コトバよりカラダ① - 人妻の気紛れで自堕落な生活

あまりテンションが上がらないまま、寿ｸﾝとのデート4回目。

一応、試乗（お試し初回のセックス。試乗なのでダメなら解散）ありきで準備はする。‘‘一応‘‘だから、あまり気が乗らないんだけど、ペディキュア塗ったり、いつもより丁寧にボディクリーム塗ったり。
足の親指にだけある、けっこう太い毛2本を脱毛器で処理(笑)
なんで脇もVIOも、元々殆ど毛が無いのに、ここだけ2本剛毛があるのかなぁ。

大人が出会い系で出会って3回プラトニックデートって、シマリス君もそうだったけど、シマリス君の時はこっちがGo出すまで待ってる感じだったから全然余裕だったんだけど。

寿ｸﾝは本心が良く分からないというか。

しかもLINEのやりとりがチグハグなので、気持ちが萎えたまま。

こんな感じで↓

jurinrin.hatenadiary.com

お昼少し前に、うちの近所で待ち合わせ。

時間通りに着いたら、寿ｸﾝが既に待っててくれてた。私を見つけて車から降りて、助手席を開けてくれる。こうゆうのは最初のデートの時に『男性にデートでしてもらいたいこと』として私が言ったことを忠実に守ってくれてるみたい。教えればできる子なんだと思いたい。

なんとなくテンション下がり気味で、LINEがチグハグで、私の気持ちも煮え切らないんだけど、やっぱり最初に会った時の、あの直感があるからまだ希望を持ちたい。別に見た目も顔も身長も、それほど好みのタイプではない上に諸条件も良くないのに、会った瞬間『あ、この人いいな』って心が動いた瞬間。

この直感で、キスのフィーリングが良い人はセックスの相性が良いはず。寿ｸﾝのキスは、まだ唇が触れる程度のキスしかしてないけど、すごく良かった。もっとずっとキスしたいと思った。だからとりあえず試乗までは何とか頑張りたい…

今回のデートプランは、全て寿ｸﾝにお願いしたんだけど、どうなるのかなぁ。

「まずランチに行きたいんだけど、この前洋食と中華で迷って、洋食屋さん行ったでしょ。だから行かなかった中華の方に行こうかと思うけどどうかな」

「いいね、中華大好き。シェアできるし」

「本当は和食で探してたんだけど、割とどこも緊急事態宣言受けて休んでて、ごめんね。じゅりちゃん和食が好きって言ってたのに」

「全然だよ、中華も好き」

「じゃあ、中華で。そのあとはこの前行ってみたいって言ってた、アウトドアのお店に行かない？すぐ近くだし俺も興味あるし。あと、その隣のビルでじゅりちゃんの好きなスポーツカーを展示してるみたいだから、そこも時間があれば見に行こう」

プランとしてはなかなか考えてくれてる気がする。前回行きたいと言ったことを覚えててくれてるとか、私の好きな車を見るのも悪くない感じ。

でもそれじゃあ、試乗は無しってことかなぁ…まぁ想像通りなんだけど。

道路が意外と空いてた事や、ランチのお店も混んでなくて時間がかからなかったので、次のウィンドウショッピングに向かうのは、私が思ってたより早い時間だった。

キャンプ用品や登山の洋服、スキー道具なんかを見ながら、さり気無く手を繋いでみる。

「え！」

「ダメかな」

「嬉しいけど、俺は完全アウェイだから良いんだけど、じゅりちゃん大丈夫？」

「平気だよ」

そう言ったら、寿ｸﾝがギュッと手に力を入れてきた。

何度か手を離しても、すぐにまた手を繋いでくれる。良い感じ。

待ち合わせ場所で寿ｸﾝの車に乗ってから、ずーっと5分ごとに私のことを、可愛い可愛いと言ってる寿ｸﾝ。その気になって鏡を見たら、アラフィフのオバサンがニヤニヤして映ってる。寿ｸﾝも決してイケメンとは言えないので、中年の厭らしいカップルがニヤニヤしてる風にみえるだろうな。

お互いにアウトドア好きで、ブランドも同じものが好きだし、車好き同士なので、こうしてブラブラと喋りながら歩いてるのも楽しい。ほんと会ってると全然ズレは感じない。

隣のビルに移動して、車の展示車を見たり部品を見たりして、その間もずっと手を繋いでて、なんとなくこのまま試乗しないのは悔しい気持ちになって来た。

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「ねぇ、ずーっと手を繋いでたら、キスしたくなっちゃった」

「嬉しい、俺も」

「じゃあ、キスして」

「ここはお店だからね、別のとこで」

「別のとこってどこ？このあとどうするの」

「じゅりちゃん、どこか行きたいところはある？」

「寿ｸﾝはどこ行きたいの？」

もうお互い、ラブホって言えばいいだけなんだけど、そこは男に言わせたい女心。

結局また私から仕掛ける。もうどうしてこうなっちゃうのかなぁ。口説かれたいのに。

「ねぇ、寿ｸﾝは私の事どう思ってるの？10のうちどれくらい好き？」

「10のうちなら10だよ。俺じゅりちゃん好きだもん」

「私は寿ｸﾝのこと、10のうち6くらい好き」

「え、6かぁ」

「残りの４を埋めて。じゃないと他の男の人に口説かれちゃうから」

「埋めてって…俺どうしたら」

「私、いい歳した生身の女なのよ、中学生じゃない。前にも言ったよね、プラトニックで恋するほど幼くないもん」

「うん、言ってた」

「だからキスしたいなぁとか、色々思っちゃうのって、はしたないかな」

「そんなことない。俺も抱っこしたい」

「抱っこだけでいいの？」

「本当に抱っこだけでもいいけど、だってじゅりちゃんにも色々と都合があるでしょ。でも二人きりになりたい。だから…ホテルに行ってもいいかな」

「嬉しい、ずっと待ってた、そう言われるの」

そう言いつつ、実は私、この日は生理の終わりかけ(笑)

元々生理は短いほうだけど、経血カップを使うようになってからは、だいたい3日で生理が終わるようになったんだけど、ちょうど3日目だったんだよね。

経血カップ、色々使ってみたんだけど、今はこのメルーナクラシックを愛用中。
カップの下が尻尾みたいなやつは切れちゃったから、リングが付いてるこの形が使いやすい。リングに紐を通して使う人もいるらしいけど、腹圧かけるのに慣れると取り出すのも簡単だよ↓