人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

ただ愛してるってだけ②

何度抱き合っても、寿クンはラブホに向かう途中、ドキドキするらしい。

私は早く抱き合いたかった。どれだけ言葉を尽くして説明したところで、抱き合うのが一番分かり合える気がする。でもそうして言葉を尽くさないのが、私のダメな所なのかもしれない。

 

この続き↓

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「愛してる。りーちゃんに、ちゃんと俺の気持ち伝わってる?」

 

「ああ、私も愛してる…」

 

セックスしながら愛してるって言い合える関係が好き。でも本当の意味で‘‘愛してる‘‘のは私の方だけ。寿クンの言葉の裏は『愛してほしい』若しくは『俺の気持ちをわかって』

恋愛学校の学年は、遥かに私が上。高学年に進まなければ、愛を体験として知ることはできない。そのためには恋の研鑽を積むこと。恋は恋で良いけどね。

 

抱き合った後、少し甘えて足を絡めて、ゆっくりと話し出す。

 

「あのね、寿クンは乙女脳だからさ、私が全てになっちゃうんだよね。それがどれだけ続くか私にもわからないけど、きっと今は毎日私のことばかり考えてる」

 

「うん、そうだね」

 

「でも私は、寿クンが全てじゃないの。沢山の私の好きな事カテゴリーの一つに恋愛があって、寿クンがいる。私にとってはどのカテゴリーも大事、もちろん恋愛のプライオリティはけっこう上、でも全てじゃないし最優先でもない。優先順位はその時々によって変化するけど、それが寿クンにとっては不安になる一つの原因なんだと思ってる」

 

「俺はりーちゃんの大事なモノをとやかく言うつもりは…」

 

「わかってる、頭は理解しようとしてくれてる。でも心はたまに挫けるんだよね?」

 

「‥‥」

 

乙女脳の寿クンと、性別男の寿クンの葛藤。頭では分かっていても、心は追い付かない現実。どっちもホントの寿クン。

 

「寿クンは恋してる、私の事大好きだって分かってる。それは素敵な事だよ。でも私は恋の期間がすごく短くて、もうアナタの事、愛してるの」

 

「俺も愛してるよ」

 

「わかってるよ、でもその‘‘愛してる‘‘と、私のとは別なの。寿クンが私の顔や体の全てを褒めてくれるように、私は寿クンの全部を愛してて、それらは寿クンの過去の経験や寿クンの家族から形成されてる。だから私は家族に嫉妬したり、会えない時間を埋めたり詮索したりしないの。全てを知ろうとするんじゃなくて、全てを愛したいの。それが良いとか悪いとかじゃないよ、ただ私達は今、そうゆう状態って事。それに私にも感情の波はあるんだよ。嫉妬だってするし不安にもなるの。ただその感情の処理はとても早くて上手なだけ」

 

正確には私に不安はほぼ無いんだけど、ざわつく気持ちになることはある。

寿クンには‘‘今の恋心‘‘を存分に体験して楽しんでほしい、それが私の本音。そうしていつか愛を知る。

時々羨ましくなるほどの真っ直ぐな寿クンの気持ち。私は、その心境に戻ることはもう無いのかもしれない。恋を超えて愛することを選んできた結果、私は恋のダイナミックな楽しみをもう味わえない。だって愛したいんだもの。

だから恋に溺れるうちは、とことん溺れれば良いと思うんだよね。そしてそれはいずれ昇華すると知っていてほしい。恋が終わってそのまま二人が終わるのは切ないから。

 

「そうやってりーちゃんは、全部自分一人で背負ってしまって、俺も少しりーちゃんを手伝うと言うか、共有したい気持ちになる」

 

「そうだよね、寿クンは淋しくなるんだよね、ごめんね」

 

ああ、過去の私もそんな風に思ってた。懐かしい。

男が持つ自分のフィールドに私が立ち入れない気がして、すごく孤独だった。だから寿クンの気持ちは痛いほどわかる。でも相手の心の占有量で自分の価値を推し測るのは愛じゃない。恋の副作用、あまり良くない症状。

 

「俺が勝手な事言ってるよね、ごめん」

 

「そうじゃないの。私に可愛気がないというか、何でも全部自分で出来ちゃうからさ、そうゆうのが淋しいんだよね?私の中に寿クンが存在しない気がしちゃうんだよね?」

 

「そうなのかな、りーちゃんは自立してるし自己完結するから…」

 

「恋って、もっと自分を見て欲しいし時間も費やしてほしいよね。同じ温度でお互いを共有したい。でも分かって、私はもう恋じゃない、愛してるの。どっちが良いとかじゃないよ、ただそのステージにいるだけ」

 

「それがちょっと難しい…よくわかんない」

 

恋愛哲学って面白い。そして体験しないと気付けないことがたくさんある。

私は沢山の男に恋して愛されてきたと思うけど、ここ数年は愛したい欲だけがずっと燃えている。私の男はいつも一人じゃない。だけどだからってそれらが浮気ではなく、それぞれを真剣に愛してる。

 

「今わかんなくても大丈夫、でも覚えてて。私は寿クンが思う100倍、寿クンを愛してるのよ」

 

「100倍?」

 

「そうなの、私寿クンに、いつもすごく苛々するしモヤる。前にも言ったけど、アナタのどこが良かったか自分でもわかんない。でもそうゆうの全部含めて愛してるなぁって思うんだもん。もうね、私には恋じゃなく愛しかないから、全ての感情を迷いなく自己完結できるの。不安も嫉妬もあるけど薄いの。でもそれが、寿クンとの温度差に感じるよね?だから不安になるよね?」

 

「自己完結してるのはわかる。りーちゃんはいつも全部お見通しで、俺の事分かってて先回りして、更に自分の事は自分でやっちゃうよね。登山に行った時だって重いリュック背負ってて、中身は二人分のお弁当で、お箸もコップもお湯も全部持ってて。俺はさ、何にも持ってなかった。それにその時、りーちゃんのリュックの荷物を俺が持とうって思いつかなくて、後で気付いて悔しかったんだ。そんな俺でいいのかなって思う」

 

「寿クンは、自分ばっかり好きになってる気がするんだよね?だからいつも抱き合う時には『俺がどれだけ愛してるか伝わった?』って訊くでしょ?じゃあ聞くけど寿クンにはちゃんと伝わってる?私がこんなに愛してる事、アナタの想像の100倍で愛されてるって、ちゃんとわかってる?」

 

「‥‥俺今、すげー恥ずかしい。自分の気持ちばっかり主張してた‥‥」

 

「ねぇ知っていて。もう一度言うけど、寿クンは自分で想像するより100倍私に愛されてるの。忘れないで」

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 私も沢山恋をしてきた。私を見てほしくて、私だけで心を一杯にしてほしくて、そうして自分で突っ走って疲れてダメになってた。恋を愛に昇華する術を知らなかったから、恋が終わったらそのまま男との関係も途切れた。たくさん恋をした。たくさん男を捨てた。何人も同時に付き合ってきた。あ、それは今もあまり変わらないか…💦

 

何人いても、私はそれぞれの男を愛してる。出会った最初は恋だけど、割とすぐに愛に昇華する。男と出会うごとにその時間が短くなっていく。

愛してる、いつだって目の前にいる男が全て。

 

多頭飼いと分散の違いは前にも書いた(秀作だと思うこの記事)↓

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このブログ(2021/1/17更新)書いたころは、まだ寿クンは補欠扱いだったんだな(笑)

今はすっかりレギュラーメンバーで星野クンが補欠って感じ。星野クンは緊急事態宣言で全然会えてない。会えないからってすぐに断ち切ることは無いけど、私には愛でる定員があるから、ご縁が遠くなるのは仕方ない事。

