人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

たまには恋愛以外のことを

実は先週からずーっと何となく体調が優れず、頭痛があったりなかったり。

毎朝検温と血圧測定はしてるから、自分では単に気圧かなぁって思いながら鎮痛剤飲んで過ごしてたんだけど。

夫に「なんか顔が赤いよ」って言われて、夕方検温したら微熱。実は体調が悪くなる少し前に、仕事で抗体検査は受けてたからコロナじゃないと思ってたけど、抗体検査じゃ直近の罹患がわからないと言われて、重い腰を上げてかかりつけ医に連絡。

 

そこではPCR検査はやってないけど抗原検査なら出来ると言われて、抗体検査も既に受けてるし、抗原検査してみましょうって言われて待つこと30分・・結果陰性。

抗原検査はPCRより精度が鈍いと言われてるけど、その前に抗体検査も受けてるし、毎日検温してるし、家族は元気だし、一応持病の数値も測定しましょうってまた検査。

ホルモン検査は数日結果待ちなんだけど、腎臓の数値が少しひっかかり、何年かに一度の割合で、夏の終わりに疲労腎盂炎になるので、とりあえず4日分の抗菌剤を処方された。

 

で、その抗菌剤、飲んだ日からかなり調子が回復(効くの早すぎだよねw)

その翌日はかなり体調は良く、あんなに辛かった頭痛も無い。あれって発熱の前兆だったのかな?モチベーションは上がらないけど、体調がよくなるって心的にも全然違うって実感。

そういえば、通院前の数日間は夜になるとぼーっとして、すごく眠くて早く就寝してた。今まで熱が上がるときは一気に上がることが多くて、すごい寒気と震えが伴う私には、あのぼーっとした感じが微熱とは、1㎜も気付かなかったという…💦

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Photo by David Mao on Unsplash

それで急に怖くなった。自分を過信してたなぁって。

直前に抗体検査受けてたし、朝の検温は熱も無いし、ただの片頭痛だからコロナじゃないと思って、シマリス君と温泉デートも、彼氏を家に送り届けるドライブデートもしちゃった。あと普通に仕事の打ち合わせもあったりね。

 

なんだかすごく申し訳ない気持ちになってきた。万が一コロナだったら、確実に感染させてたよね。いや、頭痛もコロナの初期症状って知らなかったし。いや、今となっては何でもコロナ疑惑だなぁ~💦用心に越したことは無いと言うことか。。。

 

よく罹患した人が謝らないでいいって言うけど、謝りたくなるのってこうゆうことだよね。完璧に予防出来てるってことは、無菌室で孤独に暮らさない限りは無い訳で、自分では気を付けてるつもりでも抜け落ちてることもあったりで。

 

ハイリスクの年齢に入る夫はピンピンしてるし、抗菌剤がよく作用したからもうコロナ疑惑からは解放された気でいるけど、やっぱりちょっと男達のことは心配。

 

彼氏はタイミングよく元気そうなLINEが来てたから、今のところは大丈夫みたい。どちらかというと外出することが多い彼氏のほうが、私に移すんじゃないかといつも怯えてたから、こんな風に気にしてくれてたのかなぁって、ちょっと嬉しくなったり。

 

シマリス君は、いつも通り私がLINEしないと返信してこないので、温泉に行ったっきり1週間LINEしてなかった。

こちらから送れば返事は来るから、別にLINEが嫌いと言うわけでも無いみたい。でも彼は『女性は猫みたい』といつも言ってて、距離感は女性側が決めるものと思ってるところがある。

猫って気まぐれで、甘えたくなれば近づいてくるし、自分が構ってほしくない時は怒るしね。シマリス君も私も、猫多頭飼いなので、何かと猫に例えて話すことは多いんだけど。

で、今回は2週間LINEしないでおこうって思ってたんだけど、コロナ疑惑で心配になったのでLINEしてみたら、普通に元気そうだった。シマリス君は元々、コロナに関しては全く動じてないんだけどね。彼こそ感染リスクの多い場所に出入りしてるけど、感染自体を怖がっていないところがある。

 

とはいえ、いつ罹患するかなんて誰もわかんないしね。

ほぼ無症状が多いと言っても、重症化する人もいるわけで。

改めて気をつけようって思ったりした。

(あ、でもワクチンは打たない派。コロナに限らず、自分が納得いかないものは)

 

そう考えると、今月は久しぶりに合コンも飲み会も予定してるけど、行くのをどうしようかと悩んだりしてる。
年下2号クンとのデートも、前回彼氏とのブッキングでリスケしてもらったんだけど、既に行きたくない気持ち・・1号クンの時みたいに、向こうから流れないかなぁ。

気持ちが完全復帰してないとこもある。

 

一人旅には行きたい。一人ならリスクも相当低いし。

 

で、私みたいに意外とコロナストレスが地味に来て、持病悪化する人も多いんだって。

私なんかけっこう前からアンチ自粛派だけど、それでも地味に負担だったんだなぁって思うと、なんだか自分の小ささを感じるわ。

 

まぁそんなわけでして、最近ブログの筆が進まないけど、書きたいことはけっこうあって、まだ彼氏との楽しかったデートのことも書いてないし、閑散としてた狩り場に復活しつつあることも書いてないし、書きたいことは沢山なんだけど。

 

みなさんも予防をしっかりとして体調整えてね。

夏の終わりって元々苦手だけど、なんか今年はきついね。

更新が気紛れになりつつあるけど、ブログタイトル通りだね。

人妻の気紛れで自堕落な生活w

 

(今回はエロでも恋愛でも狩り場トークでもなくてごめんねー)

 

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出会い系の変わった人

このブログは、アラフィフ兼業主婦子供なしの、わたくしじゅりんが、心ときめくままに複数の男達との恋愛を楽しむことを自慢してるブログであーる。ちなみに今回は出会い系サイトの話をご披露してるので、苦手な方はごめんね、そっと閉じてね。

 

出会い系も長くなると、ほんと変な人と遭遇する確率が多い。

こうゆう文章って今はスクショで保存できるのに、なんでこんなこと書いてきちゃうんだろう??っていつも思うの。

あと「このサイトでは写真送れませんけど、LINEなら送れます」って人もいて、意味が分からない。なんでサイトで写真も送れない人とLINE交換しなきゃならないの??謎でしかない。LINE交換したら、リアル会うまで一歩近づいたとでも思ってるのかな。

プロの狩人としては、もうちょっと変な人と話が進展しない人、逆にすぐ会いたがる人はサクサク切るんだけど、この前すっごい変わった人がいたのでご紹介。

ホントは全文スクショで貼りたいくらいなんだけど(笑)←それくらい面白い

ポエマーさんで面白いから、ちょっと引っ張っちゃった(笑)

ちなみに文章はちょっと修正してあります(だからフィクションってことで)

 

東京都50歳

初めまして。自分は適当なメル友を見つけて言葉遊びするのが苦手で、でもそれに目を背けたら正直になる事を見失いそうで登録しました。
女性のプロフはたくさんあるけど、皆さんブランドで身を固め、外側の美しさを装っているみたいで。あなたはそうゆうイメージがなくて、音の正直さを感じました。これをきっかけに何か見つかると良いですね。

 

音の正直さって・・正直意味が分からない。

(でも無視せず丁寧にお断りするのだ。お世話になってるサイトのためにも、男性にはお金使ってもらわなきゃね←男性はメッセージを読むのに課金が必要)

 

初めまして、私も外側に拘る普通の女ですけど。

ポエマーさんが高尚なので、お話し合わないと思います

 

お断り終了っと。あれまだ返信が来たよ?

