人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

男の正しい捨て方

本当なら、この看護師クンと会ってるハズだった連休明け。

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緊急事態宣言で会う約束が延びて、 その間のやりとりでなんかダメになってきて、最後はグダグダで捨てた。まぁ会う前で良かったと言えば良かった。無駄足にならなかったもんね。でもけっこう気に入ってたから残念。この手の子犬系年下男子ってどうも上手く行かない。そうなると『攻略したい欲』が 出てきちゃって好きとか嫌い以前にどうにか落としてやりたくなる狩人魂。

 

このところ、どの人でもどうしても話題がコロナになっちゃって、そうなると職業柄、看護師クンがあれこれ正論を翳すので、私的にはちょっとウンザリしてたところもある。ワクチンを打たない派の私は、そうは言わないけど、やっぱりワクチンの話題になるとトーンダウンしちゃう。それでまた看護師クンが正論振りかざして、ワクチンの話を延々していて空気読めないんだなぁって思ってた。

 

ワクチンは打つ一択でしょ。打って罹患する人は、打たないと死ぬだけ

 

でも、妊婦さんとか授乳中とか、アレルギーがある人もそうだけど、色々悩ましいみたいだよ

 

それはそうだけど、でもやっぱり打たないのはあり得ないな。そうゆう人が罹患してみんなに移しちゃうわけだし

 

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ああ、きっとこの子は世間と言うものを信じてる。他の歴史的に信頼されてるワクチンだって、予防どころか接種したら発症する率が上がっていたり、効果が認められないものだってあるのに。私は予防接種そのものを全否定する気はない。ただ自分に必要な予防は、自分で調べて選択してる。世間を信じて疑わない人は、自分で考えたり調べたり、選択しないんだ。そうゆう人は、悪いがあまり好きじゃない。きっと全ての選択を、世の中の常識と世間に基準を合わせて決めてるんだろう。

コロナワクチンだって、自分の中で考えて接種を決めてる人はいるし、そうゆう人をとやかく言うつもりもないし、そもそも個人の自由だと思う。ただ感染への恐れとか、将来海外旅行できなくなるとか言う‘‘恐怖‘‘から選択するのと‘‘接種するのが正義で義務‘‘みたいな今の風潮(これって日本人が陥りやすい罠だよね、良くも悪くも信じやすく洗脳されやすい)のまま決めるのは、なんか違うなぁって私が思うだけ。

日本でもコロナに対する治療薬の開発がかなり進んでるというのに、ニュースにもならない。変異し続けるウイルスに効果があるかわからないワクチンに頼るより、自分の免疫力を上げ続ける方がよほど大切な事だと私は思ってる。

だからってワクチン接種を否定する気はないよ。個人の自由だ。受けたきゃ受ければいいし、自分の意思で決めて受ける人のことを、とやかく言うつもりはない。

 

でね、これってワクチン云々と言うより、良いリトマス紙だなぁって思った。結局私は、世間や正義より、自分を持ってる我の強い人じゃないと好きじゃないって分かってるんだから、コロナワクチンについて持論を持ってる人と繋がればいいんだよね。持たずに世間の流れを全部受け入れてる人は、そもそも根っこが違うってこと。

看護師クンについては、医療従事者だから仕方ない所あるのかなぁって大目に見てたところがあるけど、私の周りの医療従事者も意見は様々で、医師だって賛成派と反対派に分かれる。どっちの意見でもちゃんと自分の頭で考えて出した結論で、他人に対してどうのこうの言わない大人ばかりだったから、やっぱりこれは個人差だよなってよくわかった。そんなわけで看護師クンは捨てようと思って既読スルーして放置したんだけど。

 

何故か追いLINEで私が叱られる(苦笑)

ハッキリ言って、じゅりんさんと僕とは生活レベルが違うと思います。自分は裕福だから感染しても高い治療費をかけて治せると思ってるだろうけど、そうして出歩いて、もし自分が感染してたら、どれだけ他人に迷惑かけてるのか分かってる?みんながじゅりんさんみたいに、時間もお金もあって、充分な治療を受けられるわけじゃないんだよ…(以下延々と説教長文)

 

これ単に絡まれてるよね?

確かに私はしょっちゅう山へ出歩いてるけど、それはコロナ以前からの生活習慣を変えてないだけ。東京で満員電車で通勤してるより、自分の車で山に行くのはリスク低いと思うし、山仲間とはお互い、もしも罹患していたらどうするかってことは散々話し合ってきて納得済みだし。毎日患者がいる病院に通勤してるキミより、よほど安全な生活だと思うよ…最近じゃ感染は全て飲食店のせいにされてるけど、それもなんか違うと思うしね。正しいエビデンスが出てないから、何とも言えないけど。

でもわかってる、正義を振り翳す人に何を言っても否定されるし、聞いてもらえるわけないんだよね。なので私は、過去最高に超絶ブスに写ってる自分の写真を送ってみた。

 

この写真、仲間と騒いでる時に瞬間的に酷い顔で写ってたのを、トリミングして更に老けて見えるように加工したもの。一度彼氏に見せたら大受けだったので、こうゆうタイミングで利用してる。一度も会ってない看護師クンは私の顔を知らない。何枚か普通の写真は送ったことがあるけど、きっと妄想で更に綺麗な大人の女に仕上がってると思う。

そこに超絶ブスな写真が送られて来たら…

 

はい、もう完全にノーレス(笑)

終わったよね。これぞ正しい男の捨て方。

女って、捨てる男にとって綺麗な思い出になろうと足掻くけど、もう完全に捨てるなら後腐れなく思い切って汚く捨てたほうが良いと思う。男の部屋に行って大便して流さないとか、酔っ払って襲撃して布団の上にゲロ吐くとか、めちゃくちゃしつこく連絡し続けるとか、他の男の巨根トークするとか…まぁ何でも良いんだけど。
今回は一度も会えてないから、やれるのは写真送付程度だった。あとはそこまで情熱も無いから、時間をかけたくなかったと言うのもある。

 

まぁね、看護師クンが悪いわけじゃないんだよね。きっと真面目で一生懸命な子なんだろうな。だから世間の流れや職場で言われたことを真に受けてしまう。だって彼の意見なんか1㎜も無かったもん。

 

ってかねぇ、私は逆に、付き合った男を完全に捨てることをしない事が多い。それはまたチャンスがあれば復活するかもしれない…という淡い期待を込めてるから。だから最後のお別れの言葉は言わないまま、何となく距離を置いてフェイドアウトするようなパターン多いかな。そうして手元の魚を放流して、立派に帰ってきたらまた食べたい(笑)

帰って来るかどうかはわからないけど、わからないから面白いよね。男と女も、人生も。古い男もまた良し♡

♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡

最近狩り場では、プロフィールの最初に『コロナワクチン打たない人希望』と書いていた(笑)見つけた人いるかなww

打つ打たないは関係なくて、ココにひっかかってアレコレ言って来る人って割と好き。

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初頭効果のピクルス女

寿クンが、人生初のピクルスを食べて感激してた。ちなみにキュウリと人参のピクルス。ピクルスの種類としては至極ノーマルだよね?

