人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

コロナ鬱

遂に緊急事態宣言。

 

夫が連日、鬱を増していく。

元々テレワークなんだけど更に出社拒否になって、最近は入社式もミーティングも行きたくない、電車に乗りたくない、都心に行きたくないと言って家から出ない。

 

毎日コロナのニュースを見て、誰かから流れてくるコロナの実態?(病院ではこんなことになってるとか、ニューヨークはゴーストタウンとか)を見聞きしては溜息。

情報過多だよね。家にいるのにそこまで怖がらなくても。

もーこっちまで鬱になりそうだ。

 

故・志村氏の訃報から、毎日どんどん落ち込んでる我が夫。

同じ六本木のクラブが行きつけだったらしい。

志村氏の感染した時期の少し前、確かに夫もクラブに行ってたけど、元気なんだから落ち込むことないと思うんだけど。

 

集団意識って怖い。

みんなが恐怖の念に飲み込まれていく。

私も毎日

 

「じゅりんが罹患して俺に移したら、俺は死んでしまう」

 

と言われ続けてる。

だったら別居してくれと本気で思う。

 

「心配ならいつでも出てっていいよ。ホテルでもどこでも、一人で自主隔離できるところ。私は猫の世話もあるしビジネスもあるからここにいるけど。あと必要な外出はするけど」

 

そう言ってるけど出て行かない。

もーめんどくさい。

どうしてこうなったの?誰が悪いの?

考えても仕方ない。

自分の身は自分で守れよ、夫もね。

 

文句言っても仕方ないから、今日はうちの小さな庭のお手入れを。

子猫の額ほどしかない、ほんと小さな庭なんだけど、お花やハーブを植えてる。

今日は朝からお花屋さんに行って、カゴ二つ分のお花を買った。

自分では豪遊(笑)

でもお会計したら3500円也。

 

地味に経済活動しようと豪遊したつもりが、一回の飲み代より安いのね。

今まであまり気にしてなかったけど、経済回すのって案外大変だよね。

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彼氏も、仕事で遅くなったら街がガラガラだったと言ってた。

基本彼氏もテレワークなんだけど、たまに出かけなきゃいけないのは夫と同じだけど、そこまで怖がってない。

やっぱり年齢差なのかしらね。怖がるの。

 

私自身は「君の膵臓をたべたい」を読んでから、人の命は、それぞれ決まった寿命があって、その日が来たら命が終わると思ってる。終わり方は人それぞれ、生きてる間に無意識に選んでいるのかなとも感じてる。

小説では、余命いくばくかの腎臓病の主人公が、最期は病気とは無関係に死を遂げる。ちょっと前に終わった「100日後に死ぬワニ」もそうだけど、本当に命がどこで終わるかなんて、本当は誰もわからないけど実は決めてるもの。

 

もう自分の大切な人達をたくさん看取ってきたし、自分も生死を彷徨ったので、私の死生感はちょっと狂ってるのかもしれないし、少し斜めに構えてるのかもしれないけど。

 

だからって刹那に生きれと言ってるんじゃない。

今日生きてることに感謝しよう。ねぇ、怯えないで。

 

・・・

私は原作を読んだけど映画にもなったよね「君の膵臓をたべたい」

 

 

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