人妻の気紛れで自堕落な生活

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バスケ君初回デート

このブログは、アラフィフ兼業主婦子供なしの、わたくしじゅりんが、心ときめくままに複数の男達との恋愛を楽しむことを自慢してるブログであーる。苦手な方はごめんね、そっと閉じてね。

 

子犬クンのデートが割と良かったので、もうバスケ君とのデートは行く気がかなりなかったんだけど、とりあえず約束してたから行ってきた。

子犬クンとのデートはコレ↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

昼飲みの約束なんだけど、ダラダラ飲みたくないから、午後2時に約束。

きっちり3時間で終わらせようと言う魂胆。

二次会とか行くのもめんどくさいし。

 

待ち合わせは飲む街の駅にしてたんだけど、バスケ君は同じ沿線に住むので、電車に乗ったらLINEする約束してた。

 

今電車乗りましたよ

 

あれ、もしかして同じ電車?何号車?

 

4号車

 

僕は黒のポロシャツにジーンズです

 

あーだめウザ。

ここで会いたいなら自分から探せよ、と思ってしまう。予め私は既に自分の服装は伝えてある。ちょっと気付かないふりして仕事のメールなど書いてる。

 

左のドアのところにいます

 

だから声かけてくればいーじゃん?

こうゆう煮え切らない人、私は嫌い。メンドクサイ。イライラ。

でも、そうは言っても仕方ないので、左を見て微笑む。

黒のポロシャツの男が、照れ臭そうに微笑み返す。

 

やっとバスケ君が私の隣に座って来た。

 

よかった、じゅりんさんと会えて。同じ電車だったんだね

 

顔はやや濃い目?写真と変わらない。バスケやってるだけあってガタイは良い感じ。

この身体付きだと、私の骨格の太さも、私の太腿が華奢な女性のウエストくらいある(自分でも測定してびっくりした!)のも、そんなに気にならないかもね。

背は私より7㎝高いってプロフィールには書いてあった。愛人クンと同じ位かなぁ。

 

電車内ということもあって、当たり障りのない会話をして到着。

お目当てのお店は、結局私が何個かピックアップした中からバスケ君が選んだ。ちょうど14時からオープン。開店を待ってからお店に入る。

 

席はどこでもいいと言われたんだけど、またバスケ君「どこがいいですか」とか「カウンターはどうですか」とか、いちいち即決しない。

 

「ねぇ、けっこう優柔不断なの?決められないよね」

 

「僕、O型だから・・・」

 

「血液型関係ないと思うけど。Oだって即決する人はたくさんいるし」

 

「血液型関係ないって言う人はBが多いですよね」

 

「残念ながら、私はBじゃないよ。ついでに良く言われるけど一人っ子でもないよ」

 

なんか調子が狂う。いつも初見男性とのデートでは、割と可愛くて元気なキャラなんだけど、バスケ君には少し苛々させられるので地の自分(しかも悪いほう)が出てしまう。まぁ、気取らなくて良いのは楽ではある。

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初対面にしてあまり褒められることも無く、普通の飲み友達みたいなスタート。

お酒と好きなツマミを頼んで乾杯。

 

最初は雑談とか趣味の話とか仕事とか。

そのうちお互いの不倫の履歴について。

 

「前の彼女とは2年くらい付き合ってました。彼女の夫の転勤でお別れしたけど…それから2年位誰とも付き合ってないかなぁ」

 

「転勤って切ないね。遠距離恋愛は考えなかったの?」

 

「前から転勤があるかもって言われてて、それまでってお互い思ってたところもあったから」

 

そうゆうものかぁ。

遊びと言えば遊び、だけど距離でお別れってなんか寂しいね。

お互いに続けたいなら私なら続けられる気がするんだけど…

続けられないのは、相手に会う気が無い時かなぁ。ちょっとペットのことを思い出しちゃった。どんな事情があるのか知らないけど、ペットが私のために時間を作らない限りは会わない。

 

バスケ君はそこそこお酒が強い。いいペースで飲めるので、そこは良いな。

酔って来たのか、少し私の事をアレコレと言い出した。

 

