さ、なかなか書けなかった彼氏のお誕生会。
お誕生日はもう少し先なんだけど、今月会える時にお祝いしたくて先取り。
彼氏は石橋を叩きすぎて割るような慎重な性格なので、ギフトはキエモノしかあげないことにしてる。だから誕生日プレゼントも、去年と同じホテルのフレンチランチコースと、ちょっとリッチなデイユース。
予約した時点で、ホテル側から電話があった。
失礼ですが、お連れ様は去年と同じ方ですか?
お誕生日のお祝いでしたら、お祝いのケーキはいかがいたしましょう?
って。
ホテル頑張ってるねぇ~
コロナだからかな?それとも元々そうゆうサービスなのかな。
去年ホールケーキを頼んだら大きすぎて半分も食べきれなかったので、今年はデザートにお誕生日メッセージを添えてもらうことに。
更にお部屋にはバースデーカードを準備してくれると言うので、私も調子に乗って
眺望の良いお部屋にしてください!
とリクエスト。
高層ホテルではないけど、夕方から夜にかけては都会の夜景がきれいなハズ。
日が暮れ始めが早い12月、去年彼氏と『一緒に日が暮れるのみたいね』って言ったのを思い出したから。
久しぶりに会った彼氏は、いつもと変わらない笑顔で何か楽しそうな雰囲気。
私は、彼の好きなアップスタイルに紺色のソフトコンシャスなワンピース。
ちょっと攻めて、いつもより濃いピンクのリップにしてみた。
ブルー系が好きで、紺色のワンピだけで5枚は持ってると思うけど、胸元がVに開いて、スカートも膝上だけどエレガントに見えるこのワンピ、今年は痩せたからボディラインも綺麗に見えるはず。案の定コートを脱いだ私を見た彼氏は、一瞬目を細めてゆっくり微笑んだ。
「二度目のバースデー、おめでとうございます」
「ありがとう、もう二年目。またじゅりんにお祝いしてもらえるの嬉しいよ」
「そうだよ。この二回目の誕生日まで、周りの婚外カップルは何回出会いと別れを繰り返してるか…」*彼氏と私は、共通の友達同士で時々飲んだり、不倫仲人してる。友人達は出会いと別れを頻繁に繰り返してる。
「本当だね。みんな良く出会えるよね。何故短い付き合いなのか良くわからないけど…僕たちは平和だね。じゅりんのおかげだね」
「アナタのお蔭だと思う。あれ、髪切った?いつもの美容師さんだね」
「いつも良く気付くね。じゅりんも口紅の色変えた?」
「うん、ちょっと華やかでしょ」
お互い何となく照れくさい。もう何度となくこうして会ってるのに、会う度新鮮な気持ちになるし、好きだなぁって心から湧いてくる。
ゆっくりと2時間かけてランチのコースを戴く。
会話は共通の友人のことや、冬場のスケジュール、彼の仕事状況、政治や経済などなど。冬は趣味に忙しい私。
「Gotoが中止になったけど、冬の予定はいつも通り?」
「うん。Goto中止は賛成派なんだけど、どうして急に中止なんだろうってずっと思ってるの」
「世論の影響じゃない?医療逼迫とか」
「でもあれだけ強気で6月まで延長とか言ってたのに、急すぎじゃない?」
「確かにね。じゅりんはどうしてだと思ってるの?」
「私の仮説は‥‥ってことかなぁって」
「あー全然そこは想像してなかった。面白いね、それはあるかも」
こうゆう話をしてる時、私は彼氏が彼氏である所以は、ここだなぁって思う。
彼氏と出会う前も男は複数持っていた。
ただ私は、彼氏と言える存在が欲しかった。
例えばこんな人。
私と同じ目線で、ビジネスや世論や政治経済の話が出来る人。
食事のマナーが良くて、一緒に美味しい料理とお酒を嗜める人。
お互いの家庭を尊重して、私を束縛することなく愛してくれる人。
もちろんセックスも相性が合う人がいい。
私は、実はSなので、少々Мっ気がある人。
見た目が私好みで、エスコートできる男であることは当然なんだけど、出来ればサラリーマンよりは自分でビジネスをしてる人が良いなぁ…って思ってた。きっとそのほうが話が面白いし愚痴も少ない。私もだけど、自己責任で仕事を請ける立場って、すごくシビアだもの。
去年の春から夏まで、ずーっとこれから出会う彼氏の事を想像してたと思う。
イメージは松坂桃李クン(笑)さすがに桃李クンみたいな一般人はなかなかいないよね。
私は世の中で流行ってる『引き寄せ』というのがあまり好きではない(多くの人が勘違いしてるから)けれど、確かに引き寄せ力というものが在ることは体験から理解していて、理想の彼氏を引き寄せる気満々で宇宙にオーダーしていた。
もちろん、願うだけじゃなく叶えるために、様々な出会いの場に出没してた。
自分で言うけどけっこうモテる。だけどピンと来る人とはなかなか出会えず…
