人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

男が思う女性像の真実

シマリス君と温泉デート。もう何回目なんだろうと数えてみたら、温泉は5回目だった。
会う度私の心を掻き乱すこの人とのことを、私は『お客様』と思うことにした。

そして私は『温泉コンパニオン』

お座敷に呼ばれたときだけ楽しい時間を演出する。

 

だいぶ前からシマリス君にとって、私との不倫はアトラクションで、非日常で、娯楽であることはわかっていた。わかってからは良い意味で割り切る事が出来て、私もずいぶん楽になれて、彼との関係は『冥途の土産』だとも思えるほどになっていた。

 

私のほぼ理想の身体を持つ、一回りも下の若い男。

マッチョではないけれど余計な肉が無くて、しなやかに美しい筋肉を持ってる。

身体は大きくて、背中は広くて男らしいのに、手足はとても長いし、指はとても綺麗。

顔はあまり小さくないのが、逆に私の好みでもある。

 

「アナタの身体って彫刻みたい。本当に綺麗」

 

吐息と共に、つい何度もそう告げてしまう。

セックスが上手くて絶倫で、顔も割と好み。そんな男が私に贅を尽くしてくれるのは、やっぱり夢のようだと思うから。

 

夢ならいつか目覚めてしまう、だからこの人に執着しすぎるのは怖い。

だけどこの男を私に執着させたい、私がイニシアティブを取って支配したい。

これが私の本音だったと思う。

でも、自分を『温泉コンパニオン』と位置づけしたら、拘ってた気持ちがすっと消えて、ただこのデートが楽しみになった。

 

普段の近況をLINEで話す人ではないので、会うとまたビックリさせられる報告が多々あったけれど、それもまたいつも通り。慣れって怖いけど、この人といるとジェットコースターみたいで怖くて楽しいとさえ思えるようになってきた。

 

「俺さ、温泉が一番好き。畳がええやろ、ご飯も美味しいやろ。浴衣は楽やし、ホンマ温泉ってホッとするわ」

 

「私も温泉好きだよ。一番好きな場所に、いつも連れて来てくれてありがとう」

 

「いやいや、こっちが付き合ってもらっとるんやから。ありがとう、温泉は一番好きな人としか来ないんやで。愛しとるよ」

 

前はこんな会話も疑心暗鬼で『一番ってどうゆうこと?きっと二番も三番もいるよね?この人の性欲なら、他に女がいないわけないよね?』とか、一人で悶々としてたけど(笑)←今じゃ笑える、この私がくだらない嫉妬、しかも見えない敵に向かって!

今じゃこうゆうプレイなんだと思ってる。他の誰かと温泉行っても、同じこと言うんだろうなぁって思いながらもニヤニヤして聞いてる。嘘でも何でも、言って貰えてることが大事。今この瞬間二人きりで温泉旅館にいるのは確かなんだし、予約して遠回りして迎えに来てくれて、安くない代金を支払って私を楽しませてくれるのだから、その事実を大事にしたい。

 

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で、デートの詳細はまた別に書くかもしれないし、書かないかもしれないんだけど。

今回シマリス君とたくさんお喋りして、気付いたことがある。

私はご存知の通り、男は常に多頭飼いであり、彼一人のものではない。そもそも誰かのモノだと自分を思わない。男に優劣もない。恋心そのものは、私の中で誰が一番ということはなく、その時々で移ろってる。

 

本命彼氏は別格だと思ってたけど、それはパートナーとしての信頼度を指すことに最近気づいた。細く長くこれからも付き合っていくと言う意味で、彼氏の事をとても頼りにしていると言うか。私の事を良く分かってくれて、身体だけじゃなく精神的にも愛し愛される関係。お互い自然で安定していて、私の身も心も擦り減ることなく、パワーチャージしてくれる彼氏の事は大好きだし、彼氏も私で充電してると思ってる。

 

シマリス君は彼氏とは違い、会う度私は、自分の身も心も擦り減らしながら愛してる。彼の絶倫に一晩中身体で応え、毎度会ってから聞かされる彼の身に起きた日常の数々や、これから起きるであろう出来事に戦々恐々とする。信じられないほどのマイペース振りに振り回され、さり気無く愚痴を訊き出して慰め励まし、かと言って余計な事を言わないように心がけ、大袈裟に褒めそやして、常に笑顔で大人のふりをする。

 

馬鹿みたいな努力だと思うけれど、私にはわかる。目の前の男がどう扱ってほしいのか。それは私が瞬時に感じ取るもので、おおよそ狂いはない。この勘があるからこそ、恋愛もビジネスも成し得たことが山ほどある。

だからその時々の男の望む姿の私で在る。私の真実を分かってもらおうとは思っていない。それが私の男の愛し方であり、愛される理由だと思ってる。

 

