バレンタインデート。その後の話、この続き↓
ふたりでブラブラ歩いてラブホまで。
彼氏とのデートは、いつも場所が定まっていない。
彼の、その日の仕事の都合に合わせてるから。
方向音痴の私はどこをどう歩いてるかよくわからず。
ただ、この日の場所は愛人とも良く来る場所なので、愛人と鉢合わせしないかちょっと気になる。
彼氏に連れられて辿り着いたラブホが、愛人と初めて抱き合ったラブホでちょっと焦る。
「なんかここ、派手だね。あっちにしない?」
そう言って彼の手を引き、すぐ近くの別のラブホに向かう。
同じホテルだからって、気にしなくても良いのかもしれないんだけど…部屋まで同じな訳ないだろうし。でも何だかそこだけは住み分けたくて、別にしてもらった。
エレベーターで軽くキス。
彼のキスが好き、柔らかくて優しい。
お部屋に入ったら、いつもならお風呂場をチェックしたり、コートを脱いだりするとこだけど、今日はバレンタインデートなので、まずハグをおねだり。
ぎゅうっと抱きしめられる。
すぐにキス。
一度キスすると止められない。何度も何度もキス。
彼が私の腰に手を回し、私の髪を撫でながらキスする。
服を着たままキスの嵐、なんか久しぶり。
「このクビレ好き。じゅりんが好き」
「この唇がすき、顔も好き。アナタが好きよ」
10分以上そうしてキスばかりして、ようやく身体を離した。
Photo by Bogdan Glisik on Unsplash
「ハッピーバレンタイン、これダイエットチョコだから太らないんだよ」
「え、たくさん入ってるよ、ありがとう」
子供みたいに顔をくしゃくしゃにして笑う。可愛いな。
それから交代でシャワーに入り、抱き合う。
排卵が終わったころだからか、この日の私は相当乱れた。
行為の後、気付いたら彼の腕の中で眠ってた。
彼の身体が温かい。
相変わらず私のウエストを撫でてる。ほんとクビレ好きみたい。
「僕は本能でいきてるから」
クビレに魅力を感じるのは、女性の健康の象徴を本能で感じるからと、いつか私が言ったのを覚えてるみたい。身体の部位を具体的に褒められるのは嬉しい。
私は胸はそれほど大きくないが、お尻は大きめでクビレもかなりあるほう。
異人の血が少し混じってるので、骨格そのものが一般的ではない。尻フェチには受けが良く、厭らしい身体と褒められる。
再びキスしてたらまた始まっちゃって、二回戦。
少し酔ってた彼は二度目は達せずに、私だけイカされる。
男性が達しないセックスには賛否両論あるけど、私は、男の快楽よりも私を優先されてる気がして嬉しい。
その後は彼の腰を少しマッサージしてあげたり、おしゃべりしたり、イチャイチャ。
「じゅりんの手ってすごく温かいね」
「知らなかった?ここからパワーをアナタに送ってるんだよ」
互いに触れ合いながらの他愛ない会話、この人には賢者タイムを感じない。
愛されてるなぁって感じる瞬間。
時が迫ってシャワーをしてたら、その合間に彼がこっそりとさっきあげたチョコを食べてた。
「このチョコ、めっちゃ美味しいよ。甘いのにノンシュガーなんだね」
それを聞いて思った。
この人は、その時思ったことを素直に口にする。
私が好きとか、私のクビレが好きとか(笑)
私の手が温かいとか、チョコが美味しいとか。
すごく無邪気に、飾らないで話す、シンプルな言葉達。
その言葉に乗せられた温度を、私はいつも感じてる。
あまり多く語らない人なんだけど、だから気持ちが音に乗るような。
いつかテレパシーで会話出来たらいいのになぁ。
ホテルを出て、彼の乗る電車まで見送って。
バイバイの前に、周りを見ながら軽くキスしてくれて。
私の心も満たされた。
やっぱりこの人だからいい。
とは言っても、他の男達のことも愛してる。
それぞれの男達は、私にとって別の役割を果たしてる。
だからどの男も大切で重要。
でもそれって、普通の感覚の女とは、かなりかけ離れてるんだろうなぁ…💦
・・・
じゅりんのTwitterもあります。たまに呟くよ。リアルタイムなじゅりんはTwitterで楽しんでね💛
ランキングにも参加してます。ポチっとよろしくお願いします💛