今年初めてのセックスはペットと。
いつものラブホが改装中で、別のラブホへ。
なんだかそれだけで落ち着かない。
初めてのラブホに入り、抱き合う。
しばらくぶりなせいか、なんとなくハグに熱がこもらない。
長く優しくキスされる。
いつもの優しいキスな気がする。でもなんだろう、気持ちはまだ落ち着かない。
あのことがあって、ペットに不信感のままだからかな。
私もけっこう粘着質な性格だよね(苦笑)
ラブホに電マがあって、ペットが使いたがる。
もうペットの気持ちが電マに行ってて、ソワソワしてるのがわかる。
前戯もそぞろな感じで電マを当てられる。
「ん…ちょっと痛いかも」
「あれ、じゃあ弱くするよ」
当てられながら指でも攻められる。
やっぱり指のほうがいい。蕾から水が溢れる。
「電マ痛い…あぁ」
痛いと言いつつ声が漏れてしまうけど、ペットは元々優しいからすぐに止めてくれた。
いじられてるうちに水が滴るほどになってしまう。
「電マって男からしたら最強グッズなんだけどな。俺の奥さんなんか付き合ってた頃、俺ではだめで電マでイッてたけどね。今は全くセックスしないけど」
ちょいちょい奥さんの話を挟むペット。
憎らしい。
男ってこうゆうとこ、デリカシーに欠けるし、私は奥さんとは違う。
電マが一気に嫌になった。
今度は私が攻める。
キスして耳を噛んで、仕返しに電マをペットの乳首に当てる。
「痛たた‥でもいいかも・・」
脇腹にも当ててみる。くすぐったそうにしてるから、そのまま乳首を攻める。
吐息を漏らす男は好き。
可愛いので、うなじにキスする。
ゆっくりと内股から舐めて焦らす。
袋ごと口に含んでから、そっとフェラへ。
「んん…はぁぁ…」
あぁ可愛い。
サイズ的にも一番私の口に含みやすいペットのモノは、大きくはないがしっかりとした硬さがあり、カタチも良い。
「ねぇじゅりん、今日は上に乗って動いて…」
「どうしたの、めずらしいね」
「なんかそんな気分」
「犯されたいの?」
「うん…あぁ…やばい…」
ペットが騎乗位を望むのはあまりない。
それにペットとの騎乗位はあまり納まりが良くないので私もあまりしない。
犯されたいなら、とことん攻めてあげよう。
フェラしながら彼の感じる場所を手で触る。
内腿、脇の下、乳首、へその周り。
触れる度にビクンと身体をよじらす。ほんと敏感。
自分でもMだと言うけど、本当はもっと攻められたいのかもしれない。
舐めながら舌でコンドームを装着。
この技、いつ誰に習ったんだっけ…時々思い出そうとするけど、わからない。
耐え切れなくなったのか、急に体を起こして私は押し倒される。
そのまま挿入…攻めることに夢中になってたので不意打ち、しかも少し乾いてしまってる。いつもなら、挿入の前に長く長く舐めまわしてくれるんだけど、私が攻めすぎたかしら。
ちょっと痛いけど奥は十分に潤ってる。
熱くて硬い。
「あぁ…」
繋がる安心感。男の重さを感じる。
突き上げられる瞬間、小さくて弱い者になったような気分。
だけど、何となく今日はずっと気分が乗らない。
軽く達したけど、いつもよりはずっと淡泊な気分。
私が絶頂に達する瞬間、いつもならペットの腰に手を当てて、そのタイミングと強さを測るんだけど、それをしなかったので身体を放した後に
「じゅりん、ちゃんとイケた?」
と尋ねられた。
付き合いも2年経つと、私がどの程度達してるのかも分かってるものだなと変なところで感心する。
「なんかちょっと痛かったから。でも良かったよ」
「電マ痛かったかな、ごめんね」
電マだけじゃないけど…
なんか気分が乗らないまま。
姫はじめなのにね。
少しお昼寝して、ちょっと飲んで、二回戦は丁寧に愛された。
だけど結局騎乗位はしなかった。
ずっと気分は乗らなかった。
なんだろうな。
まだペットを捨てる気はないけど、不倫の賞味期限って2年くらいなものかなとも思う。
私達、割と近くに住んでるのもあって頻繁に会ってたし。
でもまだ捨てない。可愛いペットだから。
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