人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

進化する関係①

シマリス君とまた温泉へ一泊二日。

もう最近は、温泉デートがデフォルトな気がするね(笑)

 

私はランチ&ラブホコース日帰りでも良いんだけど、ってかそっちのほうが気が楽なんだけど、何故か温泉旅館好きなシマリス君。大した温泉にも浸からないから理由をずっと考えてたんだけど、どうも浴衣を着てるのが好きみたい?あと、上げ膳据え膳でまったり出来るのが好きみたい。それか私の浴衣姿が好きとか(笑)

ちなみに、昔から和装のほうが断然モテる私(どんな自慢w)

 

今回は、会った瞬間『あれ、お疲れ気味かな』と思う顔色。少し痩せたのかな。

前回のデートでは、年内に会社を辞めて独立するって話をしてたんだけど、もう辞める段取りも整って、新しい名刺も出来てた。

 

「もう会社の悪口言ってる自分が嫌になったんよ。そうゆうのダサいなって思って。そんなん言うなら辞めたらええやんって話やろ?俺も決めたら早いから、さっさと決めてしまった。それにこの前、早い方がええ言うてくれたやろ」

 

「良いと思うよー。独立するなら早いほうが良いし、そもそもシマリス君が会社員やれてるのが、最初から謎だったもん。よかったね、大賛成よ」

 

「ありがとう!せやなぁ、これからやけどな」

 

彼が退社することを意味するのは、安定した高収入である身分を捨てること。それを私が嫌がると想像してたみたいで、かなり安心した表情を見せる。

いつも鳴りやまない仕事の電話も、今日はそれほどでもない。いつもより沢山お喋りしながらドライブ。

 

私の方も、シマリス君に対する、変なプレッシャーが随分緩んでた。

誰に写真を見せても『若いイケメン』と言われるし、高身長高収入。

絶対他にも女がいるであろうシマリス君と、彼より12歳も年上の私が、一応口先だけでも『お付き合いしている』前提で会ってることは、いつも私に僅かな緊張感を与え続けてた(多頭飼いの私に、シマリス君のオンナ関係のことを言える義理は無いけど)

 

しかも毎度お泊り。

実は私の心の中では『食うか食われるか』と臨戦態勢で、一瞬の油断もないように前日にプラセンタ注射とエステを施す。寝化粧を欠かさず、睡眠中も綺麗に見せたいから寝た気がしないけど、翌朝はこっそり朝風呂&メイクを済ませて素顔を見せない徹底ぶり。

シマリス君と出会ってから少しでも若く美しくと、パーソナルトレーニングに通い始めて5㎏痩せた。これぞ年下効果、二桁年下の若い男を持つということは、女に多大な刺激を与える、若さと美しさの確保に躍起になる(笑)

そんなこと、シマリス君は全然気付いてないんだろうけどね。私だけの一人相撲なんだけど。

 

で、色んなことを考えすぎて、一周回って気持ちが原点回帰したことと、なんだかんだと出会って半年経過したこと(時の長さに意味はないと思いつつ、やはり長く続くことは恋愛の自信に繋がる)それから星野クンが現れたことで、年下への妙なプレッシャーが解放されたことなど重なり、私の中の臨戦態勢は7割程解除された。

その緩んだ私の気持ちがシマリス君にも伝わるのか、お互いにイイ感じで素になってる。

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今回は温泉街の更に奥にある、山の中の秘湯へ。

露天風呂が有名らしい、旅館から少し離れた場所にある。

 

夕方到着してお部屋へ。古いけど広くて、大きな窓があっていい眺め。

サラサラと川が流れる音が聞こえる。癒される。

 

仲居さんに『ご用はフロントまでお電話ください』と言われたけど、部屋に備え付けてある電話がダイヤル式で、シマリス君がその電話のかけ方を知らないと言うから驚いた。やっぱり12歳違うとギャップあるなぁ。ショック!