 

私の話なんて軽く聞き流してください(笑)
昔から女性に媚びたり、チヤホヤするのも得意じゃないけど、あなたには教わる事、気付かされる事があり、どこか模範教師のようです。
緊張のなか?こうしてあなたにメールして、肯定も否定もしてほしいです。
この世でちっとも淋しくない人はいないと思います。
今求めてるのは、友達?彼女?婚姻外?区分けも難しくてどこかボンヤリしています。

素を繕いあったり、支えあったり、弱い一面を出せるのは異性だと思います。

 

ん?何だこの人。ポエマー?

ってか私の返信読んでるのかな?謎だけど。

とりあえずどんな人か確認しよう。悪い人ではなさそう。

 

ごめんなさい、よくわかりません。

ポエマーさんはどんな容姿なんですか?誰似とか。

写真送ってください。私はプロフィールに写真載せてます。

 

写真が良い感じなら、その先を検討しよう。

人は見た目だよね。Twitterのフォロワーさんの名言。

『顔はその人の歴史、身体はその人の意思! 』

 

うーん、色々言われるけど自分ではピンと来なくて。
そんな自分の知った風で脈絡もない話にお返事をありがとうございます。
不思議です。あなたとの文字や文章だけで、短期間でもすーっと入ってくる物があるんです。自分の人となりが伝わってるかは不安だけど。あなたには普段じゃあり得ない事を聴いてもらって、応えてくれて感謝しています。
今漠然としていても、心の闇も自分探しの迷路にも迷い込みたくなくて、日常に充実感を持つのも大切だと思うんです。

いつか地下鉄のガラス越しに見た人と繋がるんじゃないか?それくらいの淡い期待はあってもいいですよね。

 

ん?私がこの人に応えた?って何を??

わかんないって書いたと思うけど。

そしてこのポエムっぽいメール、いつまで続くんだろう・・・

地下鉄のガラス越しに見た人なんかきっと覚えてないけど、そうゆうロマンは嫌いじゃないかな。

 

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え、誰似くらいは教えてくださいよ。私は若い頃の池波志乃とか、辺見えみりとか言われますよ。写真みせてください(二度目)

 

んー…きっとブサイク確定と心で思ってるんだけど。

ブサイクが悪いとは思わないよ。イケメンが全てでもない。

でもね、出会い系ってのはまず、ビジュアルで判断する場なんだから、見た目で跳ねられる人は、別の出会いの場を探すべきだと思うわけよ。合コンとかさ!

ちょっと見た目3枚目でも面白かったりするとモテるじゃん。そうゆうとこに行くべき。アドバイスしてあげたいわ。

それかここで業者に釣られるとか?パパ活に引っかかるとかね。

写真絶対見せてもらいたい!!これで超絶イケメンだったら笑う、自分を。

 

最近は渡辺謙に似てると言われます。

10年近く、忙しさやら何やらで、人を好きになる事に少し臆病になっています。虚しさや寂しさにも慣れました。
あなたに甘えて少し勇気が出て、思い出やノスタルジアは明日へのステップと自信が出ました。言葉より態度や表情が何より多くを語ると、普段の人間関係も恋愛も、そうしてきた気がします。常識や分別ある大人の男と女でも、親しみの気持ちがなければ抱き合えない…
そんな基本にまっすぐだけど、あなたさえよければ、これからもよろしくお願いします。

 

え、いつ私に甘えたんですか?私に許可なく甘えてたんですか?

そして親しみの気持ちが無ければ抱き合えないって・・あのそれは、風俗の女の子が最初にベッドの端に座って、馴れ馴れしくおしゃべりする感じですか?

私は恋愛感情が湧かないと抱き合えませんけど?言わないけど。

 

えっと、写真は。。

 

何気にスルーされてるから、再度しつこく頼む。三度目。

 

笑ってアイコンタクトを取れたり、言葉なしでも察しあえたり、相槌や返事もスムーズで、辛い時もすーっと辛いと言える、自然体で話せるのがあなたという感じです。

あなたさえよければお会いしたいです。
自分はなかなか不慣れで不器用だし、あなたが会うのはNGってこともわかってます。

でも直感なのか?あなたから感じる印象を美化してはいません。もちろんあなたの気持ちを無視して自分の意向に引っ張るのは嫌だと思います。

容姿や年齢にこだわるなら、自分はこうゆうサイトを利用しなかったと思います。
凄くおこがましいけど、自分は少しでもあなたを理解する存在としてやりとりしてきました。

機会と都合があって、あなたさえよかったら会いたいです。

一応仕事は都内〇〇区の商社勤めで、プレイングマネージャーです。平日の昼でも週末でも時間は作れます。住まいは〇〇区です。

写真のことはごめんなさい。

 

えええ?この文章自然体なの?私だから話せるの?これコピペだと思ってたけど!

私を理解する存在って・・全然話が噛み合ってないよね?わかってないの?

ってかコピペだから噛み合ってないのか?

しかも写真NG!! 

 

顔もわからない方とお会いする気はないです。ごめんなさい、お断りします。

 

・・ってここでブロック。

この数日間のやりとり、なんか変で面白かったからネタ的に繋いできたけど、結局セフレが欲しいって解釈で合ってるよね??ね??

