蛇の生殺し - 人妻の気紛れで自堕落な生活

なんかあったの？いつもとテンション違うじゃん。
週末いつもの山の麓の宿にいるからおいでよ。〇〇も××も来るよ。朝から移動できるなら俺の車に乗せられるけど、確か仕事って言ってたよね？だったら夜でも来なよ、何時でもみんなで待ってるし。
じゅりんが来れるなら部屋頼んでおくから、ギリでも来れそうなときは言ってな。

って男友達が言うから、土曜の午前に仕事やっつけて、午後から車を飛ばして仲間のいる宿へ。いつだって何人いたって男を捨てるときは悲しいし淋しい。この友達には明確に私の不倫を告白したことはないけど、複数の男とそれなりに出かけているのは知ってるし、過去の男に会わせたこともあるから気付いているとは思う。

別の用件で電話を貰ったら私のテンションがだだ下がりだったので、こんな話になった。ラボさんを捨てるLINEを送った直後にかかってきた電話だったから、なんだか心の染みた。

でも行けないよ、仕事だし。

そう言ったけど、瞬時に頭の中で、どうやってやり繰りしたら仕事片付けて行けるかな、もしかして夕飯に間に合えば、みんなと楽しく過ごせるかな…なんて考えてた。

きっと男友達も私が来ると思ってる。そうゆう仲だしそうゆう付き合い。

ある意味私の男達よりずっと私を知ってるところがあるから、私も安心して頼れる。

当たり前だけど、友達とは寝ないからプラトニック(笑)

あ、この男友達のことは、何度かブログに書いたことがあるの。これね↓

jurinrin.hatenadiary.com

かなりの山奥、日中なら上手く行っても４時間半はかかるドライブ。それでも一人でいるよりよほど良かったし、誰かと無邪気に騒ぎたかった。

午後１時、仕事が終わってから出発。いきなり高速が事故渋滞、萎える。

でも頑張る、ナビと格闘しながらどうにか下道を抜けた。

結局５時間かけてギリギリ夕飯に間に合う時間に到着。

「あれーじゅりんちゃん、今日ここ泊りだったの？聞いてないよ、嬉しいよ」

「おー久しぶり、じゅりんが来るなら山菜取りに行けばよかったよ。山菜好きだろ？」

「じゅりん！●●クンが１級合格したお祝いにスパークリング開けるから、早くグラス取ってこっち来て！」

夫婦で来てる友達の奥さん以外、みんなヤローばっかり６人もいた(笑)めっちゃ歓迎されて私も嬉しい。ハグしたり握手したり、コロナ禍なのにやりたい放題やって着席。

「な、今日来てよかっただろ？話したくなったら俺に話してもいーよ、しゃーない聞いてあげるから。お前さ、いつも自分だけで頑張って耐える癖あるからさ。とりあえず飲もう」

ぶっきらぼうに男友達がそういうから、逆にちょっと泣けた。

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その後は趣味活動のビデオを見たり、道具のカタログ見て話し合ったり、最近の近況話したりと、ワイワイと楽しく飲む。
食事が終わってからも部屋に集まってまた飲む。どうでもいい話ばっかりしてるんだけど、それが楽しい。友達の奥様はすぐに自室で就寝されたので、ヤローばかりの中に紅一点。だけど誰も私を女扱いしないところも居心地が良い。

「じゅりんもさ、旦那が気難しいとこあるから大変だろ？たまには息抜きに俺達上手く使ってさ、気分転換しろよ」

なんかホント、居心地よい友達。だけど時々私は、この人はどんな顔で女を抱くんだろうなんて想像してる。もちろん一生言えないけど。０時近くまで大騒ぎしてお開き。

そのまま私は用意された自分の部屋で就寝して、翌朝はみんなで早起きして山遊びして、夕方バイバイ。楽しかった。

また４時間のドライブしながら帰宅したら、こんなLINE。

｢じゅりんを大事に扱う男を選ぶのは、お前が自分を大事にしてるって事じゃん？大事にしない男を選んで泣かされてたら、ただのドMじゃん。だからお前が選んでいいの、選ぶって事は好きとか嫌いじゃない。子供じゃないんだから、選べよちゃんと。お前さ、いい女なんだから｣
..って、控えめな愛の告白？
— じゅりん (@3venIS1RCaT3IQu) 2021年3月28日