人妻の気紛れで自堕落な生活

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お招きデート➂

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jurinrin.hatenadiary.com

 

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ベッドでゴロゴロ、くっついたり顔を触ったり、足を絡めたり。

賢者タイムにこうして楽しめる男って良いよね。

 

「ねぇ、昨日は何してたの?」

 

前日も夫が不在だったことは、星野クンも知ってる。

 

「もしかして、他の男を連れ込んでたり?」

 

「え~気になるの?もしかして連れ込んでたらどうする?」

 

「えー嘘でしょ?」

 

「嘘だよー(笑)昨日は〇〇まで、ドライブがてら日帰り温泉に行ってたよ」

 

「ひとりで?」

 

「ひとりで」

 

ちょっとホッとした顔してた。まだまだ私の行動パターンを知らないから、色々気になるのかな。

気にされないよりはずっと嬉しいし、やっぱり少しは私の事が好きでいてほしい。

私もそれなりに好きだと思う。

 

彼氏みたいに、もう存在そのものが好きって感じでもないし、シマリス君みたいなハラハラさせる好きでもない。でも星野クンは、一緒にいると心がほんわか温まる。素の私でいられるし、リラックス出来て安心できる。

ぜんぜん好みのタイプじゃないけどね、なんだろうな。

 

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その後リビングに戻って、作り置きしておいた冷凍の餃子を焼いて食べて、また飲んで、アレコレ話して。

キュウリが嫌いとか、好きなのは貝とか、元カノと結婚しなかった理由とか、今の奥さんと結婚しようと思った理由とか、会社のこととか、仕事の事とか。

 

星野クンは、出会って早い段階で本名と会社名を教えてくれてたんだけど、私はずっと偽名だけを告げてきた。

だから本名と名刺と、何故普段から名前を偽って暮らしてるかを、すごくざっくりと説明した。

今までも付き合う男には、だいたい同じ説明をして素性を明かしてる。

みんなだいたいわかったような、わかんないような、触れてはいけないことに触れたような感じで、その後は何も聞かなかったように振る舞うことが多い。

きっと聞いて後味が良い話じゃないんだろう。だから私も言わなきゃ良いんだけど、名前の説明するとなると、必要な説明事項。

 

星野クンは食事の手を止めて、私を見つめてた。

 

「じゅりちゃん、波乱万丈だったね、苦労したね。そっかぁ、昔から見た目で誤解されてたんだね。それは辛かったよね…」

 

と、しみじみと言って、頭をポンポンしてくれた。

それがあんまりしみじみしてたから、なんだか私もワッと泣き出してしまった。

本日二度目の涙。こうゆうキャラじゃないんだけどな、男の前で泣くなんて、嘘をつくか男を騙す時以外にしないんだけど。

 

「言ったでしょ?じゅりちゃんの全部抱きに来たから。帰る前に聞けて良かった。名刺もありがとう、嬉しいよ」

 

「うん。また来る?」

 

「もちろん、また来る来る(笑)」

 

「ってか、夫の不在狙いじゃなくても、デートはして」

 

「そりゃそうだよ、また会いたい」

 

次の約束とか連絡とか、二人の関係性とか、今までずっとそうゆうことに拘ってきた。

どこまで自分を開示したとか、どこまで相手の事を知ってるとかも。

 

でも今は『また会いたい』って気持ちが次につながって、それが連続してずっと続けばいいなって思う。

何故だろう、他の男とはいつも、いつか終わるその時のことばかり想像するけど、星野クンはずっとこうして会い続けたいと願う気持ち。

友達のような、きょうだいのような、恋人のような。

 

私の男達の中で最も年下なんだけど、一番年齢差を感じていない気もする。

すごく不思議な子。

 

駅に向かう道を途中まで見送って、家に着いたらLINEするねと言われたんだけど、

今日は良いけど明日以降は暫くLINEしないで、私がLINEするまでは…と頼んだ。

この適度な距離感の、このモードが明日になって崩れるのが怖かった。なんだか自分が星野クンに甘えすぎちゃう気がしてた。

 

しばしのクールダウン、私の長めの賢者タイム

よくわからない私のお願いにも、笑顔で快諾して星野クンは帰って行った。

その後ろ姿を見ながら、また会いたいなぁって再度思った。

また会いたいなって思える男を見送ってるシチュエーションと、次の約束が無い事と、約束が無い事に何も不安を感じていないことが、何故かとて心地良いなと感じた夜。

 

まぁ結局ね、その後星野クンには、割とすぐ私からLINEするんだけどね(笑)

 

私はいつも、何に怯えてたんだろう。

恋すると不安と恐怖が増すけど、それは内なる私への恐怖、なんだろうな…などと考えたりして。

 

それにしても幸せ。星野クンというラインナップを迎えて、私の男達は、とてもとても豊かになった気がする♡

 

そうそう、ブログを開設して1年経過した。
私の男達はこの一年でかなりグレードアップしたよね。

はてな読者の中には1年読んでくださってる方もいるのかな。

全く何のあてもないままに、ひとりぼっちで書き始めたこのブログだけど、読み手がいたから書き続けられると思うの。

どうもありがとう。

 

ずーっと狩りを続けてて、出会いがあっても私の男のラインナップに入る人ってなかなかいなくて、私も恋と男を通じて自分の脆くて弱い心や、知らずに陥ってた考え癖に少しずつ気付いてきた。

去年は何故、ペットや愛人みたいなダメンズばっかり好きだったのかも分かってきた(またブログネタなので、別記事にまとめたい)

 

私の望みが嘘偽りなく分かったら、私が求める男と経験がわかってきて、そうしてシマリス君と出会い、吐くほどセックスする体験が出来た。

吐くほどのセックスにそこそこ満足出来たら、今度は程よい距離感の星野クンと出会って、去年から色んな人のブログで勉強して望んできた『適度な距離のセフレ』を手に入れた。

セフレって概念が、今まで私の中で歪んでて、どうしてもお互いを『彼氏彼女』って位置に収めたくて拘って来たんだけど、そうゆうの必要ないなって分かって来たタイミングで現れる、ちょうど良い男。

セフレだけど、最も彼氏っぽい気もする(笑)

 

ちなみに彼氏は、最初から彼女が欲しいと言ってたし、私も試乗の後に『彼女にして』と言ったので『彼氏彼女』というポジションであるとお互いに理解してるし、シマリス君とも『私達、お付き合いするってことだよね?』と念を押してスタートした。

シマリス君と出会った春までは、私もまだ『お付き合い』って確約したスタイルじゃないと嫌だった。お互いに名刺を交換して、本名と所在を明らかにして、それからお付き合いするって約束をして、その後のセックスだった。

ほんと我ながらメンドクサイ女だったな。

 

今は星野クンみたいな男が、あと1人か2人ほしいなぁ(笑)

どんどん欲張るw

身体はひとつしかないのにね。

 

まぁ、とにかくこの一年頑張った私(自画自賛w)

新しいステージに立てた気がする。おめでとう私♡

 

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