8月に入って、今月出会えなかったらタイミングが違うんだろうって思い始めた。
そうゆうこともある。上手く引き寄せられないのは時期が違うから。
既婚者合コンも不発、飲み会も不発。
合コンで知り合った女性に誘われた健全なパーティーへ、何にも考えず期待せずに出かけたら、そこで彼氏と出会った。
8月の終わり、望んだタイムリミットにギリギリ間に合うタイミング。
あれから1年と4か月かぁ。
彼氏の事は一目惚れだったから、自分の希望通りの人かどうか全く検証してなかったけれど、私が一目で心惹かれたのだから、間違いない。確信してた。
そうしてやっぱり、知れば知るほど私の願い通りの人だった。
人は自分の願った通りの出会いをしてる。
それが一見不幸な出会いだとしても、無意識に自分が引き寄せてる。
だから、本当に自分が望んでる出会いを、しっかりと‘‘知る事‘‘がとても大事。
多くの人は、本当に望むものではなくて、二番目に望むものを無意識に選んでいるから。
私なんかそこまでじゃない、さすがにそれはすごすぎる、現実的なラインじゃない、絶対あり得ない、私なんかが身分不相応‥‥
本当に望むものを手に入れられない失望から、最初から保険をかけて言い訳してる。
だから本当は‘‘自分の望んだ通りの人‘‘と巡り合ってるハズなのに、本音に嘘をつくからチグハグになる。引き寄せ方が間違ってる。
私は自分の欲求に正直に男を引き寄せてきたし、男達をアップグレードしてきたと思う。最初は男へ望むことが自分でもよく分からなくて、ゼロよりマイナスのスタートだった気がするけれど、今はかなり自分の意思に忠実なラインナップ。
彼氏はもちろんだけど、吐くほどセックスしたいと願って現れたシマリス君、ラクに付き合えるセフレが欲しいと願って出会った星野クン。
最近は遠距離の人が良いなーって思ってたから出会ったのかな、ご新規公務員…いや、私的にはもっと遠距離の人が良いんだけど。まぁこの人とはどうなるか未知。
それとも、これから地方都市の人を引くのかなぁ。
2021年は私の男のラインナップ5名にしたいので、もっとイメージ膨らませよう(笑)
彼氏は、やっぱり彼氏だな。
インテリジェンスな会話も、スマートな食事も、彼氏じゃなきゃやっぱりサマにならない。
会ってご飯食べて飲んで、セックスする。この一連の流れは彼氏もセフレも同じなんだけど、やっぱり違う。違うんだよね。
脳で抱き合ってる感じ。これがセフレには無い事象。
その後はお部屋でまーったり。
お部屋にはホテルから手書きのバースデーカードが置かれていて、彼氏も驚いてたし感激してた。私は知ってたからわざと買い物に行って、彼氏を先に部屋に入れたんだけど。
抱き合って、お喋りして、シャンパン飲んで、一緒に都会の夕方から夜景へ変わる姿を見て。
きっと彼氏にしてみたら、それなりに好みのタイプで都合が良いオンナなら、不倫相手は誰でも良かったのだろう。男のきっかけなんてそんなもんだ。
だけど今、彼は出会ったのが私で良かったと思ってる。
それは時々言葉にもするし、抱きしめるその仕草でも伝わってくる。
「私達、愛し愛されてるね」
「そうだね。どうしたの急に」
「アナタで良かったなと思って」
「僕もじゅりんで良かったよ」
「見て、日が暮れる。去年より早い気がする」
「よく覚えてるね。去年はもっと遅かったっけ?僕が忘れっぽいだけか…」
「違うよ。アナタが忘れっぽいわけじゃない。私はこの時間を心に焼きつけるからよく覚えてるだけ。去年のこの時間もよく覚えてるけど、今年もよーく覚えとく」
「じゃあ、来年もまたじゅりんが教えてね。今年との違い」
何気ない来年の約束。
こうして当たり前のように来年も一緒にいる約束をしてるこの瞬間、私は自分に感謝してる。よくこの人を引き寄せたね、偉いね。
一秒先に生きてる保証なんかないけど、来年の約束があるから生きようと思える。
未来って、夢で希望、もっとずっと一緒にいたいって思い続けられたらいいな。
すっかり夜景になってからチェックアウト。
デートの気配を消すために、彼氏はオフィスに戻って仕事。
来年の約束をして、バイバイまたね、良いお年を。
彼氏とのデート納め、幸せな時間だったな。
そう言いつつも、この後私は建築士と健全デートに向かうんだけどね。
その話はまたいつか。
・・・
週末不在なので、ブログ更新が来週になる予定。
みんな元気でね。寒いからあったかくしてね。
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