人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

フラれました

新年早々、彼氏にフラれた。3年目のなんとかって言うけど、本当に三年目でお別れが来るとは。しかも年末までは普通に会話してたし、先月のデートもいつも通りだったのに。

 

ごめんなさい、もう会わないことにする。気持ちが落ちてしまってるから、お互い会わない方が良い

 

ってLINEでそれだけ。

去年の夏から少しギクシャクしたけど話して仲直り。でもエネルギーの交換は上手く出来てない感じはずっとあって、私もしばらく悩んではいた。だけどやっぱり好きだし大事な人だから、そこに拘らずに続けて行けたら良いなと気持ちを切り替えた…のは、私だけだったみたいで。

読み返してみるとブログでも彼氏の対応が雑になってお灸をすえたりしていて。その度彼氏のデートテクニックで気持ちを戻されたりしていた。

 

何とか気持ちを繋げてパートナーとして繋がっていこうと決めたのに、彼氏からのお別れ。もちろんすごいショックだし突然だし、もうびっくりして涙も出なかった。

 

年末から自分のステージが上がって、今までの恋愛スタイルは一新したと感じてた。だから前からの男との波動が合わなくなって疎遠になるかもしれないとは感じてた。でもそれは、寿クンのほうだと思ってたんだけど…いや、寿クンも、なのかもしれないね。わからない。寿クンは病気の検査結果が出るまで、彼の希望で会わないことになっている。会ったらもう、私達のバランスは崩れてしまっているかもしれない、とは想像していた。

でもまさか、彼氏の方とは。

 

お別れの物理的な原因はわからないけど、彼氏の方が、私よりずっと純粋に恋してたのかもしれない。だから恋の賞味期限が切れて、そのことに耐えられなかったのかも。普通に考えれば私はキープして置いても損はない物件なハズだ。お金もかからない、時間も自分の都合に合わせられる、おまけに沼らないし面倒じゃないし、多少の放置もOK。

まぁ彼の心変わりかもしれないし、奥バレかもしれないけど。

 

物理的理由はともあれ、彼が決めたことに私は潔く従う。夏から関係を悩み始めた時から、彼氏が飽きるまでは傍に居ようと思ってた。だから彼氏の決断でお別れ出来て、これで良かった。

 

全力で愛してきた。いつでも愛してると伝えてた。彼氏の居心地の良さを最優先に、もてなし施した。でもいつしか私ばっかり彼氏に与えて、一人で空回りしてる気分になってた。だけど好きだから、愛してる人だからと、自分の気持ちを抑えてでも続けたかったのは私の方なんだ。

 

私はツレない男を振り向かせるのが恋だと思って生きてたけど、その最後の男が彼氏だったのかもしれない。シマリス君程に露骨ではなく、愛人クンのように頑なでもないから、私は両想いだとずっと思ってたけど、本当はずっと私一人が彼を愛してたのかもしれない。

いや、確かに彼氏に愛された瞬間はあったのだから、そんな悲観的になっちゃダメ。楽しい思い出も素敵な言葉も、サプライズもあったよね…と思い返してたら泣けてきた。

しかも、エム男とのラブホで。

 

お別れLINEが来たその日、私はエム男とのデートの約束だった。

デートをキャンセルすることは考えなかった。エム男も彼氏と同じく愛する私の男で、ドタキャンなんかしたら、エム男がどれだけ悲しむだろうと想像したら、行かない選択は頭には無かった。だけどデートに行くのは自分の気を紛らわしているようで嫌でもあった。エム男に失礼だなとも感じたし、こうゆう時こそ自分と対峙しなきゃならないんじゃないの?とも考えた。

もしもエム男の顔をみて、気分が違ったらその時は謝って帰ろう。そう思って出かけて、会って食事をしてホテルに行って。

 

自分でもお見事と思うんだけど、男とこうして会話している時、他の男の事は考えていない。ただエム男に全集中してる。これだから多頭飼いなんだよね。その瞬間は目の前の男だけ。

 

エム男と抱き合って、彼がすやすやと眠り始めて。

忙しい合間を縫って、私と会うこの人を休ませることは私の大事な作業と思ってる。よく眠る人なので、最近はその間にゆっくり入浴し、Twitterを眺めたり本を読んだりしてる。

 

