人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

私に欲情して①

シブイちゃんと二度目のデート。

と言ってもなかなかお互いに時間が合わず、満月の夜に少しだけ会う約束。

ずっと会いたいって言われて熱烈に押されてた。多分狩るのが好きな遊び人、上等だよね。こっちも遊びで本気。変なプライドが無い分、グイグイ来る。

 

前回のデートはコチラ↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

待ち合わせは前回と同じ、ファミレスみたいな和食屋さん。待たせるのが嫌だから、途中でLINEするからその後に家を出てきてって言われてた。そうゆう気遣いは嬉しいけど、その日はけっこう遠くで仕事してたみたいで、予定より30分遅れ。

 

「ごめんね遅くなって。俺、今日〇〇で仕事で、予定よりずっと遅れちゃって、めっちゃ高速飛ばしてきたけど着替える時間が無くて…すごい汗臭いしダサいからホントごめんね」

 

半袖のポロシャツにジーンズで現れたシブイちゃん。前は長袖のシャツで気付かなかったけど、腕の筋肉がすごい。ポロシャツが身体のラインを拾うから、肩の大きさや胸の厚さが見て取れる。ヤバい、かなりいい身体…♡

汗臭いって言うけど臭う訳でもない。体臭は無い人なんだろう、匂いフェチとしては少し残念。肉体労働で鍛え上げた身体とごつごつした手、前回より日焼けしてる顔は男の色気が滲んでる。私はインテリ好きではあるけど、たまに変わり種も悪くない。二度目の印象が思いがけず良いのは、恋の始まりを感じる。

 

「今お店が20時で閉まっちゃうからさ、じゅりちゃんと少しでも一緒にいたいからメッチャ高速遠回りして飛ばして…」

 

私は元々『そんなに遅くなれないけど少しなら会える』と告げていた。その日、夫は不在だったので本当は遅くても構わないんだけど、セックスもしない無駄足でも私に会いに来るのか、本当に短時間で約束通りに私を解放してくれるのか、その見極めをしたかった。

どうやら閉店と共にお開きにするつもりはあるみたい。お互い既婚なので、感情に翻弄されない冷静さを見失わないことはとても大事、合格。

 

今回はある程度、お互いの不倫観を確かめたかった。だから少し突っ込んで話をしたいと思ってた。一方で前回より更に私に欲情してほしいとも願っていた。恐らくシブイちゃんは、時間もお金も投資した女を大事にする。彼の恵まれなかった幼少期から、自分の抱えたモノや人は大切に扱う人だろうと想像していた。だからこそ私には無駄な時間をかけてほしい、その無駄な時間で私を欲してほしい。そうして苦労して手に入れたものを有難く大切にするタイプだから、私はガラにもなく少しお高く留まった女を演じてる。

 

私は、出会ってすぐセックスすることが悪いとかノーテクだとは思わない。そこから始まる恋はいくらでもある。逆に『3度目までは女は男にセックスさせない』っていう謎の神話も好きじゃない。ただ、個人的にはキスとセックスは別の日が良い。後々思い出すであろう最初のキスとセックスは、それぞれ別の日の思い出だと二倍楽しいから。一人に付き一度しか味わえない最初の儀式は、私にとってはとても大事なプロセスなのだ。

それにキスが良く無ければセックスが良いハズもないので、まずキスして良ければ次に進みたいので、ファーストキスは一次試験でもある。今日はキスはしておきたいなぁ。

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お店に入って食事をオーダーして、世間話。つい目が、露な太い腕や肩にいってしまう。その腕で、この人はどんな風に私を抱くだろうかと想像して、シブイちゃんの話がさっぱり頭に入らない。私ってもしかしてヤリモクなのかなぁなど思って苦笑い。だったらさっさとヤレばいいのにね。紳士な男性ってこんな気持ちで女性と食事してるのかしら。

 

「じゅりちゃんさ、俺に気を遣ってLINEの返事してくれてるでしょ。あんまりマメじゃないって言ってたもんね、なんかわかる。いつもありがとね」

 

「LINEが嫌いって訳じゃないのよ。つい忙しいと忘れてしまいそうで、それがプレッシャーというか…」

 

「いやいやいいの、じゅりちゃん忙しいしね。仕事も充実してるしさ、趣味もあるしね。わかってるんだよ、ありがとう」

 

「今まで付き合った人は、私みたいなタイプはいなかったんでしょ?」

 

「そうだね、割と俺に溺れてた。あ、いまちょっと自慢っぽかったよね(笑)でもさ、なんか付き合った子は、だんだんおかしくなっちゃうの」

 

「わかるそれ。沼るんでしょ」

 

「沼るってなにそれ、なんか病んじゃって眠れないとか薬飲みだしたりさ」

 

「あぁ、すごいわかるわ」

 

