初めてのハプバーに行った、この続き
ハプバーはもちろん男女のハプニングもあるけど、同性とのハプニングもあれば突然ショーが行われることもあるし、コスプレも楽しい。今回は主にマスターのトークに引き込まれてて他の事を試す気も起きなかったんだけど。
壁にはセクシー下着や衣装が飾ってあったから、着て楽しむのもアリだよね。私はラブホで寿クンに、コスプレ頼まれて何度か着たけど、なかなか似合うのでコスプレはアリ派。
常連らしい男が入店してきた。このお店は客がお店に行く前に、お店のホームページにある掲示板に書き込みをする。それを見てまた客が来るという面白いシステム。女二人がお店にいるのを知って来たみたい。年齢は40半ばかなぁ…私の隣に座る。
「マスター、ビール下さい。いま風呂上りなんで、ビール飲みたくて」
「お風呂上りのビール美味しいですよね」
「そうなんですよ、僕●●町に住んでるんですけど、その近くのサウナで‥」
なんか一気に庶民的な雰囲気になって、私は『隣の人は無い』と思った。そのジャッジまで多分10秒くらい(笑)だって全然私なんかいないみたいに振る舞うんだもん。
向こうがどう思ってるかわかんないけど、この店で常連が女性の隣に座るということは(マスターが席を決めるんだけど)隣の女性を口説くって前提。まぁ隣の男が私の事を全然タイプじゃなかったって可能性もあるけれど、タイプじゃないにしても口説くのはここでの礼儀だろうし、そもそも男目線的にヤレるかヤレないかで言えば、私はヤレる女の部類。美人ではないけど男の性欲を刺激する顔で身体なのは自覚してる。よほどのフェチズムが強ければ別だけど、大衆万人受けしやすい方だと思う。わかりやすい色気と隙があるのは、今まで沢山の人に指摘されてきたので十分承知しているし。
私は世の美しい人達を沢山知ってるので、自分の事を美人とは微塵も思ってないけど、そこそこ中の上で、よく笑って人懐っこく、適度に隙がありエロくてSEX好きそうに見えるのは知ってる。でも私が本気で口説くと男は怖がる。その理由はハプバーで良く分かって、それをブログに書きたいけど時間が無い…
— じゅりん (@3venIS1RCaT3IQu) 2021年11月13日
そもそも隣に座って第一声がサウナの話ってどうなの。この男は‘‘サウナ男‘‘って呼ぼう。
サウナ男、私を褒めるとか隣の席で喜ぶとか、何か取るべきリアクションあると思うんだけど?近所のバーで一人で飲んだって、周りの男達はざわついて、私に話しかける機会を伺いながら然り気無く私を褒めてくれるわよ。それはオーダーした飲み物の事だったり、その日着ている洋服だったり、私自身の事だったりいろいろだけど、せめて自分の話をいきなりしないで欲しい。あなたがどこに住んでても興味ないわよって思っちゃう。おまけにビールも飲み始めた。まぁ最初の一杯位は飲むのかな。でも女を持ち帰りたい男はお酒を控えるもんだと思ってたけど。
男がビールを半分飲んだ位のタイミングで、マスターが言った。
「あなたここに何しに来てるわけ?ビール飲んじゃうの?」
「いや、風呂上がりで」
「そうじゃなくて、隣に綺麗な女性がいる訳でしょ。ここに何しに来てるの」
「えっと…まずはビールで、その後は…」
「セックスしたいんじゃないの?綺麗事じゃなくて」
「はい、そうです…」
「だったら酒飲むんだらアウトじゃないの?」
「え、飲んだらダメですか」
「目的がしっかりしてる男は飲まないか、相当薄いの飲んでるよ」
「じゃあ僕ダメですね」
そりゃそうだ。酒だけじゃないけど、口説く気なさそう。まぁ一口くらいお酒煽らないと緊張感解けない感じはわかるけど。
マスター曰く、別室で初めて会った人とプレイする時、お酒飲んでる男は勃たない事が多いらしい。そうだよねぇ、直には見えなくても、ちゃんとプレイは外から見える仕組み。余程慣れてるならともかく、男ってメンタル大事だよね。
その後も隣で居酒屋トークみたいな会話。全然色っぽい話にはならない。
時々マスターが助け舟を出して会話に参戦してくれるので、私も乗ったふりして口説けるチャンスを作ってあげるんだけど拾ってくれない。口説きたい男もいないので、私は完全に素。かなりドSモード全開だったと思う。隣の男は何か私が言う度怯え始めたけど気にしない。ってか虐めたい感じ?