 

「うっまぁ~!なにこれ?甘くてすっぱくて美味しい!こんなキュウリ初めて食べた!これ何ていうの?え、ピクルス?知らない、初めて食べた。人参も美味しいねぇ」

 

え、40年以上生きてて、人生初のピクルス?テイストがちょっと違うだけでピクルス自体は食べたことあるんじゃない?って何度尋ねても、キュウリの料理で食べたことあるのは、サラダと漬物と酢の物(ピクルスではないやつ)って言うから、多分本当に初めてピクルスを食べたんだと思う。

 

寿クンの人生初ピクルスは私の手作り。トレッキングデートでお弁当を作ったので、ちょっと箸休めにとピクルスを漬けて瓶ごと持参した。私の作るピクルスは、リンゴ酢を使って少し甘くしたものにブラックペッパーを粒のまま一緒に漬け込んであるから、市販のピクルスと少しテイストが違うけど、それでもピクルスを知ってる人ならピクルスって分かるはず。ピクルスの定義から一脱した料理ではないハズ?それに今まで何回か他人に食べさせたことはあるけど、これをピクルスと認識できなかった人はいないから、やっぱりピクルスの定義からは外れてないと思う。

 

だからやっぱり本当に本当に、寿クンは人生初のピクルスだったんだよね。私にしては地味に衝撃だったんだけど。酢やキュウリが嫌いな人で、ピクルス食べないって言うならわかるけど、本当に人生初めてのピクルス…

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Photo by Kim Daniels on Unsplash

寿クンがあまり世間を知らないことは分かってた。東京に程近い田舎で生まれ育って、進学先も別の田舎で、地元で就職して結婚して、人生で知り合った人の数も、恐らく私とは桁が違うんだろうとは想像してた。だけどピクルスを知らないって…20代でお酒を飲まない人ならあるかもしれないけど、40年以上生きててピクルス知らないってあるの?いや、私が拘ってるのはピクルスの存在ではなく、私にとってとても慣れ親しんだ料理と言うか、世間一般的にも知られている簡単な料理を、寿クンが知らなかったと言う事実。

 

それで思う、ああ私も彼にとって、ピクルスみたいな女なのかも、と。

私は美人でもブスでも無いと思う。ちょっと年齢より若く見られるけど、見ようによってはエロい顔が特徴と言える程度の普通の女。自己主張が強くて生活感が薄くて、好き勝手生きてる。その程度の女は都会では別に目立つことも無い。貧乏ではないけど富裕層ってほどでもないし、住んでるのも中古のマンションだし、生涯、長者番付に載る事も無いだろう。つまり、私程度の女は五万といる。

なのに寿クンは、まるで私を天使のように崇めたて、壊れ物のように丁寧に扱い、セレブだ賢者だと言い、可愛い綺麗と何度も言いながら、少し怯えたように触れる。もう出会って6か月目、そろそろ私に慣れても良い頃だと思うんだけど、毎回巻き戻したみたいにデートの最初は寿クンが私を眩しそうに眺めて崇めるところから始まるから、私的にはその儀式が少々面倒になっているし、そんな寿クンが胡散臭いとも思ってた。

 

彼にとってピクルスが初めての味だったみたいに、そしてキュウリがピクルスのテイストになっていることが信じられないことだったように、私と言う女も初めて見る人種で、ひたすら驚いたのかもしれないなぁ。そしてそれが初頭効果として刷り込まれてしまって、私が素晴らしい印象のままなのかもしれない。そろそろ私の本質も理解して、もっとフェアな関係で付き合っていきたいんだけど…何故かいつも最初の崇められるところから始まるから、こっちもなかなか気持ちを崩せない。

いや、私は寿クンが思ってるような天使のような女でもないし、綺麗でも可愛くも無いんだけどな。そろそろこの窮屈な関係からひとつ抜け出して付き合いたいんだけど。もっと私の泥臭いところも、ちょっとダメな所も見せたいし分かってほしいんだけどなぁ。

そうかピクルス…

なんか腑に落ちたけど不服。

 

お弁当はどれもとても美味しいと喜んでくれたし、お握りは3つも食べてくれたので、トレッキングデートは楽しかった。でも後々ずっとピクルスの話をしてたから、よほどピクルスが想定外の味だったんだろうな…作り方まで尋ねてたけど、家で作るのかしらね。

つい求められる役割を演じて、賢者で物知りな顔をしてしまう私にも難ありなんだけど。ここを打破しないと、寿クンの男らしさが育たないのではないかと不安にもなる。

育てなくても良いのかな?なんて思っちゃうこともあるんだけど、育ってくれたら嬉しいなぁ~男脳の私でも性別は女だから、やっぱり男らしくエスコートできる人になってほしい!

色々考えちゃうね。考えすぎて鍼に行ったら頭がめっちゃ張ってるって言われちゃった。なんだかんだと手を焼く寿クン、手がかかる子ほど可愛いのかなぁ?デートの頻度が割と多いので、自分も楽したいってのもあるけどねぇ。

 

で、肝心のトレッキングデートの報告は無しw
ピクルス女、夏までには脱皮したい!

 

*****
私のお気に入りのリンゴ酢。これは結構酸っぱいので、甘いリンゴ酢とブレンドしてお料理に使ってます。オーガニックで安心なので、甘味を足して炭酸で割って飲むのも美味しい。

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月が満ちる前日②

シマリス君と温泉デート。いきなり激しく抱き合って、海を見ながら温泉入って、一緒にご飯を食べて、また温泉に入る。んー幸せ。この続き↓

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二度目の大浴場に行って、部屋に戻ったらシマリス君は仕事の電話中だった。

男の仕事してる姿って好き。やっぱり私は自分のビジネスを展開する人が好きだ。誰かの奴隷ではなく、自分の力で稼ぐ人。この顔も好き、身体も好き。しなやかな筋肉を纏った大きな身体に似合わない、細くて長い繊細な指も好き。

そんなことを思いながら仕事中の彼を見ていたら、私の視線に気づいて振り返り、通話しながら軽く頭を下げて目配せをする。大丈夫退屈してないよ。見た目が好きだと見ているだけで幸せなんだよ。心で呟く。

 

仕事の電話が終わったら、またすぐお布団まで手を引かれ、抱き合う。この日のシマリス君は、いつもより丁寧で乱暴で激しい。優しい愛撫の後に怒りをぶつけるように突いてくる。だけど私の身体の一部にキスし続ける事を欠かさない。そうして何度か果てた後に、私の髪を撫でながら尋ねて来た。

 

「ねぇ、俺と会ってない時に誰かとセックスした?」

 