「でもさぁ、今考えたら、俺に溺れる女は無趣味だったね」

 

「オンナは恋が趣味で彼氏が全てになっちゃうからね」

 

「どうしてそうゆう人ばっかり付き合うことになったのかなぁ、俺さ、今でもほんと謎なんだけど。大変な事になってなかなかお別れ出来ない人もいたしね。でもじゅりちゃんは、仕事も趣味もライフスタイルも確立してるよね」

 

「そうかな」

 

「そう、それで俺はその隙間なの」

 

「そんなつもりは…」

 

「でもさ、俺のために自分の予定や趣味を削ったりしないでしょ。いやそれ良いと思ってるんだよ」

 

「多少は譲り合いますけど」

 

「だから隙間だなって思ってて。でもその隙間、絶対広げるから!」

 

「だから隙間じゃなくて、どれも大事でシブイちゃんとのデートも大事だと思ってるよ」

 

「いいのいいの、俺のためにどうにかなるタイプじゃないから、俺が割り込む!」

 

隙間かぁ、そんな風には思ってなかった。ただ恋愛と同じように、私の仕事や家庭や趣味は大事。プライオリティはその時々で変わる。恋愛だけが全てじゃない、だけど恋愛も大事。

 

「私、割と男っぽいというか、あまり甘えないの。もちろん依存もしないと思う。それで退屈だと思われちゃうと、そこで引いてしまう。だから確かにペースは崩さないと思う。男脳なんだよね、ほら右手の薬指、異常に長いでしょ。人差し指より長いと男脳なんだって」

 

「へー俺も薬指が長い。男で男脳だから当たり前か!まぁじゅりちゃんが俺に会いたいって思う男になるよ!ペース崩さなくても、隙間に俺に会いたいなーって思って、その隙間がどんどん多くなればいいでしょ」

 

なんかいいなぁ、この人は。全く動じることが無い。

それに、思ったよりずっと私の事を考察してる感じ。人の心の動きには敏感なんだろう。

 

今までどんな不倫してきたかと尋ねられたら、私は一応過去2人と付き合ったと言ってる。一人目は不倫初期の元彼。別れたのは彼の奥さんにLINEを見られたから。その後も水面下で連絡を取り合ってたけど、なんだかそれも奥さんに失礼だなって感じたし、いつまで待っても会えそうもないので、私からお別れしたと話す。

2人目は去年お別れしたペット。チャットで知り合って割と近くに住んでて、お互いの家も知ってる仲だったけど、彼の異動で忙しくなり会えなくなって、そのままコロナになって、奥さんに外出禁止を言い渡されて、私が少し距離を置きたいと言ったまま。だから自分で生活をコントロールできない人は嫌い。会社の社畜で、緊急事態宣言中に家族以外と会えないとか、お小遣い無いからデート出来ないとか、忙しすぎて会えないとか、そうゆう人はもう無理だなって思ってる、とざっくりと話す。

シブイちゃんは真剣に聞いてた。そして徐に

 

「じゅりちゃんは正直だね」

 

とポツリ。

 

「え、何でそう思うの?」

 

「顔見ればわかるよ。その顔に嘘はないでしょ。じゅりちゃんに嘘はない」

 

もう十分に嘘つきなんだけど。でも10人男がいたら10人に同じ事を言われる、私は嘘が付けないと。確かに2人と付き合ったことは嘘じゃない。真実を話してるけど、もっと男はたくさんいるけどね…しかも今、同時進行形で。言わないけど。

 

私が複数恋愛するのは、それが私にとってはとても自然だから。

昔から好きな人は一人じゃなかったし、彼氏の他にセカンドは常にいた。セカンドには彼氏の存在を明かしてたこともあったけど、どうもそれだとバランスを崩す。彼氏と別れてセカンドと付き合ったこともあるけど、それも上手く行かない。

だから私は、どの男にも一対一で付き合ってるテイにして、他の男の存在を明かさないことにした。結婚してから放流されるまではずっと夫しかいなかったけど、プラトニックなボーイフレンドは入れ代わり立ち代わり何人もいたし、ボーイフレンド同士の存在は明かさなかった。それが私のスタイル。

 

だから最近よく聞くポリアモリー(同時に複数の人と恋愛関係を持つという意味。関係している人の合意に基づいた上で、ほかの方々と同時に恋愛を続けることができるライフスタイル)ではないだよね。合意じゃないし隠したい。私は、誇り高き大いなる嘘つき女。だけどそのスタイルは、背徳感満載でセクシーで気に入ってる。

でもシブイちゃんみたいなタイプは、私が既に他にも何人も男がいると分かったら、めっちゃキレるだろうなぁ…ピュアだもん。一応『束縛は嫌い、男友達は多い、嫉妬されてもメンドクサイ』って布石は打っておいた。

(続く)

 

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