偶然ハピメで出会ったメンバーさん、ゴルフ友達になれそうってことで、ゴルフの約束はした
ハピメでの日記では石田さんとの事や、今まで出会ってNGだった男性の事などを書いてて、それを熟読しているメンバーさん、相変わらずサイト内のメッセージで一日何回かやり取りする程度
ラウンドの約束はしたけど私の友達も一緒なので、私とメンバーさんの関係を、友達にどう説明しようかと言われたのだけど、私の社交の幅が広いことや、過去にSNSからリアル友達になる事が多かったのを友達は知ってるので気にしなくて良いですよと伝えた
それなら安心なのですが、じゅりんさんが良ければですが、ラウンド前に一度顔合わせしてきませんか?
と誘われた
んーそう来たか。顔合わせ…お茶でも食事でもゴルフの練習でも良い訳で、ぶっちゃけメンドクサイ。だけど会うまで連絡先の交換を求めて来ないし、寿クンとのデートの後に軽く飲む程度ならいいかなぁ…と
じゃあ、〇月×日の夜はどうですか?18時過ぎに▼▲で仕事終わる予定です
ピンポイントの日時と場所で提案。これでダメなら顔合わせ無しで良いよね、と無茶振り。だけどメンバーさん、すぐに私の指定した駅近くのお店を18時で押さえてくれた。
お店の都合上18時から予約したけど、遅れても構わないので来てくださいと書かれてる配慮も素敵。仕事もできる人なんだろう、スケジュールもある程度采配出来る立場
ここまで私に合わせてくれて悪い気はないので、当日連絡が付きやすいようにと私からLINEをお知らせした。ついでにゴルフご一緒するからと本名と実年齢もお知らせ
今まで狩りの場では年齢は3歳サバを読んでいて本名も告げてない。石田さんにはゴルフの予約の都合上必要なので本名は知らせたけど、未だに呼び名は最初に教えた私の偽名で呼ばれてる。本名から調べれば簡単に私の素性も実年齢も分かってしまう筈なんだけど、そうゆうことをしない石田さんだからこそ安心して本名を開示したんだけど
それ以外に私の本名を知る男は殆どいなかった
私にとってLINEは単なる連絡ツールであり、コミュニケーションツールではない
だけどメンバーさんは相当嬉しかったようで、それからマメに連絡が来るようになった
これじゃあ普通にデート前の狩り状態じゃん…と思いつつ返事をする
メンバーさんは出張が多く移動時間に必ずラインをしてくる。グローバルに活躍しているらしい。ちなみにここまでお互いの顔写真の交換はしていない
突然メンバーさんから写真が送られてきた。ビジネスの会食らしく何人かと一緒に映ってる。他に映ってる人の顔は加工して見えなくなってるけれど、本人の顔はしっかりわかるもの。全然期待もしてなかったけど割とイケオジだし年齢より若く見える。私の1つ上の50代同世代、少しドキリとした。ハピメの少し顔を隠してるアイコンよりずっと良い。正直見た目には期待してなかったので驚く。先に写真を見せてくれたのも誠意を感じる
私も自分の写真を送り返した
社交辞令なのかもしれないけど、褒められて悪い気はしなかった
約束の当日、お酒を飲みすぎてグダグダになってる寿クンをホテルに置き去りにして早めに出る。寿クンには『夜に仕事の会食がある』と前もって伝えておいたけど、置き去りにするのは少し気が引ける。いつもなら起きるまで待ってて、一緒に駅まで行って見送る所だけど、最近自分のそうゆう健気な気持ちがどんどん削げ落ちてしまってる
自分勝手に拍車がかかってる気もするし、そのうち寿クンに捨てられる気もしてる。それでもいいと思っちゃうのが逆に怖いけど
外に出たら雨、偶然日中に寿クンとお買い物デートして、気に入った傘を買ってたので広げてみる。傘の下にいる私は、それまでの私からワープしたような見えないバリアに包まれてるような不思議な気分になった。こうして時間の切り替えが上手くなってるのも長い不倫経験からなのか
オンタイムで到着できる予定です、お店に先に入っててくださいね
足元が悪いのでゆっくりいらしてください。傘はありますか?タクシーで近くまで来られてもお迎えに行きますよ、代金お支払いします
大丈夫です、傘もあります。迷わなければ少し早めに着きます
それではお店が少しわかりづらいので、大通りのコンビニの前で待ってます
接待慣れしてるのか良く気が利く人なのかわからないけど、丁寧に扱われてるのはわかる。一方飲みすぎて寝てる寿クンはどうなのよと怒りすら感じてくる。出会った頃はこんなこと無かったし、私が先に電車に乗るときは、いつも涙ぐんで写メ撮ってたのにねぇ~
…なんて、置き去りにした癖に色々不満も出たりする。これもお互い付き合いの長さからくるものかもしれない。もちろん長い付き合いは嫌じゃないんだけど
メンバーさんは一目でわかった、写真通り。すごく目立つ感じはないけど優しい目元の紳士って感じ。着てるものはセンス良く、磨かれた靴が雨粒で光ってる
こじんまりと洒落た和食屋さんのカウンター席で乾杯。それまで私の仕事を一切尋ねられなかったので名刺を出して挨拶すると、メンバーさんもすぐに名刺をくれた
やはり経営者、そうだろうなーとは思ってたんだけど
私の方に全く狩る気がない事、石田さんの存在は既に知られている事、実年齢まで公表した事やメンバーさんが同世代の年上男性なのもあって、最初から飾る事無く話すことが出来たのは良かった。私は自分が写真より会った方が絶対印象が良いハズなのはわかっていて大袈裟に表情を変えてみる。そのほうが私が魅力的に見えるのは知っていてそうしてる
その度眩しそうに私を見るメンバーさんの表情を見て満足(どうして狩る気が無いのに、目の前の男に好印象を作ろうとしてしまうんだろう私は)
当たり障りのない自己紹介から趣味の話、生い立ちや住んでた場所、ビジネスや芸術の話…いつもは聞き役が多い私が、上手に話に引き込まれお喋りしてしまう。
あっと言う間に時間が経って、もう一杯軽く飲みましょうってことになりバーへ

お店を変えてから、少し立ち入った話なんかも。ハピメで何人会ったのか、その後どうなったのかなど。メンバーさんがヤリモクではなく、対話を楽しめる女性を捜していたのはわかった。基本的には私もセフレではなく恋人としてお付き合いしたいと思うのは、SEXだけじゃない付き合いを大事にしたいから。でも、出会い系で知り合った男女の仲でSEXは在り気だとも思ってたけど、メンバーさんはそうでもないみたい
立場上、ハニートラップにひっかかるのを用心していると笑っていたけど、ハピメに登録してて大丈夫なんだろうかとも思う。ぼかしてはいるけど顔写真だって載せてるし
2年前に出会っていれば、確実に私から仕掛けてた
この男を知りたい、寝たいと思ってた
だけど今は、まるで狩る気が湧かない。気持ちが湧かないことに自分でも驚いてる
(続く)