その聞き方があまりにも弱々しくて可愛いので、私は思わず笑ってしまった。さっきまであんなに俺様でドSで、激しく私を抱いていたのに。

いつも『淋しかったやろ?』とか『俺の事思い出してた?』とか言われる。でも他の男の事を気にするような人だとは思ってなかった。出会ったサイトを辞めた時でさえ事後報告で、私には『個人の自由だから』と敢えて退会を迫る様子でもなかったし、あんまりの絶倫加減に私が『他の女もいるでしょ?』と尋ねても『じゅりんもやで。その感度じゃ男一人では足りんやろ』と切り返してきた。私はシマリス君を誤解していたのかもしれない、本当は強がってかっこつけてたのかもしれないなぁと、割と本気でそう思う。

 

「誰ともしてないよ。意地悪だなぁ知ってる癖に。そんなこと出来るわけないじゃん」

 

笑って即答できなかったのが惜しい所だけど、サラリと口から出る嘘は自分でも上出来だと思う。でも笑っちゃった後だから、なんだか信憑性には欠けてたみたい。話し終わるのを待たずして、シマリス君がまた尋ねる。

 

「ホンマ?じゃあ俺のこと思い出してた?」

 

「ホンマホンマ。シマリス君のこと思い出してたよ」

 

「いつ?」

 

「いつでも」

 

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私の回答に満足したのか、私の顔を掌で包んでキスする。私もシマリス君の頭を撫でてキスし返す。

 

「うーん、俺ホンマは甘えたな時もあるんや…」

 

そう言いながら私の胸に顔を埋める。なんて可愛い、愛おしい。あの甘いハグやキス、その後の狂おしい程の激しいセックスと、子供みたいに弱々しく甘えてくるこの仕草、全てが計算なら怖い男だなぁ…だけどこの多面性こそが、彼が私を選ぶ理由なのかもしれないし、私が惹かれる理由なのかもしれない。

私は誰のどの人格も否定せず付き合える。それは自分自身の極端な多面性に疲弊するほど付き合ってきたから。だけど多くの人は、誰かの一面か二面を捉えて、その他を許さない。それに傷つき苦しんできた私は、今なお自分を解放しきれないシマリス君によく似ているのだ。

 

その後再び、いや、みたび?抱き合って何度も果てた後、シマリス君は再び仕事。もう夜遅いのだけどいつもこの調子だから、この人はもう仕事のエンジンを切ることはできない人種なのだろう。同じように‘‘男らしさ‘‘や‘‘意地‘‘や‘‘プライド‘‘も脱ぎ捨てることが出来ない。だからいつも隙が無いように振る舞って大人で在ろうとする。裸で抱き合った後だけは、弱くて甘えたな自分を取り戻せているのかもしれない…そんな風に感じる。

 

そっとバルコニーに出てお風呂に浸かる。

夜空に丸いお月様。そういえば明日は満月だった。月が満ちる前の日、それはなんだか完璧に見えて不完全なシマリス君みたい。そしてシマリス君と私はどこか似ている。

仕事を終えたシマリス君がバルコニーに来た。

 

「一緒に入ろ」

 

「うん、ええね」

 

湯船に二人。シマリス君の胸に私の背中を預けて、一緒に夜空を仰ぐ。

 

「満月みたいだけど、満月の一日前のお月さまだよ」

 

「ホンマや丸いな。満月じゃないん?」

 

「そうなの、ちょっとだけ不完全。なんだか私たちみたい」

 

「なんで?」

 

「何度も抱き合って、もうお腹いっぱいもう出来ないって思っても、また抱き合ってしまうから」

 

「それはキミが魅力的だからやで」

 

シマリス君が絶倫だからでしょ」

 

「ホンマの男はこんなもんや」

 

「じゃあ、ホンマの男に出会えて私は幸せね」

 

 「好きやで」

 

「私もよ、好きだよ」

 

これから先、満月の一日前の月を見る度、私はこの日の事を思い出すだろう。お湯の中で感じる体温と‘‘スキヤデ‘‘って言葉と音も。

シマリス君には過去も未来も無い。その瞬間を生きてる人。明日別の人に同じ言葉を囁いたとしても、今この瞬間の私への気持ちに嘘はない人。その言葉に駆け引きやサービスは無いことも、やっと理解し始めてた。それは、私がいつか去る事を恐れて、私を引き留めるために愛を表現する寿クンの姿を見ていて気付いた事。寿クンの愛が悪いと言う訳じゃない、良い悪いなんか愛には関係ない。ただ言葉の持つ意味と、その純度に私が気付いただけ。どっちも確かに愛なんだ。私の中にもどちらの愛も存在する。多分私はとても器用で、その二つの愛を上手く使い分けてるだけ。そして今はシマリス君に共鳴して、自分の偽らないこの瞬間の気持ちが溢れてるだけ。

 

お風呂から上がってまた愛し合い、その後飲みながら他愛ない話をして、またお風呂に入って午前を回ったところで眠ろうとしていたら、またシマリス君に襲われた。結局夜中の2時まで殆どの時間を抱き合って過ごして、もう絶倫と言うより病気じゃない?一体何回射精したんだろう。嘘じゃなく果てているのは確認してるんだけど、こんな人が‘‘ホンマの男‘‘って言っちゃったら、世の中の男性が殆ど偽物って事になっちゃうよね(笑) そして求められるままに、応え続けられる私の体力も大したもんだな、と妙な自画自賛するんだけど。何度も求められるのは単純に嬉しい。

 

シマリス君が、ホンマの男だなぁって私が思ったのはこのあと。

眠りについてから、私はすごく怖い夢を見た。夢の記憶が曖昧なのだけど、私は恐ろしくて思わず叫んだ。もちろん夢の中なんだけど、多分寝言でも叫んだと思う。

 

「きゃあああ!」

 

「え、大丈夫?大丈夫やで、大丈夫だから!」

 

シマリス君の声で目を開いたら、シマリス君が私をギューッと抱えるように抱きしめて、頭を撫でてくれていた。

 

「大丈夫やで、俺がいるから。大丈夫大丈夫‥‥」

 

ポンポンと背中をそっと撫でられる。大きな身体に包まれて苦しい程に抱きしめられていたんだけど、私はすごくホッとしてシマリス君の体温と心臓の音を聞きながらまた眠ってしまった。いつもは腕枕が辛いとか、本当は一人で眠りたいとかって途中でそっと隣の布団に移るんだけど、この日は男の体温って有難いなぁなんて思いながら、そのまま抱きしめられたまま目を閉じた。

 

朝になってもまだしっかりとホールドされたままで、さすがにシマリス君の腕が痛いだろうとそっと離れたけど、また引き寄せられ抱きしめられてウトウト。好きな人と迎える朝ってやっぱり幸せだね。一人寝が良いってずっと思ってたけど、たまには二人も良いな…と、こんなに何度も一緒に泊まってるのに初めて思った(笑)

 

朝が弱いシマリス君は、夜とは別人のベタな甘えん坊になって、グズグズとお布団の中で時間を過ごしたがる。今度は私がハグして、掌や肩を揉んだり頭を撫でてあげる。この甘えん坊の時間もわたしの好きな時間。そうしてギリギリまで甘えてから、顔を洗い髪を整えてビジネス戦士の顔になる。

 