 

最近狩りの場も絶不調。

ってかシマリス君にちょっと感動して辞めちゃったサイト、そろそろ元気になって復活したい。

 

 

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温泉デート3rd. ②

思春期の頃から、太宰治に憧れてた。

私には無い、自分の内面への拘りとコンプレックスと華やかさ。

だけど一番憧れたのは、太宰と一緒に旅立とうとした女性達。

彼女達が、彼にどれだけ本気で惚れられていたのかはわからない。

だけど私にはそんなことはどうでも良くて、一緒に死んでもいいと思えるような男と出会った奇跡が、その出会いが、ただ麗しく儚げで羨ましかった。

私には、夢見心地な希死念慮が、うっすらと纏わりついているのかもしれない。

 

・・・・・

 

シマリス君と3度目の温泉デート。

この続き

jurinrin.hatenadiary.com

 

殺してほしいと思うセックスは、今までしたことがない。

何故そう思うのか、自分でもわからない。

だけどそれは、悲壮的ではなく甘美な魅力で、いつか本当に自分が言い出すんじゃないかと密かに自分を恐れている。

 

何度も何度も抱き合う。

 

「ホンマにエロい。次に俺に会うまで耐えられるの?この身体で」

 

「また会って、、くれるの?、、お願い、、そうして」

 

「お前、俺にハマっとるやんか、ええで、俺もやで」

 

何故私はお願いしてしまうんだろう。

他にも私を抱く男はいるのに。

あなたじゃなくても私は快楽を得られる。でもそれは強がりなんだろうか。

 

相変わらずセックスは私史上最高なのだけど、どうしてかシマリス君と一緒だと上手く眠れない。まるで森の中にいるような不安。

 

キャンプで森の中にいると、私はとても落ち着かない。

何故海辺は安心して眠れるのに、森は安心できないのかわからないけど。

 

そう、安心できないのだ。

この人は、いつでもわたしを安心させない。ザワザワする。

 

前よりずっと腹を割って話してくれてると思うし、人前でベタベタしないのは男気に拘ってるからだと理解してるし、電気を消したら途端に甘いモードになるのも知ってるし、それなりには愛されてると思ってる。きっと私がもっと近づけば、あらゆる方向に二人の関係は変わるのだろう。

 

なのに安心できない。

いつもどこかで、私の心は緊張してる。

何故だろう?

 

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Photo by Vidar Nordli-Mathisen on Unsplash

小さい頃、父と眠りたくて、よく父のベッドに潜り込んだ。

あの時も緊張して上手く眠れなかった。

 

父の匂いが好きだった。

私が小さい頃に起業したばかりの父。何もかも自分で仕事を背負って現場にも出ていたから、機械いじりの油の匂いが手に沁み込んで、それが私にとっては働く父の誇りに感じてた。

その手で何をされてきたのか、私は思い出したくない。

 

シマリス君の腕枕をそっと外そうとしたら、今度は頭ごと抱きかかえられた。

寝息が聞こえるから眠ってるんだろう。彼は彼で、いまこの瞬間は私を離したくないのだ。お互いに痛々しい無意識の傷。きっとシマリス君は無自覚。永遠に知らないほうが良いのだろう。

こんなこと、気付いてしまって一生追わなくてはならなくなると、本当に厄介だわ。

 

そっと寝返りを打ったふりをして、シマリス君の背中を抱いた。

大きくて綺麗で、少し冷たい。

キンキンに冷えてる室内で、私達は身を寄せ合ってる。

シマリス君が少し私に体重を預けてきたから、私はそのままぎゅっとその背中ごと抱きしめて眠った。

 

父のようで、子供のような、今は恋人。

私が恐れていたのは本当は歳の差ではなく、再び父を失う恐怖だ。

いや、現実には父は今も健在なんだけど、私が惚れた父の人格は、ある日新しい愛人に全て奪われてしまった。その女性が現れて父は変わったし、私や母の入り込む隙は微塵もなくなった。

 

その愛人は、今は私の義母になった。

とても良い人だ。粋な女だと思う。

 

私は義母の店で水商売をイチから仕込まれたし、実母が他界した時は、誰よりも私達の事を心配してくれた。

口先だけでなく行動で示す人、チャレンジ精神があって人脈があって、綺麗とは言えないけど愛嬌があって可愛い人。

 

父曰く、その人が『最も俺の母親に似ている』んだそう。

父もまた、自分の母親を求めて彷徨っていた。

 

父は愛人という唯一無二の人と出会えて、幸せだろうと思う。

しかしシマリス君にとっては、私は今だけの恋人。

私にとってのシマリス君は、様々に複雑な役割を重ねてる。

 

自分だけが特別で、相手にとっては替えが効く存在。

卑下しているつもりはない、ただそれが今の現実だと思うし、だからって頑張って私も複雑な役割を持とうとも思えない。特別になりたいとも思えない…というところに、私の逃げ場がある気がする。

 

私は夫と出会った時、自分が『娘として』の再生を、夫との間で体験したと思う。

それはそれは壮絶で大変な作業だったけれど、夫も根気よく粘り強く付き合ってくれたし、実際に父と対面して夫と父が似ていることもよく理解してくれた。

それで私は自分を立て直すことが出来たし、夫も自分の中に在る家族との関係性を見つめなおすことが出来た。

だけどそれは血を吐くような思いで、泥をすすって飲むような辛さで、満身創痍でなんとか絶え絶え乗り越えた。親友はそんな私を何度も止めたけど、私には夫しか、今しか、過去の自分を超えるチャンスは訪れないと分かってた。

 

夫に殴られて、部屋の隅まで飛んで行ってスカートが破れたり、私が夫に噛みついて酷いケガをさせたり、裸で勇んで家を出たのに、階段から落ちて同じマンションの人に助けられたこともある。

本当にやり尽くしたと思ってた。これはブログには書ききれないし、半分位は思い出せない。それほど多分、壮絶だったし若かった。

 

今、私がシマリス君との間で再現しているのは、子供の頃の私ではあるけれど、それは父子の関係のほうではなくて、父を``異性として‘‘愛していた私なのだろう。

 

だからつれなくされると痛い。

当時の傷が痛くて疼く。

このまま進みたい気持ちもあるけど、もう逃げだしたい気持ちのほうが大きい。

もう二度と会わなければ、私は自分を傷つけることなく暮らしていけるのに。

 

父には母も愛人達も、今までそういえば忘れてたけどブラコンの妹(独身)もいた。

私は父の妹、私にとっては叔母とは仲が良くて、よく二人で父の魅力を語り合った。それは本当に恋する少女二人だった。

だから血の繋がりが恋愛を妨げるとは、小さなころから微塵も感じていなかった。

 

翌朝は早くに一度目が覚めて抱き合い、また微睡んでいるうちに、部屋がノックされた。

慌てて下着を身に着けてドアを開ける。朝食の時間だった。

 

一番遅い時間にしてもらったのに、また寝坊…これもなんだかもう慣れたけど。

ゆっくりと朝食を取り、その後に朝風呂に入り、身支度を済ませてチェックアウト。

 

帰りは海沿いをドライブしながら、前回のデートで仕立てたシャツを取りに行こうと言ってたんだけど、車に乗ったらすぐ仕事の電話。やや喧嘩腰で喋ってる…

やっぱり今、ピリピリしてるんだろうなぁ。

 

海は綺麗だった。

ただ車の外を眺めて、同じ空気を吸ってる。

 

シャツを引き取って、少し他の買い物をして、家の少し手前まで送ってもらってランチを一緒にした。

 

