南国での愛人。
南国初夜は中途半端なまま、早朝に自室へ戻っていった。
愛人のスケジュール的には、ここでの滞在はかなり短いので、今日は思い切り真昼のデートを満喫する予定で、私も身支度を済ませて自室で仕事をしながら待ってた。
身支度を整えた愛人が、私の部屋に来た。
「おはよ。あれ?」
「おはようございます。とりあえず、これ」
手渡されたのはビール、その時刻は朝8時前。
「いま飲むの?あなたのスケジュール的に、早く出かけて楽しまないと勿体なくない?明日帰るんでしょ」
「うん、でも休みだし。とりあえずじゅりんさんとゆっくりしたいし」
そういわれてビールを飲み始める。
「なんだか昨日眠れなくて、、眠いんですよね」
飲みながら、愛人が呟く。
眠そうに椅子にもたれかかってるので、ベッドに横になるように促す。
眠るのはもったいないとか、一人で眠るのは嫌だとか言うから、隣のベッドに私も横になる。そうしてやっと愛人も、昨夜寝ていたベッドに横になった。
しばらく静かに横になる。
でも全然眠くない。
愛人も起きてる気配しかしない。これって昨日の続きをしたいってこと?
でも愛人は、お酒を飲まないと私を抱けない程にシャイなのだ。それは前からわかってた。
「ねぇ、あたし一人で寝てるのは寂しいな」
「…うん」
「そっちに行ってもいいかな」
「…うん」
自分のベッドを抜け出して、愛人の横に滑り込む。
お互い服を着たまま、ベッドに入ってるなんて初めて。
ちょっとドキドキするから、背中を向けた。
普通なら、ここで男が私に手を伸ばさない?全く何もしてこないんだけど。
仕方ないので、寝返って愛人のほうを向く。
愛人の顔を撫でて、キス、キス、キス。
目を瞑ったまま、無反応を装ってる。
もうこんなにじれったい男、めんどくさいな。
思えば最初からそうだった。好意は見せる癖に手出しできないでモジモジする人。
そうゆうの可愛いと思って口説いたけど、今はメンドクサイ。
そのまま愛人に被さりキス、さすがにこの体制だと愛人も反応して、深く舌を絡ませる。ああ、そのまま胸を触ってほしい。愛人の手を取って自分の胸へ。
少し乱暴に、少し力強く胸をわしづかみされる。
「んっ、とてもいいわ…」
「ああ、始まっちゃった…」
愛人が吐息と共に漏らす。
きっと彼は、私のせいにしてセックスしたかったんだよね。
お望み通りに襲ってあげましょ。
もう私も、すっかり濡れてしまってる。
自分の服を脱いで、愛人の服を脱がせる。
シャツも、ズボンも、靴下も。
そしてパンツを下げて、少し舐める。
私が身に着けてるのはTバックだけ。
「ああ…ダメですよ、窓からみえちゃう」
愛人が小さく呟く。
こんな高層ホテルの窓、誰が見るんだろう。
もう男と女、逆転もいいとこだよね。
でも明るすぎるのも気になるから、カーテンを閉めに立つ。
せっかくいいムードなのに、なんか雰囲気ぶち壊しだけど。
裸にTバックだけの私の後ろ姿を見て
「じゅりんさん、お尻が全部みえちゃってますよ・・・」
と愛人が呟く。やっと色っぽい眼差し。それを待ってたよ、その視線。満足。
この男、どこまで内向的な人なんだろうと思いつつも、飲んでなくてもセックスする気になった愛人が可愛い。
私は微笑みながら、愛人の上にダイブ。
泊まりだからこそ堪能できる朝のセックス。
私はお酒が好きだから、夜はお酒を存分に楽しんで、朝にするセックスが好き。
でも本当なら、寝起きに何となくお互い欲情して始めたかったけど、今朝はそんなムードにもならず、愛人も自室に戻っちゃったし。
普段なかなか泊まりは不倫には難しいし、なんだか久しぶりに朝から欲情したな。
んー幸せ。
・・・
…と、ここまで書いて、続きを書くか書かないか悩む(続きは単にR18の私のセックス描写、そんなの面白いんかな?と思ってしまう)
長すぎて一記事にまとめられなかった自分が悪いんだけど💦
まぁ、この後考えます。
・・・
シンハも好きだけど、チャンも好き。
エアコン効きすぎで「寒い」と言いたいのだけど、思いつかなくて「ナムケン」と言ってしまった。それは「氷」だし(笑)
あ「ナムイェン」で「冷たい水」だから「イェン」でいいのかな。ちょっと違う?
日本は寒いらしいですね。「ニッポン イェン チャー」かな。