「ねぇ、昨日私が叫んだの覚えてる?」

 

「え、叫んだん?なんで?」

 

シマリス君は、大丈夫って私を抱きしめてくれたんだよ」

 

「え、ホンマに?ごめん寝ぼけとった、そうなん?」

 

「逆に無意識にアレが出来てたなんて、なんか尊敬するー!」

 

「え、俺どんなんやったん?寝ぼけてて覚えてない!」

 

覚えてないなら尚更、ホンマの男やね、と言ったら笑ってた。

その男気の鎧が、彼を時に苦しくさせてることには気づいてた。その瞬間を全力で生きてるからこそ、少しずつ雫のように苦しさが滴る。温泉コンパニオンはそのために存在する。今はきっとそれが私の役目なんだろうな、彼が飽きるまでは。

 

2つ手前の駅まで送ってもらい、家に帰ってからいつも通りのお礼のLINEをした。

 

こちらこそありがとう、また会おうね

 

これもいつも通りの返事。

いつも『また会おうね』と書かれてる。シマリス君にとっては、デートは一回ずつの短編小説なのだろう。だから過去も未来も無くて、毎日の日常に私達は互いに存在しない。そしてそのことが、今の私にとっては心地よい。そうゆう距離感で‘‘付き合ってる‘‘と言っても良いと思える。

セックスのために心を沿わせる。そうしてセックスで対話して、セックスで殻を脱いでいく。それらはシマリス君に投影していて、きっと私も同じこと。だから私達はお互い、今はかけがえのない恋人。きっと今、私の殻を脱がすことが出来るのも、シマリス君の殻を脱がすことが出来るのも、お互いに一人だけだから。

 

互いの温度が変わればいつか離れる日も来る。でも私は月が満ちる前の日は、これから必ずあの夜を思い出す。シマリス君も私の欠片だったってことに、今更だけど気付けて良かった。

 

 

R18やこの続編については、書くかもしれないし書かないかもしれないけど、とりあえず【終わり】

 

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月が満ちる前の日①

久しぶりにシマリス君との温泉デート。去年突然会社を辞めて独立して、すごく忙しそうだったけど落ち着いたみたい。思えばシマリス君と出会って丁度1年、ずっとコロナ禍だった。

 

私はシマリス君に対して、気持ちが少し冷めていた。思えばずっと、自分でイニシアティブを取れてない感覚が、私のプライドを少しずつ傷つけたことは自覚していた。そんなくだらないプライドなんか不要だとわかってるのだけど、上手く調整できない感覚。

ただ捨てるには惜しい男。

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 去年の最初の温泉デートは前日に色々考えて眠れなかったものだけど、今じゃ爆睡して翌日も出張に行くような気分で出かける。待ち合わせの駅について、到着した旨をLINE。

 

あと5分で着きます

 

珍しくオンタイム、しかも謎の敬語での返信(笑)

いつもは少し待たされるんだけど、こうゆう所にも相手の緊張感って出るよね。久しぶりだし、私もしばらく冷たくしたし、何なら他の男も匂わせたから、少しは追う気持ちになったかしら。

 

到着した車に乗り込む。少し髪が伸びたなぁとボンヤリ思う。

前の日も会ってたみたいに、当たり前に最近の話題をする。いつも会う度ビックリするような展開を迎えてるシマリス君だけど、今回は特に大きなトピックは無かった。確定申告が大変だったとか、起業して経理が難しいとか、そんな話。

 

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私は去年の暮れから、ずっとシマリス君について考えてきた。私達は『お付き合いする』と明言してからスタートしてる。彼自身も私と『付き合っている』自覚はあるらしい。付き合うって定義が人それぞれだ。だけど毎日のLINEは不要と思ってる私でさえ『私達って付き合ってるの?』と思うことがある。彼に起きた日常を私が知らなすぎるし、私の日常も彼に知らせないからだと思うけど、お互いそこにあまり興味が無いとわかってきた。だからと言ってセフレって感覚でもなく、会えば好きだなぁとも思う。そもそも12歳も年下の、高身長で整った顔立ちの稼げるハイスペックな男が、私と会い続けてる事が謎だとずっと思ってる。

 

私は自分自身を、シマリス君の『温泉コンパニオン』って命名した。そう決めたら気持ちもずいぶん割り切れてきたし、その時々に愛されてることもわかったし、より一層楽しめる気がしてた。

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そのうえで、まだ尚‘‘彼にとっての私の役割とは何だろう‘‘とずっと考え続けてた。

恐らくセックスの相手は、私以外にもいるだろう。それはお互い様だし咎めるつもりもない。温泉は彼が好きで行きたくて、連れて行くのに私が好都合なのはわかる。平日に簡単に家を空けられるし仕事も調整できる。余計な詮索をしないし食事のマナーやお作法も悪くない方だし、自分で言うけど床上手(笑)たまのお相手としては良い物件だと思う。

だけどそれだけじゃないものを私は感じてる。だってそれならあんなに恋愛モードの演出をしなくても、それなりに割り切って付き合う女はいるだろうから。それに12歳も年上の私を連れ歩かなくても、もうちょっと見栄えの良い若い女を選ぶこともできるだろう。彼は星野クンのように、年上女性じゃないと抱けない程の熟女好きという訳じゃない。私の前は、確か20代の独身の女の子と付き合ってたハズ。

 

もはや前戯だと思ってるけど、温泉に行く日程が決まってからの甘いLINEや通話は、何か彼にとって無意識に望んでいることを手に入れるための手段なのだと確信していた。何度も温泉にご指名戴いてるのだから、私はシマリス君が求める何かを、無意識に提供出来ているのかもしれない。私の方はただただシマリス君に呼ばれて、贅沢と快楽と、その時々の彼の愛を享受している。受け取ってばかりでお仕事としてはお粗末だから、もうちょっと彼が何を望んでいるのかを明確にして、それをお返ししたいという気持ちもあった。

 

だけど、温泉の日時を決めて、甘々な言葉のLINEが続き始めて、なんだかそんな自分がバカらしくなってきた。これは温泉プレイ、単に私は偶然選ばれたラッキーなプレイヤーなのだ。もう彼の期待に応えようと、自らの価値を高く盛ろうとするのは止めよう。どうしてそんなに自分を卑下して、若くて勇ましいシマリス君に釣り合おうと頑張るのか。理由は分からないけど今の私が選ばれてる、それで良いんじゃない?

