人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

後悔してる男~カツミさん

自分でも忘れてた男の夢を見た。

正月は過ぎてたけど今年初めての夢、なぜカツミさんのことを思い出したんだろう?虫の知らせかとネットで名前をググって見たけど、本人らしい男はヒットしなかった。

僅か4か月位の付き合いだった。私は彼に溺れてすべてを見失う寸前だった短い恋。

男とは長く続くほうの私がバッサリと断ち切ったのは、自分を崩壊しそうな恐怖から。

 

夫と結婚する前、何となくダラダラと男と続いていて、他の男とも遊んで、仕事ばかりしていた時期。まだパソコンが珍しくてDOSの時代だったと思う(実年齢がバレるよね 笑)
パソコンのEメールアドレスを持っていても、友達はパソコンを持っていない時代、ネットの世界はとても限定的で面白くて、私にとってはパンドラの箱だった。

そんな狭いネットの世界で知り合う日本人は、急速にネットの中で親しくなる。そうして知り合ったのがカツミさん。確か当時28歳だったと思う。今でもフルネームを覚えてる。

 

23歳で結婚して小さな娘がいて、全国を出張で転々としていた。その全国の話を面白おかしく教えてくれるので、私はカツミさんからの連絡がとても楽しみだった。

私の住む街にも仕事があるからと、その時に会う約束をした。今でいうオフなんだけど当時はそんな言葉も無くて、私の中では顔も知らない文通相手と会うようなドキドキ感で胸がいっぱいだった。

 

待ち合わせの日は生憎の雨。

傘を差して待ち合わせの駐車場に行くと、ビックリするほど爽やかな青年がそこにいた。完全に一目惚れだった。いやもしかすると会う前から私は淡い恋心を抱いていたのかもしれない。

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昼も夜も働いて、男に媚びを売りお金をせしめては、腹の中では男を見下し笑っていた。だけど本当は強い男に甘えたい、優しい男にしなだれかかってしまいたい欲望。そこを全部一瞬で射抜かれたような、優しくて強い光を放つ人。

 

当時の私は、まだ自分が確立してなくて、すごく他人に流されやすくて依存的だったと思う。だからちょっと尖がった自我を優しさでコートしたようなカツミさんを見て、本能的に「この人」と確信してしまった。

 

その日はランチをしてバイバイ。

当時私は短歌にハマって、色んな賞を獲得したのを自慢していたんだけど、その日傘を差して帰っていく私の後ろ姿をカツミさんが短歌で詠んでメールしてくれて、それでもう完全に私はロックオンされた。ルックスも頭もいい男、どうしても私が欲しい。

 

翌月のお休みにカツミさんとドライブに行き、ランチした後に

 

「じゅりんちゃんも食べたい」

 

と言われてそのまま落ちた。

今考えると、なんて単細胞で安い台詞なんだろうって思えるのに、当時はすっごく嬉しかったし、私も食べたいと言いたかったのを覚えてる。もちろんコクリと頷いただけ(笑)若いって怖いよね。その時の私は、大人の男に口説かれてると思ったんだから、ホントバカみたいに若かったなぁ。

 

カツミさんには、あまり自分を曝け出せなかった。

当時から、百戦錬磨で男を手玉に取ってると自負してたのに、彼の前では一人の少女だった。セックスさえ全裸になれずにいつもスリップだけは着たままで、どんなに頼まれてもそれを脱ぐことは怖くて出来なかった。

今よりずっと若くて綺麗な身体のはずなのに、自分が歪で汚いもののように感じてた。

彼の手で清められて、でも全ては変わらない。

もう他の誰にも触れられたくない、全て清められたいけど私にはその価値はない。

きっとその価値があるのは、彼の妻しかいないんだ…そんなことを考えてた。沼ってた。

 

ちょっと癖があって自我が強くて、自己顕示欲多めのメンドクサイ男だったと思う。

でもそこが好きだった。そんな男が裸になると、子供みたいに甘えたになって、私の膝の上に乗って赤ちゃんみたいに乳首を吸うのが、なんとも言えず可愛いと思った。

だけど、私は全然彼に甘えることは出来ず、我儘一つ言えない。

ただ嫌われたくなくて、抱いてほしくて、私の事を忘れてほしくなかった。

 

カツミさんの出張先、真冬の雪の街の同じホテルに泊まって、翌日一日デートした。

その時、一緒に観た映画は一生忘れない。

 

あれが彼との絶頂期だったと思う。

夜に飲みながら

 

「いつか俺達にも別れは来るけど、じゅりんとはずっと友達でいたい」

 

そうカツミさんが呟いた。

私は、友達になるくらいなら二度と会えないほうが良い。

その時の美しい思い出だけを彼の心に刻んで、永遠に忘れられない女になりたい。

だけどその時の私は、やっぱり少し微笑むだけで。

 

男は狡い。女から別れを切り出すのを待ってる。

いつだって自分から捨てることなんかできない。もう飽きて要らなくなっても、次の女が出来ても、それでも‘‘別れよう‘‘って一言は男から言い出さない。

 

こうして自分達に、いつか別れが来ることをほのめかしておいて牽制して。

それなのに今晩私を抱くんだろう。

だから私からは絶対にお別れは言わない。終わらせてやるもんか。そう心で強く念じながら、歯を食いしばり笑顔を見せた。

 

その日の夜、眠っているカツミさんを見つめながら、初めて人に殺意を持った。

 

この人を今ここで殺して私だけのものにする

そうして奥さんとも会えないままに、私と眠る

あなたが不幸に落ちることが、私の幸せ

そうして私も死ねば、私達の時間はこのまま止まる・・・

 

かなり本気で長い時間そう考えていた。

窓から見える、雪の街の月明かりが綺麗だったのを覚えてる。

 

執着って怖い。

私はカツミさんを愛してるのではなく、私だけが独占できない苦しみに耐えられなかったんだ。

彼の人生の中で在っても無くても良い存在。自分を選んでもらえない儚い淋しさを抱えて、どうしようもなく消えてしまいたかった。気付いたら泣いていた。

 

当時すごく信頼していた占い師に、彼との今後を尋ねたことがある。

 

「あ、大丈夫。この人の事は4か月で飽きますよ」

 

あっさりと、そう言われた。

実際4か月経ったら、私の憑き物が取れたように、本当にどうでもよくなった。

だけどお酒を飲むとすごく会いたい。

抑えてた気持ちが心から溢れて、ある大雪の日の飲み会の帰り道、私は大雪で誰も行かないと言った二次会に一人で歩き向かう途中、公衆電話からカツミさんに電話した。その日彼は出張で、そう遠くないホテルに滞在していて、会えないけど電話はかけても良いと言われていた。

 

「もしもし…」

 

少し寝ぼけた声。

この癖のある声が好き。少しだけ都会の人の喋り方な気がする。

 

「カツミさん、あのね、私今、どうしても声が聴きたくて…大雪なんだけど今日ね、飲み会があって…」

 

「酔ってるの?」

 

「うん…ごめんなさい…」

 

「だったら切るよ、酔っ払いは嫌い」

 

ただ声が聴きたかった。

 

3分で良かった。

10円玉を入れた公衆電話の通話が切れるまで、ただどうでもいい話をしたかった。

でも10秒しか話せなかった。一方的に電話は切られた。

受話器を持ったまま、私は泣いた。

 

そのまま外に出て、雪に倒れ込んで、埋もれて泣いた。

そのまま死んでしまいたかった。

誰にも見つからず、ひっそりと死にたかった。

 