もう今日で終わってもいい。この人と出会えて、自分の傷に触れることが出来て良かったと、そう思う。

だけど自分から終わりの幕を引けないのもまた女心だから、つい帰り際

 

「じゃあ、また次会うまでやね」

 

と、そっと手を握られて

 

「そうだね、次また会えるまで」

 

と手を握り返してしまう。

いっそ殺してくれたらいいのに。

 

・・・

なんだかもっと色々頭の中では思考が繰り広げられてるんだけど、今表現できる精一杯。全部書いたら私の自伝になっちゃうんじゃないかと思うほど、色んなことを考えてる。

 

これからどうするかは全然決めてない。

ただ少し、今は恋を広げるのは休もうと思う。私らしくないけど。

 

♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡ ♡♡♡

 恋愛少し小休止期間、タロットでも勉強しようかな~と思ってる。

今更タロット??って気もするんだけど、数秘との関連など調べてたら面白そうかなと思って。自分でタロット引けるくらいになりたいな。

この本お勧めされてたので、自分アフィリエイト用。

 

 

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温泉デート3rd.①

まだ頭が取っ散らかってる。

何をどうまとめて良いのかわからないけど、デートの記録はそのままに書き留めておこう。だからあんまりおもしろくないブログ(苦笑)まぁ誰かの期待に応えて書いてる訳じゃないんだけど、シマリス君人気者だから、なんかちょっとごめんねって気分。。

 

シマリス君と3度目の温泉デートに行ってきた。

 相変わらず往復になるであろう私の家の近くに、非効率なのにシマリス君はお迎えに来てくれた。こうゆうのを男気だと思ってるんだろうから、出来るだけ無邪気に喜ぶことにしているんだけど。

 

車に乗ってドアを閉めた瞬間、いつも通りに自分の話を語り出す。

この話が、今回の二日間では何より衝撃的だった。

 

「あのな俺、今年中に会社辞めて独立しようと思ってるんよ」

 

いきなり進路の報告。

元気?とか久しぶり!とかじゃなく。今日の服可愛いねとか、もう発信して大丈夫?とか、そうゆう気遣いでもなく。

 

その時、私が咄嗟に思ったこと。

 

え、私達来年も続いてるのかな?

 

毎回会うたびに、会うのはこれで最後になるんじゃないかと思ってる私には、来年なんて遠い未来に感じたから。

だけど気持ちとは裏腹に、スラスラと口からは言葉が溢れる。

 

「えーそうなんだ、私もそれが良いと思うよ。シマリス君が会社員でいることが不思議だったもん。私、かなり最初の頃に『独立しないの?』って聞いたことあるよね。そうゆうタイプだと思ってたよ、応援するよ」

 

言いながら自分でも驚く。

いつかこの告白を聞くであろう予感があった。

でもちょっと待って、早すぎる。

私はまだ、あなたの人生に深く立ち入る覚悟はできてないよ…

 

私は惚れた男の人生の分岐点に立つことが本当に多い。

だけどそれは、それなりに付き合いが深くなり、私にもそれなりに相手の理解があって、そうして腹を割って話せるようになってからの事。

この告白、このまま聞いてて良いのかな。

 

まぁ、私の気持ちなんかお構いなしに、シマリス君は話し続けるんだけど。

 2時間ちょっとのドライブの最中、色々とシマリス君の独立の理由や将来の希望を、うんうんと聞いていた。

 

「でも、奥さん反対しないの?」

 

「まだ言っとらんし、言っても『あーそう』で終わりやで。うち財布は完全に別だし、関係ないし」

 

業界的にフリーランスは珍しくない。会社の冠より自分の名前で仕事をしてるタイプなのは見てすぐ分かってたから、不安材料はないけど。

 

「まぁ、何も変わらんけどな、業種も同じやし、やってることも変わらんし」

 

そう言いながら、本当は弱音を誰かに話したかったのかもしれないとも思う。

一見普通の会話に聞こえるけど、これはシマリス君にとっては弱音なのだ。

会社にずっといられない自分、組織になじめない自分、本当は守られたい自分…

そして、私もそうだったけど、この先組織に属さないという決意は、他人が思うよりずっと怖い。もう戻れないかもしれない怖さ。

 

そんなこと考えながら、少し気分も良い気がするのは、妻より先に報告を受けるのは、少しのルール違反をしている優越感。

私ってすごく意地悪。酷い女。

 

良い天気の中、途中高速パーキングで寄り道しながら、温泉宿に到着。

二間続きのレトロモダンな、古いけど味のある部屋に通された。

 

相変わらず道中は、シマリス君の仕事の電話がひっきりなしで、電話の合間はこれからの起業のことを相談される。

とは言っても私は、微笑しながら、うんうん、シマリス君はすごいね、勇気があるね、きっと大丈夫だよ…と繰り返し言ってるだけ。

 

チェックインしてから、温泉街に散歩にでかけた。

お魚が好きなシマリス君は、明日買って帰る魚を物色したり、すぐ食べられる珍味や加工物を買ってご満悦。温泉宿に来るのも3度目になるとパターンが分かってるから、だいたいの時間を計りながらゆっくり買い物を続ける。

 

見える範囲でお互いに自由に過ごせるのも程良い距離感。

勝手に足湯に入ってシマリス君を待つ私。

彼が欲してるのは非日常なのに、勝手に日常を持ち込むルール違反に、私はまだ少し戸惑っていた。

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部屋に戻ってお風呂に入って、部屋食の夕飯が振る舞われる。

テレビを見ながら雑談しながら夕食。

思うけど、こうゆう何気ない過ごし方を、彼は求めているのだろう。

温泉のお湯が好きなわけでもなく、ろくに観光もしないのに、温泉に来たがる謎が少しわかった気がする。

一晩同じ部屋で過ごすと、生活スタイルもわかってくる。すごく淋しがり屋なのも、一緒にいると感じる。

 

 

お茶飲みながら、一緒にテレビを見ながらアレコレ。クイズ番組の回答を考えたり。

 

加藤綾子アナ(カトパン)がニュースに出ていた時に、田中みな実カトパンとでは、どっちが人気かという話題になった。

 

「私は田中みな実だなぁ~ぶりっ子好きだし」

 

「世間でも田中みな実のほうが人気あるみたいやで。最近女優もするからな。でもめっちゃ甘えたがりっぽいやん?なんか苦手」

 

「えーでもさ、シマリス君は``甘えたの子が好き‘‘って言ってたじゃん」

 

「そやけど俺は断然、カトパン派!自立してる感じやん」

 

「私、たまにカトパンに似てるって言われるの。顔の造りとか全然違うと思うんだけど」

 

「わかる!わかる気がする!そやな、ちょっと似てるわ!確かに!うぉっほっほ」

 