例えば私が、全然好みでもないタイプの寿クンが好きなように、理由はわからないけどシマリス君が私を選んでる結果がそこにあるだけで、理由をアレコレ考えても仕方ない。そもそも私には、相手にとって有益な自分というのを探し当て演出する癖があって、その癖は時々私を不幸せな気持ちにさせるじゃないか。相手が私を選ぶことは相手の選択なのだし、その時の私は何かを上乗せしている私ではなく、ごく自然な私だったはず。だったらもう、温泉プレイを楽しもう。余計な気遣いは止めよう。恋は遊びだし、不倫は娯楽。シマリス君が飽きるまでは、私は彼の温泉コンパニオン。

 

良い天気でドライブも順調。いつもながらのシマリス節を聞きながら進む。途中何度か仕事の電話がかかって来る。前ほど忙しくは無さそうだけど、相変わらずビジネスモードのシマリス君は別人のよう。厳しかったり爽やかだったり、本当にこの人の‘‘素‘‘というのがわからない。

 

宿に着いてチェックインを済ませて、お部屋に案内される。オーシャンビューの綺麗なお部屋は、畳の上にモダンなダイニングテーブルが置いてある。続きの部屋に既にお布団が敷かれていた。すぐに椅子に座って仕事の電話をかけるシマリス君。私はまず彼にお茶を淹れ、服を脱いで浴衣に着替え、髪を纏める。そのままバルコニーに出てみる。目の前の一面が海、とても綺麗。風が少し強いけど気持ち良い。シマリス君が言ってた通り、小さなお風呂がバルコニーに備え付けてあって、すでにお湯が溜められていた。

隣県とは言え、緊急事態宣言が発令された連休前の平日なのに、宿はほぼ満室だった。確かに人気になるのがわかる気がする、このロケーションとお部屋の雰囲気、そしてバルコニーのお風呂。夜は星空が見えるかしら、そんなことを思って海を眺めてた。

 

いつの間にか電話を終えて浴衣に着替えたシマリス君が、バルコニーに出てきて後ろから私を抱きしめる。

 

「久しぶりやね、会いたかったんよ」

 

「うん、私も。会えて嬉しい」

 

向き合ってキスをして頭を撫でられる。再びギュッと抱きしめられる。

 

「ねぇ、お風呂行ってこようよ」

 

部屋風呂の他にも、大浴場が2か所ある。明るいうちに最上階の浴場から海を見たかった。

 

「そやね、上のお風呂に行きたいね」

 

そう言って部屋の中に入った途端、シマリス君に手首を握られ引っ張られて、二人で布団の上に転がる。

 

「こっち来て、少しだけくっついて。夜にたくさん抱くから、今少しだけ俺のとこにいて」

 

前回もそうだったけど、今年に入ってからシマリス君はちょっと変わった。それまでは夕飯を食べて二度目のお風呂に行くまでは、全く恋人らしいことをしない人だったんだけど。でもお布団に寝転がって私にお願いする姿が可愛くて、結局私も隣に滑り込んでしまう。

背中から抱かれて、私の髪に顔を埋めてるシマリス君の息遣いが少し荒くなる。後ろから伸びた手で、髪や肩を撫でられる。温かい。久しぶりに嗅ぐシマリス君の僅かな匂い、それだけで私も熱を帯びてしまう。

 

「やっぱ抱きたい」

 

「でも…お風呂入ってからにしよ…」

 

「お風呂入ってからも抱きたい、俺に抱かれるの分かってたでしょ」

 

「そうだけど…」

 

「少しだけ」

 

キスをしながら、浴衣の間にシマリス君の手が入って来る。抗っているようで抗えきれない。本当にこの人は野性的。私は基本的にはシャワーしなければ抱き合いたくないのだけど、シマリス君は全く構わずに私の全身にキスをする。まだ明るく互いの顔がはっきりわかる。部屋を暗くしたいけど、まだ日が出ているうえに海に反射してキラキラと光ってるので恥ずかしくなる。結局始まってしまう。

 

私はこの、抱き合ってる瞬間のシマリス君が一番好きだ。どこにもいかないで、ずっと抱き合っていたいといつも思う。

私達のセックスは、ここへ来ることを約束した日から前戯が始まり、送り届けられて帰るまでが後戯。その間、確かに愛はある。こんなに狂おしく愛おしいと思える瞬間を持つ男を、私は他に知らない。

 

「好きやで、愛してる」

 

「私も」

 

シマリス君は絶倫だけど、この日は私が出会ってからのこの1年の中で一番絶倫だった♡こんなに求められても、私の身体が応じ続けられるのが不思議。

結局温泉に入る前、少しだけと言いながら5回は放ったと思う。もう途中で記憶がない。だけど夜はまだこれから(続く)

 

♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡

 

シマリス君は高身長だから、ヒールがあっても大丈夫で嬉しい。とは言っても、車で移動して温泉行っちゃうから、あまり関係ないんだけど。5.5㎝ヒール、やっぱり可愛いな。私はでかいし、彼氏は同じ位の背丈なので、普段は2㎝ヒールを選びがち。
Lady worker好きなんだよね。スリムウォークとのコラボパンプス、めっちゃ気になってる。

 
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緊急事態宣言だけど、旅行の計画ばかりしてる私。

ワーケーションプランで1週間滞在の旅とかもいいなぁ。

 

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気遣われてる感

寿クンが、お茶デートのために近くに来た。

あと1週間経てば朝から晩まで会えるデートの約束をしてるのに、私に30分でも時間があれば会いたいらしい。でもそのために片道2時間かけて近くまで来てもらうのも、なんだかなぁって思ってしまう。私のビジネス脳的には、そんな‘‘無駄な事‘‘のためにわざわざ来なくても…とつい思ってしまう。

 

何故私は、彼のその気持ちを受け止め、ただただ『会えて嬉しい、会いに来てくれて嬉しい』って思えないんだろう。男はビジネスを中心に活動してほしいという、私の身勝手な憧れがあるのかもしれない。それは会社の社畜になることではなく、自ら稼ぎ出す力のようなもので、日々を忙しく過ごしてほしいって気持ち。公務員の寿クンには自ら稼ぎ出すなんて思考はないだろうし、副業は禁止されてる。そもそも私の恋愛対象からは圏外な人なのだ。

まぁ、圏外なのに好きになっちゃうから、恋って楽しいんだけど。

 

2時間デートは、前に一緒に行ったお店で待ち合わせして、ブラブラと店内をウィンドウショッピングして、その後少し移動してお茶して解散。先に着いてた寿クンが、私を出迎えに駐車場まで来てくれた。

スーツ姿の寿クンは、本当にその辺にいるサラリーマン。デブでもハゲでもない代わりに、特に個性もない。中肉中背(脱げば鍛えてるから細マッチョなんだけど)イケメンでもないし目立たないし、私の好みでもない。ただ最初に会った時から、私には予感があっただけ。その予感を頼りに何度か逢って抱き合って、現在に至る。今はこの、目立たない普通のリーマンみたいな寿クンが好き。だけど理由は本当にわからない。

 

寿クンは私の世界を、大事に慈しんでくれている。自分の世界を持つ私を好きだと言い、私の世界を寿クンの知らない世界だと言い、知りたがり、オンライントラベルみたいに私の話に陶酔する。だから私はちょっと調子に乗って、少しおしゃべりになる。彼氏も寡黙で聞き上手だと思うけど、寿クンは私にシンクロして来るから、まるで同じ体験を見聞きしてるみたいに感動してくれるのが心地よい。

 