 

男にとって‘‘愛されてる自覚‘‘は自信に繋がって、自分を愛する女を基地にして、外の社会で戦う。そうして疲れたらまた基地で癒されて、また戦ってを繰り返しながら‘‘勝てる男‘‘になっていく。勝てる男を育てる、それがアゲマン。別に男尊女卑じゃないよ、男女の役割が違うってこと。女は男にアレコレ求めてるうちはアゲマンにはなれない。

私は女の至福って、このアゲマンになることなんじゃないのかなぁって思ってる。少なくとも私は、大事に守られるのも幸せだったけど、至福ではなかった。今、夫を含め数名の男を‘‘勝てる男‘‘に育て上げて、心から女で良かったと思える至福。

勝てるようになった男達は、ずっと私を忘れない。そうして離れても別れても彼等の愛を感じられるから、私は日々幸せに包まれて暮らしてる。それが私の自惚れでもいいの、私の中での真実なんだもの。

 

 寿クンが‘‘勝てる男‘‘になるかどうかは微妙な所だけど…そもそも乙女脳だしな。でも彼の自信に繋がって、自分に誇りを持って人生を楽しんでくれたらいいな。今よりもっと輝いてる寿クンを実際に見てみたいし、そんな想像が私の愛を強化していく。

もう仕方ないよね、私が愛しちゃってるんだもの。

 

「ねぇわかった?じゅりんの愛のパワー。シャワーみたいに降り注がれてる事」

 

「じゃあ、俺も100倍りーちゃんを愛するよ!」

 

そんな日が来たらホントに素敵。不安になってる暇なんかない位、お互いの愛の成長を想像して、会える日を数えて暮らせたらいいな。

 

まだ10代の私の頃、世の中にスピリチュアルって言葉が存在しない頃、親友が私に言った大事な事。

彼女は霊媒体質で幽体離脱しやすい子だったんだけど、後で尋ねたら、この言葉を発したことすら覚えていなかった。でも私はこの言葉を、ずっと心に刻んで生きてる。Super Giverになりたいって思ってたけど、今の私はSuperまでは至らなくてもLittle Giver程度にはなれてるかな。主に愛する男達のためにだけど…

 

知ってる?愛って与えたら、いつか7倍になって返って来るんだって。でも与えた人から返って来るとは限らないの。それが人生の面白いとこだよ。だからGiverになろうよ、SuperGiver!じゅりんちゃんとなら、なれそうな気がするの!

 

・・・

 私がスピリチュアルに興味を持ったきっかけの一冊。

でも今もアンチスピリチュアルな事に変わりはない(笑)

これはシャーリーの実話で、特に恋愛の出会いと別れの因果関係については、すごく面白いのでオススメ↓

 
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ただ愛してるってだけ①

「今日でりーちゃんとのデート、11回目なんだよ」

 

寿クンは会ったなりそう言った。

 

「じゃあ、月イチデートのカップルなら、次で1周年だね。それ位の濃さだね」

 

「りーちゃん、そう来たか。そんな風にカウントするんだ…」

 

私としては、それぞれの男達とは月1回デートで回したいのだけど、寿クンは暇さえあれば私に会いたがる。一応『3週間は頑張れる』と言うから、だいたい2~3週間のサイクルでデートしてる。近い所に住んでれば頻繁な逢瀬でもいいのかなと思うけど、寿クンとは片道2時間ドライブの距離、あんまり頻繁だと日常生活に支障が出るレベル、でもそれを言ったとてあまり分かってもらえない。最近寿クンはちょっと沼ってる。恋に溺れて私を好き過ぎると錯覚している。

 

今回は主に私都合で寿クンにお迎えに来てもらい、ちょっと離れた公園に花を見に行った。雨ならお互い電車で行ける場所で、朝からラブホでお酒でも飲もうって話をしてたけど、曇り予報だからお出かけしたいって言い出す寿クンは、本当に脳内乙女なんだろうと思う。手を繋いで他愛ない話をしてブラブラと歩く。時々私の写真を撮影する。それがとても楽しいらしい。

 

ランチは公園の近くのイタリアンで。パスタとピザをシャアして食べようって、それぞれ一品ずつオーダー。

パスタは寿クンが選んだ海老のジェノベーゼ、ランチだからなのか、ガーリック控えめで美味しい。

 

ジェノベーゼって何だろ?」

 

「ソースの種類だよ。バジルとガーリックとオリーブオイルで炒めて作るの。ちょっとチーズも入れるかな。ほらこの緑のソース、これがジェノベーゼソース」

 

「りーちゃんはジェノベーゼが何かを知ってるし、作り方も知ってるんだね。そうゆう回答の仕方が、仕事できるんだろうなって思うんだよね」

 

「あ、今私、余計な事言いすぎた?」

 

「そうゆう意味じゃなくて、俺尊敬してるの」

 

私はこうして、自分でも知らずに寿クンのプライドを傷つけてるのかもしれない、と時々思っていた。ソースに限らず彼の知らない世界を知っていること、それはいくら乙女脳の寿クンでも、男としては面白くないんじゃないのかなぁって感じてた。だけど今日は、あまりそれを感じない。寿クンが割とスッキリとした表情に見える。でも何だか違和感、これ何だろう。

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食事の後、コーヒーを飲みながら寿クンが語り出した。

 

「俺さ、自分の世界がとても狭いの。跳ねても天井に頭打って、同じ高さを行ったり来たりしてるって言うかね。でもりーちゃんは、そんな天井がまるでないみたいに、突き抜けていくんだよね。最初は不思議な人だなぁって思ってた。でも今は、りーちゃんが空けた天井の穴から、外を見てる。そうゆう気分なんだ」

 

「なんかさ…違ったらごめんね。もしかしてすっごい私との事とか、不倫の行く末とか考えたりして無かった?」 

 

「え、なんでわかるの?実はこうゆう関係って将来どうなるんだろうって思って、You-tube見たりしたんだけど…」

 

ああやっぱり。スッキリした風なのに感じる違和感。 

実はこのところ、ずっと寿クンの焦りを感じてた。蜜月の高揚感が薄れて、今度は現実的に私の気持ちを推し測り始めてる。そのことはもうずっと気付いてはいた。

 

「やっぱり。なんか沼ってるんじゃないのかなぁとは薄々感じてたんだよね」

 

「沼ってるって?」

 

「今みたいな事考えてることを‘‘沼る‘‘って言うんだけどね。それで寿クンなりの結論は出たの?」

 

「そのYou-tubeさ、不倫相談でさ、先の事より今を大事にしましょうって言ってて。それまで俺も将来りーちゃんにフラれちゃうのかなとか、何年こうして付き合えるのかなとか、色々思ってたんだけど、今を大事にって本当にそうだなぁって思ってる。会えないの嘆くより、会える時間を大事にしなきゃって」

 

「そっかぁ。寿クン、乙女脳だし不倫童貞だから、色々思うこともある訳だよね。もう私達、蜜月を過ぎて少し冷静になる時期だし」

 

とは言っても『会える時間を大事に』って模範解答は、まだ彼の中で定着していない。そうゆうものと頭では分かっていても、心には杭打ちされてない。

 

「そうなのかなぁ…でもずっとりーちゃんと一緒に居たいなって思うと、いつまでいられるとか考えちゃったりするのが止められなくて…会えなくなるきっかけとか想像したり」

 

やっぱり…

これはちょっといい加減言っておかなきゃ。そして安心させなきゃ。

 

「そうゆうの、奥さん気付いちゃうから考え方を変えよう」

 