あれから私は、男と通話するのが嫌い。

どうでもいい日常を報告し合うLINEも嫌い。

 

そうか…私の無精はあの日からずっと引きずってた。

もう20年以上前なのに、夢で見て思い出したらわかってしまった。

カツミさんとの最後の通話が、私にとっては心を抉られて二度と戻らない傷になってた。

 

その後、何度か来た電話(当時は家の留守番電話)を無視して、連絡を取らない私を責めるEメールを既読スルーして、何か月か過ぎて。

私の誕生日に、カツミさんからお祝いのEメールが届いた。

今でも覚えてる、アドレスは『katatsumuri‥‥@‥‥』

 

彼は学生時代にラグビーをしていて、片耳が潰れてしまってた。

その潰れた耳の形がカタツムリみたいだから、アドレスにつけたんだよって最初に教えてくれた。

いつかそのカタツムリの耳を見てみたい、私はそう答えた。

そしてそれが叶って、私とカツミさんは不倫した。簡単に手に落ちて、面倒にならないうちに私がフェイドアウトした。

 

 私の誕生日を覚えていてくれた。

もうそれだけで充分。

彼を手放そうと決めたから、返事もせずにそのままメールを削除した。

 

あのまま、また会えば私はどう出るか自分でもわからない。

本当に殺めてしまうかもしれない。

 

色恋沙汰の殺傷事件を見聞きする度、私は他人事じゃない気がしてる。

自分を愛せなかった当時の私は、私を選ばない男に執着し、本気で殺そうと思ったのだ。手元に凶器になるモノが無くて良かった。

 

だけどあれは、愛じゃない。

人に求める気持ちは、足りないものを補う乞食。

愛は、溢れる自分を分け与えるもの。

溢れるまで愛してあげられるのは自分しかいないのに。

 

夢で思い出して、今もなお、あのフェイドアウトを後悔してる自分に出会う。

ちゃんとお礼を言ってお別れしたかった。

 

傲慢になって男を弄んでいるつもりだった未熟な(当時の)私の、鼻をへし折ってくれてありがとう。お蔭でアナタは私の忘れられない人になりました。

どうかお元気で。ご活躍を期待しています。

 

今もそう伝えたい。

 

katatsumuriのアドレスは、もう使われてない。

当時の自分のアドレスも、何だったか覚えていないのに、まだずっと忘れられない。

 

きっと再会したら、しょぼい男なんだろうなぁって思いながらも、どこかでこのブログ、読まないかな…なんて淡い期待もしてみる(笑)

私も意外と乙女だなw

 

・・・

同乗者がいたので、車の中でマスクしてたら苦しくなっちゃって、今後のためにこれを買ってみたの。鼻で空気が吸いやすくてちょっと良い感じ。

でも何故車内で苦しくなったのかは謎なんだけど…コロナコロナって言われ続けて緊張感がありすぎな気もする。心因性コロナになっちゃいそうだよ💦

 

 

 

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目標5股

2021年、あけましておめでとうございます。

 

これを書いてる今は、大晦日

10月から部分的に大掃除をし始めて、クリスマスから御節を作り始めたので、今日は残ってる分を終わらせた。後は夫と年を越すばかり。子供がいない我が家は、普通に二人で紅白見ながらお年越し。裏番組みたいけど、大晦日位は夫に付き合って妻の顔。

 

夫と出会った頃、夫は別の家族を持つ既婚者で、元旦の朝まで私と一緒に過ごして、その後自分の家に帰ってた。

 

私はだいたい元旦の午後から、別のボーイフレンド達と遊んでた。

初詣行ったり、ドライブ行ったり、日帰り温泉浸かったり、お酒飲んだり。

夫にずっと一緒にいてほしいと頼んだことは無いけれど、夫は野放しにすればどこかへ行ってしまう私に気付いて、何とか年越しは一緒にいる努力をしてくれてたと思う。

いま考えると、とても健気。

 

その頃、家で父の帰りを待ってた夫の小さな娘は、大人になり結婚して、今は毎年元旦に家族を連れて、我が家に来る。

だから私は娘家族と夫のために、年越しを家で過ごし、大掃除をして御節を作る。

私の罪滅ぼし。

 

独身の頃、年を越したその後もずっと、好きな人と一緒にいられるお正月だったら、なんて素敵なんだろうって思ってたけど、今はそれほど夫が好きじゃないから、素敵じゃないし嬉しくもない。だけど一緒に新年を待つ人がいるのは、自分の元家族と疎遠の私にとっては心強い事でもある。

 

毎年予定を尋ねることもなく、当たり前に一緒に過ごす。それが家族の有難さ、大切さなのだなぁと、大晦日は毎年感じてる。

 

別に一人が嫌な訳じゃないし、頼めば誰かは一緒に過ごしてくれるだろう。だけど大晦日ってクリスマスより誕生日よりも、誰かと一緒にいたい。どうでも良い時間をウダウダと過ごしてくれる相手と日付が変わるまで一緒にいて、明けましておめでとうって言い合いたい。

家族だからって理由だけで、当たり前に傍にいる夫。この日だけは家族になって良かったと思うけど、この気持ちも長く続かないんだよね、私のダメなとこ。

 

少しは2020年の振り返りと2021年の目標を。

コロナで『失われた2020年』

私にとっては気付きと獲得の一年だった。

 

2020年も男は5人にすると言ってたのに叶わず。

今年こそ5股!

私のメンズラインナップ5名をデフォルトにしたいの。今、寿クンを入れたら4名だから、もう一人欲しいなぁ。5人目こそ年上もいいなと思うけど、何故年上にこだわってたのかなぁとも思う。

 

ブログ書き始めた2019年は、やっぱり男が3名で、新規年上イケオジ狙いだった。

何故そんなに男を増やしたいの?って時々聞かれるんだけど、逆に何故1人なの??と思う。

 

「複数なんて、されたらイヤでしょ?人が嫌がる事をしてはならないのでは?」

 

とよく言われる。

だったら不倫なんてしてはならないのでは…(だいたい質問してくるのは、同じ不倫主婦なんだけど)

 

私は、相手が複数でも私にバレなきゃ構わないと思ってる。

さすがにお互いの多頭を認め合い、親しくできるポリアモリー的な心境にはなれないので、互いに疑わない、バラさないのが私の中の原則。

されたらイヤって言ってる人ほど相手を疑って束縛する。されても好きって言われたら、その人だけになるかもしれないって気もする。

でもわかんないな、私にとっては知らなければ無い事と同じだから。お互い誰のものでもない、束縛は嫌い。

私は私、もっとずっと自由で在りたい。

 

私が複数に拘るのは、女の残りの人生が短いと知ってるから。一人に絞っていたら、あっという間に過ぎる女の時間がその人だけになってしまう。

絞りたくなるような人と出会わない限り、私はきっと複数恋愛。

そうか、どんなにそれぞれ好きでも、その人だけに囚われるほどには、誰にも魅力を感じていないのかもしれない。だけど今のスタイルは私らしくて好きだし、男が5人いれば、相当忙しくて楽しそう。

 

去年はある程度『男らしさ』を誇示する人を欲してた。

私の中では、男らしさ=年上ってイメージだったけど、男らしくエスコートできる年下男二人が現れた(笑)

エスコートもセックスも男らしくて満足。

で、グダグダだった男を二人捨てたから、減ってないけど増えなかったのが残念。

 