私は今、男が何人いて、どんなセックスをして、どんな前戯や体位でどう感じるかなど、少し卑猥な話を披露した。男は完全に委縮する。オドオドして目を泳がせてる。ああ、度胸無いし自信もないんだろうなぁって感じで面白い。
でもこの遊びも飽きてきた。からかい半分でさり気無く横から見つめると、ただひたすら男の視線だけが右に左に動いてるし、反応が薄いからつまんない。
痺れを切らしたマスターが
「ほら、今じゅりんちゃんが『今年は初物の男を味わってない』って言ったでしょ。今口説くとこだったじゃん?別室誘わないの?ヤル気あんの?居酒屋トークしてても時間の無駄だよ」
とガッツリ煽る(笑)ってかマスター痺れるわ♡私の興味は俄然マスターに(笑)よく見たら良い身体だし、私の好みではないけど悪い顔じゃない。
「ねぇ、マスターはS?」
「どっちも行けますよ。女性に合わせます」
「ってことはSだわ。ホンモノのSは本当はMよりずっと尽くすし」
「さぁどうだろう?攻められるのも良いよね」
「私、めっちゃ攻めるの好き♡」
「ってかさ、じゅりんちゃんがこう言ってるんだから、男なら『お願いします』って誘わないの?」
と矛先がまた隣のサウナ男に。いまけっこう真剣にマスター口説いてたんだけどな(笑)何気なくスルーされたわ。まぁ仕事的に私とは無理なんだろうけど、無理だと思うと余計熱が入る私。全然隣のサウナ男からは口説かれないまま別の男性も入店、こっちのほうが見た目はやや良い。けっこう通ってる常連らしい。
サウナ男、私、私の女友達、入店した男、という横並びで座る。だいぶ退屈してきたところでサウナ男がトイレに中座、と思ったらそのまま帰ってた。恐らくマスターが帰したのだろう。
マスターとしては、常連の女の子が、東京から来た遊び慣れた風の女(私)を連れて来たのだから、私にハプニングを体験させたいんだと思うし、それは、今までそれなりに自分が教育してる常連男性の役目なのだろうとも思う。しかしサウナ男子が全く役立たずだったので今度は今来たジョーと呼ばれる男を私の隣に座らせた。
でもこの時点で、私はすっかり調子に乗ってて、まるで男に媚びない上から目線。この雰囲気、この感覚、なんとなく懐かしい..昔SMの女王様のバイトをしたことがある。そこは会員制のバーで、客は奴隷と呼ばれて私達女王を丁寧にもてなした。女王に気に入られなければ奴隷はプレイの予約さえ取れないが、奴隷の望むプレイに女王が応えられるかどうかはお互いのトークで探りあい、最後は女王が奴隷に許可を出す。
そのバーはプレイルームは無いからプレイ自体は別室で別の日なんだけど、バーでお酒飲みながらSEXの嗜癖について話して、需要と供給を擦り合わせる感じが懐かしい。
普段の私は、男を落とすために媚びたり自分を偽ってる。だけどこの空間では嘘偽りない私で良いし、互いに望みを叶えられるなら試しても良いし、合わなければお酒を楽しめばいい。まさしく刹那の瞬間だけがここに在る。ジョーはかつてここで3人でプレイした時の話をしてるけどあまり面白くない。適当に相槌を打ってた。
「じゅりんちゃんがセックスする男に求める一番大事な条件ってなに?経験?テクニック?」
マスターが突然訊ねてくる。またこのタイミングで急に核心突くなぁ。惚れるぞ!
「ん~従順さかなぁ、学ぶ姿勢。知らないなら学べばいいし、私が仕込む」
「じゃあ、男はそこで『お願いします』って言えるか言えないかだね」
「まぁそうだね」
「ジョー、お前なんで言わないんだよ?」
「あ、すみません…」
「私じゃ役不足ってことだよね」
「いや、そうじゃなくて…俺ここでこうして叱られるのにハマったっていうか。昔はこうして先輩とか叱られたじゃないですか。でも今は誰にも叱られなくて、初めて来たときすごい嬉しかったというか」
なんだよジョーもマスター狙いかよ、私もだけどな!
女性から相当な乗り気で誘われればわからないけど、この人もマスターの期待を超えてはこないだろうなぁ。マスターお気の毒…
その後別の女性が入店して、また席替えがあってジョーと女性がペアになり、私は友達とマスターとまた喋って閉店。先に男性が帰される。
「男はどっちもダメでしたか?」
マスターは私にハプニングを与えられなかったことを悔やんでるのだろう。しかしマスターが優秀過ぎて他の男はつまんなくみえるんだから、仕方ないよね。
「サウナ男は無し寄りの無し。どっちか選べって言われたらジョーだけど、ジョーはライバルだからなぁ…」
「?」
「あはは、まぁ無いよね。度胸無し」
「ですか」
「でも楽しかった!また来ます」
「ええ、また来てください」
なんだか哲学みたい。答えのない答えを求めて、お互いに探り合う感じ。
恋愛もセックスも哲学的だとはいつも思ってるけど、更にその瞬間のエッセンスを抽出しているような場所。遠慮も遠回りもしない分、短い時間で分かり合える。探り合いの駆け引きもなくて、不思議な空間。
もしもハプニングしてみたいって思うような男性がいたら、私も新しい体験が出来たのかな。まぁそれは次回のお楽しみだね(記事内のハプバーについては、お店に迷惑がかかるので公表しません)
*ハプバーに行くこと自体は違法ではありませんが、ハプニングについては自己責任。参考までに↓
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