人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

イマカレのこと

彼氏とデートだった日のこと。3人いる私の男達の中で、最も私が重きを置く男。

 

彼とは今年の7月に出会った。それまでの彼氏ポジションの男は、1年半付き合っていたが、そのうち最後の半年は会えないまま、2月に別れた。その人のことを嫌いになった訳じゃない。ただ、奥バレして怯えながらも、一方的に連絡をしてくる男を見ているのが辛くなってきた。もう解放してあげよう、そう思って私から別れを告げた。

 

今の彼は飲み会で知り合った。一目みて私の方が「この人」と閃いた。話も合うし、顔も雰囲気も良い。二次会では隣に座ってかなり密着。その後二人で三次会に行き、カップル席でキスばかりしていた。

 

私は分かりやすく男を口説くので、三次会の前にホテルに誘われたのだが、私も相当飲んでいたし、ホテルに行くのがお酒のせいにはしたくなかった。翌朝目覚めて、もう一度彼に会いたいと思ったらそうしよう。そう思って、その日はキスまで。でも恥ずかしげもなく大のオトナが、居酒屋のカップル席でずっとベロチューしてるって迷惑な話だよね(反省してます・・・)

 

あれからもう6回目のデート。しかしまだ彼の事を知らないこともたくさんある。それは彼も同じだろう。昨日は初めての昼間の待ち合わせだった。

 

待ち合わせのカフェに行くと、彼はパソコンを睨んで仕事をしていた。すごい真剣な顔、この顔好き、と思う。他の男との違いは、このトキメキ。彼を見つけると、いつも周りの風景が一瞬止まって見える。そしてキュンとする。この男が好きだわ、と思う瞬間。

 

後ろから軽く肩を叩いて「仕事終わるまで待ってるね」と伝えて、少し離れた席にかけて本を読んで彼を待つ。時々彼の顔をチラ見する。やっぱりこの顔が好き。

 

30分後位に、パソコンを仕舞い始める彼を横目で見ながら、私はわざと身を隠した。

キョロキョロと見回す彼。可愛い。どうするのかなと思ってたらLINE『お待たせ、終わったよ。どこにいるの』

可愛いから隠れてたよ、時々顔見てたよ、私の好きな顔。めっちゃ真剣だったね…

 

そんなことを話しながら、ランチへ。

この日は彼が調べてくれていた中華に行った。彼とは好物が恐ろしいほど合うのだけど、中華も同じものが好き。こうゆうの、女子は運命感じるよね。

お酒好きな私のために、お酒飲める店が良いと思ったと言うけど、ランチだし悩む。

軽くビールを半分ずつ飲むことにして、乾杯。

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まだ出会って6回目。お互いに色々と知りたいことを尋ね合ったり、出会った飲み会のメンバーの近況を話したり、週末なにしてたとか、台風どうだったとか、話は尽きない。

私は少し無口な男が好きだ。彼も口下手。私のお喋りを楽しいと言ってくれる。これ大事。手を繋いだりキスをしたり、セックスは随分分かり合えて来た。でもまだ彼がどんな生活をしてきたのか、どんな学生時代だったのか、何が好きで何が苦手なのか、知りたいことが沢山ある。これが恋だよね。

 

しっかりランチをいただき、おなかいっぱい。

「コーヒー飲みたいなぁ」

私は食後にコーヒーを飲むのが習慣。しかし私は、彼がコーヒーを飲むのかどうかも知らない。じゃあとりあえず出ようとなって、席を立つ。

 

エレベーターに乗る。

彼が私を抱き寄せる。キスをする。

一度キスすると止まらない。服の上から胸を軽く弄られる。

「あぁ」思わず吐息が漏れる。

 

「ホテルに行こ」

「…うん」

 

結局、昼間会ってもデートコースは同じ。まぁそんなもんだよね、不倫カップル。

コンビニに寄ってコーヒーと水を買って、手を繋いでホテルに向かった。

 

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