その時間、ふと我に返って。

彼氏の写真を削除しようと思ったんだけど、見ていたら楽しい記憶だけが沢山溢れて来ちゃって。最後の写真は先月、彼氏のバースデー祝い。嬉しそうな顔に嘘は無い、きっと楽しかったはずだ。だとしたら年末に家庭の中でトラブルがあったのかもしれない…いや、何がどうだったとしても、彼氏とは終わった。どんな原因でも気持ちがどこに向いてたとしても、結果は結果。

ああ、大事な人を失ってしまった。あんなに好きだった、今も大好き。誰も何も悪くない、ただ始まって終わっただけ‥‥

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「じゅりん・・・さん?」

 

ふとエム男が私を呼ぶ。寝起き直前、私を探すのはいつもの事。普段は呼び捨てなのにこの時だけは‘‘さん付け‘‘で呼ぶのも可愛い。だけどこの時は、私を探すこの声につられて、私は思いがけず泣いてしまった。泣きながらエム男の隣に行き、思い切り胸に顔を埋めて号泣。もう耐えられなかった。

 

「どうしたの」

 

「大好きだった人が・・いなくなっちゃったの」

 

「そっかぁヨシヨシ、それは辛かったね」

 

寝ぼけながらも私を抱いて、背中をさすってくれるエム男。

男の前で泣くなんて卑怯な手段は、お金を落としてもらう時か、喧嘩で勝てない時だけなのに。でも止まらない。一度泣き始めたらもう涙が止まらない。子供みたいに声を上げて、30分は泣いてたと思う。

 

「俺さ、じゅりんの事、俺が出来る限り受け止めたいから。身体だけじゃないからさ、心も支えたいから、いいんだよ泣いて。嬉しいよ」

 

絶対何にも分かって無いし、私が言った台詞は寝ぼけてて聞いてなかったんだろうけど、この言葉にまた涙腺緩む。

 

「なに、仕事?大変な仕事してるもんね。年末年始って色々あるって前に言ってたよね。ヨシヨシ、大丈夫」

 

なんか勘違いしてるけど、まぁいいや(笑)

エム男には失礼なことしてると思うけど、私の感情をここまで男の前で曝け出せるなんて自分でも驚く。今日一緒なのがエム男でよかった。

 

初めて男の前で、別の男を想って泣いた。

山田詠美さんの小説で『友情で抱き合う』って台詞が時々あるけど、こんな感じなのかなぁってボンヤリ考えてる。エム男と私は友情ではないけど、何というか強い動物同士の繋がりみたいなのを感じてるから、男と女以外での繋がりという意味では、こうゆうこともあるんだなぁ…など頭の片隅で考えたりしてる。

そうゆうちょっと冷静に、リアルタイムで自分を客観視しちゃうところ、すごくイヤだけど。

 

とはいえ、エム男には失礼極まりないとは今も思ってて、だけどこんなに心許せる男と先に出会ってて、私はやっぱりちゃんと準備を整えて彼氏を送り出したんだ、とも思う。

 

それにしても、男からフラれるのは人生で二度目。だいたい終わりは私が告げるかフェイドアウト。男を捨てるのは私と思って生きてた。それは最初の男に捨てられて、男そのものをずっと恨んで生きてたからだとも思う。フラれるってこんなに辛い事なんだね。

だから決めた、これから先の恋愛は、全部私がフラれて終わる。こんな辛い思いを愛する男にさせたくはない。フルほうだって辛いけど、フラれるほうはもっともっと辛い。

 

そういえば、その話を最初にエム男に聞いていた。2年付き合った彼女が、前の週まで普通にデートしていたのに突然フラれたと。その苦悩を切々と語ってたな‥

私はフラないよ。今誓う。男が飽きるまで付き合って、最後は私がフラれて終わる。これから恋愛全部そうする!

 

 

まだ彼氏の事は思い出しては泣けるけど、いつかきっと素敵な思い出になる。彼氏にとっては初不倫彼女、私の事は絶対忘れない。こんなに全力で愛された記憶が消えるはずがないし、これから彼が付き合う女で、私以上は見つかるはずがないんだから。

その時甘美な思い出と共に少しだけ後悔して欲しい、私をフッたこと。

 

なんか色々去年頑張ったけど結果こうなっちゃって、彼氏と続けられなかったの残念。

でも全ては必然で起きる事。夢の5股は一瞬だけだけど、一席空いたので元気になったら狩人再開しよ。

 

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