だけど、やっぱり抱き合わないでおしゃべりだけするデートって必要なのかなぁって思ってしまう。顔見ただけに、余計フラストレーション溜まらない?抱き合ってあの一体感を感じたいなって思っちゃわない?性欲って訳じゃなくて、肌が触れ合って体温感じたいって思わない?私は思うんだけど。

 

ストレートにモノを言ってしまう私に、寿クンはタジタジだった。

 

「でもさ、LINEより電話の方が嬉しいし、電話よりやっぱりりーちゃんの顔見て話せると嬉しいんだよ。だから会いたいなって思っちゃって」

 

そうなんだよね、この人は下から積み上げて物事を考える人。私は結果を先に決めて物事を計画したい人。どっちが良いとか悪いとかじゃないけど、根本的にはまるで違う生き物なのだろう。

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ちょっとお茶して、初夏に一緒に行く予定の旅行の話などした。

凄く楽しみにしていると言ってる割にはノープランで、何の下調べもしていない様子。まぁいいんだけどね、まだ先だし。時間は私より圧倒的に余ってるみたいなんだけど、きっと要領が悪いんだろうなぁ。それは普段から感じるんだけど。その意味でも別の生き物。

ざっくりと私が物理的な距離や移動時間、宿泊のこと、観光スポットなど提案して、また寿クンがそれをメモしてる。この風景何度見たかなって思う程なんだけど、これってもしかして寿クンのメンツ丸潰れなのかもしれないなぁってちょっと思う。

もっと何にも知らないふりをしておいたほうがいいのかな。でもきっと私にはその演技は無理だしな。エスコートしてほしいのに、寿クンだけは私のペースを乱す。少し苛々する。でもこの光景に慣れた気もする。

 

 それでふと思う。この人とは、同じ景色をみたり抱き合ったりする以外、あまり話し合ったりしてはいけないんじゃないだろうか。こうして話す度、私が僅かにイラつくように、寿クンも僅かに男のプライドを削がれてる気がする。女の私が見聞が広くて、彼の意見を取り入れて気遣いながらも最適なルートを提案する度、彼は余計にはしゃいで見せて、それが逆に痛々しい時がある。本当は男らしく自分のリードで私を連れ出したい気持ちなんじゃないだろうか。

 

「ねぇ、私、つい出しゃばっちゃうけど、旅行の事はある程度、寿クンに任せていいかな?言ってくれれば調べたり予約したりは出来るから言ってね。あとは天気次第なところもあるし、緩く計画しておこうよ」

 

「そうだね、りーちゃん何でも知ってるから、つい頼っちゃってごめんね。でもりーちゃんが教えてくれたココとココは行きたいなぁ。お天気次第だけど」

 

あくまでも私の意見を最優先してくれるスタイルを貫こうとしてるのはわかるけど、もっと言いたい事言ってくれても良いんだけどね。

男が女に対して『面白くない』って思う時って、こうゆう時なんだろうな。きっと相手(女性)は悪気も無いし、むしろコチラ(男性側)を立ててくれてるんだと思うけど、この気遣われてる感じがすごく居心地が悪いと言うか。それならいっそ「ヤダ」とか「それいい」とか「他のにして」とか、率直な意見が返って来て欲しい。彼氏は同調してる風でさり気なく自己主張してくるし、シマリス君は私の意見を聞かないし、夫はワガママ言いたい放題なのでそれもムカつくことはあるけど(笑)この『気遣われてる感』よりは余程良い。

 

寿クンと同じ景色を見て感動してる時や、抱き合ってる時は、この『気遣われてる感』が無いからすごく良い時間と思える。私は、基本的には男とフェアで在りたい。何なら喧嘩するくらいにディスカッションする仲でも良いと思う。それで抱き合った時は小さな女の子みたいに扱われて、時々男の母みたいな愛で包んであげたい。そうゆうメリハリ?変化が欲しい。ワガママなのはわかってるんだけど。

 

逆に恋する女子も、寿クンみたいなパターンに陥りやすいとも思う。

相手の顔色伺って、ついついオドオドしちゃたり、機嫌取ったり、やたら相手をリスペクトしたり。良かれと思ってやってることもあれば、もう身に染みちゃって抜けない子もいるよね。恋してるから好きだから、それは受け身の女性としては陥りがちとは思うんだけど、実はあんまりおもしろくない(と男脳の私は思う)

で、結果的には自分を偽って我慢して、ある日爆発する訳じゃん?そう考えていくと寿クンがいつか爆発するんじゃないかと思うと怖いね…あれが彼の素だとは思ってないし、もっと男性的なサディスティックな部分も、無意識に持ち合わせてるんだろうとは想像してる。まぁそこを開拓する必要は全く感じてないから、そっとしておくけどね。私は恋愛の良いとこ取りで、美味しとこだけつまんで生きてくから。

 

次に寿クンに会うまでの1週間、私はまた何度か家を不在にして、他の男にも会い、仕事もして、家事をして夫の機嫌も取る。そうしてるうちにあっという間に次のデートになる。それでいい、たくさんの予定があるってけっこう幸せなんだなと思う。

このブログがpostされる頃は、シマリス君の腕の中だし。

 

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子犬みたいな懐き方

緊急事態宣言発令予定だけど、ご新規と会う約束をした。

本当に会えるかどうかは、当日にならないとわからない。誰と約束してもそう思うんだけど、日時と場所が具体化すると少しホッとする。

 

約束したのは、ここにチラッと書いた看護師クン、バツイチ独身↓

(もっと色々書いたつもりがホントにチラッとしか書いてなかった)

jurinrin.hatenadiary.com

 忙しいのもあって、この子とLINEし始めてから他のご新規とは疎遠になってしまった。もっとガツガツしてるのが私らしいと思うんだけど、寿クンがカマチョなのでそれなりに時間と気持ちが持っていかれてる感じもする。彼氏とは安定、時々シマリス君もちょっかい出したり出されたり。星野クンはこんな事態だと会えないから、暫く放牧でLINEもスルー中。

星野クンについては、このまま捨てようかなとも思う。あの可愛いセックスがもう出来ないのかと思うと一瞬もったいないとも思うけど、私に対して情熱を注げない男はいらない。毎日じゃなくていいし、毎月じゃなくても良い。たまに思い出して、私を恋焦がれて、どうしても会いたくなって求めたくなる存在に置いてくれなきゃ嫌。社会や家庭の柵で会えないことを受け入れて、何の創意工夫も出来ない男に魅力は感じない。

 

こんな時期だけど、だからこそ、どうにか私に会いに来なきゃダメ。知恵を絞り、勇気を持って行動出来なきゃダメ。

自分がどれほど常識外れな事を言ってるのかは分かってるけど、私の気持ちはそこから1㎜もブレないんだもの、仕方ない。これが私の本音。疫病なんかに恐れをなして、私という最強なアゲマンの免疫女を放置するなんて、やっぱり私の男と呼びたくないわ。