「そうゆうもんなの?気付くかなぁ…何も言わないけど俺」

「あのね、不倫のメリットって、まず自分の家族に優しくなれることだと思うんだよ。家族に迷惑をかけちゃダメ、それは一番してはならない事。私ね、こうして寿クンと会えて幸せだなって思えたら、私の心に余裕が出来るの。その余裕で家族にも周りにも優しくできる。その恩恵を一番に受けるのは配偶者」

 

「うん」

 

「だから、不倫で優しい気持ちになることはアリだけど、不安になったり悩んだら元も子もない。まして頭の中私の事でいっぱいになって、奥さんの前で溜息なんかついちゃったらさ、もう奥さんはピンと来るのよ女の勘で。でね、どんなに愛が冷めたと言ってる夫婦でも、配偶者が不倫してるって分かると気分は良くないの。それは愛じゃなくプライドの問題だから、バレちゃいけないの」

 

「うん(メモを取る)」

 

「だからね、寿クンが不安にならないよう順を追って説明するから、家では少しだけ家族に優しくして。私と居て幸せなら尚更だよ」

 

「そうかぁ…俺、全然家で話もしないから」

 

やっぱりそうだと思ってた。彼はずっと孤独を感じてたはず。だから私と言う藁に縋って、それが全てと思ってる。まだ自分を満たす術を知らない。

 

「少しだけだよ、ほんの少しだけ優しくするんだよ。あったかい気持ちが今私達の間にあるでしょ?それを少しお裾分けするんだよ。私は誰も傷つけたくはないの」

 

「そうゆう考えなのか…でも俺の気持ちは湧いて出るって言うか、急に不安になったりするんだよね」

 

「わかるよ。特に寿クンは気質的に先を考えて不安になりやすいと思う。だけど私達、明日生きてる保証なんかどこにもないの。いつこの関係が終わるかもわからない。そんなわからないことに思い悩む暇は勿体ないでしょう?」

 

「そうなんだけどね、理屈ではね」

 

「だったら私の好きな所を思い出して、私を心で抱きしめて。その時心は寿クンの傍にいるから、会えてなくても心は傍にいるから大丈夫だよ」

 

「りーちゃんがそう言うと、そんな気がする…でも…」

 

「わかる、でも会いたいよね。私が忙しくて色々予定があって、自分はその隙間に置かれてる気がするんだよね?寿クンは乙女脳だからそうだろうと感じてた。でもさ、もしも私が毎日会いたいって言ったらどうする?」

 

「…困る…」

 

「乙女脳でも性別は男性な訳だから、好きな人に毎日会いたいって言われたら、どうにか会ってあげたいって思っちゃうんじゃないのかな?」

 

「出来るだけ会う方向で頑張ると思う。でも毎日は無理だからプレッシャーになるかも」

 

こうしてひとつずつ丁寧に説明しなきゃって前から分かってた。

自分の気持ちが溢れて、でもそれを私にぶつければ嫌われると思ってる。でも溢れる気持ちは恋であって愛じゃない。恋って自分勝手なモノだってことを、寿クンはまだ気づいていない。

 

「そうなの。私達、今は寿クンが満足するほど会えてないと思うかもしれないけど、これが1週間に一度会ってたとしても5日に一度会いたいって思うだろうし、5日一度会えてたら3日に一度会いたいって思うだろうし、3日に一度会ってても毎日会いたいって思う。キリがないんだよね」

 

「確かに、もうちょっと会いたいと思うけど、その加減は分かんない」

 

「そうして若くて独身なら、毎日いられるようにって結婚したんじゃない?」

 

「あー確かに…」

 

「で、毎日会える結婚という制度を利用した結果、いまどうなの?」

 

「‥‥」

 

「ねぇ、会えない時間は、心での逢瀬の想像で自分を満たすの。これからはそうゆう力をつけていくの。そうして自分で自分を幸せな気持ちにしてあげるの。不安からは何も生まれないことを知っていて。それでも不安になったら私を心で呼んで。私もそうしてるから」

 

「りーちゃんもそうしてるの?」

 

「そうだよ。私だって毎日会えるなら会いたい。でも私達は、誰も傷つけたり迷惑をかけちゃいけない関係なの。日本は法治国家だから不倫はあってはならないの。そうゆうルールだからそれが正しいか間違えかじゃなく、そう見せかけなきゃならない。だとしたら、誰も傷つけないで私達が幸せを感じる時間を持つ適切な頻度って、お互いの仕事とか住んでる距離感とかも考慮するとね、2~3週間に一度会えてるだけでもすごい頑張ってると思わない?」

 

「りーちゃんはそうゆう風に考えてたんだ」

 

「もちろん私だって感情は別だよ。例えば社内不倫で、毎日顔見れる関係だったらいいのになぁとか、私も思うよ。でもさ、なるべく自然に家を空けて、仕事に穴も空けず、こうして会えることが大事だと思うの。それこそ細く長く会い続けられたらいいなって思うのよ。それに会えない時間は苦しい時間にはしないこと。それには訓練が必要なの」

 

「うん、俺も訓練するよ。なんでかな、りーちゃんと俺とは釣り合ってない気がしてるから不安でたまらないことがある」

 

「わかってる。ちょっと待って、そのことは頭で整理して後で話すから…今ちょっと脳内酸欠」

 

いっぺんに説明しすぎたかもしれない。

でも地頭は良い寿クンは、メモを取り真剣な顔で私の話を聞いている。

 

「ああ、ごめん。でもどうしてりーちゃんは、そんな風に考え方を組み立てられるの?なんだかすごいね」

 

「理由は二つ。私は何度か不倫してるから、不倫の特性を理解してると思う。寿クンは初めてだから、まだ恋愛に翻弄されてるの。でも大事な事だから、分かってほしいし私の思考に追い付いて」

 

「うん、がんばるよ。りーちゃんのもう一つの理由は?」

 

それは、とてもシンプルで当たり前の事。

 

「それは、私がアナタを愛してるからよ」

 

そう、確かに私は寿クンを愛してる。それはきっと寿クンがわかっていないこと。

(続く)

 

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恋の芽は楽しい②

この人のこと、何てネーミングしようかなぁ↓

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チョイ悪系のワイルドな渋メンだから『シブイ』ちゃんってどうかな(笑)

リアルでもお互い名前を省略して、ちゃん付けで呼んでるから、ここでもちゃん付け。

いやほんと、写真よりずっと実物のほうが良い。最初に貰った割と良いと思える5年前の写真より、目の前のホンモノのほうが確実に男前。これレアケースだよね?

で、シブイちゃんと食事しながら色々と尋ねる。で、私がなぜ、写真判定も微妙で会話にインテリジェンスを感じないシブイちゃんと会ってみたいと思ったのか、話してて分かった気がする。普通なら近くても会わないと思う程に、写真がイケてないんだけど。私、会話も少々インテリじゃないと嫌だし。他にも興味がある人はいたけど、やっぱり会えるってところまで行くのは、袖振り合うも他生の縁なんだよね。

 

彼の魅力、それは‘‘生きる力‘‘そのものがすごく強かった。生きる力がある人ってそれだけでもう魅力的だよね。ワイルド♡ 私、また臭覚で何かを感じ取ってたんだろうか…

 

彼の話をかいつまむと、小さい頃は家が貧乏で、幼稚園や保育所に行けないまま小学校に入学したらしい(同じ歳でそんな人はいなかったので衝撃)学校では拘りが強くて過集中、興味がある事だけを深堀りするから、先生に嫌われ続けてたこと(そのエピソードもすごかった)

中卒で働き始めて、年を誤魔化して水商売の道に入ったこと。手に職をつけようと職人の道に入り、縁があって会社経営をすることになり、現在は日本人の若手だけじゃなく海外人材の面倒も見てる。そんなグローバルなことしてるのに、パソコンが使えないと偉そうに言ってる。今時小さい会社を経営して、パソコン使えない人っているんだね…しかも全然そのことにコンプレックスも無いみたい。

