人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

3年目の恐怖

彼氏にフラれてからというもの、私の感情はものすごく揺れ動かされ傷つき、足掻いて喚いて、やっと今は落ち着いたと思う。何というか、この歳でこんなに感情を揺さぶられるなんてめったにない体験なので、それはそれで素晴らしい体験だったと思うし、そうゆう意味で雷みたいなお別れをくれて、彼氏よありがとうって気持ち。

それと同時に妙に悟ってしまって、男達に対して非常に穏やかな(だがやや冷めた)気持ちで見ている。今まで恋愛に対して、こんなにクールダウンしている自分を知らない。恋はいつだって熱くて、自分の熱にうなされるほどだったのに。

 

シマリス君との旅行からは特に、その日に出会ってその日にお別れする感覚がとても強まった。


この感覚は、年齢のせいもあると思う。私世代の不倫の先輩が、刹那な瞬間だけを楽しむようになったって話は何度か聞いたから。でも私自身はそれだけじゃなくて、やっぱり突然彼氏にフラれたことと、シマリス君と再会したことで、何か自分の新しい思考回路が開いたような。曖昧な気持ちではなく、とても明確に科学的に腑に落ちたような。
パズルのピースがカチリとハマった気がした。そう、究極はこれなんだよね。私達の命だっていつどうなるかわからないんだもの。そのことを分かっていながらボンヤリ生きてるのと同じように、年齢的には恋愛の成れの果てを知ってる。

 

だけど私は、真に体験してしまった、恋がナマモノであることを。

ナマモノの恋を長持ちさせるには、腐る前に長期保存できるよう加熱調理することが大事。だけど私と彼氏は調理に至らなかった。腐ってきてることに薄々気付きながら、お互い何もしなかった。

私は他に刺激を求めたし、彼氏は家庭に戻って行った。どのみち続かなかったと今は思う。そして、よく考えるとこの腐り始めって3年目だなぁ…って思うの(私的統計なので個人差はあると思う)彼氏とも3年目、突然のお別れだった。

 

私の過去の恋愛で、結婚した以外に一番長く続いたのが8年。やっぱり途中何度か倦怠期があり、目が覚めるような事件もあった。何もなく穏やかに長く恋愛が続くなんてことはかなり稀だし、逆に何もなく穏やかって事は、お互い(若しくはどちらかが)本音を言えてないのかもしれない。それか、単にお互い都合の良いとこ取りしてズルズルと続ける。

不倫に置いて、本音を言い合える付き合い方が必要かどうかはわからないけど、少なくとも身体だけの関係じゃなく人間性で繋がっていかなければ、3年目の恋をつなげていくことは難しい気がしてる。

 

その日出会ってその日お別れする恋。同じ相手と何度も出会って別れることで、交際が長く続く…この矛盾が上手く絡み合うと恋の成熟度が上がる。私は今までも、会ってるその瞬間全力で愛してると思ってた。でもそれと同時に『こんなに愛してるんだから、男が私から離れる訳が無い』とも高を括ってたんだと思う。無意識にそう思えるほどには本気で愛してるけど、その傲慢な気持ちが、恋の腐敗を作るんだろうなぁって痛感してる。

 

だって、私ほど不倫して楽な女はいないと思うのよ?連絡しなくても怒らないし、そんなにお金もかからないし、時間は自由だし、男を散々甘やかすし床上手。だけどそれも、毎回一度切りってスタンスが大事。継続って思うからこそお互いに出る甘えがダメなんだ。

 

だから、毎回デートの度に出会ってお別れ。

そうは思っても記憶は過去から続いてる訳で、今は3年目の付き合いになるのがとてもとても怖い。一番楽しい二年目のハズでも、時期に来る3年目に怯えてるなんてちょっと私らしくないとは思う。でも今そう思ってる気持ちもリアルだから綴っておきたい。

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寿クンとは既に二年目、去年行った場所の話をしながらデートのプランを考えるのは楽しい。でも来年はどうなるんだろう。未来なんか誰にもわからない、その日限りの恋をするだけ。だけど恐怖はジワジワと迫る。今この瞬間を生きてないなぁって思う。

 

楽しい時間を過ごせるだけならセフレでも良い。そのほうが後腐れなくて気持ちもラクかもしれない。ちゃんと向き合って付き合おうとするから不安だし苦しいし、いつか来る別れが怖くなる。だけど私達は、その日に出会ってその日にお別れしてる、この二つの真実を自分の中にしっかりとアンカリングして、そうして新しい体験をし続ける。

 

私が不倫をし続けるのは、多分こんな風に色んなことを考えたり感じたりしたいから。相手ありきで恋に落ちて不倫してるんじゃない、いつだって誰かを捜しに行くのは、私が不倫を通してみたい世界があるからなのだろう。

もうだいぶその世界を見て来た、男女の心理も展開も終わりも、散々知り尽くした。でもまだ知らない何かがあるかもしれないという気持ちだけが、私に恋愛を継続させてる。子供を育ててないから、男を育てたいって気持ちもどこかに在るような気もしてる。

 

未来への恐怖を捨てて、その瞬間だけを愛し欲を持たず、ただ男に自分を捧げられる存在になれたらいいのになぁ。まだ三年目に怯えてるようじゃ全然辿り着けない。そんな気持ち。

 

 

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