看護師クンは独身なので家庭で咎められる心配はない。医療従事者としては、まだ会ったことも無い私と、この時期会うのはどうなのかなぁとも思うけど、それは彼が考えるべきことであって私の問題じゃないし。コロナに関しては感受性が人それぞれなので相手の感受性を最優先するけど、タイプとしては私と同じ気がする。つまりコロナの存在そのものをあまり重視してない(それについては色々ご意見があると思うけど、このブログの主旨とは無関係なのでスルーします)

 

そんな訳で、順調なら連休明けに会えることになった。

どの男もそうだけど、会う約束するまではLINEがマメになるし、少し饒舌になる。

私は会ってガッカリされないよう、少しだけ自分のプライベートな写真を送ったりする。それはスッピンだったり、仲間と酔っ払ってたり、相好を崩した気合いの入らない顔だったりする。わざと少しだけ不細工な顔を選ぶ。完璧な作り笑顔のLINEのアイコンとは対照的に、ちょっと親しみのある表情、これが受け取る男には、特別なプライベート感を垣間見てる気持ちになるらしい。

 

『美人さん!』

 

『スッピン?本当ですか?』

 

『LINEの写真よりも、この写真のほうが美人です』

 

食いつきも悪くない。素直で可愛い。

ちなみに私は顔が濃いので、スッピンもあまり顔が変わらないけど、やはりメイクしているほうがビシッとして綺麗なので、自分のメイク顔は好き。

LINEに敬語とタメ語が入り混じる感じも可愛い。年下感満載だよね、これ計算で出来てるなら凄いと思う。

男達はみんな年下なのに、彼氏は最初から私を『じゅりんちゃん』とちゃん付けで呼んでたしタメ語だったな。今じゃ信じられないけど、シマリス君はずっと敬語だった(笑)寿クンは今でもメインが敬語。タメ語が入り混じって可愛い感じではなく、たまタメ語になったら、急によそよそしい敬語になる。きっと心的距離もどこまで近づけばいいのか未だに悩んでるんだと思う。

 

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私は出会い系プロフィールに『平日の日中、デートに誘ってね』と書いてる。

なので看護師クンも平日昼間のお休みを気にしてるみたいだったんだけど、日にちを決める段階で夜も候補をお知らせしたら

 

夜も大丈夫なら、今月でも予定合わせられるんじゃない?でもとりあえず来月〇日のランチにしておきますか?

 

と言われる。

まぁ、基本的には自由なんだけどね、私は。でも夜も大丈夫って言っちゃうと、本当に家庭を顧みない主婦になってしまいそうなので、出来るだけデートは日中にしたい。

 

夜も出かけられる日もあるよ。仕事の都合でそのままミーティングのふりして出られる感じ。来月からは何件か新しい仕事がスタートするから、割と行ける日が増えるかも?

 

と適当にごまかした。夜も自由なのは、もう少し親しくなってから小出しにしたい。

その返事が超絶可愛かったんだけど!

 

そうなんですね。じゃあ、もし夜とか行けそうな日があったらぜひ教えてください。
それで都合が合って会えたら、僕の嬉しいご褒美になります!

 

それで都合が合って会えたら、僕の嬉しいご褒美になります!

僕の嬉しいご褒美になります!

僕の嬉しいご褒美…ご褒美‥‥

 

何回も読み直しちゃった。ちょ、ちょっと何て可愛い返事するの!

もーオバサンびっくりしちゃったよ!

この懐き方、子犬みたいで可愛すぎる♡

 

だが、過去にも『子犬クン』と命名した、懐く感じが可愛い男の子が数名いたんだけど、全員もれなく一度しか会ってない。悪い感じでは無くて次に会う約束もするんだけど、何故かフェイドアウト的な。なんかせっかく初見の約束したのに縁起良くないな(子犬みたいで可愛いなーと思うけど、当面この子は職業呼び名のまま、看護師クンと呼ぶことにしよう…)

 

ちゃんと会えるかなぁ。緊急事態宣言発令だし。

会って歯並び悪かったらどうしよう(毎度ご新規と会う時は同じ事を思ってるけど)

 

いつも思うけど、スマホ一つで簡単に出会えるようになった今の世の中でも、その中で実際に会えるって奇跡だなぁって思う。会ってみなきゃその先はわからないもの。

そして会ってみて、恋に落ちて、次に進めるのはもう運命じゃない?!

 

私はきっかけはアナモテでも何でも良いと思う。大人同士、身体ごとコミュニケーションして何が悪いのかとも思ってる。ただ、身体ごとコミュニケーションしたいと‘‘思わせて‘‘ほしいので、初見でセックスはしないけど、恋してセックスの相性が合わないよりは、恋する予感のまま試乗したい。フィーリングも身体も合えば、それはもうミラクル連発ってことだし出会うべき運命。

 

恋する予感の試乗、最近してないんだよね。出会っても恋する予感が続かないままに終わってしまってた。新しい男は楽しいし嬉しい。私の恋心よ、どうか熱を持って続きますように。子犬みたいな看護師クン、会えるの楽しみだなぁ。

 

 

♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡

子犬みたいな看護師クンとも、ここで出会ったよ↓

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大事なのは情事の後

あんなにやつれた彼氏を見たのは初めてだった。

4月は一度仕事が落ち着くタイミングなんだけど、今年はずっと忙しい上にコロナで休んでいる人の分も仕事を引き受けたらしく、顔色も悪いし少し痩せたみたい。この日もデートの約束の時間ギリギリまで仕事してた。

小雨の中、初めて見る白いセーター姿の彼氏。シンプルなデザインで品が良い。奥様の趣味かしら、似合ってる。

 

「ねぇ、元々大きい目が更に大きくなってるよ。大丈夫?お疲れみたいだけど…」

「うん、ちょっとここのところ忙しくてね‥」

 

あまり多くを語る人じゃないけど、相当に無理をしているのは一目見て分かった。

とにかく美味しいものを食べようと言ってランチへ。メインが選べるビッフェにしたので、あまり彼氏を歩かせないよう、食べたいものを尋ねて私がお料理を運ぶ。私に頑張って微笑むのが痛々しい。お互いフリーだから何の保証も無いから、取れるときは仕事取らないと食べていけない。そのことで愚痴一つ私に言わず、こうして約束を守ってくれることに、なんだかもう胸がいっぱいになった。

 

「今日は早めにオフィスに戻ってまた仕事しなきゃならないから、コーヒー買って行こうか」

 

このままラブホにお籠りってことだよね。

いつもなら、食事の後に私のお買い物に付き合ってくれたり、カフェに行ったりする。だけど今日の彼氏を見ていたらそんなことはどうでも良くて、早く横になって休ませてあげたいと思ってた。頭や肩は凝ってるはずだし、マッサージしてあげよう。

 

ラブホに入って、いつもなら待ちきれずに彼氏からキスしてくるのだけど、この日は手を洗ったらソファに座って、静かにコーヒーを飲んでいる。少しずつ仕事の事情を語る。きっと話してるより100倍大変なんだろうなぁ。こうゆう時、寡黙な人って損だよね。