寿クンが年末に現れた意味をずっと考えてるんだけど、私の変化の象徴なのかなぁって思ってる。

 

長い事、私は男と張り合って生きてて、夫にも私自身を抑えつけられて生きてきた。夫の世話が出来なければ仕事をするなと言われ、家がだらしないならどこにも行くなと言われて完璧な主婦を目指し、その片手間に仕事をしてきた。

夫がそれに満足してきたタイミングで少しずつ私の自由を広げて、婚外恋愛も始めて。

今じゃ相当自由になったけど、男に対してはやっぱり『恨み』の気持ちは強かった。

だから男には勝ちたくて、負けたくなくて、甘えたくなかった。

 

ダメな男を連れ回し、私が面倒を見ることで密かに感じる優越感、男を組み敷いて降参するまで攻めることで、私が勝った気持ちになってた。

だけど所詮女は女。男に女扱いされたい欲が出て、男らしい男を欲してたような。

その意味では2020年は自分の欲しい男を二人も引き寄せることが出来て、とても良かった。

 

それで思う、本当に私が欲してたのは、男らしさの『その先』なのではなかろうか。

ズブズブに甘えさせる存在というのは、今まで私が嫌悪してきたタイプ。

私には不要と思って来たけれど、どう考えても寿クンはそっちなんだよなぁって思う。

今までの私なら、惹かれることも無かったハズ。

だから私の『変化の象徴』なのかも。

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その意味で、2021年は面白いことになりそうな予感。

5股目標も楽しみたいし叶えたい。

 

年々男のグレードは上がってるから、今年出会う5人目は相当にすごい新キャラだったらいいなーとか思うし、既存のメンズが誰も脱落しなきゃいいなぁとも思う。

脱落って言うか、落とすのはいつも私の方だから、私の堪え性がないことだけが気がかりなんだけど…

 

そんな今年の抱負。

 

私はどうも、物理的に豊かな男を好むわけではないらしい。そりゃお金は無いよりある人が好きだし、贅沢は嫌いじゃないんだけど。

私のデート代位は出せる人で、賢くて芸術的な人が良いな。

年齢はあまりこだわりが無くなったけど、一人くらいは年上もいいな。だからって年下は嫌なわけでもないから、精神年齢が大人な男が希望。

あと、たまには独身というのも良いな・・愛人クンで懲りたけど、自由って意味では独身はやっぱり有難かったな。旅行とか行けたし。

ってことは、自由で旅行も行ける人なら既婚でも良いのかも。

 

ビジネスも一区切りついて、ひとつ夢がかなったので、もうひとつ大きなことが出来ると良いな。

いつ命が尽きても、私に後悔が無いと言えるような、そんな年を重ねたい。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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イブイブデート➂

公務員クンこと寿クンとのデートの話。

この続き

jurinrin.hatenadiary.com

私の車を運転してもらって少しだけドライブ。

隣街のカフェで、一度休憩。

 

「クリスマスイブイブだから、ケーキ食べません?たまにはご馳走します」

 

「ケーキ、いいですね。でも支払いは僕が」

 

「たまにしか奢らないから」

 

お互いに好きなケーキとドリンクを選んで着席。

話は尽きない。

そんなにお喋りな人じゃないけど…いや、彼氏よりはお喋りかな?

割と寡黙な人が好きなので、私的にはちょうどよい。

批判とか説教とか文句とか愚痴とか、ネガティブな会話じゃないのも良い感じ。

まぁこれは、付き合い始めはみんなそうだけど。

 

1時間位お茶して、今度は少し遠回りして高速に乗って帰ることに。

車好きなら、やっぱり高速で走ってみたいだろうと、私からの提案。

 

「ガソリン代と高速代、合わせて後でお返ししますね」

 

「え、そんなこと気にしなくていいのに。ご飯だってご馳走になってるし」

 

「お茶とケーキも、じゅりんさんが払ってくれたじゃないですか」

 

「そんなことよりその敬語、そろそろやめませんか?あと呼び方も別のが良いな」

 

「うん…じゃあ、じゅりちゃん」

 

「なに?」

 

「えっと、やっぱりこれ、ドッキリかも」

 

「だから違うから」

 

「だって美人さんだから。ああ今、幸せだなぁ。明日になったらもっと今日の幸せ噛み締めてるんだろうな」

 

「ご飯してドライブして、そんなに幸せならまたデートする?」

 

「僕で良ければ…あと、女性に負担させるのは気が引けるので、僕が支払いするってことで」

 

なんだか可愛い♡

私は生意気な車に乗ってるので、男には大抵、車だけでもマウントされることが多いのに、寿クンは単純に車もドライブも楽しんでるみたい。

 

「こんな、どこの馬の骨ともわからない男に運転させて、じゅりちゃん後悔してない?ごめんね」

 

なんて急に謝ったりする。

 

「じゃあ、どこの馬の骨か、お互い証明したほうがいいのかな」

 

「いや、そうゆうわけでは」

 

私も、まだ素性は明らかにしたくないので、本当の名前は言ってない。

もしもお付き合いするって話になったら、その時はちょっと私の事情を話そうかなと思ってる。だいたいどの男も同じ手順で私の素性を明かしてるけど、素性を知ると、また男にマウントされちゃうから、色々と悩ましい。

 

遠回りしてショッピングセンターに戻ったら、私が帰宅リミットに指定した時間にだいぶ近かった。だいたい予想してドライブコースを脳内で組み立てたんだけど、ピッタリだったな。

 

寿クンの車の近くに停車して、少し話す。

 

「なんだか寂しいね、あっという間に時間が過ぎて」

 

「でも、じゅりちゃんとのこれからを大事にしたいから、今日はもう遅くならずに帰らないと」

 

「そうだけど…」

 

「じゃあ、手、繋いで」

 

初めてそっと手を繋ぐ。

 

「寿クンの手、めちゃ冷たい~」

 

「そうなの。俺の手冷たいんだよね」

 

既に来月も会う約束をしている私達。

今日バイバイしても、またすぐ会うんだけどね。

蜜月期って今日も明日も会いたくなっちゃうよね。

あ、まだ付き合うとかそうゆう話にもなってないけどw

 

「来月はどうしよっか、もうちょっと早い時間からから会えると思うから、遠出してもいいし」

 

「嬉しいなぁ。ほんと幸せで、これがドッキリでも受け入れます」

 

「だからドッキリじゃないけど」

 

「あ、ちょっと待って…」

 

急に後部座席の鞄から、なにか包みを取り出した。

 

「これ、クリスマスだから。じゅりちゃんの好みも好きな色もわからないから、ホントは今日好きな物選んでもらって、それをプレゼントにしようって思ったのに何も選ばないから。こんなのでごめん」

 

「えーなにこれ、私何も用意してなかったよ。すごいビックリ。でも嬉しい。見てもいい?」

 

「うん、こんなんで…ホント好きな色とかわからなくて、気に入らないかも」

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包みの中はハンカチだった。しかも色違いで3色(笑)好きな色わからないからって3色買っちゃうなんて、なんかすごく可愛いな。ほっこりしちゃう。

 

「嬉しい嬉しい!どれも好きな色、ありがとう!」

 

「え、ホント?こんなので大丈夫?」

 

私はこの駐車場に戻って来てから、ずっといつキスされるのかと思ってたんだけど。

寿クンは私の想像以上に奥手なのか真面目なのか…

 

何だかこのプレゼントが嬉しすぎて、つい私から抱き着いてチュっと小鳥キッス(笑)