「写真の感じだと、すごく緊張感あるなーって思ってたんですよね。爽やかな美人の感じで。でも喋ってすごくきさくというか。話しやすいなぁって」

 

「それよく言われるけど、勝手にハードル上げられても困るわ」

 

「なんか、ごめんなさい。けっこう緊張してたけど、じゅりんさんでよかったな」

 

「あはは面白いね、バスケ君。なんで謝るの」

 

「あ、その笑顔…ちょっとそれ、反則です」

 

「え、なんで反則?イエローカード?」

 

「それバスケじゃなくてサッカー(笑)いや、なんか笑うとすっごく印象が変わるし可愛い」

 

割と鋭いと言われる私の目つきが、笑うと三日月になって思い切り下がる。そして前歯を見せて口角を思い切り上げる。それまでの、目が笑わない微笑とは別の笑い方。

実はこの笑顔は練習の賜なのだ。ナチュラルにできたわけじゃない。男が好きな女の抜け感、まぁこれで多分、バスケ君はもう落ちただろう。

 

問題は私がどうするか。

これまでのところは総合点で60点かなぁ。見た目は悪くないけど、オドオドしてエスコートできないところは嫌だわ。

 

ただ、あまりプライドは無いらしく、ドライブの話は「今度助手席に乗せてほしい」とか、千ベロの話も「他のお店も色々連れてって」とか、素直にこちらにバトンを渡す。

私には面倒みなきゃいけない二軍の愛人とペットがいるから、その枠は不要なんだけど、ただ性格的には人とは競わず穏やかなんだろうなってわかる。

 

程良い時間に私が離席。ここでちゃんとお会計してくれるのかなぁ?

これで割り勘なら次は無し。

 

「お待たせ、そろそろお開きにしよっか。もう3時間過ぎちゃったね」

 

「そうだね、すごくあっという間で楽しかった」

 

「あれ、お会計は?」

 

「うん、今日は僕が。かっこつけられるのは、今日だけかもしれないけど」

 

「えー嬉しい、ありがとう!ご馳走様でした♡」

 

会計がスマートだったから、もう一回チャンスをあげてもいいかなぁ~?

おまけで70点?甘いかなぁ、やっぱ65点かな。

 

「じゅりんさん、手を繋いでもいい?そこまで、その角まででいいから…」

 

このタイミングで手繋ぎ、ホントはまだ早いと思ってたんだけど、もう会わないかもしれないから少しの間だけ許してあげる。

 

で、バスケ君の手が、私の手の甲に触れた瞬間、ビビっとした。

ナニコレ?(静電気じゃないけど、なにかが手に入り込むような)

軽く指を絡める。なんだかすごくエロティックな気が、手から伝わる。

なんだろう?それまで何にも思わなかったのに、その手で身体に触れてほしいような気持ち。

 

ちょっと怖くなって、すぐ手を離した。

もう一度指先を繋がれる。

やっぱり同じ、そこだけ愛撫されてるような感覚。

 

前にどこかに書いたと思ったけど、私も指先からは気を出せるし、相手の電波をキャッチすることもたまにある。でも相手の指から発せられてるものを受け取るのは初めて。

 

いや、、しばらくセックスしてないから、単に欲情しただけかも?💦

約束した曲がり角で、私が手を離した。

 

帰りも同じ沿線なので同じ電車に乗って、酔ってご機嫌なバスケ君がずーっと褒めてくれるのをニコニコして聞きながら、頭では

 

この人のあの手、どうなってるんだろ?どんなセックスするんだろ?

 

って、さっきの手繋ぎからの欲情について考えてた(笑)

ゲスだねぇ、我ながら。

 

エスコートがあまり上手じゃないバスケ君は、次の約束をするわけでもなく。

私の最寄り駅に着いて、またねと手を振ってバイバイ。

振り返ったら窓に顔をくっつけて見送ってくれてた。まぁ可愛いとこあるよね(笑)

 

まぁ要検討フォルダかな。

今週はシマリス君と温泉アゲインだしな♡

 

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