ポツポツと語って満足したのか、おもむろにシャワーに向かった。彼氏が脱いだ服を畳みながら、テレビのニュースを見ていた。都内のコロナ罹患者についてコメンテーターがまくし立ててる。彼氏はそれほど体力があるほうじゃないので、疲れて免疫力下がってコロナに罹患しちゃうんじゃないかしら…心配。同時に、いつもみたいに求められず、キスされないことに寂しさも感じる。何度逢瀬を重ねても変わらないと思ってた彼の情熱が、もしかしたら下がってしまったのかもしれないなぁ…なんて、私らしくないことを思ったりする。女はいつでも男に求められる存在でありたい。私も例外ではない。彼氏の事情を察してるのに、それとは別の女心。我ながらメンドクサイ、ちゃんと会えて抱き合おうとしてるのに、ちゃんと求められてるってわかってるのに。

 

交代でシャワーを浴びたら、先に出てた彼氏がベッドに入ってた。

 

「おいで」

 

布団を少し上げてそう言われて、ベッドに滑り込む。

正直、彼氏が勃つんだろうか…と思ってたんだけど(いつもはシャワー行く時すでにキスで勃起してるけど、今回はキスしてないし、彼の息子もおとなしかったし)始まってしまえば何の心配も無かった(笑)いつも通りの手順で抱き合って果てる。お互いに慣れ親しんだ肌、ツボも心得てる。違ったのはその後。

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いつもなら、その後は彼氏の腕枕でピロートークしながら、髪を撫でられたりキスしたりするけど、事後すぐに彼の腕に絡みとられ、背中から抱き抱えられた。

そしてすぐに彼の寝息…私の髪に顔を埋めたまま、スヤスヤと本気で眠る彼氏。私の背中は前よりずっと小さくなってて、背が変わらない彼氏の身体の中にすっぽりと入ってしまう。そのぬくもりと寝息を味わってたら、いつの間にか私も眠ってしまった。前日までハードに出かけて5時間運転して帰宅したので、私も疲労が溜まっていたのだろう。

 

1時間位、二人で眠った。ふと目が覚めたら彼氏も気付いて目覚めたようだった。

 

「本気で寝ちゃったよ…」

 

「うん、私も。気持ち良かったよ寝落ち」

 

「ごめんね、気絶したみたいに寝てしまって」

 

「可愛かったよ、お疲れなんだね。ねぇ少し腰と肩、揉もうか?」

 

「あ、うんお願い‥」

 

マッサージしながら話す。やはり彼氏の仕事は相当な量をこなしていて、しかも慣れない業務も引き受けてしまっているらしい。お人好しだからなぁ。自分の確定申告もかなり雑に終わらせた話をしていて、そんなことなら手伝ってあげたかったと思う。奥さんにも頼めないのだろう。一人でどうにかしようとするところ、すごく好きだけど気の毒。彼氏と不倫で良かったとも思う。独身同士なら完全に私は彼をダメンズに仕立て上げたと思う、つい好きな男に世話を焼きすぎる悪い癖は、夫で充分に凝りている。

 

「ねぇ、今日会えてよかった」

 

「僕も。じゅりんのお蔭で元気になれたよ」

 

それがお世辞ではないのはわかってる、凝っていた彼氏の肩や頭皮が柔らかくなったし、仕事の事を少し話したせいか、彼氏の表情も穏やかになった。 普段は脅したり賺したり、他の男の影をわざとチラつかせたりして、私をずっと追わせようと必死なくせに、弱ってる彼氏を見ているとベタベタに甘やかしてしまう。これぞ惚れた弱み。

 

帰る時間が迫って、シャワーして身支度を済ませる。

少し元気になった彼氏が

 

「今日は仕事してきたの?」

 

と尋ねる。私の服装がビジネススタイルだったからだろう。いつもなら会ってすぐ気づいて、私の最近の仕事を尋ねてくれるのだけど。そんなことも目に入らない程に疲れてたのかと思うと、また彼が気の毒になってしまう。

 

先に支度を済ませた彼氏がソファに座っていたので、向かいのベッドに腰かけて、残っていた冷えたコーヒーを啜る。

 

「じゅりん、こっちおいで」

 

彼氏がソファの隣に招くので、座りなおした。

私の頭を撫でて、肩を抱かれる。そのまま長い長いキス。

 大事なのは情事の後、こうして互いを慈しむ時間。

彼氏はあまり直接に愛情を言葉にしない。普段は‘‘じゅりんのそうゆうところが好き‘‘とか‘‘そこがじゅりんの良い所だから好きだな‘‘などと、部分を切り取って好きだと表現することが多い。それは単純に『スキダヨ』と言えない口下手さ故だと分かってる。だから私はいつも

 

ねぇ、私のことどれくらい好き?今この瞬間、10のうちどれくらい好きだと思う?

 

と尋ねる。お利巧な彼氏は

 

10のうち100好きだよ

 

と応える。

私は分かってる、甘い愛の言葉や毎日のLINEじゃなくても、彼の心の一部は、ちゃんと私に属してるって。でも時々こうして確認したくもなる。私も神様じゃないから。

 

だけど、この帰りのキスで、本当に10のうち100好き合ってるんだなぁって、ちゃんと彼の心に私はアンカリングされてるんだなぁて、すごく伝わった。そう伝わったというのが正解かもしれない。まるで気持ちが唾液と共に交換されてるような。

 

いつも分かれる交差点で、バイバイまたねって手を繋いで離して、また繋いで離して、手を振って。

少し元気になったように見える彼の笑顔で、私も癒された。

 

帰りに一人でちょっと飲みながら、彼氏へLINE。

いつもは仕事していて返事が遅いハズなのに、彼氏から即レスで

 

僕も元気になったよ、ありがとう

 

と書かれていて泣けた。

ああ、本当に好きな人はただ元気でいてほしい。辛い時は代われるものなら代わってあげたい。助けられるなら助けてあげたい。出来ることなら彼氏の仕事を手伝いたい。

私もズブズブに女だよなぁって思う。

 

そういえば、立ち寄ったバーで一人で飲んでるのは、女性ばかりだったな…

 

・・

 ところでアミノ酸(5‐ALA)でコロナウイルスを撲滅に成功した長崎大学の研究結果を彼氏にお知らせしてたんだけど、ちゃんとそのアミノ酸を買って飲んでくれてて嬉しかった!もちろん私も飲んでるよ。
彼氏にお知らせした長崎大学の研究結果のまとめは酒蔵プレスのコチラ↓

www.sakagura-press.com


現在の長崎大学の研究、臨床研究も始まったよ↓

www.nagasaki-u.ac.jp

 

私が愛用している5-ALAはコレ↓ すごい研究が日本の大学から発表されてる割には売れてないような気もするけど(笑)ワクチンは打たない派なので続けてみる!

 

 

コロナに関しては色々と思うことがあるけど、自分の身を守れるのは自分だし、それは恐れとか怯えでは守れないと思う。自分の正義を押し付ける人も論外だけど、有効な情報が正確に伝わると良いなと思う(たまには真面目な一言w)