出会い系サイトは2年前に登録して、2名会ってどちらもダメで、ダメな度に塩漬け状態になってたところを久しぶりに復活したこと。年齢的にもセックスより、ちゃんと恋愛がしたいと思ってること。パパ友が病死して悔いのない人生を送ろうと誓ったこと、そパパ友が撮影してくれたのが、最初に送られてきた5年前の写真で大事にしてること…

 

他にも色々面白かったけど、どことなく生い立ちが私に似てる。私は成金の娘で、蝶よ花よと育てられたけどそのせいで虐められたし、やっぱり拘りが強くて学校にはなじめなかった。17歳で20歳と偽って、父親の愛人の店で水商売デビューしたし、拘りが強いから他人に使われる仕事の仕方は出来ない。手に職付けて自分のビジネスを持ってるのも似てる。私は商売人の娘だから、会社に搾取される労働というのが不服だったけど、同じような事を言うから面白かった。

私も友達が病死して、自分の人生の事をすごく考えた。お蔭で今は恋愛ハンター、こうして男を狩るのが日課。やりたいようにやって自由に生きてる。

私も自分の生命力はかなり凄いと思ってたけど、シブイちゃんはもっと強い感じがする。

 

「シブイちゃんは、すっごい生きる力がある人だね」

 

「生きる力?なんか俺ってゴキブリみたいだな(笑)」

 

「ゴキブリって…褒めたつもりが自分で落としてるし」

 

「じゅりちゃん、そこ笑うとこ。真面目か?(笑)」

 

「あはは、あーそっか、笑うとこね」

 

インテリジェンスは感じないけど、頭の回転は良さそう。食事のマナーも悪くはなかった。私はバカと食事のマナーが悪い人は完全にNGなので、ここも合格。食事を終えてからも、コーヒー飲みながらもう少し話す。すっかり前から友達だったみたいな心的距離になってる。

お互いの家庭の事情や過去の不倫歴や、好きな食べ物や趣味の話。私の車の事も、駐車場に入って来るのを見た時から気になっていたらしくて訊ねられる。そこは私の拘りだから、尋ねられて素直に嬉しい。同じ年だから若い頃好きだった車の話は盛り上がる。話題は尽きない。そして話してる途中も私を褒めることを欠かさない。

話の途中、突然

 

「ね、美人とも可愛いとも言われ慣れてるでしょ。でも言わせて。美人と可愛いが混ざってるタイプはめっちゃ俺のタイプ。じゅりちゃんのことだよ」

 

ってテーブル越しに顎クイ。私は一瞬、何が起きたのかわかんないまま、シブイちゃんを見たまま目を逸らさなかった。いや、想定外の展開でどうしていいのかわかんなかったんだけど。暫く見つめ合ったまま。

そうしたらシブイちゃんが耳まで真っ赤になって、顎を持つ手も視線も外して下を向いてしまった。そしてそのまま

 

「ヤバい、可愛い!」

 

って唸るように言うから、私も恥ずかしくなってコーヒーがぶ飲みしちゃった…なにこれ、何プレイ?私達、アラフィフで今日リアルで会ったばかりなんだけど。

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しかもさり気なく、顎クイの瞬間、指で下唇に触れられた。これかなり上級者だよね。遊び人、悪くないなー♡

かと思えば突然立ち上がり、直立不動で

 

「こんな僕ですが、LINE交換してもらえますか?ダメならダメって言ってください!」

 

って言い出すし。

 

「はい。交換しましょ、喜んで♡」

 

って言ったけど、今度はLINEのQRコードが出せないで私にスマホを預ける。これも作戦?なんかもう色々読めない。で、LINE交換してそろそろお開きの時間。

一緒にお店を出て、門の前で

 

「今日はありがとう」

 

と手を差し出される。握手のつもりで手を出したら、その手を握ったまま抱き寄せられてハグ。白昼堂々と…これ大丈夫?お互い割と家が近いんだけどな。でも何だろう、この風貌だとちょっと絵になる感じもする。シブイちゃんのパッと見が外人っぽいからかな、なんかロマンチックな気もしてくる(私も単純)

 

「わぁ、ハグしちゃった、ありがとう!めっちゃ華奢だねぇ、細いなぁ」

 

って超笑顔で言われちゃうと、なんだか悪い気もしない。まぁ変に車の前まで手を繋がれたりするより、爽やかな気分にもなる。そのままバイバイって手を振ってお互いの車に乗り込んで帰宅。

 

帰ったらもう、シブイちゃんからLINEが入ってた。

 

今日はありがとう。やっぱり素敵な女性だったよ!一緒に居てすごく居心地よかった。笑顔がめちゃくちゃ好き、癒される!

あ、予定時間過ぎちゃったね。ごめんね。また会いたい

 

じゅりちゃんに気に入ってもらえたのかは微妙だけど、またねって言ってくれてすごく嬉しかったよ!

 

あの場でハグしてごめん、生活圏内だよね?軽はずみなことして反省してます

 

早くまた会いたいな

 

しつこくLINEしてごめんね。ありがとう。ホントにごめんなさい

 

強気なのか弱気なのか…でも何だか憎めない。

私はLINEあまりマメじゃないって言ったけど、まるで私の返信なんか気にしてないみたいにLINEしてくる。一方的なLINEって普段ならすごく嫌な気分になるんだけど、ホッコリした気持ちになるの、何故だろう。

好きになりそう、なのかなぁ~?まだわからない自分の気持ち。

 

食事のお礼と、また会いましょうねって簡単に返事をしたら、すぐ既読になって

 

早くじゅりちゃんに会いたいな

 

と一言。なにこれ、なんか私、騙されてるんじゃないだろうか。さっきまで会ってたのに…そんなに焦がれるほどの美人でも若くも無いんだけどなぁ。これはシブイちゃんの作戦?私がイニシアティブを握ってるようで、単に踊らされてるだけ?まだまだ警戒してしまう。

 

 

そしてその後の報告。

それからも怒涛のLINE攻撃で、元々マメじゃない私は少々辛い…

これは今だけ蜜月だけのモノ?それとも普通のカップルってこんな感じ?おはようからおやすみまで、何食べたとかどこに行ってるとか、次どこ行こうとか。まだ付き合うって事にもなってないんだけど『いつあのサイト辞める?』とか言われるのもちょい辛い(辞める気はない)しかも私、夜あまりスマホ見てなくてLINEに気付かず寝落ちとかもある💦微妙にプレッシャー感じ始めてる。不倫初期の元彼もめっちゃマメで辛かったんだけど、なんか私、続けられるのかなぁ…少し不安になって来た💦どうなるかなぁ…

 

‥‥

筋トレと食事制限で8㎏痩せた私は、殆どおやつを食べなくなったんだけど、たまに美味しいチョコ食べたい。これ美味しい、身体にも良い感じでお気に入り。やっぱりカカオって幸せのモトだと思う♡(高いのでちびちび食べてるw)

 

 

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恋の芽は楽しい①

出会い系での狩りで上手く行かないって話をよく聞く。じゅりんさんはいいよね~(いつも上手く行って…)ともよく言われる。ちょっと待って、私だって上手く行かない事も沢山あるんだよ?かなりの人数会ってるけど、試乗して付き合うまでに至るってかなり難しいんだよ?成功体験の裏側って無数の失敗体験の積み重ねなんだよ。

ただ私は諦めない。人生で最高の恋と巡り合う日をまだ諦めてないの。

 

