人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

見飽きない好きな顔

彼氏とデート。一か月ぶりかな。

 

今月は早々に「この週あたりに時間が取れそう」と言われていて、更に「この日かこの日の日中は?」とちゃんと複数打診してくれた。先月、シマリス君とのデートで彼の打診を一度お断りしたのが功を成したのか、今回はとても丁寧に段取りしてくれたし、何度も「会えるの楽しみにしてるね」と言われて、なんだかすごく嬉しい。

 

方向音痴の私のために、彼は私が待ってる場所まで来てくれる。

思った方向じゃないほうから彼が顔を出して笑うから、私は二倍嬉しくなった。

 

「やぁ、お待たせ」

 

やっぱりこの顔、好きだなぁ。

今日の彼は初めて会った時に着てた、カジュアルなジャケットにV開きのTシャツ。そうこのカジュアル感でこの顔。まさにこのスタイルがドンピシャだった、私の一目惚れ。

 

まずは私のお買い物にちょっと付き合ってもらって、行きたかった画廊を覗いて、彼が調べてくれてた和食屋さんでランチ。

雨降りなので、私の傘を彼が持って二人で入る。

いつもは手繋ぎだけど、傘を持つ彼の腕に、私の腕を絡める。

いつもより体温を感じる近さ。

それだけのことにドキドキする。私もけっこう乙女だな(笑)

 

この日までパーソナルトレーニングを始めたことを黙っていたんだけど(というか成果が出るまで黙っておこうと思ったんだけど)トレーナーに食事の画像を送らなきゃならなくて、めったに食事の写メを撮らない私が撮影してる(しかもかなり雑)のを不思議そうに見てた彼に、結局白状する(笑)

 

「ビリーもやってパーソナルもやるなんて、すごいね」

 

ビリーズブートキャンプ令和版にハマってる話は前からしてたんだけど。

褒められてちょっと嬉しい。彼氏は私が頑張ることが好きみたい。最近は仕事もちょっと立て込んでいたので、それも褒められる。嬉しい。なんか私、彼の娘みたいな扱いだな(笑)

 

最近彼氏は、少し仕事のことなど私に話すようになった。

専門分野だし、ニッチな仕事をしてるので、前は殆ど仕事について話すことは無かったんだけど、それだけ心的距離が近くなってるんだろうと思うと一緒にいる一年の時間の長さを感じる。

私は長く付き合えばいいとは思わないけど、長い時間を一緒に過ごすことでの安心感はやっぱりあるなぁって思う。そして彼氏とは、こうゆう心的交流が最も大事な人なのだ。触れ合うことも大事だけど、この時間も本当に大事で豊か。

 

その後はお籠り♡

フロントで検温と消毒をする。今どきだね。でもちゃんとしてる感じでいいね。

 

エレベーターでお部屋に向かう途中、彼が私のマスクを下げてキス。

んーどうしたんだろう、最近はお部屋に入って手洗いうがいを済ませないとキスしてくれないのに。

 

「傘持ってたおかげで胸が肘に当たって、ドキドキしてたよ」

 

「え、そんな当たってた?」

 

「まぁ僕が当てに行ってたんだけどね」

 

どうせ触れられる胸なのにな(笑)いや、服の上だからいいのかな?

座ってコーヒーを飲んで、少しゆっくり…のつもりが、彼がまたキス。何度もキスを続ける。やっぱり彼氏のキスが一番好き。

でも今日はやけに積極的、どうしたんだろう。なにか私から漏れてるのかも?他の男の気配とか?考えすぎ?私に後ろめたさがあるから、そう思うだけ?

 

交代でシャワーを浴びて抱き合う。

キスと同じ位に今日は荒々しい。いつもより激しく突かれて、果てて抱き合う。

 

「今日…どうしたの?なんか激しかった♡」

 

「んー溜めてたから?」

 

いつも『溜めてきた』って言ってるけどね(笑)

 

抱き合った後は少し甘えたくなる。

腕枕でピッタリくっついて、髪を撫でてもらう。

この安心感、この至福。そして彼の顔が近いのが嬉しい。

この穏やかな気持ちになる瞬間は、他のどの男でも代われない。

彼だけが私に与える時間。

 

そっと彼の顔を覗き込んでみる。

ほんとこの顔好き。見飽きないんだなぁ。

 

「ねぇ、私、ひとつあなたにおねだりしたいことがあるんだ」

 

「誕生日?」

 

「え、覚えててくれてたの?さて何日でしょう?」

 

「何日だっけ(笑)でも確か来月だなって思って。じゅりんの誕生日も、最初に出会ったのも」

 

ちゃんと予定してくれてたの、すごく嬉しかった。

何か企画を練ってたみたい。

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Photo by freestocks on Unsplash

 

「私、普通のデートで良いの。あなたにサプライズは求めてないの。ただね…」

 

と、前からおねだりしたいと思ってたモノをひとつ頼んだ。

もうずっとずっと考えてたこと。それはまだここでは内緒(笑)

 

「え、おねだりってそれ?なにかあるかなぁ…うん、探しとく。他には何か考えてたの?」

 

「色々考えたよ。一曲私のために歌ってもらおうかなとか、お手紙書いてもらおうかなとか」

 

「あはは」

 

「私、欲しいモノは自分で買えるから、そうゆうんじゃないものがいいの」

 

なんだろうな、彼とのこの、他愛ない会話。

すごく心地よい。

セックスしてる以外の時間は、私がずっと笑ってる。彼のどんな話でも、すごく面白いストーリーを聞いているような気持ちになる。

やっぱりこの人が好きなんだなって思う。この顔も好き。ホント好きだわ。

 

抱き合ったままウトウトして、起きてお茶して、彼のマッサージしてあげて、私の髪を撫でてもらって、ずっと何かしらおしゃべりしていて。

あっという間に時間は過ぎる。けっこう長く籠ってるのにね。

 

身支度をしながら、彼が月末の予定を尋ねてきた。

 

「〇〇日の夜は?」

 

「え、今月?」

 

「うん」

 

「夜は大丈夫。今月また会えるの?」

 

「僕、その日は●●で仕事だから、×××に行きたいんだよね」

 

そこは前に一緒に行ったバルなんだけど、彼の大好物が食べられるお店で、元々私のお気に入り。

確か二度目のデートだった。懐かしいなぁ。

彼氏と行った後、他の人と行くと思い出が薄まる気がして、あれからあのバルには行けなかった。それまで散々色んな男を連れてった、お気に入りのバルなのに(笑)

また一緒に行けるの嬉しい。

 

ホテルを出たら雨が上がってた。

いつも通り、手を繋いで駅まで歩いて。

 

彼が私を見送ってくれてバイバイ。

幸せだなぁ~といつも思うこの瞬間。

 

最近はマスクしてるからバイバイのキスできないけど、マスクの下でチュッて唇尖らせるのがすごく好き(笑)何度キスしても彼のキスがいいな。

 

昼間のデートは、彼も私も、真っすぐ家に帰るのを避けてる。

彼はオフィスに戻って仕事して帰る。

私は大概飲み予定を入れておく。

 

そのまま帰ると、私の纏った空気から何かが匂い立つ気がして、それを打ち消すのに必死でなんだか落ち着かないから。

で、この日も午後3時から飲んでるっていう友達と、このあと合流することにしていた。だけどこの合流が思わぬ方向に…

 

 

続く(笑)

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