出会い系サイトを眺めていたら、ちょっと良さげなプロフィールの人からメッセージがあったので、3回やり取りしてLINEに移行。そして会ってみた。今回はランチで軽く飲むという設定。
今回はアタリか?
待ち合わせにいたのは長身のオシャレさん。
顔はちょっと顎がしゃくれてる(残念)でもまぁ、別に顎フェチじゃないから良いんだけど。顎のせいで歯並びが悪そうなのがちょっと引っかかるけど、顔自体は嫌じゃない。
パッと見て私を待ってるって分かってたけど、とりあえず見つけ出せないふりをして、キョロキョロしてみる。ゆっくり近づいてきて「じゅりんさんですよね」と声をかけらたタイミングで、超絶笑顔で振り返る。
私のシナリオでは、男はこの瞬間、恋に落ちたと思うんだけど。
「お待たせしました、えーすごい背が高いんですね。ドキドキするな♡」
アラフィフ、ぶりっこ頑張る(笑)
男もまんざらでもなさそうに「185㎝あるんです、無駄にデカいんですよね」などと笑ってる。世間話をしながら男が探してくれたイタリアンへ。
男は迷わずお店まで歩くのでついて行く。良く知る街なのに、こんなところにお店があったんだ、って思うほどひっそりとたたずんでる。
「階段気をつけてくださいね」
「荷物、大丈夫ですか」
など、エスコートも良し。ドアもちゃんと先に行って開けてくれる。しかもランチなのに、ちゃんと予約してくれてたらしい。高得点だな、70点って感じかな。
とても可愛らしいお店。もうちょっと若い子だったらかなり喜ぶだろうな。
アラフィフには少々落ち着かないけど、まぁ良いだろう。座り心地の良いソファー席で、まずは乾杯。
年齢は彼氏と同じ、また年下。
妻と二人暮らしで子供はいない。結婚は二度目らしい。
仕事的には時間に融通が利くらしくて、こうしてランチから飲めるそうだ。
酒が好き、煙草は嫌い、食事は酒のツマミ程度…と、ここまでは上出来。
出会い系サイトに登録してすぐ、私と繋がったらしい。
不倫童貞なのは好印象、ワンナイトは今まで2人。続かなかったのは知り合いと仕事関係者だったからと、正直になんでも答える。
「プロフィール見て良いなと思ったんですよ。最初登録したら業者みたいな人からメッセージたくさん来たから、ちょっとうんざりで。じゅりんさんは業者じゃない感じがしたし、お綺麗だったから。そしたらすぐお返事来て、プロフィールじゃない(ぼやけてない)写真もついてたじゃないですか。僕、舞い上がっちゃいました」
「私、先に写真送るし、すぐLINEもお知らせするから、逆に売春目的と勘違いされるんだよね。売り目的の人は、サイトで価格交渉すると退会させられるからって、LINEに移行してから価格の交渉するんだって」
「へー知らなかった」
「わたしも。だからサイトに慣れてる人には警戒されちゃうんだけど」
「僕は、じゅりんさんは、すごく仕事の出来る人だろうなって思いました。効率的で無駄が無くて」
「確かに効率的なのは好きかも。会ってみないとわからないし」
と、売り目的の女の話は、この前出会い系で会った男に聞いた話。
「でも私、結構年上だけど大丈夫なのかな、会ってみてびっくりしなかったかな」
ちょっと困った表情で、首をかしげて目を伏せる。こうすると私の長い睫毛がよくわかるハズ。エクステじゃないのが密かな自慢。丁寧にブロウしたストレートの髪を、指で耳にかけながら顔を上げて男と視線を合わせる。
こうして下から覗き込んで見つめると、たいていの男はドキドキするはず、かなり色っぽいと私の男達から絶賛される仕草。
「そんなことないです、とてもお綺麗で僕より年下に見えます!」
分かりやすく男は顔を赤らめた。そうしてグイグイとビールを飲み干す。
はい落ちた、ちょろいもんだ。
あとはどうするかは、私次第。
(続く)
・・・
彼氏とちょっとした記念日が来月あるので、いつもよりグレードを上げたホテルを予約する予定。
行って来たらまた感想おしらせしまーす。
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