春から夏は、私にとって毎年必ず1人はご新規ゲットの実績がある。もちろん出会う場はサイトだけじゃない。飲み会やパーティでの出会いもある。いずれにしても私のバイオリズム的には、春から夏は出会いのシーズンなのだと確信している。

3年前の初夏には捨ててしまった愛人クン(飲み会で知り合った)、2年前の夏は彼氏(パーティで知り合った)、去年の春はシマリス君、夏には星野クンとも出会った(去年は既にコロナ禍だから出会い系サイト)
でも今、3度目の緊急事態宣言で、狩りもあまり盛り上がらず…↓

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一度目の緊急事態宣言は、外にも出れないし飲みにも行けないから、すっごいサイトの男性登録者が増えて盛り上がってたんだけどなぁ~お蔭で私もシマリス君を釣ったけど。

 

で、3度目の緊急事態宣言中、不謹慎だけど近所の人と会うことに。建設業の社長らしい。同じ沿線沿いに住んでいる。

この人から最初に送られてきた写真は、ナチュラルな笑顔でめっちゃ良い感じ。でも、もしかして奇跡の一枚かもしれないなぁって思ってたから期待してなかった。しばらくやりとりした後に本人から『あの写真は5年前のだから、去年現場で撮ったのを送るね』って二枚目の写真が送られてきた。ヘルメットにマスクして、しかめっ面してる。普通写真送るなら、それなりに見栄え良いのを選ぶと思うけど、写り悪いし一枚目とのギャップがすごいしヘルメット被ってるから、もしかしたらハゲなのかなぁって思ったりしてた(苦笑)

でも話が面白いし、この人ダメでも合コンとかしてくれそうだぁ~って思って会う約束。本当なら翌週の約束が、私の都合でリスケしてもらってアレコレ調整してるうちに『だったら明日会わない?』って話になって急遽決定。お互い車で行くって事で、ファミレスに毛が生えたようなチェーン店の和食屋を指定されて、なんか色気無いなぁって思いながらも承知した。その辺ならイタリアンとか和食屋さんとか、色々気の利いたお店があるんだけどなぁって思うけど、男の人のお財布事情もわかんないし、ダメならサクッと帰りたいし、主に私の事情で会うのがお昼時なので、ランチでもしましょって話になってたし。

 

でも、会ってダメそうって思ったらその場ですぐ言ってね。ダメな人とご飯食べるのって嫌な気分でしょ

 

恋になるかどうかはわからないけど、今のところ私はアナタの事、良い方だと思ってますよ。ダメそうって思われるかもしれないのは私の方も同じなので(苦笑)でも私には、後でそっと告げてください。その場で言われたらショックだから

 

確かに恋になるかどうかはお互い分かんないよね、そうだよね。ありがとう、少し緊張がほぐれた!会えるの楽しみにしてるね。俺はトークは面白いから、来てもらったことは後悔しないように面白い話で頑張るよ!

 

前日にそんなやりとりになってあまり期待せずにでかけた。小雨が降ってて渋滞してたので少し遅れてしまったけど、車を停めて着いたことをメッセージして、お店の門まで走る。お互いの服装は予め知らせ合ってたけど、門の前には誰もいない。

やがて雨の中、傘もささずにゆっくり歩いてくる長身の男性。え、あの人?まさかね…でもブルーのシャツに黒のパンツ…言われた服装の人なんだけど…

 

「じゅりんさんだよね?写真よりずっと綺麗な人だな、緊張する」

 

「えー初めまして、アナタ写真と全然違うけど」

 

「え、ごめん期待はずれだった?」

 

「そうじゃなくて、写真よりずっと男前!」

 

確かにプロフィールには身長180㎝って書かれてたけど、この自己申告ってけっこうな確率で嘘が多い。180㎝って書いてあったら175㎝だと思ったほうが無難。でも本当に180㎝、しかも顔が小さくて更に長身に見える。スリムで日焼けしていて、笑うと最初に貰った写真と同じ笑顔。少し顎髭を生やしてて、ワイルドなチョイ悪オヤジ風。

薄いブルーのインディゴシャツに、アンクル丈の黒いパンツ。足元は素足にコンバースのスニーカー、足首に見えるのはタトゥかな?これで首元にゴールドのチェーンとか見えたら一気に下品だけど、黒いチョーカーをしていてなかなかオシャレ。お尻のポケットに入れてる膨らんだお財布が、カード入れかマネークリップならかなりスマートなんだけど、そこまで完璧ではないのがちょっと親近感ある感じ。見た目は大目に見て75点、かなり高得点。

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Photo by Tibor Pápai on Unsplash   

お店にはドアを開けて私を先に通してくれる。合格。

ファミレスみたいな和食屋だと思ってたけど、全席個室の綺麗なお店。店員さんに奥の角の部屋をお願いしてくれて、割と静かで窓からの眺めが良い席に通される。なんだぁ、ちゃんとエスコートできるじゃん。

出会い系の初見でお互いの出会い系履歴とか話すのに、オープンスペースだとちょっと恥ずかしい。あとお互いの家庭の事情とかも(夫婦生活とか)あまり他人に聞かれたくない。ここだと個室だし、しかも奥の角だから人も通らないし話しやすい。今度からこのお店、使わせていただこう。

 

「ここはお蕎麦が美味しいよ。じゅりんさんお蕎麦好きって言ってたでしょ。セットメニューも色々あるし、お蕎麦が付いたランチの懐石あるよ」

 

「そんなに食べられないから…」

 

「細いもんなぁ~食べなさそう。でも残しても俺が食べるから大丈夫。ねぇ髪の毛もめっちゃ綺麗だね」

 

なにげにちょいちょい褒められる。細いね、スタイル良いね、髪綺麗だね、可愛いね、可愛いと綺麗が混ざってるタイプだね、笑顔がいいね、人を癒す笑顔だよね、声も良いよね、肩が華奢で女の子て感じ、髪は綺麗すぎて売れるよマジで‥等々。

ちなみに私は、言われるほど細くない。笑顔は褒められるポイントだけど、これは素ではなく技術と努力で笑ってる。

 

褒め方が少しずつ変わってエンドレス。褒められるのは好きだし嬉しい。しかもイチイチ、さも今気づいたみたいに大袈裟に褒められるから、この人は劇団四季なんじゃないか?と思ってしまう。真顔になるとイケオジ風、笑うと少年っぽくて可愛い。私もかなり表情で顔が変わるタイプだけど、くるくると変わる表情を見ていて楽しい。

 

「確か、私よりちょっと歳は下ですよね?」

 

「いやいや、あれ(プロフィール)直してないの。だから今年〇〇歳、昭和××年生まれ」

 

「え、同じ歳?みえない、若いですね」

 

「じゅりんさんも見えないよ、ビックリしたよ!正直、写真って当てにならないからさ…めっちゃ可愛いし綺麗。ね、敬語は止めよう、同じ歳なんだし」

 

まさかの同じ歳!私、同じ歳に恋したのって初恋の男の子しかいないんだけど。でも最近ヒットするのはずっと年下ばかりで年上とはご縁もなく、何となく大人の男性とは巡り合えない気がしてたので同じ歳ってちょっと嬉しいかも。

この人こんなに素材が良いのに、何故あの変な自撮りを送って来たのか不思議で仕方ないので尋ねてみた。わたし直球(笑)

 

「あーあれはね、その前に送った写真が5年前のだから、自分じゃ変わらないと思ってるけど5年も経つと老けてるかもしれないしさ、ちゃんとメッセージ返してくれるじゅりんちゃんにも失礼だなと思って、去年現場撮影しなきゃならない時、ついでに自分も撮ってみたやつ送ったの。5年前の写真は、写真好きな友達が望遠レンズで撮ってくれたからすごく自然に笑えてて気に入ってるんだけどね。俺さ基本写真って嫌いだからさ、自分の写真が無くて…」

