セフレ候補② - 人妻の気紛れで自堕落な生活

新人2号クンとのデート。

既に一次会でヘベレケになってるのに、次も行っちゃうのが酔っ払いだよね。

この続き↓

jurinrin.hatenadiary.com

二次会は、近くに私の好物のお店があるというのでそこへ、手を繋がれて連れられて行く。脳内は『ドナドナ』がリピートｗ　あーるー晴れたーひーるー下がりー…♪

それまで、ビール、ワインと飲んで、その後はハイボール濃い目で５～６杯は飲んだけど、次はホッピー。

久しぶりに私も結構飲んでる。しかもこの店の中身が濃い！それなのに中身のお代わり二回。いやーこれ飲み友達としては最高なんじゃないのかな。飲める男。

かなり千鳥足になって、お店を出た。

「私、そろそろ帰らないとなぁ～」

「じゃあ、あと1時間だけ。カラオケ行こうよ」

「んーあと1時間？もうそれで帰るよ。一応夫が待つ身なので」

「わかってるよ。絶対帰す、何なら送る。だからちょっとだけね」

そんな訳で、なぜか惰性でカラオケで3次会。

バカだねぇ、酔っ払い。

いまこうして思い出すと、何故そこで帰らないのか不思議なんだけど。

もうお互い会話が成立してるのが不思議なほどに飲んでる(笑)

飲みすぎて千鳥足でカラオケに向かう。

時間はまだ1７時くらい？昼間飲むお酒はけっこう効くなぁ。

何故か肩を組んで歩く。酔っ払いって、なんで肩組むんだろうね(笑)

ホントに一時間だけ、と念を押して受付して、なんとか部屋に辿り着く。

と、先に部屋に入ったら、いきなり後ろからハグ。

一応抵抗するものの、お互い酔っ払いだから、足がもつれてそのままソファに倒れてしまう。

「きゃーやめてー(笑)」

「全然やめてほしそうじゃなーい♡」

後ろから胸を揉まれて頬にキス。

そのまま服の下から手を入れてくる。

触れられると感じてしまうのが、また私のダメなとこ。

イヤイヤと言いながらも満更でもないというね…

いつも思うけど、手繋ぎとキスがダメな人とは、セックスできない。

かなりタイプでも、手を繋いだ瞬間にダメだなって思う人は大抵キスもダメ。

キスがダメなら勿論セックスもダメで、ダメな人にはエネルギーを奪われる。

酷い時にはマイナスのエネルギーを背負い込まされることもある。

だから途中から冷めるし帰りたくなる。

これ、男だけじゃなく肌に触れる人は誰でもそうなんだけどね。

だから普段から握手やハグ、マッサージや美容院に行くのも、とても慎重になってしまう。コロナでソーシャルディスタンスって言われて、ハグや握手を求められなくなって、ある意味ちょっと私的には助かってるとこもあるな。コロナの功績？

年下2号クンは、キスは嫌じゃなかった。かなり私好みのキスをする。

調子に乗ってスカートの中まで手を入れようとするから、そこは断固として阻止！カラオケボックスなんだから、ちょっと過激なことは止めてほしい。

それにこの日は、絶対に絶対に、ここでは触れさせられなかった事情が！

私の秘部には先約さんが・・・

コレ↓(笑)(笑)

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あ、万が一の時は、技を使えばイケるんだけど、さすがにここでは技どころか、ちょっと私のモラル的にもNGだしね。先約無くても怒るとこではある(笑)

