人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

後悔している男~圭クン②

本日200記事目です。そして読者さん300名となりました。 

みなさんいつもありがとう。こんな日が来るなんて、ブログ書き始めた初日には想像もしていなかった…私の事を誰も知らない場所で、私の気持ちを晒す場所が欲しかったんだけど、お蔭で楽しくブログ更新してます。

なかなか読者さんのところにご訪問行けてませんが、時間があれば伺い、直観でピンと来たら私も読者登録させていただきますのでよろしくお願いします♪

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まだ私が青臭い人妻時代、人妻と不倫していたことがあると告白された割と好みのタイプの圭クン。前回の続き↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

それから何度か一緒にご飯に行ったり、彼の独身の部下と私の独身女友達との出会いを作るって目的で合コンを開いたりして、仕事の取引先以上に親しい関係は続いてた。

 

元カノはわざわざ圭クンに会いに来て、彼と別れてから出産して、今は落ち着いていることを打ち明けたらしい。圭クンとの別れは妊娠が分かったから。だけどそのことはお別れする時には告げられなかったんだって。もちろん子供は彼女の夫の子供。

 

圭クンは彼女が自分と付き合っていた時に、夫とも性行為があったことのほうに打ちのめされていたけれど、彼女の子供が自分の種ではないことに安堵もしているようにも見えた。血液型が彼女の夫と圭クンでは全然違うので、そこは明確にわかってるみたい。

 

私達は、そんな話まで明け透けに話せる程親しくなっていた。

もう私のボーイフレンドのポジションと言っても良い程。なんとなく友達よりは男女で、だからと言って先には進まない。

当時の私は、このプラトニックな関係こそが、人妻としては真骨頂と信じてた。もしも軽はずみでその先に進めば、夫も、男の家族も傷つく。いずれ痛みも伴い、バチも当たるだろう。

だからこの淡い恋に似た期待を楽しむ。

 

実際にその程度のボーイフレンドは他にも何人かいたし、何年も続いてた。

だから自分の気持ちを留める自信もあった。

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圭クンの部下と私の友達の合コンでは、お互いに『保護者』の役割に徹してた。

何気に集う若者を、温かい目で見守る私達、なんか変な信頼関係が生まれてる感じ。

 

でもその時に何気なく

 

「圭クンは、何歳くらいの女性が好みなの?」

 

と尋ねたことがある。彼は明確に答えた。

 

「んー20代後半から30までかな」

 

自分で質問しておいて何だけど、この時点ですでに私は30を過ぎてたわけで、なぜか軽くショックを受ける。

まぁそうだよね。私がターゲットゾーンなわけないよね。

そんな変な諦めみたいな。

でももう少し気を遣った回答ほしかったなーとか思ってしまう。

私は既に、圭クンに気持ちが傾倒してたのかもしれない。恋愛感情と呼べるほどではないけれど、淡い期待。

 

 ある日の打ち合わせの後、圭クンとご飯に行った。

エスニックにしようって思って電話したお店はすごく混んでて、空いてる席はペアシートしかないと言う。どうせ二人だしそれでいいよね?って行ったんだけど、席がめっちゃ狭くて密着!手を動かして食べ物を取り分けたら、お互いの身体が触れ合うほどに近くてちょっとドキドキ。

 

辛いモノ食べて汗出るし、お互いの体温が高いし、なんか変な気分の高揚感。

そのせいか、帰り道で不意に圭クンに手を繋がれた。

 

「え?」

 

思わず圭クンの顔を見上げる私。

そう、少し見上げるほどの高身長なのも、ちょっとドキドキする。

私も背は高いしヒールを履くから、だいたい男との視線はそれほど変わらないんだけど。ただこうして自分より大きな男の隣にいると、小さな女の子になった気分で安心感すら持ってしまう。

 

圭クンはニコニコしながら、つないだ手をブンブン振って歩く。

なんか本当にお父さんと手を繋いでる気分。

 

「♪かーらーすーなぜなくのーからすはやーまーにー♪」

 

突然圭クンが歌い出す。

なんだか私も楽しい気分。酔いすぎかな。

 

「♪かーわいーいーなーなーつーのこがあるかーらーよー♪」

 

つい私も続きを歌ってしまう。

 

「じゅりんさん、よく知ってますね。僕『カラスは山に』の後がわからなかった」

 

「小さい頃、よくお母さんが歌ってくれたの」

 

カラスの勝手でしょ、じゃなかったんだね(笑)」

 

「そうだね(笑)」

 

いつの間にか、歩くのをやめて向かい合ってた。

もう地下鉄の階段の前だった。

 

何故か私達は、向かい合って両手を繋いでた。

 

お互いに顔を見て笑って、そしてそのまま

 

「今日はありがとう」

 

そう言って、圭クンは私のおでこにキスをした。

 

「うん、バイバイまたね」

 

「帰り気を付けてね」

 

手を振って階段を降りて、電車に乗ってしばし回想。

 

 え、あれ?

 私、手を繋いで、おでこにキス??

 え、なにそれ!

 なにやってるの!

 なんか成り行き?ノリ?

 ちょ、でもダメでしょー!!

 飲みすぎ?いや酒のせいにしちゃアカンやつ!

 

 だって私、人妻なんだから!!

 

この時の私は

 

『人妻の不倫=ケダモノ』

 

って本気で思ってたのよ💦

自分のことながら受けるねw

 

焦った私は、夫にメールをするのだ。

どうして夫に??

わかんないけど、とにかく夫にメールした。

 

(続く)←ひっぱるねぇw でも次で終わり!

 

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