 

「後から頂いた写真、素で悪くないけど絶対損だと思う。素材が良いのに現場の写真だし、ヘルメットとマスクだし。何なら今、私が撮影する?」

 

「いいよいいよ、写真好きじゃないし。ってか俺にまだあのサイト続けさせるつもりなの?(笑)写真撮って他の女の子に送ってもいいってこと?」

 

「そうゆう意味ではないけど‥‥」

 

「俺、あれ(出会い系サイト)辞めなくてよかった。じゅりんちゃんめっちゃタイプだし、また会って貰えるように頑張るから、そして一緒にあれ辞めれたらいいなぁ。よろしくお願いします!」

 

「あはは、こちらこそです」

 

 そんなわけで、食事のメニュー決める前からまくし立てて喋ってる二人。私としては写真よりずっとイケメンが現れたのでそれだけでテンション上がるんだけど、この後この人の話にビックリさせられたり感心したり。

やっぱり自分でビジネスやってる人って好きだわ。もしかしてこれは恋が芽生えたかも?(続く)

・・・

 たまたまこんな本を再読してた!まさに出逢う力、最近私はパワーアップしてる気がする♡本は中古しかもう売ってないんだねぇ、帆帆子さんの本、大好き。

 

 

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私がアナタにできること②

彼氏とデート、この続き↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

お弁当を食べ終わって彼氏が軽くキスをしてきた。お弁当を広げた時はまだ仕事モードの顔をしていたけど、今はすっかりリラックス。ちょっと飲みながらキスしながら、最近のことを話す。

待ちきれない彼氏が、話の途中で私を抱きしめる。男性って食欲満たすと性欲薄れるって言うけど、この人の場合は食欲満たさないと性欲に行けないみたい。

久しぶりの彼氏の匂い。服を脱がしっこしてシャワー、いつもお決まりのパターン。

 

彼氏とのSEXは極めてノーマルでパターンも同じ。何度も出来るわけでもなく、早漏でも遅漏でもなく、私が果てるのを見届けてから彼氏も果てる。もちろん私はイクことは出来るけど、他の男達に比べるとシンプルな展開。だけど私は彼と抱き合うのがとても好きだ。

相性が良いというのは、こうゆうことなのかもしれないなぁって思う。特に凝った技がなくても毎回確実に同じタイミングでイケるし、それを見届けて彼氏も達することが出来るし、何よりも彼氏とのセックスは安心感がある。懐かしいような嬉しいような、その体温で溶け合うような感覚。

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シマリス君とは戦いで、寿クンは侵略されてる感覚で、星野クンとはじゃれ合ってる気分なんだけど、彼氏とは同じ温度で混ざるような。そして混ざり合って果てた後、いつも抱き合って眠ってしまう。眠りにつく瞬間の記憶がまるでない。目が覚めてからそのことにいつも気付くのだけど、今回は2時間位寝てしまってた。

 

先に私が目覚めて、彼氏もその気配で起きる。

 

「あれ、随分寝ちゃってた…」

 

「うん、また記憶にないまま寝落ち。気持ち良かったね」

 

「うん、おはよ」

 

ベッドの中でグズグズとしながら話す。

週末どうしてたとか、これからの予定とか、友達の恋愛話とか。恋バナトークついでに自分の最近思ってる事も吐露した。彼氏が聴き上手な上に、セックスの後は少し甘えて話したくなる。

 

「私ね、自分はもう両生類だと思うの。仕事柄仕方ないとこもあるけど、女性も男性も気持ちがわかるし、それを分からない人にいつも代弁していて。だから恋愛で男性を困らせるようなことも言えないと言うか、思いつかないと言うか」

 

「そうだねぇ、じゅりんは僕にこうして欲しいとか、言ったことないよね」

 

「LINEの返事してとか、私の事忘れないでとか、私を優先させてとか、言われた方が嬉しい?別に全然思ってないけど」

 

「いや、僕はお蔭でとても居心地よいんだよ」

 

「だけど、私はもう恋愛の仕方を忘れちゃってるのかなぁって思う時もあるわ、女らしくドロドロした恋愛の黒いとこ。無いのは快適だけど、何か淋しいような。閉経前の生理みたいだ」

 

「あはは、生理ね。その気持ちは僕のせいかな」

 

「そうじゃない。でも物分かり良すぎてつまんなくない?」

 

「僕はすごく癒されてる。家にいるよりずっとリラックスしてる」

 

殆ど自分の気持ちを表現しない彼が放つ、一言の重みを感じた。ズン…って心に響いた。

リラックスできてるんだね、癒されてると思ってくれるんだね。もうそれだけで泣きそう。なんだか私の役目は、そこなのかなぁって思う。

多くの男を愛でてきたけど、私はいつも男に対して真っ直ぐに愛を与えたい。それが何人いても同じ気持ちだし、その気持ちが枯れることが無い。どんどん湧いてくるから溢れちゃう。

彼氏と私のこの時間、私達はとても平和で満ち足りてる。そうして抱き合って眠ってパワーチャージしてる。あ、だから私は枯れることなく湧き出てくるんだ。与えてるつもりで与えられてる愛情の泉。そして私に与えてくれるのは、もしかしたら彼氏だけなのかもしれないなぁ。他の男と同じ気持ちを感じることは無いから。

 

彼氏は、彼の妻の手垢まみれだと思ってきた。夫として家族の長として、彼なりに頑張って家庭を守ってる。でもだからこそ、一人の男になる時間を私と過ごす。それはもう彼の中でのルーティンになってるし、かけがえのない時間だってことを私は知ってる。お互いの体温で社会的な役割の鎧を溶かして、ただの男と女で溶け合うこの時間。私はこの人と出会えて本当に良かったと思う。そして出会えた奇跡に感謝しかない。

だからこうして会える他に、彼に望むことは無い。ただ元気で日々を過ごして、そうしてまた約束の日に会う。コロナ禍の今、それがどれだけ大事な事なのか、つくづく思い知らされてる。

 

久しぶりに駅まで手を繋いで一緒に帰る。お互い別の電車に乗るから、改札をくぐったところでバイバイ。マスクをする習慣になってから、帰り際のキスは無くなったけど、手を振りながらもう一度手を握って、お互いの体温を確認し合う儀式は欠かさない。

 

帰りの電車は思いのほか混んでて、乗り換えるまでスマホを見ていなかったんだけど、乗り換えてから見たら、彼氏からLINEが入ってた。

 

お弁当美味しかった、また食べたいな

 

この一言に心をぶち抜かれる私、単純だな(笑)もう可愛すぎる♡もちろんまた作るよ。

そして次のデートの日にちをそのまま決める。すぐに次の約束を決めてくれるのは嬉しいし安心。そのことを普段から言葉にして感謝を伝えてるから、彼氏もすぐ決めてくれるタイミングが早くなった。そうしてより増す安心感と信頼関係。

ぜんぜんドキドキしないし不安感もないから、私はほんとに恋愛してるのかな?って思うことがあるけど、これが私のスタイルなんだよね。飽きることなく続くと良いな、私の大切な人。

 

ノロケで落ち無し、以上終わり♡

しかし、私のこの彼氏モードもせいぜい2日しか持たないカオス。

そしてまた狩りに出るんだよねぇ…

 

******

最近私はこの紙のランチボックスがお気に入り。彼氏と私のは、それぞれのボックスにオカズを詰めて、上にマジックで名前を書いてあげてたのが大受けだった!カフェランチみたいで見た目も可愛いよ。ちょい割高だけど100均にも売ってます。