ほんの一瞬だけ触れ合った唇は、手とは違って温かくて優しかった。

 

大丈夫、この人の唇は、ずっとしていたくなるキスになる。

 

「…待って、本当に美人…」

 

一瞬抱き着いてキスして身体を離す私に、寿クンが真剣な顔してそう言う。

ってか、今それ?(笑)

 

あーもしかして、稀にいる、私の顔がドハマりの好みのタイプなのかも(笑)

だったら、ずっと美人美人って言ってるのも、割と本気なのかもしれないな。

顔が好きって理由なく惚れちゃうから、悪くない。

私も彼氏の顔が好みすぎて、もう顔だけ見てるだけでもいいなって思っちゃうもんね。別にイケメンじゃないけど、好みってそうゆうもんだよね。

 

ちょうど夫からLINEが来たので、ここでデート終了。

バイバイまたね、帰ったらLINEするねって言い合って、それぞれの車に乗り込んで。

帰り道、私はこれからどうしようかなと思ってた。

 

すごい純愛路線になってるけど…私、プラトニック枠を増やす気はないんだけどな。

建築士プラトニック枠決定だし、出来たら試乗までは持ち込みたい。それで悪く無ければ4人目の男として付き合いたい。

んー作戦必須だな‥

 

シマリス君とも3回はプラトニックではあったけど、あれは私がGoすれば、すぐに次に進むと確信してたので、安心して3回引っ張ること出来た。でも寿クンはこっちが手を出さないと、永遠にプラトニックじゃないのかなぁ…全く色っぽい話にもならなかったし、何なら小鳥キッスも迷惑だったのかもしれないけど(まぁ、あの程度は事故ってことにして流されてもいいけどね)

 

そんなこと考えて帰宅。

でも翌日は、嬉しいLINEが♡完オチだよ!!やったよ!!

 

ってか、その日その場で言ってよね。

私はこの時、夫とワイン飲みながらテレビ見て、ゲラゲラ笑ってたんだけど

 

それは、前向きに検討いただいた回答なのかな?

とても嬉しくて、ちょっと泣きそう。

素敵なクリスマスイブ、ありがとう

 

と返信!もちろん泣いてはいない。心でガッツポーズって気分(笑)

一応まだ、しおらしい女を演じてる。どうせすぐバレるけど。

 

・・・

さて、この日はクリスマスイブ。

無精な私も、一応男達にはメリクリLINEを送った。

 

彼氏はすぐに返信が来た。

クリスマスの話題には一切触れずに(笑)普通に年内の仕事の見通しを書いてきてたw
まぁ年内最後のLINEをいつ送ろうかと思ってたので(休暇はLINEしないルール)彼氏もそれを分かっててのお知らせだと思うけど、相変わらず実務的(笑)

 

星野クンは夕方にチャラい返事(笑)

『メリークリスマス、サンタよりキミに会いたいよ』

だって。既読スルーw

 

シマリス君、翌日に既読にはなったけどノーレス。

ここまで読んでいただいてお気付きかと思うけど、私は少々シマリス君とは心的距離を置こうと思ってた。彼が独立して経営者同士になって、シマリス君からビジネス的な事を色々尋ねられて答えてたら、なんかシマリス君的に面白くなかったみたいな雰囲気で…だったら私に聞くなよって、私もちょっとプンスカしてた。言わないけど。

経営者としても生きてる年数も私の方が上なのだから、そこで私が引き下がるのもおかしな話だと思ってるけど、男のプライドもあるだろうからと、私も黙って引き下がったんだけど、何となく消化不良。

その後、突然会いたがったりして(それ自体は嬉しいけど、結局会わなかった)なんだか雑に扱われてる気もして、私も特にLINEもせず。

だからクリスマスに久々のLINEだったんだけど。

翌日の夕方にLINEの返事が来たの。やっぱりクリスマスの事は何も触れずに(笑)

また唐突に温泉のお誘い(笑)すぐに「嬉しい、ありがとう」って返事しちゃう私。
私もチョロいな~このことは、また別記事に書きたい。

 

みなさんは素敵なクリスマスを過ごしました?
私はクリスマス当日、仕事してジム行って、このブログを書いてて(予約投稿するので、更新は27日かな?)

これから御節を作ります…

主婦業って大変(涙)

 

年末年始、慌ただしいので、年内これで書き納めかな?

みなさん良いお年を!また2021年もよろしくね♡

 

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イブイブデート②

公務員クンこと、寿クンとの二度目のデート、この続き↓

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食事を終えて、ショッピングモールの中をお散歩がてら歩くことに。

お会計はスマートに支払ってくれたので良かった。

話の中で、寿クン夫婦のお財布は完全に別って事も分かったので、遠慮なくゴチになる。

お小遣い制が悪いとは思わないけど、出来ればお小遣い制の人とはお付き合いはしたくないので(遠慮気味になってしまう、割り勘は嫌だし)ここまでのところは合格。

 

「クリスマス近いので、何かじゅりんさんにプレゼントしたいんだけど…気に入ったものがあったら教えて」

 

「えーそれって、なんかパパ活みたいだから嫌だな」

 

「え、パパ活って何?」

 

ってか寿クンは私の6つ下なので、パパ活というよりママ活っぽいのか?
笑いながらパパ活とママ活の説明しながら、ウィンドウショッピング。

私が過去に、ママ活希望の若い男の子からメッセージ貰った話とかも披露する。

 

「女性には負担をかけたくないから、僕にはよくわからないけど…」

 

「でも、寿クンは私より7つも下なんだよ。私そんなに女の子扱いされてもいいのかなって思ってるけど。もっと頑張れば年下の若い子もゲットできるかもしれないし」

 

「美人さんは年齢関係ないですよ、僕は他の人を探す気はありません」

 

満点の返事で、柄にもなくちょっと照れる。

ロフトで雑貨を見たり、来年の手帳を選んだり、本屋さんでお互い好きなコーナーで立ち読みしたり。

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「この本読んだら成功者になれるかな」

 

そう言いながら、寿クンがペラペラとめくってたのは、成功ノウハウ本の新刊っぽい。

 

「寿クンは、どんな成功を収めたいの?」

 

「え、どんな…全然考えてなかった。僕はどんな野望を持ってるんだろう、何の成功だろう…」

 

「だったら、もうすでに成功してる人なんじゃない?今で充分成功者なんだよ」

 

「そうゆう発想、僕には無かったです。ただ仕事して、休みは実家の畑を手伝って、そうして毎日過ぎてくだけで」

 

「それって、幸せって事じゃない?」

 

「不幸ではないけど…あ!今!今のこの時間は幸せです。明日になったらもっと噛み締めて幸せ感じるんだろうなぁ。なんかその問いかけ、すごく良いですね。そうゆう人って周りにいなかったから。じゅりんさんとの会話は素晴らしい」

 

「私も全然無意識だったけど、寿クンにそう言われると、なんだかとても上手な問いかけが出来た気がする、ありがとう」

 

知性と感性も合格。

私はお互いフラットで、こうゆう風に話せる人が好き。お互いに触発し合って自分にない感性を与え合えるような、そんな会話。

 

人の噂話とか、世間のゴシップとかその批判とかはあまり好きじゃない。

特に男性は、社会的政治的な話が多くて(それ自体は嫌いじゃないけど)批判的なのがイヤ。

彼氏とは互いに話せるけど、シマリス君は何でも批判的なんだよね…と書いてて思ったけど、私はシマリス君のそうゆう男らしさを誇示するエネルギーに当てられすぎて、少し心的距離を置こうと思ってるのかも。

ちなみに星野クンは、話を聴いてはくれるけど、あまり自分の意見が無い。無いと言うか考えてないんだろうなぁ。まぁセフレ枠なんで、そこ求めても仕方ないと割り切ってる。

 

寿クンはセフレ枠という気持ちはない。なんだろうな、セカンド彼氏?

