、私ばっかり心を持って行かれている感じもイヤ。

どうでもいいプライド掲げて意地になってるのはわかってて、数日アレコレと悩んだ。

引き返すなら今と思うのに、もう引き返せない気持ちの方が大きくて、これは久しぶりに私が翻弄されてて抗えないと気持ちを固めた。一度だけで捨てられたとしても、私はこの男を自分のものにしたい。それが例え刹那だとしても。

そんな風に決意してると

 

次のデート、ゴルフの練習に行く?

 

と呑気な石田さんからのLINE。ランチの約束だったから、食事して口説かれてそのまま…って流れを想定してた私、もしかして健全デートのつもりなのかしら…

 

って訳で練習場で待ち合わせ。ミニの可愛いゴルフウェアだけど下着はスポブラなので、着替えに勝負下着をしっかり詰める。しない後悔よりする後悔、いや私は自分の選択に後悔はしない。今、私は石田さんを狩らないと後悔するから、口説かれ待ちなんて悠長なこと言ってられない。久々に猛烈狩りモードオン!

 

約束した日は雨予報だったのに麗らかな春の日差しで、身体を動かしたら汗をかきそうな位。私的にはバッチリなシチュエーション、先に着いてた石田さんが少し驚いた顔を見せる。ポニーテールでスポーティーな私は今までとイメージ違うのだろう。よしよし、男は女の意外性が好きだよね。どうにか石田さんの気を引きたい、私も必死(苦笑)

ゴルフの練習は楽しかった。時々フォームをチェックしてくれる石田さんは、思った以上にゴルフは上手かったし、お互いスポーツ好きだから真剣に練習して、あっという間に2時間経過。

 

「ご飯行こうか、汗かいたから着替えて」

 

本当に呑気にそう言う石田さんに

 

「だったらシャワー浴びに行きませんか」

 

と私から言い出す。

 

「一度お手合わせお願いします、それでお互い良ければ、その後の事を話し合うってどうですか」

 

今思うと、私から口説かせるというのが彼の性癖だったのかもしれない。一瞬ニヤリと笑ったのを私は見逃さなかったし、石田さんはちゃんと近くのラブホもサービスタイムも、事前に調べてた。

 

「じゃあ、ルームサービスで軽く食事でいい?」

 

「もちろん」

 

初めての二人きりの空間はいつでも少し緊張するし、お酒も飲んでないから余計に気恥ずかしい。すぐに抱きしめてキスして欲しいけど、石田さんも落ち着かないみたいで部屋のアチコチを見たり、ルームサービスのメニューを見てる。

いつもなら、男性のリードでシャワーするところだけど、私も啖呵切ってここに連れ込んだので、自ら先にシャワーを浴びに行く。

 

「一緒に浴びようかな」

 

ほんと石田さんはマイペース。だけどそうゆう彼も少し緊張してるのは分かる。

 

「ちょっとそれは恥ずかしいので交代でお願いします」

 

交代でシャワーしてルームサービスを頼んで、他愛ない話をしながら待ってた。

なにか私が話してる途中に、突然頬を両手で挟まれてキスをされる。もう、こうゆうのずるい。

そしてまた何事もない顔で

 

「それで?」

 

とさっきの話の続きを催促する。

何ていうか、彼のペースに乗せられてる?

 

ランチビールで乾杯して、ルームサービスで軽くランチしながら、なんだか不思議な気持ちになる。初めてのお手合わせ前に、バスローブでランチ…

 

「ねぇ、最後にラブホ来たのいつ?」

 

「4か月前かな」

 

「言ってた前カノと?」

 

「そうだね、それが最後。じゅりんさんは?」

 

「私は…今が4月だから1年5カ月前。え、一年半ぶりってこと?お願いします、久しぶりなのでお手柔らかに!優しくしてね」

 

私は、前彼と去年のお別れしてから彷徨ってる一年5カ月のセカンドバージンって設定にしてる。どの口が言うんだと自分でも思うけど、言ってるこの瞬間は真実。彼が信じたいことが私の全て。それは私も同じ、3年付き合って4か月前に最後に会った彼女の他に、女はいなかったという石田さんの言葉を、今はそのままマルっと受け止めてる。

 

一緒にベッドまで行き、優しく髪を撫でられてキスされて。

そこからは私の知らない世界だった。

 

とにかくずっとキスしてる。唇にも身体にも。すごく優しく厭らしく触れられて焦らされて、私の身体が未だかつてない程に過敏に跳ねる。何か特別な事をしてる訳じゃない、だけどこの人は女をどの手順で触れていけば身体が開いていくのかを知ってる。

相性の良さじゃない、二人で高める感覚でもない。

彼が監督の映画に出ている主演女優の気分。私は私の身体だけど、私じゃない。ずっと観られて操られてる。思うがままに彩られてく。

時々愛おしそうな瞳で見つめられ髪を撫でられ、頬を掌で挟まれてまたキスをする。そうすることが女の心を開き、身体を解くことを知ってる人。やっぱり遊び人、多くの女達が彼を育て上げて、私がその恩恵を受けてる感覚。身体も心も彼に組み敷かれてる。

愛の囁きも褒め言葉もないのに、脳が支配されてる。

生物学的な快楽とは別のところで、私の女が満たされる。

 

私、自分でも百戦錬磨だと思ってたし、良いSEXを知ってると思ってた。今も相性の良さだけなら宮迫クンのほうが断然合ってると思う。

でも今まで私が最高だと思ってたのは、飛行機で言えばビジネスクラス。あれこれ言えば最適なサービスが得られるし快適な空間で、エコノミーよりずっと良い。

だけど石田さんはファーストクラスなんだ。ファーストクラスのあの席で、頼まなくても欲しいタイミングでおススメされるシャンパンとチョコレートみたいに、私以上に私の事を掴んでる。女の捌き方を心得てる。そうして彼の意のままに反応してしまう…

抗えない波に飲まれてる。そうして宇宙に放り出されたような、なんとか耐えて縋ってるような、それを繰り返してるような激しい歓喜に溺れてく。

 

「こんなの初めて…」

 

男の前で何度も呟いたこの台詞が、演出ではなく心から漏れるのは相当久しぶり。しかも過去を更新してる。やっぱり私の最初の勘は正しかった、この人はヤバい。でももう引き返せない。

 

ピロートークの腕枕の中で、お互いの身体の感想を話していたら少し甘えたくなった。

 

「ねぇ、一回で捨てたりしないでね、石田さんと続けたい」

 

 

一緒にバブルバスに入って、泡を投げ合ってじゃれながら

 

「じゃあ、これからもよろしくお願いします。お付き合いしてください。大事にしてね」

 

と言ってみた。石田さんみたいな人に付き合う定義を持ち出しても仕方ないとは分かっているけど、私はハッキリさせておきたかった。

 

ハハハと笑ってから力強く

 

「うん、大事にするよ」

 

と言われたから、この瞬間石田さんは私のスタメン入り。

苦しくなるかもしれない、短いかもしれないし、泣くかもしれない。

だけど今はこの人が好き。もう自分の気持ちを背けられない。

 

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石田さんとも出会った私の狩り場、ハッピーメール、女性はメッセージのやりとりや通話でマイレージポイントがもらえて、1000MP貯めるとAmazonギフト1000円分貰えるよ!出会いを探してポチポチやって、アマギフ貰えるなら良くない?たまにハピメ内で日記も書いてるよ、じゅりんを探して!