なぜ豪快に笑われてるのかよくわかんないけど『じゃあ結局キミは``甘えた女子好き‘‘ではないと言うことだね??』と念を押したくなった。みな実は甘えたで、カトパンは自立派って意味で。

私はシマリス君に上手く甘えられない。どっちかというと甘やかしてる自覚はあるから、これでいいのか悩んでたけど。

 

その後私は再びお風呂に入り、シマリス君は仕事の電話をしたり、メールしたりしていた。お風呂から戻っても慌ただしく仕事をしてるので、私は本を読んだりして勝手に寛いでる。

突然私の膝にシマリス君が頭を乗せてごろりと横になり、スマホでメールを書き始めた。

 

「なぁ、なんでじゅりんはそんなに俺に優しいの?」

 

「んー?なんでかな。シマリス君が好きだからだよ」

 

「俺も好きやで」

 

この``好きやで‘‘は、今まで言われた『好き』と『愛してる』より、ずっとグッと来た。

なんだかいきみが無いと言うか、ナチュラルに発せられてたというか。

そしてすごく優しく響いた気がした。

 

夫もそうだったけど、妻帯者なのにやたら好きと愛してるを連呼するのは、きっとどこか自信がないんだろう。

そんなに頑張らなくても私はそれほど変わらない。関係が始まってしまった人は、それなりに飽きるまで大事にする。

逆につかみどころのないこの人は、いつ私に飽きるのだろうかと、そればかり気にしてた。会うたびに今まで大袈裟だと感じてたことが少しずつナチュラルになっていく過程は、玉ねぎの皮を外側から一枚ずつ剥いでいくみたいに、少しずつ核に触れていくようで柔らかさが増していく。

彼は鎧を着て、メッキをペタペタ張って、なんとか日々を頑張ってるんだ。そのメッキを一枚ずつ剥がして、鎧を外す準備をしてる。そうゆう時間が必要な男。

 

 シマリス君が欲してるのは、ただ自分を受け入れ話を聴いて、励ましてくれる存在なのかもしれないなぁ…とボンヤリ思った。

 

私はセックスを伴う父親の幻を求めてるけれど、彼はセックスを伴う母親の幻を求めてる。甘えて、認めてもらって、励まされて、涙を拭いて戦いに挑むシマリス少年。

そうゆう時期を子供の頃に充分過ごせなかった彼の、屈折した愛を求める姿。

やっぱり私達、似た者同士なんだね。

 

 

シマリス君の仕事が片付いて、部屋の電気を消す。

シマリス君はいつも真っ暗にするので、これが抱き合う合図。

 

私は付き合い初めは割とおとなしく、だんだんと自分のペースを発揮するのだけど、セックスもだんだんと自分の技を披露していくことにしている。

最初から飛ばすと、引かれることもあるし(苦笑)

 

今回ちょっと私が最初に攻めたら

 

「癒される…こんなん初めてやで」

 

と言われた。

まぁ初めてな訳ないと思うけど、癒されるってのはちょっと嬉しい。

割と男性には、最中に『癒される』と言われるんだけど、最近は多くの男性が言うのかしらね。男を癒せるオンナで在ることはとても嬉しい。ずっとそうで在りたい。

 

宿が古いから、どこかの部屋の足音が響いてる。

だから背面測位で左手を腰に回し、右手で後ろから私の口を塞ぐ。

私の声が漏れないように。

激しく突かれるタイミングであんまりぎゅっと塞がれるから、軽く酸欠になって声も出なくなる。

 

おかしなことに、私はこの瞬間、殺されたいと思う。

一瞬、この手でこのまま殺してほしいと願う。

とても甘美な誘惑、もちろん殺されることは無い。

だけど何故だろう、このまま殺されてしまえば、何もかもこのままで止まるのにと思う自分を否めない。

 

止まってほしいの?私は。わからない。

 

相変わらずセックスは私史上最高なのだけど、どうしてかシマリス君と一緒だと上手く眠れない。

微睡むことは出来るから、途切れ途切れに眠ってるのだけど、肌を寄せて眠ってるのに安心できない。

 

いつも腕枕をしたがるのだけど、私は腕枕が苦手。

いつも通りにそっと外そうとしたら、頭を抱えて抱きしめられた。

寝息が聞こえるから、眠ってるんだと思うけど、苦しい…

また殺されたい気持ち。

これなんだろうかとずっと考えてる。

 

他の男に、一度も殺されたいなんて考えたことは無いんだけど。

(続く)

 

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三度目でわかること

これは、本題への序章。

どうしても頭が上手くまとまらなくて、本題も長くなりそう。

 

前回の、シマリス君と海辺へ行った日帰りデートの時に

 

「ここから〇〇(温泉街)は割と近いんや。けどもう、温泉はいらないんよね?」

 

シマリス君に言われて

 

「温泉はいらないって言うか、毎度温泉デートって贅沢すぎじゃん。温泉は好きだけどシマリス君が大変だし、シマリス君そんな温泉浸からないし」

 

と言ったら、その場で次は温泉一泊することに決められてしまった。

出会って6度目のデートで、抱き合うのは4度目、泊りが3度目。

 

男が女の身体だけの目的なら、抱くのは2度か3度まで。

即決で、4度目の抱き合う予定のデートが決まった時の私の安堵と言ったら、それは自分が想像していた以上だったので、私もシマリス君のジャッジを気にしていたんだと思う。肉体は若い子には勝てない。どう足掻いても事実は50近い女なのだから、ある程度の覚悟はしてるつもり。

 

だいたい男は一度寝たら夢見心地にすぐ会いたがるのに、この人は最初からペースが変わらない。今までと違うパターンの男には、毎度私が戸惑ってしまう。しかも12歳も年下の賢い男。私の何をどう判断されているのか、珍しく私も気になっていた。

 

6度目のデートで色んなことが分かったし、3度目のお泊りでかなり様々な事が分かってきた。一晩を共にすると、かなりたくさんの情報が流れ込む。良くも悪くも。

その意味で、三度目でわかること。

 

改めてシマリス君の存在は、私に大いなる刺激を与える人だと感じた。そうゆう人と繋がる私は、新たなステージにいるのかもしれないとも思う。たかが出会い系での不倫なのに、大袈裟な事言うけど(笑)

 

だから惹かれる。だけど安心感は、この人とはこの先もないのだろう。

前々から思ってたけど、シマリス君は出会った頃の夫によく似てる。昔の私は、夫の事を興味深く観察はしていたが同時にとても警戒していて、何度も夫を試すようなことをしてきた。

今、私はシマリス君に対して試すようなことはしない。そもそもシマリス君に寄りかかろうとは思っていないから不要なのだと思う。

昔は無意識に自分を守ってくれる人を探していたから、本当に守ってくれるのか、裏切らないのかを丹念に偵察していたんだと思う。裏切らないと言うのは、何があっても私を見捨てないこと。他で結婚しているとか、女が他にもいるとかは、私にはどうでも良い事。