私の中で、今は彼氏が不動の一番だけど、二番目に彼氏がいるとしたらこんな人が良いな。彼がどんな付き合い方をしたいのかにも寄るけど、こうして二度目のデートをしてる限り、ワンチャンやセフレ狙いって感じではなさそう。

 

今のところ、寿クンについて気になる点は、あまりオシャレじゃない事位かなぁ。

洋服の買い物は自分でするって言ってたから、この先私が口出しすることもできるかな、なんて既に彼女面したこと考えてたりして(笑)私って幸せな人だよね、知ってるけど。

彼がどんな付き合い方を望んでサイト登録してたのか、ちょっと聞き出さなきゃ。

 

ショッピングモールの中を歩ていたら、ショールームがあって外車を展示してた。お互い車好きなのでチラ見しに行ったんだけど、店員さんと私とで外車談義になって盛り上がった。私も夫も、それぞれ別の外車オーナーで、ちょっと癖のある車に乗ってる。横で聞いてた寿クン、私の愛車がめっちゃ気になってた様子。

 

「じゅりんさんのその車、見たいです。ダメですか?」

 

「いいよ、何なら運転してみる?」

 

「さすがに運転は…見せて頂けるだけでも」

 

外は晴天。車を見に駐車場へ。

運転席に座らせてみたら、やっぱり運転してみたい様子。そりゃそうだよね、私の車は運転してこそ面白い。助手席じゃ乗り心地も悪くてつまんない車なんだもん。

そんな訳で、ちょっと近場をドライブすることに。普段は運転席側で、男を助手席に乗せてる私が、今日だけは同じ車で助手席に座る。なんだか変な感じ。

でも運転ってある程度その人の性格が出るから、逆に運転してもらうってアリかも。

 

予想は超丁寧な安全運転だと思ってた。

期待を裏切らない安全運転の寿クン、すっごい嬉しそう。

 

車の中ってお互い前を向いてるから、聞きにくい事も言い出しやすい。

 

「ひとつ質問があるんだけど、いいかな」

 

「はい、なんでしょう」

 

「寿クンって、あのサイトはどうゆうつもりで登録してたの?ワンチャン狙いだとは思えないけど、彼女探し?」

 

「彼女というか…そうですね。何かこう、心が潤うような出会いがあればと。僕は妻と7年付き合って、27歳で結婚して、それから浮気もしませんでした。でも妻とは、もう触れ合うこともないし、すごく狭い世界で生きてるので…家と職場と実家の手伝い位で、旅行に行くわけでもないし、なにかこう、このままで過ぎてしまっていいのかなって…女性と食事をする楽しみ位は、あってもいいだろうみたいな気持ちが湧いてきて…」

 

「食事だけで良いのかな。そうゆう人もいるけれど」

 

「わかりません。会ってお話して、自分の心がどう動くのかわからなかった」

 

「私は家庭を壊す気はないし、夫と添い遂げるつもりだけど、それとは別にちゃんとお付き合いできる人が欲しいと思ってるの。ちゃんとって言っても関係性は不倫だけど、身体だけとかセフレとか、ワンナイトは嫌だなぁって思ってて」

 

「うん」

 

「相当な数、あのサイトで会うだけ会ってるけど、なかなか心が動く人っていないのね。また会いたいなって思える人。寿クンのことは…ごめん、正直に言うと最初は何にも期待しないで会ったけど、なんていうかフィーリングが合うなぁって今は思ってる」

 

「僕は、ドキドキしてますよ。じゅりんさんが綺麗な人だから。まだ壮大なドッキリに仕掛けられてると思ってます」

 

「ドッキリじゃないし、私けっこう真剣に話してるんだけど」

 

「あはは、そうですね。ごめんなさい」

 

「お互いにもう少し知ること出来て、もしね、もしもこれから恋心みたいのが育ったら、私とのことは前向きに検討してくれますか?」

 

「え、それはえっともう、もちろん。僕の方がお願いしたいんですけれど。あ、すみません、こうゆうのって男が言い出さなきゃならないところなのに…えっと」

 

慌ててるのがちょっと可愛い。

しかし…私もシレっと大胆な事言うねぇ。我ながら狩人だなぁって思う(笑)

本当に決断するのは試乗してからにしたいんだけど、この人と試乗まで行けるかなぁって程に純情。まだ手も繋いでない。

 

本日の目標はキス、と思ってたけど↓ (そこまでは無理かもなぁ)

キスしたら、ある程度セックスの相性は予想できるんだけどな。

一応私の本日のタイムリミットまであと2時間位。せっかく車の中っていう密なのに!

(続く)←引っ張るねww

 

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イブイブデート①

 この人と2度目のデート。

 

私と会いたいのか会いたくないのか謎だったけど、来年の約束をした後、一応平日の休みもお知らせしたら、お休み取って会いに来てくれるというのでクリスマスイブイブにデートすることに。

jurinrin.hatenadiary.com

 公務員クンという雑なネーミングだったけど、何となく親しげな顔に見えるのは、初恋の男の子に目元が似てるからだ、と気付いた。

だから初恋の男の子の名前を借りて『寿クン』と呼ぶことにする。

寿と書いて『ヒサシ』だけど『コトブキ』クンのほうが縁起が良さそうだから、コトブキ君ってことにしようかな(カテゴリーも『コトブキクン』新設してみた)

時間も場所も私に一任なので、うちから車で30分程度のショッピングモールに12時の待ち合わせ。このショッピングモールなら駐車場も広くて、食事もできるし、映画館やラウンドワンも入ってる。ブラブラとお買い物するのも楽しい。
お昼から夕方まで、ラブホに行かずお酒も飲まずにデートするって、シマリス君とドライブに行った3回目のデート以来かなぁ。

f:id:minajurin:20200119200835j:plain

待ち合わせ場所に行くと、スーツ姿の寿クンが立っていた。

 

「あれ、お休みじゃ?もしかして朝からずっと待たせてたんじゃない?」

 

「一応平日だからスーツで出てきたけど大丈夫です、そんなに待ってないから」

 

スーツは多分量販店のもので、ネクタイは派手でも地味でもなく、普通のサラリーマン風。グレーのコートにビジネスバッグを持ってるその姿は、本当に普通の人だなぁって感じ。

背が高いわけでもなくイケメンでもない。だけど穏やかな表情で優しい笑顔で、なんとなく居心地が良い人。

 

「じゅりんさんの好きなものを食べましょう、食べるものは制限されてますよね?」

 

本当は男性にエスコートしてほしいところなんだけど、これも寿クンなりの気遣いみたい。私は男に対してイニシアティブを取りたい方なので、全て男任せのエスコートも気に入らないところはあるから、食事位は私が選んで丁度良いのかも。

 

洋食屋さんに入って、食事をしながら色々と話す。

前回はかなり緊張気味だったらしく、今回は前回の振り返りからトーク

 

「僕ね、じゅりんさんとお会いした時に壮大なドッキリ仕掛けられてると思ったんです。だってサイトで写真見た時、すごい美人さんと思って、どうせ返事は来ないだろうって思ったから。その人が僕に時間を作ってくれて、また会ってくれるって、何かおかしいと思ってるんですけど」

