人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

私に欲情して②

シブイちゃんとの二度目のデート、この続き

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お互いの不倫歴を明かして、どんな付き合い方が希望とか、お休みの取り方とか、デートの頻度とかを話し合う。何度も不倫して分かったことだけど、こうゆう詳細を最初に決めておかないと、お互いのペースが違うと後々揉めるか心が折れる

 

「私はデートがしたいなぁ、ドライブとか、お買い物に行くとか」

 

「エッチは?」

 

「直球だなぁ。そりゃしますけど…」

 

「俺、どこか行きたい。この前じゅりちゃん、温泉に行った写真送ってくれたでしょ。すげぇ羨ましくて!俺と仲良くなったら一緒にお泊りもして。もちろん抱きたい」

 

ちょいちょい本音を挟んでくる。でも今日は抱かれない予定。

それにまだ、付き合うとか好きとか、そうゆう話になってない。私は何故か細かいところを気にする。ちゃんと『お付き合いしましょう』ってお互いに言いたいし、好きって言い合いたい。

 

「じゅりちゃんの事は好き」

 

何の前触れもなくそう言い出す。私の心の呟き、聞こえるのかなと思う程に絶妙なタイミングで驚く。

 

「え、ホント?」

 

咄嗟に聞き返すことしかできなかった。ちょっと悔しい。

 

「ここで嘘ついてどうするの。ホントだよ、好きだよ」

 

「嬉しい。私も、10のうち7位はシブイちゃんの事が好きかなぁ」

 

「なんかその数字、微妙」

 

10のうち7好き、は確かにそうなんだけど、だいたい付き合う前、まだキスもセックスもする前の男には必ず告げる。これをどう取るかで相手の性格も良く分かる。

彼氏は『そか』と一言。でもその後にいきなりキスされた。シマリス君は『え、そんなに高い数字!』とめちゃ喜んでいた。そしてその日の帰りの車内でキスされた。寿クンは無言だったな(笑)何か言われた記憶はない。ついでに最初のキスも私からだし。

 

「残りの3は、熱しにくいタイプなので少し時間がかかるかも。でも冷めにくいよ」

 

「そっかぁ、7かぁ。大丈夫だよ。少しずつね」

 

「メンドクサイ女ですみません」

 

「メンドクサク無いよ。熱しやすく冷めやすいよりいいよね」

 

 そう言って笑うシブイちゃん。ああ、この笑顔は好きかも。私も笑顔を褒められるタイプではあるんだけど、この人もすごく人が良さそうに笑う。真顔とのギャップがまた良い。

シブイちゃんの過去の不倫は、最初は元同級生の彼女、次が子供の部活関係の保護者、飲み会で出会った女性…と様々。出会い系は業者が多くて辟易するらしい。サクラもいるし、小遣い稼ぎの売春もいるから、私みたいな普通に出会いを探す女性の中で、自分の好みと出会える確率は相当低いとか。そういえば寿クンも、サイトで出会った女性と普通にお茶するつもりで行ったら、いきなり金額交渉されてドン引きした話をしてた。

特にコロナ禍では本当に生活に困窮してる人もいるわけで…なんか切ないね。色々と考えてしまう。

 

閉店の時間が迫り、会計をして外に出る。

私はだいたいデートでは、一応ポーズでお財布を出して見せるのだけど、前回も今回も全くお金を出す素振りもしなかった。シブイちゃんみたいなタイプは、女性に使った時間やお金を、後々愛情で回収したくなるハズだと読んでいる。だとしたら少しでも私に時間とお金をかけて欲しい。そうして私に投資した分、愛情を回収しようと必死になってほしい。男は釣った魚にエサをやらないのではなく、簡単に釣れた後に飽きるんだ。それは釣れた魚にも原因があって、魚はそのことに気付かない。

 