 
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色んなペーパーランチボックスがあるので、このお店でまとめ買いしてます↓

3980円以上で送料無料。弁当屋でもオープンするのか?って勢いで買い溜めてるけど💦デート以外でもけっこうお弁当作るから使いまくるw

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私がアナタにできること①

1か月ぶりに彼氏と。彼氏はまだ繁忙期。連休も仕事していたらしい。

緊急事態宣言中なので、デイユースでホテルデート。彼氏は朝からホテルで仕事してるから、お昼に私が出向くことに。お昼は私が持参するねと言ってあるけど、思い切ってお弁当を手作りした。今まで何度も男には手料理を振る舞ってきたけど、実は彼氏にはそれはしないと決めていたんだけど。

彼氏はあまり家の事を話さないから、私はベタベタに妻に愛されてる人だとずっと思っていて、それなら家庭的な事は全部奥様にお任せして、私は非日常だけを演出する女で在ろうと決めてた。だけど彼の自傷行為で、少し私の見方が変わってた。色々あるんだろうな。

彼の自傷行為はコレ↓

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休日には子供と遊ぶからあまり休んだ気にはなれないとか、普段は家にあまりいないから、休日は少し家事をしなきゃとか、たまに話す彼の家での事情は、ごく普通の忙しいビジネスマンの呟き程度に思ってたんだけど、元々寡黙なだけに言いたい事も言えないんだろうなぁって思えてきた。そんな彼氏が家庭を円満に継続するために、私との時間を持つのだろう。不倫って背徳的な面ばかりじゃないよね。

私の出来る事全てで彼を癒したい。お弁当位なら容易い事だし食べて元気になってもらえるなら尚更、機会があれば作ろうって最近は思ってた。

 

クーラーバッグを肩から下げてホテルに到着。出向いてくれた彼はまだ仕事モードの顔。お部屋に入って、彼氏の仕事が終わるのを待つ。

やっぱ顔が好きって最強だよね。身体は(SEXではなく)フォルムが好きな順番なんだけど、彼氏は匂いや体温も好き。美しいフォルムは断然シマリス君なんだけど、彼氏はちょっと丸くて抱き心地が良いと言うか。

 

30分ちょっとグダグダして、彼氏の仕事終わってお弁当タイム。手作りしてきたことはサプライズにしてたから、すっごく驚いてたし喜んでた。彼氏の妻は専業主婦なので手料理なんか興味ないと思ってたんだけど、お弁当箱を開けた瞬間すっごい嬉しそうな笑顔で、なんだかそれ見て私も癒された。ちょっとだけランチビールで乾杯。

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Photo by Thais Do Rio on Unsplash

この日のメニューは彼氏の好きなモノばかり。初めて食べる私の料理が興味深いらしく、調味料やレシピを尋ねてくる。

白砂糖と食塩は使わないと前に私が言ったことを覚えていて

 

「この甘い卵焼きも、砂糖じゃないの?」

 

と不思議そう。

それはラカントって希少糖を使ってるんだよ。他にも料理には、黒砂糖や蜂蜜はちょっと使うよ、など説明する。彼氏が更に興味を持って色々と尋ねてくる。

塩は岩塩を使うよ、出汁は自分で取ったものを冷蔵庫で保存してるの、油は米油を使ってるから身体にそんなに負担ないと思う、だから安心して食べて…と話したら

 

「じゅりんはすごいね。だからかな、優しい味がする。美味しい」

 

と嬉しそう。こんな顔して食べてくれるなら、もっと早く作ってあげればよかったなぁと思う。つまらない私のプライドと勝手に決めた妻との役割分担で、随分遠回りしちゃったなぁ。思えばお正月に手作りした御節の写真も、すごくアレコレ尋ねられた。彼は元々調理には興味があるみたいだから、一緒にお料理作れたら楽しいのに。

 

今年に入ってから、私のまだ僅かに残っていた『こうあるべき』がだいぶ崩れてきた。元々『あるべき論』は私の中にはもうかなり薄くなっていて、自分の快だけを求めて生きてると思ってたけど、まだ捨てきれないものは抱えたままで。

彼氏に手料理を振る舞わないと決めてるのも、私の『こうあるべき』という観念だった。不倫相手って役割を演じることに拘ってた。

彼氏は最初に私と出会った時

 

彼女は欲しい、でも家庭を壊さない人が良い

 

と言った。それなら私が最適よ、アナタの彼女にして、と言ったのは私。

きっとアナタに幸せな時間をあげられる、私は負担になる女じゃない。家庭との境界線を見失ったりしない、そうも言った。めっちゃ顔が好きだから必死に私が口説いたのをよく覚えてる。その時の約束を、私は今も忠実に守れてると思う。

彼の妻は、彼の不規則な働き方のために、仕事を辞めて専業主婦になった人。だから彼女のカテゴリーには入らない。料理も彼女のカテゴリーだから、私が振る舞うべきではない、とずっと思ってた。私はそこまであざとくないって変な意地もあった。

 それはきっと、私が食に対して強い拘りと時間をかけているからだとも思うけど、私の中で『専業主婦=家事や料理』というテリトリーになってたんだと思う。時々彼氏が私の手料理を食べてみたいとは言ったけど、私は敢えてそれを聞こえないふりをし続けた。妻に張り合う気持ちは元々ない。まして料理で彼の胃袋を掴むなんて古典的な技能をしなくても、私は十分愛されてる。だから妻のテリトリーを荒してはいけない。すべきことじゃない。

更に、弁当を作ってホテルだけでデートすることそのものにも抵抗があった。ピクニックやドライブだったら喜んでお弁当を作るのに、直ホテルだと自分を安く見積もられてるような感覚。手弁当なんて、なんだか貧乏くさいし情けない…

 

でもこれが、私の強い『べき論』の思い込みなのかもしれないって、今年に入ってから思うことが何度かあって。そもそも家庭の味に飢えてる訳じゃない彼氏が私の手料理を欲するのは、足りないものを埋めたいんじゃなくて単純に私をもっと知りたいから。私の創り出す料理を味わってみたいから。知りたい欲求、それは愛なんだよね。

そして、たまにお弁当を一度作った位で、彼の妻のテリトリーを荒すわけじゃない。どこかで自分の料理に自信もあって、そこまで自分を驕ってることに少し恥ずかしくもなった。

 

私は何でこんなに料理で男を繋げると思ってるんだろう…夫の前妻が家事も料理も嫌いな人で、結果的には夫が前妻と離婚して、家事好き料理好きの私と結婚したから、その経験が私を驕らせてるのかもしれない。だからって彼氏が離婚する訳じゃないのにね。こうして考察すると、自分の自惚れ加減にも呆れる。

 

それよりも私が彼氏にできること、今すごく忙しくて疲れてる彼氏にしてあげられること。そう思ったら美味しいものを食べさせたいなって思って。私の勝手に決めたルールなんか、バカらしくてどうでもいいことなんだなぁって思い始めた。

そもそも今回は、緊急事態宣言中だしあまり時間も無いから、テイクアウトで食事を準備していくつもりだったし。だったら自分で美味しいもの作るのは全然悪い事じゃない。

私が私にオーダーする、彼氏の好物を詰め込んだ美味しいお弁当テイクアウト用。それは私の想像以上に彼氏を喜ばせてくれた。

 

「食材も拘ってるの?」

 

「そんなことないよ、〇〇のネットスーパーだから高級スーパーじゃないし。野菜は出来るだけ地元野菜を買うことにしてるけど、全部じゃないし」

 

「これも手作り?すごく美味しい」

 

「もちろん手作りだよ、アナタの好きなモノばかりでしょ」

 