 

「私、それほど美人じゃないですけど…私こそ、また年内お会い出来て嬉しいな」

 

私は決して美人ではない。それは壮絶な美人ばかりを並べる夜の店で、自分のレベルを痛い程味わってきたので自惚れることは無い。

店のママに『じゅりんは口を隠すと美人なのに、本当に残念ね。口元が無防備でバランスが悪い、整形したら?』と、何度も言われ続けてきた。

実際整形してる子は沢山いたし、顔に限らず身体も、造形美は当たり前の世界だった。彼女達はまとまった休みを取って海外で‘‘造って‘‘帰る。日本じゃできない施術も、海外の方が安くて上手なんだそう。

 

だけど私のアンバランスな顔立ちは、一部の男達には熱狂的に愛される。

その熱狂的なファンの一人、二流程度の知名度のカメラマンのお客に

 

「じゅりんの持つ、大人びた冷たい視線と、あどけなく無防備な口元のコントラストが、何とも淫靡な魅力なんだよね。他の女には作れない。無自覚な天然だから良いんだよ。俺はこの顔好き」

 

と言われてから、私は自分の顔に自信を持った。

美人だけが魅力じゃない。美しく整ってなくても、バランスの中で際立つ魅力があって、それを好む男がいる。

そのことに気を付けて観察していると、私のこの顔が好きな男も、次第に分かるようになってきた。夫もそうだし、多分シマリス君もそう。ただ彼等は、私の顔だけが好きなので中身はそれほど重要ではない。まぁそれでも、美人じゃない私の『顔が好き』って最強ワードだと思うから、有難いんだけど。

 

寿クンはどっちだろう。

顔はタイプからは外れては無さそうだけど、それほど顔に‘‘どハマり‘‘してるって感じでもなさそう。あまり表情が変わらないから、何を感じているかよくわからない。

隣県の田舎の人だから、女性に免疫がなくて初頭効果かも?多分遊び慣れてないし。私の事、今の時点でどう思ってるのかな。

 

「それは…一言でいうと『美人で気さく』だと思ってます。まだじゅりんさんの事、よくわからないけど」

 

「私、寿クンが言ってくれるほど美人だと思ってないけど、気さくっていうのはわかる気がするわ。フレンドリーなのは自覚がある」

 

「いや美人ですよ。他は間違ってるかもしれないし、僕まだよくわかりませんが…僕の中でのじゅりんさんは、ピュアで真っ直ぐというか。すごく一生懸命で嘘が無い人だなって。あとLINEでも感じてたけれど、とても賢い人、聡明だと思いました。さり気なく気遣いが出来る人」

 

「そんなに褒められて嬉しいけど、私は不純で不真面目で嘘つきよ」

 

「だとしても良いんです。僕の中ではそうだから。まだ良く知らないけど」

 

ピュアで真っ直ぐで一生懸命、嘘が無くて賢い。

彼氏も似たようなことを良く言うな。

夫も、私の事を『嘘は付けない』と良く言う。

こんなに嘘つきなのにな(笑)

 

私の中では、真実を話さないだけで、嘘をついてる自覚は無いけれど、それでも細かな嘘は少しずつ重ねてる。

だけど気持ちは、その時の瞬間の気持ちに嘘はない。

 

今、目の前のこの人のどこが好きなんだろうって考えてる。

ってことは、私もう、この人の事が好きになりかけてるんだろうな。

 

2020年、それまでどうしても捨てられなかったクズな男達を捨てて‘‘仕事が出来て男らしくて、経済力があってエスコートが出来る男‘‘が欲しいと願ってて、それが叶った。

だけど、有能な男はどこかで私に劣等感を感じてることも、会う度密かに感じ続けてた。

 

私は男の前で、自分のビジネスや世渡りの上手いところや、持ってる知識は披露しない。男のプライドを傷つけない。男尊女卑とは違う、女の愛され術だと思ってる。

たまにうっかり彼氏に披露してしまうと、その時は和やかに聴いてくれてた彼氏でさえ、後に私を小さな子として扱って、彼氏より大きくでしゃばらないように牽制するのがわかる。

シマリス君や星野クンは、もっとあからさまに私を小さく閉じ込めようとする。男は皆、無意識なのだろう、そうしてることすら気付いてない。だけど私は、幼いころからそうやって小さな箱に閉じ込められてきたからわかるんだ。苦しいし痛い。だけどそうしないと愛されない。

 

だから最初から、私は男が望む‘‘小さな箱‘‘より、もっと小さな私を演じてる。

アナタの前ではこんなに小さくて脆くて儚い私。

そんな演技が、ねっとりと心の襞にくっついて、時々どうしようもなくイヤになる。

 

そんなことをしなくても私を大事に扱ってくれる人を欲してた。

それは男じゃなく、女友達の中に在るんじゃないかと長い事思ってたし、実際一部の女性は分かってくれる人もいる。でもやっぱり恋愛の中でそれを叶えたい欲が、私にはあるんだなぁって後々辿っていくとわかった。

 

寿クンは、ただ私を崇めてくれた。

素晴らしいと、美人と絶賛してくれた。

どんなにそれを否定しても、僕はそう感じてる、僕から見たじゅりんさんはそんな人、と曲げない。

 

だから居心地が良いんだな。

あまり表情に感情が出ないし言葉も少ない人だけど、だからこそ一言の重みを感じる。

私のあざとい笑顔も、眩しそうに微笑みながら見つめてる。

 

ただ一緒にご飯を食べてるだけなのに「幸せだな」って何度も呟く。

私がこの人を幸せにしてる、この他者肯定感の極み!

そりゃ居心地よいよね(笑)

だからもう少しこの居心地の良さを味わいたい。

(続く)

 

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追記『求めてる人を引き寄せる力』

前回のブログで引き寄せの事を書いたら、TwitterのDMからけっこう質問が来た。

(DMはフォロワー外でも受け取れるようにしてありますが、クオリティフィルターは設定してます)

 前回のブログ、これね↓

jurinrin.hatenadiary.com

 不在だったので、放置した形になっちゃってごめんね。

中には引き寄せ上手く行かないから信じないとか、何故か怒り気味の人もいる(笑)

ごめん、めんどくさいのは返事してないけど💦

 

だからね、引き寄せ間違ってる人が多すぎるのよ。

やりたいならちゃんと勉強しようよ。

私、専門家じゃないから、一応参考書籍を載せておくね。

 

私的参考図書は、色々あるけど浅見帆帆子さんのシリーズが好き。

絵も可愛い。たくさんあるから好きなの読めばいいと思うけど、
これがまず好きで何度も読んだ↓

 
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あなたは絶対!運がいい新装版 [ 浅見帆帆子 ]
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『運がいい』シリーズは、何冊もシリーズであるよ。

結局、運が良いって運を引き寄せてるんだと思う。

 

帆帆子さんシリーズで一番好きなのがこれ↓

 
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あなたと宇宙とあなたの使命 潜在意識は知っている [ 浅見帆帆子 ]
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まぁ、直接引き寄せトークではないけど、好きだから掲載w

 

何度も何年も読み返して、やっと3年前くらいに理解したのがコレ。
引き寄せって嘘だと思っちゃうし、信じられない気持ちの方が大きくて、けっこうバカにしてた。あと、願うだけじゃなくて努力しなきゃダメじゃない?とか(大いなる思い込みなんだけど)

今はよくわかる↓

 
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引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 [ エスター・ヒックス ]
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確かDVDもあったはずで、その質疑応答がとても面白かったので本を読み始めた。

DVD探したんだけど見つけられず💦(どれかわかんない)
引き寄せの多くの間違えを指摘していてとても参考になったんだけど。

 

 これはセットで読むのがお勧め↓

 
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ザ・シークレット [ ロンダ・バーン ]
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引き寄せ信じてないとか、上手く行かないとか、私に言われても知らんがな。

私の思い込みだというご指摘も、どうもありがとう。

だとしても、引き寄せられてる気がしてる方が、私が気分が良いので良くない?