私は簡単に釣れそうで釣れないムードが好き。そして釣られた後も他の釣り人の針を飲み込もうとする。いや、本当は沢山の釣り針を飲み込んで、美味しく頂いて消化してしまう。だれが魚は針を飲んだら釣れると決めたのだろう?針を食べちゃう魚だってここにいるのだ。だけど、今はアナタに釣られる健気な魚を演じてる。針を消化する強靭な胃袋を持ってる事は内緒にしたままで。

魚と釣り人、本当に釣ってるのはどっちだろう。

 

お店を出て駐車場へ向かう。お互い車で隣同士に停めた。私の車を見てアレコレ尋ねてくるシブイちゃん。キスするならこのタイミング、私はそっとマスクを外してから、バッグに手を入れてゴソゴソと探し物をしてるフリ。もう早くして、話が終わったら車に乗らなきゃならないじゃない。そしたらキスしない本当の健全解散になっちゃう。

 

「でさ、俺今日めっちゃ汗臭いから、じゅりちゃんギュって抱きしめられないんだけどキスはしたい」

 

また突然の直球、マスクを外して私の両肩に手を置き、唇を近づける。

軽く唇が触れ合って、一度離したけどもう一度。今度は下唇を軽く、上下の唇で挟まれる。そのまま軽く舌を絡ませて、また唇が触れ合って離れる。

唇は硬くもなく柔らかくもなく、もうちょっとキスしていたいかなぁって思う感じ。とろける感じではないけど、もう少し味わいたいような。キスは70点かな、一応合格ライン。

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「ねぇ今日のセーターも、タイトスカートもめっちゃ色っぽい。すごく抱きたい。今度抱かせて?」

 

「もう、気が早い」

 

「あはは、そうだよね。でも抱きたい。いつか抱きたい。だけど抱けなくても、すぐまた会いたい。じゅりちゃんが好きだから」

 

「…うん、じゃあ来週?再来週かな。予定を確認するね」

 

「明日でも良いよ、3分でもいい」

 

「またそうゆうこと…」

 

そうゆう情熱、嫌いじゃない。

もっと私を欲して、もっと私で欲情して。男の欲はそのまま恋になって情熱になって、真っすぐ私に向かって来る。私はその熱を感じたい。この熱は一人の男に一度しか味わえないから、だから私は恋の始まりが好き。

 

そして本当にデートの翌々日、シブイちゃんはたった3分、私に会いに来た。

たまたま帰り道だからとか、偶然私の仕事終わりと時間が近いからとか、色んな言い訳しながら私のその日の仕事の現場近くまで来て、私の顔を見ながら、私の頬に手を当ててて一言、

 

「この笑顔が好き」

 

そう言って、手をぶんぶん振りながら帰って行った。

 

なにこれドラマみたい…

迂闊にもキュンとしてしまった♡私達、いい歳のオッサンとオバサンなんだけど。でもいい歳同士だから出来るのかも?プラトニックと欲情の狭間で、恋が育つ時間。若い頃は情熱だけですぐ抱き合えたけど、今はその過程を楽しんでるような。

 

そして帰宅後、今度はLINEで怒涛の攻撃!

 

じゅりちゃんに会いたい!

 

じゅりちゃんに会いたい♡

 

さっき顔見たけどまた会いたいよ。本気で会いたいよ。笑った顔が、すごく好きだよ♡

 

同じような事を寿クンに言われると重いのに、シブイちゃんが言うと可愛いと感じてしまうのは何故だろう?キャラ勝ち?

 

そうだね、私も逢いたいな

 

私の降伏かもしれない。もっと焦らしたいのに。

 

でも圧がすごいから逃げ出すという可能性もある。

自分の気持ちと行動は、いつも読めない・・・ 

 

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シマリス君や寿クンと出会ったのは出会い系!コロナ禍の狩人ライフには欠かせないサイト。女性は無料で使えるよ。サイト内で日記も更新してます(私を探せるかなぁ)

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