「全部作るの大変だったんじゃない?朝作ったの?」

 

「もちろん今朝作ったよ」

 

「旦那さん大丈夫なの?お弁当持って出かけてきて…」

 

「しょっちゅう友達の家とか山に行くのに料理作って持っていくから、何とも思ってないよ。それに夫にもお弁当作って来たし」

 

「そっかぁ、なら良かったよ。今更だけど、旦那さんに何だか申し訳ない感じもあったから」

 

彼氏も彼氏なりに、私のテリトリーを心配してくれてたんだ。気遣いポイントは同じところだったのね…そう思うとなんだか可笑しい。立場を逆に考えたら、そんなとこ拘ってたのかと思う。

パクパク食べる彼氏を見ながら、私の作った料理が彼の血肉になると思うと、なんともすごい充実感というか達成感というか。

 

最後に鶏の唐揚げをひとつだけ取っておいて、丁寧に食べて完食した彼は、嬉しそうに私にキスした。きっと唐揚げが一番好きなんだね。

ホント可愛い、私の大好きな人。

(続く)

 

*****

 唐揚げが劇的に美味しくなる醤油麹。醤油の代わりに醤油麹を使って漬け込むと、お肉が柔らかいし味が染みて美味しい。塩麹でも美味しいけど、醤油麹は風味が増すのでオススメです♡

 

 

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緊急事態宣言中の狩り場情報

最近狩り場の出会い系サイトの、プロフィールの最初に

 

ちゃんと恋したい派

コロナワクチンは打たない派

 

と書いてみた(笑)

最初の二行って、検索した時も読めるから大事だよね。コロナワクチンは正直どうでもいい話なんだけど、ちょっと私の拘りの強さを表現したかっただけ。看護師クンの正論でメンタルやられてたから、同じく拘り派のほうがいいかなぁって思って。

看護師クンのことはこれ↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

そうしたら『同じくワクチン打たない派です』って複数名からメッセージ頂いて、ちょっと嬉しくて返信してたんだけど…それはそれで、今度は『打たないのが正義』みたいな人ばっかで、メンドクサクなった💦まぁ気持ちはわかるよ。私も打たないって決めてるし、自分の思う『正しさ』を共有したい感覚。

でもね、打つ人を非難しちゃダメよ。打つことを自分なりの根拠を持って決めてる人のことは尊重しようよ。そこで非難しちゃったら、結局同じ穴の狢。私は自分の正しさを表現したいわけでも、別の意見を非難したいわけでもないの。自分の意見として意見は持って、相手の意見も聞ける人というのが理想なんだけど…なかなか難しいな。

 

そんな訳で、コロナ~のくだりはプロフィールから消した。
他にも私のプロフィール欄は、写真判定は必要とか喫煙者NGとか年齢制限とか、色々うるさいことを書いてるので、足あと多い割にはメッセは少ない。それで良し、誰でも良いんじゃないし。

 

希望はバツイチで近くに住んでる人。やっぱちょい年下のほうが付き合いやすいのかな、など思う。いつも年上が悉く上手く行かないし、条件的に悪くない年上は写真判定で没ばっかり。年上渋メンって出会い系にはいないのかなぁ。普段かなり欲しいものを引き寄せてる自覚がある強運の私でも、年上だけは上手く引けないのは、何か自分の潜在意識に‘‘年上嫌悪‘‘があるのかもしれない。かなり年上の夫との生活の中で、老いていく男に難しさを感じてるのは確かだし。

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バツイチ狙いなのは、単純に旅行とか一緒に行けるし、家の事情とか気にしなくて楽だから。過去にバツ無し独身とは何度か付き合ったことがあるんだけど、それはそれで結婚生活についての理解が無くて辛かったので、バツイチあたりがいいなぁって思ってる。

でもこれも打算的な思考のせいか、なかなかバツイチと成就しない。出会っても会えるところまで至らないんだよね。やっぱり条件で絞ろうと思うと上手く引けないのかも。

 

で、緊急事態宣言に入ってから、やたら年上(というか高齢者?)の足跡やメッセージが増えた。しかも年齢を理由に断っても勝手に写真を送り付けてきたり、断られたの忘れてるのか同じようなメッセージを再び送って来たり…ますます年上が嫌になる(苦笑)

そんな状態の中、とりあえず年齢が近いちょい年下4名とやりとり。残念ながら全員既婚者。

 

1人目はやたらセレブ風ふかせてる感じで、話題もすぐ自分の海外生活や旅行の話を持って来る。こうゆう中年ってあまり好きじゃないなぁと思いながらも、とりあえず返信すると、向こうもスローペースで返信してくる。こうゆう人って自慢は得意だけど、デートのお誘いはなかなか来ない。会ってみないとわかんないと思ってとりあえずメッセは細々続けてるけど、きっと誘われないままだろうな。

 

2人目は、住んでる場所がちょっと遠いからどうかなって思ってたけど、紳士的なメッセなのでやりとり。昨日『LINEにしませんか、ダメならサイト内でも大丈夫です』って来たので『LINEはお会いしてから交換するか考えたいです、過去にネットストーカー被害にあったのでごめんなさい』と書いたら返信来なくなった(笑)わかりやすい。

 

3人目は、割と近くに住んでいる人。写真は2枚貰って、1枚は悪くない感じで、会ってみないとわかんないなぁって思ってる。社長業みたいなんだけど、社長業ってのが一番怪しいのでどうかなぁ。でもマメな人で、賢さは感じないけど面白い。とりあえずお茶することにした。どうなるかなぁ~

 

4人目、通ってるジム近くに住んでる人。背が高いのと沖縄出身(私は沖縄大好き)ってことでメッセージしてたんだけど、あんまりおもしろくないから放置してた。それでも挫けずに数日経つとメッセージが来ることが続いて、ガッツはいいかもしれないと、心新たに丁寧にメッセージしてみた。そうしたらまた『LINEにしませんか』と来たので『LINEはお会いしてから…』のお決まりの文言を返したら『え、じゅりんさんって会えるんですか』と来た。バカか…会う気がなければ何故出会い系サイトやってるんだよ、と突っ込みつつも『会う気になったら会いますよ』と返事。今度は『じゃあ会ってください』とまた単細胞な返事が来たので、ここから怒涛の説教w
女性に会ってみたいと思わせないとダメだし、さり気なくデートには誘って欲しいし、そうゆうこと出来ないと出会い系サイトに無駄に課金して何の成果にもならないよって言ったんだけど『どうやったらさり気なく誘えますか、教えてください!』と言われてメンドクサクなってブロック。自分で考えられない単純バカは嫌いだ。

 

そんなわけで、あまり盛り上がってない狩り場。他の狩人の成果を聞くと、割と良いアタリを引いてるんだよねぇ。何か私に問題があるのかなぁ。プロフィールを細かく書きすぎなのかな。しかも注文つけてる項目多いしなぁ。

 

最近気になるのは、健康な人かどうか。

今まであまり気にしたことなかったけど、40過ぎると持病持ちもけっこういるんだよね。そうゆう私も持病持ちではあるけど、生活習慣病がある人はちょっと嫌だなと思ってしまう。喫煙と肥満もそうだけど、自分に甘い感じがね…私にはどうしてもNGなんだよなぁ。とかそうゆうこと言ってると、また更に狭き門になっちゃうよね。

 

帯に短し襷に長し、なかなかピンとくる男は巡り合えず。しかし狩りも止められず(男のラインナップは満足してるのに何故だろう、自分でも謎)今日もサイトを彷徨う私。今は合コンとか出来ないから、ホント出会い系サイト頼みではあるけど、なんか最近男の質も落ちてるような気もする。

でも頑張るよ!永遠の狩人!!

 

 

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