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Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

実際ね、今の私はとても運が良いと思う。

でも、ゼロよりマイナスの人生だったのよ。

苦労した話なんか、したっておもしろくないじゃない?

苦労してる人ほど言わないよね。苦労話って。だって面白く無いもん。

 

ネタは別だよ。男関係の面白い話は私的にはネタだから。

過去の男の話もネタ、だから苦労話ではないと思う。

 

私のマイナスだった人生は、高くジャンプするための力を溜める期間だったと思うし、大輪の花を咲かせるための寒い冬だった気もする。

お蔭で人生の振り幅はめっちゃ大きくて、ジェットコースターみたいな人生だけど楽しい。

そんな中でたくさんの経験を積んで、揉まれてきたお蔭で今の私が在ると思うし、自分のレベルも上げてきたし、いわゆる『徳を積んだ』と思ってて、だから今、私の運の良さは当たり前だとも思ってるの。

 

当たり前に『私は運が良い』と思える。

そして運の良さに感謝してる。

ますますラッキーが起きる嬉しいスパイラルで生きてる。

 

最初はただ、幸せなスパイラルで生きてる人が羨ましくて、どうしてるのか尋ねて教えてもらって勉強してた。30年位前だよね。

当時はまだ引き寄せとかスピリチュアルって言葉も無くて、オカルトっぽかったし信じられなかった。

 

だんだん自分の概念(思い込み)を捨てる方向にシフトしてきて、自分の生い立ちとか生き癖とか、言い訳だったなぁって気付いた。そんなことはどうでも良くて、私がどうしたいのか、それだけ。

それからは、概念をどれだけ捨て去れるかのチャレンジ。だからきっと私は、自己中で社会のルールから一脱していて、非常識でクレイジーでビッチで、ちょっと危ない人なんだと思う。出た杭は打たれるけど、今の私は出過ぎてるから(笑)まぁまぁ丈夫だよ、打たれ強いハズ。

 

自分で実験してるの。

だから思い通りに進んで嬉しいの。

 

実験ってのは、例えば男だとこんな感じ。

 

3年前は、男と張り合いたくて奢られたくなかったから、私が飼える男が欲しかった。

そこで現れたのがペット君。可愛かったなぁ。

 

2年前は、男という生き物をもっと知りたかったので、男らしく振る舞う男と経済についての変化を観察したかった。その時知り合った愛人クンは、すごく男らしさに拘る人だったけど、コロナであっさり降参して、見栄もプライドもない男に成り下がった。

もう見ていられなくなってフェイドアウト

 

去年は、パートナーが欲しかった。ちゃんとお付き合いという形を取れる人。

フェアな関係を築ける人、互いに精神的刺激と癒しになれる人。

彼氏はその意味で、今のところは大満足。未来はわからないけど、今は本当に彼を引いた自分を褒めたい。

 

去年の暮れ辺りから、精神的にも経済的にも甘えたいと思ってた。思う存分セックスも堪能したい。ズブズブに女扱いされたい欲。

だから相手は年上だと思ってたのに、引き寄せたのは12歳も年下のシマリス君。確かに精神的にも経済的にも昭和の匂いプンプンする人なんだけど(笑)そしてセックスは本当に吐くほどしてくれた。

まぁ満足。そしてややシマリス君については、私が心的距離を置き始めてると感じてる。

 

なんとなく、近くて気楽にデートしたり、カジュアルに抱き合ったり、軽率に好き好き言える人が1人いたら良いなぁって思ってたから、星野クンは本当に想い通りのチャラ男でドンピシャ。

 

思えば男も全部、私の思い通りに引き寄せてきたなぁ。

まぁもちろん、試乗してハズレとか、恋愛対象外とかもいるんだけど。

それもまた、お楽しみなんだろうな。

そしてちゃんと、その人の役割を果たして、終わればご縁が遠のく。

なんて好都合なシステムなだろうと感動する。

 

仕事もそう。割としたいことを引いて請けてる。

そんな自分の人生は割と好きだし、今は楽しい。

きっとこの先も楽しいと思う。

 

女の旬がいつまで続くかわかんないけど、私が飽きるまでは男に囲まれた人生を送ろう。

『神様、そんな人生をありがとう』って、先取りしてお礼言っとくのがコツかな。

 

そんなわけで、引き寄せについては各自自習してください。

今は良い時代で、沢山の書籍やネット情報で気軽に勉強できるし、丁寧に質問に答えてる人もたくさんいるし。

みんなで楽しく引き寄せようね。

(以上追記終了)

 

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求めてる人を引き寄せる力

さ、なかなか書けなかった彼氏のお誕生会。

お誕生日はもう少し先なんだけど、今月会える時にお祝いしたくて先取り。

彼氏は石橋を叩きすぎて割るような慎重な性格なので、ギフトはキエモノしかあげないことにしてる。だから誕生日プレゼントも、去年と同じホテルのフレンチランチコースと、ちょっとリッチなデイユース。

 

予約した時点で、ホテル側から電話があった。

失礼ですが、お連れ様は去年と同じ方ですか?

お誕生日のお祝いでしたら、お祝いのケーキはいかがいたしましょう?

って。

 

ホテル頑張ってるねぇ~

コロナだからかな?それとも元々そうゆうサービスなのかな。

 

去年ホールケーキを頼んだら大きすぎて半分も食べきれなかったので、今年はデザートにお誕生日メッセージを添えてもらうことに。

更にお部屋にはバースデーカードを準備してくれると言うので、私も調子に乗って

眺望の良いお部屋にしてください!

とリクエスト。

高層ホテルではないけど、夕方から夜にかけては都会の夜景がきれいなハズ。

日が暮れ始めが早い12月、去年彼氏と『一緒に日が暮れるのみたいね』って言ったのを思い出したから。

 

久しぶりに会った彼氏は、いつもと変わらない笑顔で何か楽しそうな雰囲気。

私は、彼の好きなアップスタイルに紺色のソフトコンシャスなワンピース。

ちょっと攻めて、いつもより濃いピンクのリップにしてみた。

 

ブルー系が好きで、紺色のワンピだけで5枚は持ってると思うけど、胸元がVに開いて、スカートも膝上だけどエレガントに見えるこのワンピ、今年は痩せたからボディラインも綺麗に見えるはず。案の定コートを脱いだ私を見た彼氏は、一瞬目を細めてゆっくり微笑んだ。

 

「二度目のバースデー、おめでとうございます」

 

「ありがとう、もう二年目。またじゅりんにお祝いしてもらえるの嬉しいよ」

 

「そうだよ。この二回目の誕生日まで、周りの婚外カップルは何回出会いと別れを繰り返してるか…」*彼氏と私は、共通の友達同士で時々飲んだり、不倫仲人してる。友人達は出会いと別れを頻繁に繰り返してる。

 

「本当だね。みんな良く出会えるよね。何故短い付き合いなのか良くわからないけど…僕たちは平和だね。じゅりんのおかげだね」

 