もっとダイナミックに、生きる私を守ってくれる人。

私を見捨てない、精神的に一生私の保護者で在る存在というのが、私には必要だった。

 

今は保護者は求めていないが、安定の彼氏の他に、私に刺激を与えてくれる男が欲しかったのかもしれない。

こうして20年以上の月日を超えて、再び同じパターンに陥るのは、私の中になにかやり残したことがあったのか、それとも私の恋愛パターンの基本はこうゆう人なのかとずっと考えてきた。

 

そしてシマリス君を通じて、その真逆ともいえる彼氏に、何故私が惹かれているのかも、よくよくわかってきた。

この二人は二軸で私の心に存在し、どちらのポジションもきっと必要不可欠。ということは、私の複数恋愛は、基本的にはスタメンが二軸で在るのが前提と知った。

今までそれがよく分からず``彼氏のポジション+その他‘‘と思ってきたけど、そうじゃない。わかりやすく言えば、彼氏は癒し系、それに対比する男は刺激系。刺激系の男のジャンル的呼び名がわからない(恋人とか愛人とか?二番目ではないからセカンドは違う)けど、この二軸の男はどっちか欠けてもバランスが悪いのだと思う。

 

一輪車じゃ長く走れない。二輪車になれば長距離も乗れる。私には二輪の軸が必要だったのに、長い事そのことが理解できず、また男達に優劣をつけることも難しく、自分の求める恋愛スタイルがずいぶん謎だった。

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Photo by Alessandra Caretto on Unsplash

不倫をする前もプラトニックなボーイフレンドは何人かいたし、彼等の一部がその``刺激系‘‘の役割も果たしてくれていたんだと思う。別に不倫に走っても良かったけれど、当時の私の貞操観念がそれを許さず、だけどだからこそ精神的には強く結ばれて、長い事私の大事な男達であった。

 

いまこの歳になって、様々な経験がどうして起こり、何故別れて来たのかを繋ぎ合わせて考えられるようになってきて、自分が何を望んでいるのかが明確になりつつある。

私には、最低でも二人の男が必要なのだと、今は言い切る事が出来る。

 

そして二軸の片割れを、私はずっと探してきた。誰かを育ててそこのポジションに引き上げようと無意識に思っていたこともあるかもしれない。だけどそれは無理。

セフレはセフレ以上にも以下にもなれないのと同じで、そのポジションにふさわしい人は、最初からそのふさわしい出で立ちで現れる。

それがシマリス君だ。

 

欲しいものが本当に手に入る瞬間、私は次にそれを失うことを想像する。

何故だろう、いつも自分にベストな状態で在る事を赦してこなかった。そうして傷つくのを回避して、本当に欲しいモノから目を逸らし、すごく幸福ではないけど、そこそこ不幸でもないというラインで落ち着こうとする。

だから、もう手の中に入っていても、なかなかそれを認められない。

いつそれが、手の中から逃げてしまうのかばかりを気にしている。

注意すべきはそこじゃないのにね。

 

 いつか終わるその時は、きっとそう遠くないと思わせる男だけど、だからこそもっとこの瞬間を、彼の記憶を刻もう。

もうこの``アタリ‘‘を引く確率はそんなに無いと思うから、怯えずに大切にしよう。

いつでも、これで会うのが最後かもしれないと思うことを、自分に赦してあげよう。だからこそこの一瞬を大事に愛しく包むことが出来る。

いつかもっと彼が年老いて、歴代の彼女達の話を誰かにするときに、私が一番良かったと言われるような女で在ろう。きっと出会った意味があって、それが終われば私達は縁が遠のくのだから、その意味を見失わないように過ごそう。

 

私の歪んだ恋心、それは夫で克服したと思い込んでいた父への恋心。

夫と父は行動がよく似ているが、本質は少し違う。

そしてシマリス君は、その本質が父とよく似ているのを、今回よく理解した。

 カテゴリーは似てるけど、夫では克服できていない部分の父の幻を、私はシマリス君に投影しているのだろうし、そのことを私が認める作業はけっこうしんどいものがある。

 

私の小さなころの記憶の父を、今、シマリス君に追い求めている。

計算してみたら、ちょうど私が自分の傷を例えるときによく使う``小学二年生‘‘の時の父の歳が、今のシマリス君だった。偶然なんだけどなんだか怖い。

 *私はブログ中も実生活でも、自分の癒されてないインナーチャイルドの歳は``小学二年生‘‘と例えている

 

信じられない話だけど、小学二年生の私は、母と愛人達と肩を並べて、本気で父を取り合っていた、一人のオンナとして。

フロイドのエディプスコンプレックス?ユングのエクストラコンプレックス?

大人になって、あの頃私に起きていたことを調べたけど、情緒的な近親相姦というのが妥当な表現だろうか。

 

母には勝ったと思い込んだ、でも愛人には勝てない。

ずっとそう思ってたけれど、母にも愛人にも喧嘩を売る資格すらない事に気付いたのはもっと後。今となってはバカバカしい話なのだけど。

 

でも私はそのことを忘れていないし、ずっと無意識に追い求めてきたんだろう。

そして今は、この大人の身体で当時の自分を癒してる。きっと半分は、父の幻想に抱かれて、半分はシマリス君自身に抱かれてる。

 

この先も、きっと父の幻の一部を持つ男を、私は探して彷徨うんだろうな。

これってどんな呪いなんだろう。永遠に克服できそうもない。

 

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承認欲求

 仕事絡みで、Twitter依存の自覚がある方の話を、定期的に聴いている。今聴いているのは3名、いずれも女性。

 

私は、世に携帯もスマホも無い時代からのパソコンヲタクなので、その延長にスマホがありTwitterがある。私のネット依存は昔からあまり変わらないけど、それなりに適度な距離感の依存だと自分では思う。

仕事柄パソコンに向かってる時間は長いので、LINEも出会い系もTwitterも、このブログを書くことも、パソコンからのログインがデフォルトで、どれも『仕事しながら』の遊びの範囲。割と何でも全力だからマメだと思われるけど、実はそうでもない。

 

依存は悪い事じゃない。

日本なんか全国民``共依存‘‘だと思うし、赤ちゃんなんか依存しなきゃ生きていけない。

問題はその距離感。共依存的なのは嫌い。

依存と中毒って似てるけどちょっと違う。

中毒って病気だもんね、だから治療すれば治る。でも依存は治らない、らしい。

 

ネットの世界に倒錯していくのは、やっぱりそこが別の世界だから。

そして承認欲求が満たされるからなんだろうと、自分も含めてそう思う。

私もこのブログを書いてるのは、その先に読み手がいるから。

誰も読まないノートに日記を書いてるのとは少しニュアンスが違う。やはり人は自分のことを、誰かに認められたい生き物なのだろうと思う。

 

