人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

妾の旦那

ケーキセットひとつ自由に頼めない妾。

それほどお金に困窮してるのかわからないけど、とにかくとても不自由に見える。

私には耐えられない生活の女。旦那の男の所有物。

jurinrin.hatenadiary.com

4人でゴルフをして、その日は同じホテルに宿泊。

妾の彼女は腰痛が酷くなってしまい、食事の後に部屋で休むことに。

男と私達夫婦でバーで飲みなおす。

 

昼間のケーキのことを気にしている夫が、男にさり気なく聞いた。

 

「彼女って、あなたにすごく気を遣うよね、例えばさっきのケーキセットも、勝手に頼まないであなたがくるのを待ってるなんて、健気というか…」

 

「だって金払うのは俺だもん、俺の許可が無いとまずいと思ったんじゃないの?」

 

男はドヤ顔で言う。

 

「あいつの部屋代を出してるのも俺だし、車を買ってやったのも俺。だから俺の言うこと聞かないとダメなんだよ、あいつは」

 

それって、まるでお金で買われた奴隷のような…

私には耐えられない妾の生き方。なんだか可哀想で泣けてきた。

f:id:minajurin:20191224145838j:plain

お開きになって、夫と二人きりになったら、夫が静かに私に言った。

 

「お金だけじゃないよ、彼女もそうゆう生き方を望んでいるんだよ。彼女も完全な孤独より奴隷のほうがマシだと思ってるんだ、きっと」

 

「あたしには考えられないけれど…そうなのかな」

 

「じゅりんには考えられないだろうけど、多くの人がそうなんだよ。男も女も」

 

あなたもそうなの?

言いかけたけどやめた。

私達夫婦は、お互い自由。

 

将来の介護要員として夫は私をキープし、私は妻の座に甘えて暮らしてる。

でも私達のギブ&テイクは悪くない。

妾と男ほど、理不尽には見えないはずだ。

 

「あの旦那、DVもしてるよ。彼女の腕に痣があっただろう?」

 

「DVも?それでも彼女は別れないって…」

 

「そうゆうカップルもいるんだよ。前に、彼女に子供を二度堕ろさせたって自慢気に言ってたことがあるし」

 

「それでも彼女が一緒にいたい人なんだね?私にはよく分からないけど…」

 

「男としては最低だよな。じゅりん、キミは自由に生きて。お互い人生を楽しもうよ。あのカップルとの付き合いは、これから控えよう」

 

そういえば、妾の彼女に女同士の飲み会や旅行に誘っても、スポンサーがいないといけないと断られたことがある。あれは冗談だと思ってたけど、本当なのかもしれない。

 

籠の中の鳥。

それでも籠があることが幸せだと感じて生きてくのも人それぞれ。

私は籠から出て、その瞬間死んでしまっても、それでも外に出たがるのかもしれない。

 

だけど、無事に外から戻れば、また籠に入って身体を休めることもしたいのだろう。酷い女だな、知ってるけど。

 

・・・

自分のクリスマスプレゼントに枕を新調(笑)

寝心地良いかな、どうかな。

 

 

 

 


人気ブログランキング