詳細は省くけどある女性と話していて、彼女は『本当の自分というものを誰かに見出してほしい、認めてほしい』と言い出した。
言いたいことはわかる気がするけど、ホントの自分なんて、自分でもわかんないと思う。相手にどう見られたいのか、もっと言うと自分が『どこを見せてるのか』で、見せてる効果をそのまま正しく見てほしい、というのが本音なんじゃないのかな。
もちろん彼女には言わない。こうゆう話は私の意見など求めていない。
ああそうなのね。あなたはそう思ってらっしゃるのね
と、神妙に頷きながら、ひたすらに聴いている。
実は全く上の空だったりするんだけど。あまり興味のない話だなとは思ってた。
「友達には、もっと狡く振る舞えばいいのにって言われるの。二枚舌って言うの?私の本質じゃなくて、相手に合わせて演出するくらいじゃないと、人からは好いてもらえないって。でも私の事、間違って解釈されててわかった風な事言われるのは、すごく苛々しちゃうの」
彼女は目に怒りを込めて手を震わせて力説。
「そうなんだね。あなたは間違って解釈されるのは嫌だし、わかった風に語られるのも嫌な訳よね」
「そうなの。私の事、なんにもわかってないくせに!」
あーそれ、私も昔は思ってた。特に男に。
なんだろうね『決めつけないで』とかってよくキレてたなぁ。
今は自分の事だって、自分じゃわかんない側面がたくさんあるんだなぁって思う。
彼氏から見た私は‘‘いつも全力で一生懸命で、仕事も遊びも夢中で、友達が多くて明るくて社交的で、方向音痴‘‘と言われた。それは間違ってはいないと思うけど、そうじゃない一面も沢山あるし、私が彼に見せたい方向でもない。ちょっと不服、もうちょっと賢いとか可愛いとか言われたかったなぁ。
星野クンから見た私は‘‘大人で淫乱でストイックでミステリアスで可愛い‘‘と言ってたけど、なんか全然私の事、知らない人だなって思った。でも悪くない。
一応シマリス君にも尋ねたことがある。シマリス君から見た私は‘‘綺麗でドМ‘‘
その一言だった。あー感性ないなぁって印象(笑)しかも実は私、かなりドSだと思うけど、まだ気づいてないのか…
寿クンは、ただただ私を崇めたてている。‘‘容姿が美人なのにそれ以上に中身が可愛い‘‘とか‘‘優しくて賢い、頭が良い人で回転が速い‘‘とか‘‘LINEの文章がとても上手‘‘とか。
真実はそうでもないけどね。
元々私は生まれ持った星の下が、矛盾した性格を併せ持ってるらしい(細木数子の六星占術では零合星、数秘術ではゾロ目ナンバー)育った環境的にも嘘つきじゃないと生き延びれなかったし、幸い私はけっこう演技のセンスもあるから(多分)相手の求めてる自分を演出することもできたし、求めてるキャラそのものを空気のように察することも出来るのかもしれない、無意識だけど。
だから、きっと誰かに見せてる私は私のほんの一部。
そのほんの一部の私の欠片を、私のすべてだと信じてる男は可愛いと思う。
同じように男も多面的であり、私にはほんの一部の欠片しか見せてないから、この人の別の欠片を見たいと思う。
そんな興味が恋で、欠片集めに執着しちゃうと沼なんだろうな。
夫は私の事を多分なんにもわかんないまま結婚した。
今も多分よくわかっていない。もう私を理解することを放棄したのだとも思う。別にいいんだけどね。
どっちにしても、男ってなーんにもわかってない。女の仮面はたくさんあるし、様々に使い分けてると言うのに。
もちろんこのブログの中の私も、私の一部ではあるけど全てではないし、全然別の側面も持ち合わせてることは自覚している。
そして私自身も、男の事をきっと何にもわかってないんだろうと、深く気付いた。
先月、彼氏が手に怪我をしていて、今月会った時もまだ治っていなかったのでちょっとその手の怪我の話題になった。そうしたら、実は自分で床を殴って怪我したらしい。怒りを抑えきれなかったと。