「もーほんと怒るよ！大の大人が！」

と手を振り払って起き上がった瞬間、ドアがノックされて飲み物が運ばれてきた。

ナイスタイミング！

ちゃんと座りなおして、一口飲んで、お互い冷静になる。

「ごめん…でもじゅりんちゃん聞いて。俺、キミを好きになっても良いですか？」

「嫌、ダメ」

「え、なんで？やっぱ男いるんだ？」

「だったらどうなの」

「本当にいるの？」

「さぁどうでしょう？」

「でも、俺もう好きだから…はいキスして」

ついここで応えてしまう。私も私よね。

んーキスはホント良い感じ。キスフレ？

私、キスが好きだなぁ。誰でもいい訳じゃないんだけど…ってかなんかこれ、男の常套句だよねｗ

で、また付き合うとか付き合わないとか、好きとか嫌いとか、押し問答しながらハグされたり逃げて離れたりしてるうちに、記憶なし！

気付いたら時間終了10分前のコールで起きた。いつの間にか二人とも寝ちゃってた。

しかも床の上！

「寝ちゃってた、ヤバいね」

「カラオケ来て一曲も歌わなかったし、ここで大の大人が床で寝てるなんて、かなり恥ずかしい」

「ライト明るいままだしね。でも暗かったら襲っちゃうからさ♡」

「できないくせに、飲みすぎて」

「じゃあ試す？これから」

「試さないよバカ。あはは」

「えーそこは話に乗ってよーあはは」

なんかこうゆう軽口叩けるのっていいね。絶対彼氏にはバカとか言えないわ。

一緒にいて楽しい。だけど恋愛感情は全くない。

嫌いじゃないし好ましいとは思う。これから少しは恋心になるのかな。

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外に出たら夜。

途中まで同じ電車で帰るから、ナチュラルに手を繋いで駅まで歩く。

「あ、忘れてた！これ」

突然立ち止まって、鞄から小さい包みを差し出す。

「お誕生日おめでとう、大したものじゃないけど」

「えーまさかの？びっくりした。ありがとう」

キスも手繋ぎもだけど、こうゆうのが流れの中で何となく出来ちゃうのって得な人。

プレゼントはハンカチだった。ユニセックスなデザイン。私がどんな好みかわからない中で選ぶのも大変だったろうな。

わざわざ準備してくれてたんだろう、綺麗な包みの上に、小さいリボンとシールが貼られてる。

「ねぇじゅりんちゃん、また会ってくれる？」

「んーどうしようかな」

「今日、飲み過ぎなかったらエッチしてたかな？」

「いきなりセックス？そしてもう二度と会わないパターンね」

「俺はいきなりでも何でも、また会いたい」

「違うよ私が。ワンナイトでキミを捨てるという意味だよ」

「じゅりんちゃん男前だな…ますます好きになるわ」

「年下２号クンも面白いね、変な子」

「よく言われます」

言葉が自然と出てくる。

何を言ってもジョークで返してくるから、私も全然気兼ねしなくて楽。

また会ってもいいかなぁ～？

「次、もし会ってくれたら、もう少し会話と食事を楽しみたいよ。俺、今日はすっごい舞い上がっちゃってて、じゅりんちゃんの優しさに甘えてた気がする」

「急にどうしたの」

「ごめんなさい、でも楽しかったから」

なんだ、次は試乗希望じゃないのか。

でも、なんかこうゆう男のロマンって、ちょっと可愛いなって思っちゃう。

私こそ、この軽いノリに乗せられて甘えてたのかもしれないな。

同じ電車に隣り合わせで座って、先に年下２号クンの最寄り駅。

本当に私を家まで送ると言うけど、折り返して大変だからと断った。

「ホントに送って行かなくていいの？」

「駅からはタクシーだから、心配ないよ」

「少しでも一緒にいたいなと思って」

「だったら尚更帰ってよ。最寄り駅まで男と一緒なんて、誰かに見られたらまずいでしょ」

「あ、そっか」

気持ちはありがたいんだけど。

なんかもうちょっと可愛く言ってあげればよかったかな、素っ気なさすぎたかしら、と後で思う。

バイバイして、自分の最寄り駅までそのまま電車に乗って。

降りてタクシーに乗ったらラインが来てた。

じゅりんちゃん、今日はありがとう！楽しかった。

じゅりんちゃんの優しさに甘えすぎたかもしれない、ごめんなさい。

無事着いたかな？

あの後、一発吐いてちょっと元気になったけど、酒に飲まれたらダメだね。

よほど舞い上がっちゃったんだな～今日は。

今日はホントに楽しかった！

また行こうね！
ホントにホントに気をつけて帰ってね。