だから男達は、私の多頭飼いを全く微塵も疑わないのだと思ってた。

私が多頭飼い派だと勘づいた星野クンでさえ、今は自分だけだと思ってるし。

でも違ったのかも。男ってそもそも女に対して幻想を抱いてるだけかも。

 

シマリス君が、女性の不倫について車の中で力説してた。

 

結局女性が不倫するのって、男と違って旦那や彼氏がだらしないんや。男は違うで、男はどんな立派な嫁さん居ても、他に目移りするのが男やから。

だけどな、女の人はそうやない。しっかりした旦那や彼氏で、ちゃんと抱かれとったら他の男に目をむけたりせえへん。そうゆうもんや、女性は賢いからな。

 

確かに、私も夫が家庭内での夫婦生活を卒業すると言い出すまでは、不倫するなんて思ってなかった。だけどそれはモラルに縛られていたというか、自分の中では人殺しと同じ位にやってはならない事だと思い込んでたわけで、一度解き放たれたらもう戻れない程に不倫を謳歌していて(苦笑)

 

しかも、私は本来一般的な女性ともちょっと違ってた。シマリス君の言いたいことは何となくわかる、多くの女性は誰か一人のモノになりたがる。その、誰か一人がしっかり自分の身も心も射止めてくれていれば、他に目移りしないというのは、一般的にはそうかもしれない。女にとって唯一の男性を見つけることは、素晴らしく価値がある事のようにも感じる。

 

しかし、私には該当しない。私には唯一の男が複数存在する。

本命がダメで分散するんでもなく、寂しいから数を増やすのでもなく。

ただ恋が多いだけなんだけど、当然シマリス君には説明しない。

 

でも多くの男性は、そう思ってるんだよね?

女性はたった一人の人に愛されたくて、その人に甲斐性があれば他に目移りすることも無くて、少し寂しくてもじっと待てる、そんな生き物だと思ってるんだよね??

 

「俺に抱かれるの待ってたやろ?ごめんな淋しかったやろ」

 

って、セックスの最中に何度も言われるんだけど、あれは『しっかりじゅりんを抱いてやってる俺』っていう役割の確認だったのかもしれない。そうすれば私は他の男を受け入れられなくなる、そう思ってる。

 

私は期待に応えて

 

「うん会いたかった。でも嬉しい。すごくいいよ、気持ちいい」

 

と伝える。全然淋しくはないし、セックスがご無沙汰な訳でもないけど嘘もついてない。私にとって、これは演出の一つ。より良いセックスのためのセリフ。

 

シマリス君にとっては、女性を繋ぎ止めるものは何よりもセックスだと思ってるんだろう。一般的な女性は、セックスも大事だけど、男の日常の中に自分が存在することが大事なんだと思うけど。だから連絡頻度にも拘るし、返信の内容にも拘るんだと思うけど言わない。

 

シマリス君も、こちらから連絡すれば返事はしてくれるし、甘い台詞も照れずに言うタイプだから、私が一般的な女なら、毎日LINEをして返事が来て、たまに会ってたくさん抱かれて、それで彼一人に溺れていくのかもしれない。そしてそのうち、うすうす気づいてた彼発信のLINEが少ない事に不満を持って、他の女の存在を疑って、あれこれ詮索し始めて、そうしてマイペースな彼は、詮索されるのが嫌で、女から少しずつ距離を置く。

 

だから男は女を抱く以外にも、それなりに果たすべき役割があると思うんだけど。その事に彼はまだ気づいていない。

それに、私みたいな一般的な概念を持たない女性だって、ずいぶん増えてきてる気がするし、気付いてないけど素質がある女性や、寂しさや不満からの多頭飼い派もけっこういる。

 

セックスだけでは、女は縛れない。ただ、他に男がいても、良いセックスの男を手放せないってのはある。

そんなこと言ってる私は、かなり脳内男性化が進んでるのかもしれないけど(苦笑)

 

ただ、今回の温泉デートで、私はシマリス君にすごく愛されてるって知ってしまった。

それがたとえ一回完結型の温泉コンパニオンだとしても、愛に変わりはない。

彼の日常に私がいなくても、たまに思い出す都合の良い女だとしても、それでも愛されてると知れたことは、もうこの世が終わっても良いと思うほどに嬉しかった。

それ位には、私も彼を愛してる。

その瞬間の気持ちに嘘はない、何人愛していても(でもこの感覚、わかってもらえないだろうなぁ、一般的に)

 それがどんなことなのかは、また書きたくなったら書くかも。いまはまだ、そっと自分の中の秘密にしておきたい♡

 

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シマリス君とは、出会い系サイトで知り合ったよ。そんなご縁もあるんだね。
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