彼氏はとても穏やかで寡黙で、私は彼が怒る姿を一度も見たことは無い。私が少々ハメを外しても、それをも笑って受け止めてくれる心の広さもある。だから彼の自傷行為は本当に驚いた。それに床を殴るなんて、オフィスではないから多分自宅だろう。ということは、怒りの矛先は彼の妻。彼氏は家庭でのことを殆ど話さない。だからとても仲良し家族だと勝手に思ってたけど。
「まぁ、僕も人間なんでね。たまには怒りの感情が湧くこともあるんだよ」
「そうだねぇ、でも手が痛々しいわ。私はしょっちゅう怒ってて、でも怪我をしたこともないのに…変わってあげたい」
「じゅりんは感情を表現するのがとても上手なんだよね」
「それは褒められてるのかな(笑)喜怒哀楽が激しいって子供みたい」
「褒めてるんだよ、とても良い事だよ」
あぁ、何にも分かってないのは私だった。
彼氏は寡黙で、あまり私を褒めない代わりに貶さない。いつも穏やかに微笑んでるけど、嬉しいのかそうじゃないのかも、よくわからない。彼氏のことは私の一目惚れから始まったので、私がより愛してると思ってる。だから彼からの愛情表現が薄い事は、少し残念ではあるけど仕方のない事と思ってた。だって惚れたのは私だから。
だけど、あまり言葉にしないけど、彼の中には生き生きとした感情が存在する。あまり表情でもわからないけど、きっとすごく色んなことを感じてる。でもそれを上手く表現することはできないんだ。
私のことを、ひとつひとつ認めてくれてるのはわかってる。あれはきっと全部『スキダヨ』の暗号なんだよね。いや、もし違ってもそうゆうことにしよう(笑)本当は私に好き好き言いたいハズ!聞けば答えてくれるし言葉にもしてくれるんだけど、なんかもっと自発的に好きが駄々洩れになる感じにしてほしいなぁっていつも思っちゃうの。欲張りなんだけど。だけどね、ホントはもうすでに駄々洩れだったんじゃないのかなぁ~なんて(自己都合で解釈してるんだけど)
たまに駆け引きのつもりで彼氏を脅すと、必ず『わかってるよ、大丈夫だよ』と言われる。そうじゃなくて『好きだよ』とか『愛してるよ』って言ってほしいのにって思うけど、彼なりの精一杯の『愛してるよ』の代わりなんだろうな。
私は全然わかってなくて、いつも結局『彼に好きって言わせるゲーム』に勝つまでアレコレとトラップを仕掛けて、素直な彼氏が引っかかって満足してた。そんなことしなくても彼なりの精一杯は伝えられてるのにね。
いや、ほんとはそれもわかってるけど、時々明確な言葉を欲する私の遊びかな。彼氏にはお見通しな気もする。
自分の感情ばかりに目を奪われていたら、相手の事を見落としてしまう。
彼なりにしてくれてること、表現してる精一杯を、私はもっと大事にしたいな。そんな風に思って抱き合ったら、いつもの彼より情熱的に感じた♡(私って単純だな)
彼氏の意外な一面を知る。寡黙な人で、愚痴も弱音も聞いたことないけど色々あるんだろうな。私には話してもいーよ?守秘義務遵守するよ!って言ったら笑ってた。
— じゅりん (@3venIS1RCaT3IQu) 2021年3月2日
「僕は幸せだ」って、その一言そっくり言いたい。ホワイトデーの可愛いお菓子、また今年も開けずに飾ってしまいそう(去年のも飾ったまま)
何にもわかってない同士、お互いをわかろうとして抱き合って、欠片の隙間を溶け合って繋げて。見せてる自分の側面以外も、その瞬間は隙間もなくなって互いの一部になる。ああ、だからセックスは尊い…
先日、それはそれは素敵な彼氏とのデートだったんだけど、その報告はまた後日♡
私はまた出掛けていて、しばらくブログも更新できないけど、多分生きてますからご安心を!
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シマリス君や星野クンと出会ったのは出会い系!コロナ禍の狩人ライフには欠かせないサイト。女性は無料で使えるよ。サイト内で日記も更新してます(私を探せるかなぁ)
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