「アナタのお蔭だと思う。あれ、髪切った?いつもの美容師さんだね」

 

「いつも良く気付くね。じゅりんも口紅の色変えた?」

 

「うん、ちょっと華やかでしょ」

 

お互い何となく照れくさい。もう何度となくこうして会ってるのに、会う度新鮮な気持ちになるし、好きだなぁって心から湧いてくる。

 

ゆっくりと2時間かけてランチのコースを戴く。

会話は共通の友人のことや、冬場のスケジュール、彼の仕事状況、政治や経済などなど。冬は趣味に忙しい私。

 

「Gotoが中止になったけど、冬の予定はいつも通り?」

 

「うん。Goto中止は賛成派なんだけど、どうして急に中止なんだろうってずっと思ってるの」

 

「世論の影響じゃない?医療逼迫とか」

 

「でもあれだけ強気で6月まで延長とか言ってたのに、急すぎじゃない?」

 

「確かにね。じゅりんはどうしてだと思ってるの?」

 

「私の仮説は‥‥ってことかなぁって

 

「あー全然そこは想像してなかった。面白いね、それはあるかも」

 

こうゆう話をしてる時、私は彼氏が彼氏である所以は、ここだなぁって思う。

彼氏と出会う前も男は複数持っていた。

ただ私は、彼氏と言える存在が欲しかった。

例えばこんな人。

 

私と同じ目線で、ビジネスや世論や政治経済の話が出来る人。

食事のマナーが良くて、一緒に美味しい料理とお酒を嗜める人。
お互いの家庭を尊重して、私を束縛することなく愛してくれる人。

 

もちろんセックスも相性が合う人がいい。

私は、実はSなので、少々Мっ気がある人。

 

見た目が私好みで、エスコートできる男であることは当然なんだけど、出来ればサラリーマンよりは自分でビジネスをしてる人が良いなぁ…って思ってた。きっとそのほうが話が面白いし愚痴も少ない。私もだけど、自己責任で仕事を請ける立場って、すごくシビアだもの。

 

去年の春から夏まで、ずーっとこれから出会う彼氏の事を想像してたと思う。

イメージは松坂桃李クン(笑)さすがに桃李クンみたいな一般人はなかなかいないよね。

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私は世の中で流行ってる『引き寄せ』というのがあまり好きではない(多くの人が勘違いしてるから)けれど、確かに引き寄せ力というものが在ることは体験から理解していて、理想の彼氏を引き寄せる気満々で宇宙にオーダーしていた。

もちろん、願うだけじゃなく叶えるために、様々な出会いの場に出没してた。

自分で言うけどけっこうモテる。だけどピンと来る人とはなかなか出会えず…

 

8月に入って、今月出会えなかったらタイミングが違うんだろうって思い始めた。

そうゆうこともある。上手く引き寄せられないのは時期が違うから。

 

既婚者合コンも不発、飲み会も不発。

合コンで知り合った女性に誘われた健全なパーティーへ、何にも考えず期待せずに出かけたら、そこで彼氏と出会った。

8月の終わり、望んだタイムリミットにギリギリ間に合うタイミング。

あれから1年と4か月かぁ。

 

彼氏の事は一目惚れだったから、自分の希望通りの人かどうか全く検証してなかったけれど、私が一目で心惹かれたのだから、間違いない。確信してた。

そうしてやっぱり、知れば知るほど私の願い通りの人だった。

 

 人は自分の願った通りの出会いをしてる。

それが一見不幸な出会いだとしても、無意識に自分が引き寄せてる。

だから、本当に自分が望んでる出会いを、しっかりと‘‘知る事‘‘がとても大事。

多くの人は、本当に望むものではなくて、二番目に望むものを無意識に選んでいるから。

 

私なんかそこまでじゃない、さすがにそれはすごすぎる、現実的なラインじゃない、絶対あり得ない、私なんかが身分不相応‥‥

 

本当に望むものを手に入れられない失望から、最初から保険をかけて言い訳してる。

だから本当は‘‘自分の望んだ通りの人‘‘と巡り合ってるハズなのに、本音に嘘をつくからチグハグになる。引き寄せ方が間違ってる。

 

私は自分の欲求に正直に男を引き寄せてきたし、男達をアップグレードしてきたと思う。最初は男へ望むことが自分でもよく分からなくて、ゼロよりマイナスのスタートだった気がするけれど、今はかなり自分の意思に忠実なラインナップ。

 

彼氏はもちろんだけど、吐くほどセックスしたいと願って現れたシマリス君、ラクに付き合えるセフレが欲しいと願って出会った星野クン。

最近は遠距離の人が良いなーって思ってたから出会ったのかな、ご新規公務員…いや、私的にはもっと遠距離の人が良いんだけど。まぁこの人とはどうなるか未知。

それとも、これから地方都市の人を引くのかなぁ。

2021年は私の男のラインナップ5名にしたいので、もっとイメージ膨らませよう(笑)

 

彼氏は、やっぱり彼氏だな。

インテリジェンスな会話も、スマートな食事も、彼氏じゃなきゃやっぱりサマにならない。

会ってご飯食べて飲んで、セックスする。この一連の流れは彼氏もセフレも同じなんだけど、やっぱり違う。違うんだよね。

脳で抱き合ってる感じ。これがセフレには無い事象。

 

その後はお部屋でまーったり。

お部屋にはホテルから手書きのバースデーカードが置かれていて、彼氏も驚いてたし感激してた。私は知ってたからわざと買い物に行って、彼氏を先に部屋に入れたんだけど。

 

抱き合って、お喋りして、シャンパン飲んで、一緒に都会の夕方から夜景へ変わる姿を見て。

 

きっと彼氏にしてみたら、それなりに好みのタイプで都合が良いオンナなら、不倫相手は誰でも良かったのだろう。男のきっかけなんてそんなもんだ。

 だけど今、彼は出会ったのが私で良かったと思ってる。

それは時々言葉にもするし、抱きしめるその仕草でも伝わってくる。

 

「私達、愛し愛されてるね」

 

「そうだね。どうしたの急に」

 

「アナタで良かったなと思って」

 

「僕もじゅりんで良かったよ」

 

「見て、日が暮れる。去年より早い気がする」

 

「よく覚えてるね。去年はもっと遅かったっけ?僕が忘れっぽいだけか…」

 

「違うよ。アナタが忘れっぽいわけじゃない。私はこの時間を心に焼きつけるからよく覚えてるだけ。去年のこの時間もよく覚えてるけど、今年もよーく覚えとく」

 

「じゃあ、来年もまたじゅりんが教えてね。今年との違い」

 

何気ない来年の約束。

こうして当たり前のように来年も一緒にいる約束をしてるこの瞬間、私は自分に感謝してる。よくこの人を引き寄せたね、偉いね。

 

一秒先に生きてる保証なんかないけど、来年の約束があるから生きようと思える。

未来って、夢で希望、もっとずっと一緒にいたいって思い続けられたらいいな。

 

すっかり夜景になってからチェックアウト。

デートの気配を消すために、彼氏はオフィスに戻って仕事。

来年の約束をして、バイバイまたね、良いお年を。

 

彼氏とのデート納め、幸せな時間だったな。

そう言いつつも、この後私は建築士と健全デートに向かうんだけどね。

その話はまたいつか。

 

・・・

週末不在なので、ブログ更新が来週になる予定。

みんな元気でね。寒いからあったかくしてね。

 

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