 

まずはお風呂に行って部屋に戻ったら、もうシマリス君は部屋で仕事していて、仲居さんが夕食のお膳を並べて準備している最中だった。朝から何も食べずに仕事して、そのまま私を乗せてここまで来たシマリス君が、お腹が空いて食事の時間を早めてもらったらしい。

 

仲居さんに何度も『奥さん』と言われるんだけど、お風呂上がりの髪を無造作に垂らしてるシマリス君がすごく若く見えて、かなり恥ずかしい。今どき姐さん女房は珍しくないとはいえ、湯上りの自分は年上感丸出しで、シマリス君に恥をかかせてるような気持ちになってしまう。

 

テレビを見ながら一緒に夕食。

この光景も慣れた時間になってきた。旅館の浴衣で向かい合って懐石を頂く。

アルコールを殆ど飲まないシマリス君のために、最初からご飯をよそって差し出して、美味しそうに頬張るのを見ている。シマリス君の好きなおかずは分けてあげる。どうせ私も食べきれないし。

ちなみに私も一緒にいる時間は、アルコールを飲まないことが多い。飲んでも少しかな。それが苦痛ではないことに自分でも驚いてる。

 

すぐにお茶碗が空になって、お代わりをよそう。時々ほうじ茶を入れ替えて、冷たいお水をグラスに注ぐ。

 

ふと気づく。

ああ、年上夫に尽くしてきた私は、こうゆう食事の一連の作業が身についてしまってる。特に懐石料理は、お椀の蓋を開けたり、のぞきに醤油を入れたり、アレコレ手を伸ばしてしまいがち。

自動動作で勝手にやってしまう古臭い女だし、男に媚びてる風でやりたくないのに。何にもしないで勝手にやらせればいいのにと思いつつ、やってあげると嬉しそうなシマリス君の顔を見てると、それも悪くないかと思い直してしまう。

 

この瞬間、私もそれなりにシマリス君を立ててあげたいと思ってるんだなぁ、と感じる。彼氏や星野クンには、私を立てて尽くしてほしいと思ってるんだけど(笑)

これ、男によって全然女の気持ちが変わるんだなと思った。

傅きたくなる男と、甘えたい男。

男のタイプによって、私のドSとドМも見せ方が変わるのかもしれないなぁ。

 

飲まないので食事は1時間足らずで終わり、お膳を下げてもらってお布団を敷いてもらう。

いつもなら食後にシマリス君は仕事を、私はもう一度お風呂に行くんだけど、今日は仕事の電話もそれほど鳴らないし、パソコンも開こうとしない。

 

「なぁ、こっち来て」

 

と、お布団へ呼ばれる。

今日は私を抱いて、癒されたいんだなぁってわかる。

抱きしめられたその手でまとめた髪を解かれて、キスをして浴衣を脱がされる。

 

「愛してるよ」

 

いつもはかなり力強くそう言うのに、今日はすごく優しく囁くようにそう言うから、なんだか泣きたくなった。

 

「私も。愛してる」

 

「愛してる」

 

今この瞬間、シマリス君は今までにない程に素。

すごく優しい顔で私を抱いて、何度もキスをする。

 

愛してる、その言葉に嘘はない。私は確かにこの人を愛してる。

社会的に認められる関係を求めるとか、夫を捨てて一緒になるとか、男をこの人だけにするとか、そうゆう『愛の定義』を振りかざして私に文句言って来る人もいるけど、そんなことは私にはどうでもいい。

この一瞬、この時間、私の彼への愛しさは溢れてる。

ただ抱きたい、癒したい、もっと愛したい気持ちでどうしようもなく切なくなる。

 

身体を通してシマリス君を癒してあげたいし、パワーをあげたい。

シマリス君のエネルギーを、自分の身体で受け止めたい。

セックスって素晴らしいと思う。ダイレクトにお互いを感じられる。

 

どんなに心が繋がってても、私はセックスが無いコミュニケーションだけで恋愛は続けられないタイプなんだろう。だからセックスできなくなったら、その時は恋愛引退なんだろうな、などボンヤリ思う。

 

(続く、でも今回はR18記事は書かない)

 

・・・

 押し倒される直前、シマリス君が私のヘアクリップを取ってくれたのが、今回最大のキュンポイントだった(笑) 浴衣はやっぱり髪をアップしてた方が色っぽいけど、結んじゃうと後になるからヘアクリップ派。


髪が長すぎて普通のヘアクリップだと落ちてきちゃうか、全部の髪がまとまらないんだけど、これは綺麗にまとまってオススメ!↓

 

 

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