人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

嫌いな理由

最近宮迫クンとの仲が良い。色々彼との事が急に腑に落ちて理解が深まった感じ。ちょっと前まで、宮迫クンのことは、理由もなく好きだけど嫌いだった。

こんな感じで↓

jurinrin.hatenadiary.com

元々私は会社員という働き方が苦手で、特に男性リーマンを軽視してる部分がある。リーマンやってる人が悪いんじゃない、勤勉に働いてる人に罪は無いし、その人たちに支えられて企業は成り立ってる。頭では分かってる、職業に貴銭なし。

でも自分の身近には野心家ばかりを傍に置くのは、根っから商売人の祖父と、それを継いでビジネスを拡大し成功させた父の影響。私は小さな頃から、父からビジネスの英才教育を受けて来た。それは経営学でも組織心理学でもなく、人の上に立ち、人を動かすための自分の作り方。それがあれば、細かい事は出来る人に頼むというのが父の流儀。

だからわかる、野心家の男は同じ匂いがする。そして理由なく一目見て好きになるのは大抵同じ匂いの男。実は宮迫クンも同じ匂いの男なんだ。

 

宮迫クンと初めて会った時、最初の一目で「この人」と思った。理由は無いし事前情報も何もわからなかったけど、この人と寝てみたいと思った。後付けの理由で、昔の彼に似てるから惹かれたのかなと考えた。昔の彼に似てて懐かしいし親近感はあったけど、結局好きなタイプは似てるだけで、私が過去を引きずってるわけでもなかった。

宮迫クンは大手企業のサラリーマン。それも私から見たらグダグダに染まってるリーマンで、きっと一生そこから抜け出さない。会社員で在る事に誇りすら持ってるタイプ。だから私にはつまんない男だった。話すことは仕事の事と同僚や部下の事。趣味を持てる時間も無くて、家庭と仕事しか自分の世界が無い人。

過去にもリーマンとは付き合ったことがある。でもそんなもんかと思ってたし、嫌う程嫌な訳でも無かった。でも宮迫クンの事は、好きなのに時々すごく憎らしくなちゃって、自分でも何が起きてるか謎だったんだけど。

 

最近宮迫クンと一緒にいて、彼が周りからとても頼られる存在な事がわかったし、彼も採算度外視で周りの面倒を一生懸命に見る人なんだなぁって感心してる。取引先の事をとても大事に丁寧に扱って、長い付き合いの信頼関係で繋がってる。会社員だけど商売人。絶対に途中で投げ出さないし、寧ろ人の投げた案件を拾ってでも、取引先に有益になるよう頑張っちゃってる。お人好しに漬け込まれて上手く仕事を采配出来てない感じは否めないけど、きっと仕事は好きなんだろう。まぁ、私から見れば、大企業の看板のお蔭で仕事ができる、会社に上手く使われてる優秀なリーマン。もしも私が上司なら、彼のお蔭ですごく楽に仕事出来るかもしれない。

 

それでわかった。私、彼が安く使われてるみたいな気分で嫌なんだ。

彼のポテンシャルは、多分彼よりも私が直感で理解してる。これだけ仕事が好きで頑張れる人は、自分でビジネスをするか、信頼できる起業家の元で活躍した方がずっと稼げる。運や良ければ億の資産はすぐに作れる。私はそうゆう事例を何人も目の前で見て来たし、夫にも歩ませてきた。

宮迫クンがこのまま、大企業のイチ社員として埋もれていくことがすごく腹立たしいんだ。部長になるとかならないとか、会社の派閥がどうとか、残業代が5万円付くとか、そんなちっちゃい話を毎度聞かされてムカムカしてたのは、彼の可能性はそれどころじゃないことを感じてるから。だからと言って、私は彼を新しい冒険に連れ出す気が無い。それは私の役目じゃない。

そもそも彼は会社員である自分を気に入ってるし、望めばもっと沢山のモノが手に入る人生なんて想像すらしてないだろう。その鈍感さも欲の薄さも私を苛立たせてた。あと10年早く私と知り合っていれば、私は彼に別の世界を見せることが出来たのに。

宮迫クンも中堅世代。ここから新しい道へは相当厳しいだろうし、そもそも本人が野心が無いのでありえない。生え抜きの企業でその世界だけで生きてきて、万が一勇気をもって一歩踏み出したとて、きっと死んでしまう。そしてそれは、誰よりも宮迫クン自身が、一番良く理解してるんだろう。

 

一生懸命働いてきた自負と、会社の中ではそれなりに認められた存在であること。娯楽やデート代を使える程度には稼げていること。彼なりのラインで満足出来てる事を、私が認められなかった。宮迫クンはそんな小さい場所で収まる人じゃないのにって、つい無意識に感じてた。だから現状で満足する彼に苛立つし、気付かないフリして生きてることに反吐が出る思いだった。

でも敢えて、その枠を飛び出さない勇気も、ありなんだろうなぁって今は思う。

 

私の夫は、生活こそ派手にはしないけど、そこらの成金以上には資産は既に作り出して、死ぬまでのお金には困らない。だから私の感覚も、知らずにどこかズレてるのかもしれない。夫に甘んじないで働くことは続けているけど、それも生活のためというわけでもないし、経済の捉え方も微妙に違うのかもしれない。それを敏感に察する宮迫クンは、時々私に意味もなく謝ったりする。自分が普通の一般人で、普通の稼ぎで、私を楽しませてあげられなくてごめんね、と言ったりする。

私はそう言われるのが最もイヤだ。もっと言うと本当にただの一般人ならそれなりに受け止められるのに、脳はあるのに爪を剥がされた鷹だと分かってるからこそ、余計にイヤな気持ちになったんだと思う。

逆に、仕事はそれなりに余暇や趣味を楽しめるなら、それはその人の生き方として尊重できる。寿クンなんかはそんな感じ。私の中で最も嫌いな職業の公務員だけど、ワークライフバランスを取って人生を楽しもうとする姿勢は、仕事への割り切りも早くて清々しい感じ。

 

宮迫クンは、何もかも勿体ない。彼のポテンシャルを生かせてない。でもそれも彼が決めた人生なのだから、私がとやかく言うことじゃないんだよね。

で、世の中にはそうゆう人が組織の中で埋もれてしまうなんてことは、よくあることなんだろうな。なんだか切ない。そんな社会的概念やモラルを、子供の頃から浴びせ教え込まれて、それが正しい事だと信じて歩んでる。その意味で彼等は社会的成功者なのかもしれない。ただ私とは違うだけ、そして私も自分の正義を翳しちゃいけない。相手の人生は相手のモノ、尊重してる。

ただ、宮迫クンが自分のポテンシャルにも、別の人生の可能性も、微塵も知らずに生きてることが、とても悔しい。悔しいと思う程には私も彼が好きだけど、悔しさを別の気持ちに昇華したいとずっと思ってた。

 

その昇華が、最近は少し上手く行ってる気がして、だから宮迫クンともすごく良い感じになってきて、私も穏やかになってきた。会ってるその時間の彼の、色んな柵を脱いだ彼の気質だけを見つめて過ごす。

不倫って未来の約束が出来ない分、本当に純粋なところだけを育てる訓練。裸で抱き合ってる時、彼はリーマンでも誰かの夫でもない。そうゆう時間だけを私も楽しめる女になろう。

 

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最近ドハマりの歯ブラシ、タフト24!私はソフトを愛用中。歯ブラシそのものの持ちも良いし、小さいヘッドで磨きやすい。なんとなく素材のアタリが気持ち良くて歯ブラシタイムが長引いてしまう♡リピしました!


 

 

 

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