もちろん、私は充分に自分で自分の事を認めているし、それなりに社会的にも認めてもらっている。だから満足、といかないところが人間の面白さであり、バカバカしさでもあり、ユーモアでもあると思ってる。

やっぱり誰かに私を理解してもらい、共感してもらい、自分で腑に落ちたいのだ。

 

Twitter依存になってる方々は、日々の時間の多くをスマホ画面を睨んで費やしているらしい。生活の中心がTwitterとそれに関する事柄みたいな。

とにかくフォロワーとファボ(良いと思った投稿に♡を押す、『いいね』と同じ?)の数を気にしてる。

 

「なんか最近コツをつかんだと言うか、ああ、こうゆうツイートしたら、沢山の人が共感してくれてファボしてくれるんだなぁってわかったんで。だからそこ狙いで、毎日ネタを考えてるところがあって…」

 

「え、ネタでツイートするの?」

 

「だって、私の本心なんか、誰も気にしてないでしょう?これって承認欲求なんですかね。フォロワーさんに良いと思われたいんですよね。結局人に好かれたいんです。毎日フォロワーの数やファボの数で安心したり、絶望したり…」

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驚いた。ネタなのか。

そもそもTwitter140文字の呟きだから、好き勝手思うがままに呟けばいいと思うんだけど(少なくとも私はそうだ)

 

承認欲求ってすごいね。そこまで自分に不自由を強いてまで、他人に認めてもらいたい気持ちになるんだね。ファボ集めのゲームに夢中になって依存的になって、気付いたら抜けられない。

 

ネットの世界でコミュニケーションを取っていく過程はとても好きだし、昔からネットで友達を作って来たので(転勤族だったのでそれは夢のアイテムだ)夢中になる気持ちがわからないわけではない。ただ、それが相手の期待に応えて好いてもらうための行動に映る違和感は、なんというか虚しさを感じる。

 話すと、ちゃんと自我も自分の意思も明確な彼女達。それだけTwitterに依存性があるということなのか。それとも日々認められてないのか、自分が自分を認められないのか。

 

なんか恋愛みたい。

 

私は恋愛依存の自覚がある。

恋してる自分が好きだし、恋していない自分はあり得ないとも思う。

だけど男には依存しない。

自分がどう思うか、どうしたいか、どうだったら心地よいのか、それだけを求めてる。

 

例え一見ネガティブな感情でも、自分が味わいたいのならどっぷり味わおうと思う。

恋愛って楽しい事だけじゃない。不安になったり悲しくなったり、嫉妬したり絶望したり。だけどそうゆうの全部、私は味わいたくてやってる自覚がある。

 

だって恋愛だもん。恋愛というツールを使わないと、私の心を揺さぶられないんだもん。

揺さぶられた心は、たくさんの感情と共に心的成長を促して、面白い化学反応がたくさん起きるんだから、自分を使って人体実験をしてる。ついでに男性心理なんかも観察して、自分の持ち合わせないアイデンティティを知ることもできる。

そっか、だから私は恋が好き。新しい恋も、古くて長い恋も、終わった恋も全部好きで、こうしてブログで恋の発表会をするのも大好き。

 

だけどこの欲求がもっと加速して、例えば読み手の期待に応えるような書き方になってくると、ブログはヒットするかもしれない。だけどそれは私の書きたい事じゃない気もする。

Twitterもそう。割とどうでも良いつぶやきもするけど、それはファボがたくさん貰えるためじゃない。だけど誰か、スマホの向こう側には読み手は欲しい。たくさんじゃなくていいから、わかってくれる誰か(少なくとも今の私はそうなんだけど)

 

「ねぇねぇ聞いて!」

 

って、誰かに話してる感覚なんだけど。

あ、だから心を打ちぬかれたような、自分をわかってもらえたようなリプライがあるとすごく嬉しい気持ちにもなる。

 

承認欲求って難しい。

マズローの欲求5段階説によると、承認欲求(尊重欲求とも言う)には低いレベルと高いレベルがあるそう。低いレベルの承認欲求は、他者からの尊敬、名声、注目などを得ることによって満たされて、高いレベルの承認欲求は、自己尊重の意識付け、技術や能力の習得、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価より自分自身の評価を重視する傾向にあるそうだ。

ということは、依存的になる承認欲求は、低いレベルの承認欲求ということ?

 

恋愛に置ける承認欲求は…難しい。高いところと低いところと、混在してる気がする。

 まぁTwitterも同じか。混在してるから余計にややこしい。

 

認めてほしい、わかってほしい、共感してほしいと思う。それは過去の私はとても強い時期があって、Twitter依存になる人の気持ちもよくわかる。

元々筋金入りのネット依存だし、若い頃は摂食障害だった。摂食障害って歪んだ承認欲求だと思う。自分を戒め、苦しめてでも手に入れたい理想の自分。誰にも理解されなくても、その体重やウエストの細さになれば、自分は何かを得た気持ちになれる。

そうゆう意味ではその頃から私は何も変わらないのかな?

ただ欲求を上手にコントロールできるようになってるだけかも。それなりに折り合いの着くところで妥協して、納得して、腑に落ちる。

それが大人になるということなら、なんだか空しいな。

 

でも私は、自分の価値づけを相手に任せたりしない。

そこに何かがあるんじゃないだろうか、中毒になるかならないかの、トリガーというか。

確かに数字は気になる。目標を超えていくのが元々好きだから、ダイエットの数字も拘るし好きだと思う。

Twitterのフォロワーやファボの数は、明確に数字に出るから、そこにハマってしまうのもわかる気がする。だけどだからって、画面の向こうの読み手に媚び売ってまで、数字を伸ばそうとは私には思えない。

 

そうか、そこなんだよね。相手に価値づけを任せちゃうと依存的要素強めなのかもしれない。恋愛も相手の顔色に一喜一憂しすぎてたら、それはちょっと依存なのかもね。

 

まぁそうは言っても恋は恋。多少相手の言動や顔色は気になるモノだけど。

自分勝手な私でも、やっぱり気にはしてるし。気にしてても態度に出すかどうかは考えて決める。大人だから、そこは上手にやらないと。恋のゲームに負けたくはない。

 

Twitterは不特定多数が相手だから、なかなか難しいのかなぁ~

今日もTwitter依存の話を聞きながら、私自身は大丈夫?実は上手く回ってないのかしらとか、色々思ってしまった次第。恋愛も完璧に依存だしなぁ。

一週間誰ともデートしてないと、禁断症状的な飢えが来る(笑)

オシャレして、綺麗にメイクして、誰かとお出かけしたい欲。

誰かと、だから誰か1人に絞れないんだろうな。

だから私は、男に依存ではなく、恋愛に依存してるのだけど。

 

・・・

*明日8月25日はブログ更新お休みします*

 

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時空を超えた恋

ペット君と、もう会わなくて5か月目。

元彼も半年会えなくてお別れしたので、まだ5か月かという気もする。

私の中ではすっかりLINE友達なんだけど、彼の中ではまだ恋モード。

 

思うけど、男の人って会えなくても気持ちを保ち続けるよね。

女は会わないとだんだん気持ちが薄れちゃう。しかも頻繁に会えないと相手の事疑っちゃったり、近くのインスタントな恋に走りがちなのに。

 

男の方が恋の純度は高いのかもしれないなぁ~と、時々思う。もちろん個人差もあるから人にも寄るだろうけど。

5か月も会ってない女に毎日LINEを送れるのもすごいよね。逆なら私はできない。しかも私、けっこうな頻度で既読スルーしてるのに。

 

仕事関係で親しい男の子が、大阪と東京の遠距離恋愛で会うのが年に2回くらいなのに、もう3年目。

周りには『彼女は浮気してる』とか『彼氏はお前だけじゃない』とか散々言われてるんだけど、それでも彼は彼女が好きで、どう見ても浮気もしてない様子。

遠距離なのは主に彼のほうの都合だけど、彼女もそれを嫌な顔一つしないらしいし、地元を捨てて彼の元に走ることもないらしい。なんか淡々としてるけど、絆は強いような気もする。

 

ペットとこんな関係になって、だんだんとその、彼と彼女の気持ちもわかってきた。

抱き合いたいとか触れたいとか、そうゆう気持ちを通り過ぎると、ただペットが生きてて、それを毎日知らせてくれるのが可愛いなって思えるようになってきた。

ペットがすごくすごく好きだった時の、あの熱い感情はもうどこかに行ってしまったけど、その代わりに友情というか、絆というか、愛情というか、何て表現して良いのかわからないけど、何か細くて切れない透明なワイヤーみたいなもので、私達は糸電話してるみたいな。

 

それで、もしもペットに他に好きな人が出来ても、妻とよりを戻しても(離婚したわけじゃないけど虐げられてきたので)今なら心から『おめでとう』って言える気がする。

逆に今と何も変わらなくて、この先再会して、抱き合うことになっても、今までとは違った気持ちで抱き合える気もする。

 

山田詠美さんが``友情で抱き合う‘‘みたいな表現を度々使ってたけど、友情というか恋愛というか、気持ち的には``厭らしくない近親相姦(?)‘‘なんだけど、快楽とか愛の確認とかでもなく、逆にスポーツ感覚でもなく、今なら別の意味で抱き合える気がする。

``気がする ‘‘だけだから、やってみたら違うのかもしれないけどね(笑)

 

去年の私の誕生日に、ペットがバースデーカードを書いて私にくれた。

それを眺めてたら

 

これからも末永くよろしくね

 

って書いてあった。

末永くって、こんな気持ちなのかな。

物理的にお別れしても、このままフェイドアウトしても、偶然再会したら何も変わらなかったみたいにまた話せる気がする。

 

そうか、私達は終わらないんだ。もう時空を超えてしまったんだ。

恋じゃないステージにいるのかもしれないけど、夫婦でも家族でもない。

大きく波風も立たない、揺れることも無い。

 

この関係を、何て言ったらいいのかわからないけど、私の語彙力ではやっぱり``友情‘‘ってことになるのかな。セックスを伴う友情だから、セフレ?なんか一般的なセフレとも解釈が違うけど。

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会えなくなる前は『こうしてほしい』とか『こうだったらいいのに』がたくさんあった。あれって私の欲だけだったし、会えなければ元も子もないんだなと今は思う。

 

会える努力をしないことに腹が立ってもいたけど、もしかしたらそこまで思考回らない程のダメージ、あの頃から受けてたのかもしれないなぁ。

いま特に、ペットは仕事でパワハラに遇って、すごく辛そうだから、ただ元気に生きていてほしい。

 

人として大好きだし頑張ってほしいし、ほんとにほんとに生きててほしい。

長く生きることだけが人生ではないし、質の問題とわかってはいても、やっぱり長く元気で生きていてほしい。

このまま会えないとしても、どうか元気で。

そしてもしも会えたら、その時は再会を喜びたい。

だからって、会えることを期待もしてない。ただ流されて成り行き任せで、会う努力も私は全然してなくて。

 

それでいいんだなって、今朝突然思った。

どこかで決着付けてない自分が、ズルくて嫌な気持ちがあったのかもしれない。

でも決着つけたところで、何も変わんないしね(私の場合ね)

 

これは、時空を超えた恋心。

私は男達を各フォルダに名前を付けて保存するから、ペットもちゃんとペットフォルダに保存してある。よほどじゃない限り、このフォルダをゴミ箱に捨てたり、上書きしたりしないと思う。それほど私にとっては大事な時期を、私の過渡期を一緒にすごしてくれた人。

 

あ、そうゆう意味では親友って言うより戦友なのかもしれない。友情も色々だね。

 

男達は、大事な私の磨き石。

ペットは磨きすぎて擦り減っちゃったけど、大事なのは変わりない。

時々宝石箱から取り出して、光に当ててキラキラと輝かせて眺めるのが好き。

 

滑らかになった磨き石を、そっと包んでくれる女性がもしも現れたら、その時は潔く私から差し出そう。

それは淋しいことかもしれないけど、嬉しいこと。

 

そしてまた、新しい磨き石を探す。

私、いつまで磨き続けたいんだろうな。

 

・・・

 

さて、今週は誰ともデートがなくて、来週はデートてんこ盛り。

シマリス君と3度目の温泉デート一泊二日。

彼氏が私のテリトリーで仕事があるので、終わったらご飯&送りのドライブデート。

最後は年下1号クンとのディナー。

 

なんでデートって同じ週に重なるんだろうなー

彼氏とブッキングしたから、年下2号クンは来月に変更してもらったけど、みんな同じ週希望ってすごいな。男の勘?

 

男の勘と言えば、最近彼氏とのデート頻度が上がってるんだよね。

もちろん嬉しいけど、あんまり会うと飽きちゃわないか心配。

あ、飽きるのは彼氏じゃなくて私の方がね(苦笑)

 

どんなに好きでも、会いたいなって切なくなるタイミングで会えるから続くような気もするの。恋に賞味期限があるなら、もっとずっと先延ばしにしたいのが今の気持ち。

そう思いつつも、ずっと終わらないかもしれないとも思ったり。関係性が変わって、ずっとずっと一緒にいるんじゃないかと思う時もある。ペットとはまた違う、時空の超え方があるかもしれない。

 

なんだろうね、いくつになっても同じこと考えてる気がする。

 

そんな訳で、来週はブログ更新頻度がおちるかも?
それとも書き溜めていたものを更新するかも?

 

その時の気分で決めようかな。

 

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